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呟きまとめ2
覚え書きを兼ねた剣が君呟きまとめ。
剣が君プレイ前に気になってたキャラが九十九丸・鈴懸・左京さんの三名だったのは、公式人物紹介以外の唯一の前情報がブログの四月馬鹿漫画だったからかもしれない。あの漫画の三人可愛すぎる!
特に九十九丸はあれで和み系の常識人なんだなあと思った。公式トップのCGがあれだから最初は闇属性的な先入観があったような? その後人物紹介見て「あれ、とっつき悪そうだけど意外と普通」となり、さらに四月馬鹿漫画で「可愛い!人当たり良さそう!」となった……ような気がする。
とにかく買うと決めてから情報は最低限しか見ず、体験版動作確認後すぐに購入、以後フルコンプするまでネタバレシャットアウトな生活を送っていたので、プレイ前の印象は殆ど覚えてない。画廊は描き下ろしだけ見たかな。今見ると掛け軸CGの意味深さにびっくり。
黒羽さんに関しては言葉で語るのが難しい。庵の文机で黙々と書を紐解いてる黒羽さんと、その背を寝起き眼で茫っと見ている香夜とか、近頃の陽気や旬の野菜についてのんびり話しながら竹林を歩いてる二人とか、そういう情景しか浮かんでこない。
なんかこう、安易に形容するのが躊躇われる人でもあるな。美人なんだけど左京さんとはタイプが違うし、浮世離れしてはいるけど鈴懸程ではないし。とにかく美しく優しく儚げで、でもとても頼りになる人だというだけ。
お話の中の大半を庵の中で二人語らって過ごしたイメージなので(あくまでイメージ)、その静謐さを壊すような物言いがなかなかできないというか。でもたまに「キャー実彰ぃー!」とか言いたくなる。ハバキちゃん大好き!
いつもの茶屋でさえ、実彰さんと香夜が二人でいると静謐な空間に見えたからなー。実彰さんと若旦那では客層もちょっと違ってくるんじゃないかと思っている。前者は知識人が、後者は職人が多くなりそう。
後日談にハバキちゃんの出番期待していいのかな……。半分くらい絶望的な気がするんだが……。
鈴懸は可愛いわ腕が立つわ男前だわで、プレイ前の印象とだいぶ違ったなあ。確かな実力と翳りのない野心を併せ持つ万能少年でした。Boys, be ambitious!
常夜の歪を封じる際も一人だけ無傷で生還してたし、縁さんたちはお守り代わりに鈴懸についてきてもらえばいいんじゃないの、と台無しなことを思ったのは一度や二度ではない。手当も出来るよ!
鈴懸と香夜にとってマダラがいいお姉さんすぎて、別れる時は寂しかったな。ハチモクも可愛かった。鈴懸編はトラブル元含め、登場キャラが多くて終始賑やかだった印象。
途中までは友達~って感じだったので、ちょっと片想い風だった香夜も可愛かった。君ルート入ったら今度は鈴懸の可愛さがすごいことになってたけど! 剣ルートはひたすらかっこよかった。
鈴懸には他ルートでも治療関係でお世話になっててほんと有難い子だ。
鈴懸もだけど、縁さんも剣と君のギャップにびっくりしたなあ。もし君ルートでもマレビトが出てきてたらどうなったんだろう。全力で戦いながらも、「死にたくない」「香夜の元に帰りたい」って思ってくれたんじゃないかとちょっと期待してしまう。
その結果討ち死にしてしまう展開ほど堪えるものはないけどな! 君ルートにバッドエンドがなくてよかった。
縁編は鼓夫妻が救われなくて辛い。一方で、最もスポットが当たったルートでもあるのだけど。特に君ルートが酷かったから、奇魂ではちょっと溜飲を下げてしまった。せめて仇を!
君ルート半蔵さんの「信春様、柳生殿!」という急いた呼びかけが妙に好きで、何回も繰り返し聞いてました。半蔵さんとハバキちゃんとマダラの喋り方めっちゃ好き。
感想編集ついでに九十九丸編の幸魂見直してたら居ても立ってもいられなくなってしまった。二人とも好きだー! 九十九丸の生死はほんと気力次第だなあ。修造さん張りに「諦めんなよ!!」と言いたくなる瞬間が多い。
コロと九十九丸を会わせたら過剰反応される気しかしない。
改めて考えると、剣が君の話の構成ほんと巧い。共通部分を前章で全て終わらせ、一対一の後章に突入、主題の異なる剣と君の2ルートに分かれ、最終的に4ED全てが等価値として並び立つ様はマルチエンドの真骨頂だと思う。システム面のゲーム性は少なくてもこういう構成はゲームでないとできない。
本来は読むだけのノベルゲームより、RPGやパラ上げなどの作業のあるゲームの方が好きなんだけど、そんなもんすっ飛ばして剣が君にドハマりしたのはその影響が大きいのかもしれない。
左京編は剣でも護衛全員集合に「おおおっ」となってかなり救われたんだけど、君の展開は更に理想的で凄く熱かった! 前章で怒りの床キックを炸裂させながらも花嫁行列の護衛を放り出さなかった左京さんの人徳の賜物かもしれない。
前章ではどうも暗黒面が目立ってしまったが、仇が見つかったらこんな行列抜けてやる(意訳)と言いながら、いざその場になると人助けを優先したり、なんだかんだで他の面々の面倒を見てたりと、一周目の頃から根はいい人なんだろうと思ってました。
それだけに後章では苛立ち紛れに辛く当たられるかと思ったが、そんなことも全然なかった。予想以上に大人で人間出来てる人でした。だからこそ、剣ルートではタガを外す役割の村正が必要だったんだろうな。
もしあのまま村正に出会わなかったら、多少の差異はありつつも君ルートの流れに合流したんじゃないかな……たぶん。香夜は絶対諦めないだろうし、左京さんもぐらぐら来てた。逆に、君ルートで村正に出会ってたらどうだったかっていうと、ちょっと分からないけど。
左京さんが君ルートで蛍丸手放した時に「ああああ、対村正のお守りが……!」とめっちゃハラハラしたのは自分だけではないはず!
ルートが剣と君に分かれるとはいえ、幸魂ED後に完全に剣を捨ててる印象があるのは縁さんくらいかも。実彰さんもそれに近いが、必要になったらいつでも、と言われているし、左京さんは持ち歩かないにしても蛍丸捨てたりしないだろうし…… 他の人は特に捨てる理由が見当たらないような?
御前試合もしくは天下五剣を諦める、もしくは剣によって成し遂げるべき大きな目標を持たない、というのが君ルートなのかなあ。それまで培った技術ごと剣の道をポイするわけではないと思う……思いたい。特に鈴懸。
縁さんは剣捨てても無手で強いからなぁ。左京さんには秘技:独楽飛ばしがあるし、鈴懸は……鈴懸は鳳仙花持ってるだろうし(手放す理由が全く思いつかない)、螢さんはもともと江戸では十手しか持ってない状態で活躍してたし、となると剣無し状態での強さが気になるのは実彰さんと九十九丸か。
実彰さんは元々捨てるつもりだったからともかくとして、九十九丸にはどの道を辿っても剣を持っていて欲しいな。幸魂エンドロール前のやり取りもあるし、何より抜刀術使いなのに剣捨てちゃうなんて勿体なさすぎる!抜刀術使いなのに!(大事なことなので二回)
自分の抜刀術好きは確実にるろうに剣心から来ているのだが、一番好きなキャラは宗次郎でした。なので戦い方や物腰は鈴懸がドンピシャ。あの、鳳仙花構えてニコッと笑ってる顔が迫力あって好きだ!
斬鉄戦(だったかな?)で、鈴懸が地面に足跡が残るくらい強く踏み込んだシーンでドキドキしたなぁ。あんだけ飛んだり跳ねたりするなら脚力も強いはずだ。
通常版に同梱されてたドラマCD「語るなら、ただ剣で」聴いた! 九十九丸マジメインヒーロー。端々で面倒見の良さが露呈してる螢さんが面白可愛かった。
螢さんは第一印象を思い出すと「なんでこれがこんなに……」って愕然とするくらい好きだ。あの後半の怒涛の可愛さ攻撃なんだったのいったい……未だに正体がよく分からない……。検証したくとも今や全てが可愛く見えてしまうので無理だ。
他キャラ編でもあちこちで顔出ししてはリーダーシップや面倒見の良さを発揮していく(もしくは弱った姿を見せていく)ので、後半は好感度が積もり積もって大変なことになっていた。そのぶん君ルートの話の見方も厳しくなってしまったけど、結末はどちらも大満足でした。螢さんかわいいよ螢さん!
基本的にキャラの呼び方は香夜(主人公)に準じるんだけど、螢さんだけは「さん」を取る機会を逃してしまった。なんでだろう。
螢さんは剣も君もどちらもそれなりに甘かった気がする。それだけに荒魂が堪えたというか……鈴懸奇魂もかなりキたけど、剣が君で最も鬱になったのは確実にあの結末。奇魂があって本当によかった。
キャラソンジャケットの九十九丸かっこいいなあ! そして螢さん相変わらず可愛らしいってどういうこと、なにその角度……!
もう自分の中では九十九丸=かっこいい、螢さん=可愛いで定着しつつある。もう感想書いちゃったから思う存分かわいいかわいい言っていいんだよね?もう自重しなくていいんだよね? 螢さーん!
一番好きなキャラはラストに君ルートやった九十九丸だけど、だからってそれまで一番だった螢さんの好感度が下がったわけでは全然無いので、未だに螢さん見るとぶわーってなります。特にこの二人揃ってるとやばい。
螢さん好きだー
九十九丸が見えてる峡谷に全力ダイブした感じなら、螢さんは歩いてたら突然地面に大穴が空いた感じだった。九十九丸もいざダイブしたら「!?」ってなるくらい深かったので衝撃度ではどっこいどっこいかもだけど、ホント驚いた……
主題歌CDのミニドラマ九十九丸以外聴き終わった! 螢さんがまた爆弾発言してて吹っ飛ぶかと思った。実彰さんは相変わらず清廉だなあ。そして左京さんの声音がなかなか聞き慣れた高さに戻らなくてヒヤヒヤしました。演技がどうとかじゃなくて、香夜の前じゃないと戻んないのかよ!という。
あれ? そういえば、九十九丸があからさまに邪険に扱う相手ってもしかして縁さんだけ? 「厄介なやつに見つかった」で笑ってたけど、そういや縁さん以外はみんな普通に再会を喜ばれていたような……
あの黒赤コンビ好きなので、後日談でも機会があったら絡んで欲しいなあ。どの程度の長さになるのか分からないからなんとも言えないけど、幸魂ではすごいブーブー言われてそうだw
上様誕生日おめでとうございます! 開発日記の描き下ろし上様まさかの寝起きか! あちこち気になるしお人柄深く知りたいなーと思う一方、いつまでも天上人で居て欲しい複雑な気持ち。上様のキャラはほんとよかった!
上様始め、サブキャラも皆魅力的なんだけど、やっぱり史実の人には手の届かない大物で居て欲しい気がするな。剣が君の作風だと特に。
史実の朝倉様にはいつも申し訳ないなあと思いつつ、そこだけはフィルター働かせて朝倉様マジ外道!おにちく!とか書いてしまう。個人的な朝倉様の見せ場No.1は黒羽編幸魂でした。
気分転換に九十九丸の全結末回想しだしたけど、全然気分転換になってないぞこれ。泣いてしまう……
九十九丸は好きなところいっぱいあるんだけど、一番してやられたのは「お嬢さん」呼びと口調かもしれない。その、ここぞって時に敬語になったり取っ払ったりするスキルは何処で得たんだお前……!
一周目黒羽編の「娘さん」もなかなかぐっときたけど、「お嬢さん」呼びの破壊力は凄まじかった。前情報ほぼ仕入れてなかったので完全に不意打ち。香夜の反応も可愛くて、暫く九十九丸が「お嬢さん」って言うたびに悶えてました。
敬語外しは一周目の再会時に新鮮で気になったけど、さった峠戦闘後のアレは気になるとかいう次元じゃなかった。後章でも、外したら外しっぱなしかと思いきやあの臨機応変っぷりで、ほんとどうかしてる!最後の方でも香夜呼びとお嬢さん呼び混在してて、ほんとどうかしてる!
和魂の声のつかない「困ったお嬢さんだ」は今読むとこっちの声まで失われる。混在してるけど、お嬢さん呼びは和魂と奇魂、香夜(キミ)呼びは荒魂と幸魂のイメージ。
そういえば呼び方バリエーション、「花嫁」と「お前」もあったな。ほんとどうかしてる。
鈴懸君ルートは雇われる関係上か一貫して敬語であれはあれでよかった。九十九丸剣ルート攻略後だったのであの展開にすごく盛り上がりました。鈴懸も可愛かったしよかったなー
個人的に呼び方喋り方で一番卑怯だと思うのは間違いなく九十九丸で、次点は縁さんです。たまに出るお堅い口調と「お前」呼びに動揺した。あと、これは九十九丸もそうだけど、香夜への呼びかけに(読み方が姫でも)ちゃんと声が入るところもよかったな。
鼓夫妻好きなんだけど、黒羽螢鈴懸縁左京九十九丸の順で剣ルート攻略したら後半全く報われなくて泣いた。縁編と九十九丸編なんて死亡率100%だよフフフ……orz 螢さん幸魂ほんとありがとう!
鼓さんの七重のいない世界なんてどうでもいい感は半端なかった。待て、いいからお前落ち着けって何度も何度も思ったけど、あんまりにもブレないので、最近はむしろ尊敬してる。彼らの馴れ初めが知りたい。
もしサブキャラに関してわがまま言っていいなら、鼓夫妻と呉葉ちゃん&お侍さんの幸せそうな絵が見たいです。お侍に関しては本気でビジュアルくれって思った。お松ちゃんと田一の組み合わせも好きなんだけど、彼らは本編で明確にくっついてる様子がなかったのが惜しい。ツボなんだけどなー
黒羽和魂の香夜と七重さんによる恋人自慢対決が可愛かったな。あれは男性側もさりげなく惚気てて爆発しろって思った。……いやだめだ、実彰さんには爆発しろとか言っちゃだめだ!そういうこと言っていい相手じゃない気がする!
実彰さんはなんかこう、庵の隅で香夜と寄り添いあってるところに正座でスススっと詰めよって、マジ声で「幸せになってくださいましね……」と言いたくなる。あの優しい人が生きていれば、将来多くの命が救われると思うんだ。引っ張り出してくれた香夜ちゃんありがとう!
九十九丸編の各結末について考え中。和魂では香夜がその想いの強さゆえに九十九丸のいる常夜へ行き、奇魂では九十九丸がその想いの強さゆえに香夜のいる現世に生還したんだって思うとその対照性と類似性にたまらない萌えを感じる。荒魂と幸魂あってこそではあるが、この二つの結末も大好き。
そういえば九十九丸って、拾ったものをお供と一緒に食べてたり、三度笠被ってたりってあたりでなんとなく風来のシレンを思い出す。腐ってても食べるけどあんまりお腹に溜まらないとかね……。あれの食料枯渇時の飢餓感は異常。
九十九丸は毒無効だから食べる行為はノーリスクだけど、そのぶん燃費が異常に悪そうだ。あれ、でも回復の速度は素でかなり早いのかな。めっちゃ優秀そう。