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呟きまとめ1
覚え書きを兼ねた剣が君呟きまとめ。
君ルート含めネタバレ全開注意!
九十九丸はほんっと狡いなあ! 外見・性格・喋り方・設定全てにおいて好みだった。EDも全部好き。最初は荒魂でしんみりしつつも温かく終わり、最後は幸魂でめでたしめでたし大団円でした。和魂の衝撃と奇魂の後味悪さもよかったよ!
最初に全員剣ルート荒魂で一周してから君ルートでもう一巡っていうやり方をしたんだけど、どっちにおいても九十九丸はトリだったので、和魂の衝撃はハンパなかった。師匠が飲み込まれたあたりから大分「どうすんだこれ」感あったけど、きっとなんとかなって遠野で暮らせるんだと思ってたよ……!
九十九丸自身も言ってたけど、彼のホームと呼ぶべき場所はもう遠野じゃなかったんだろうな。常夜と言ってしまうのも哀しいけど、和魂はそんな感じだった。
香夜も可愛かったなあ。乙女ゲーはヒロイン次第なところあるけど、香夜はばっちりだった。江戸時代の町人設定が生きてました。可愛くて優しくて芯が強くて良妻で愛情深くて、でもエゴがないわけじゃないのが人間らしくていいよね。螢編荒魂や縁(君ルート)よかったよー
九十九丸君ルートやるまでは、螢さんと九十九丸が同率一位でした。螢さんマジいい男! 二周目早々に剣ルート2EDクリアしてしまったので、他ルートで顔を出すたびに挙動不審になってた。第一印象は最下位だったけどな!
メモ見返したら、プレイ前は九十九丸と鈴懸と左京さんが気になってたらしい。螢さんと黒羽さんは今見るとかなり好みな外見してるんだけど、なんで引っかからなかったのか不思議だ。ダントツ好みなのはやっぱり九十九丸なんだけど、黒羽さんは一周目に攻略したので思い入れあります。
縁さんは攻略前は他ルートでこそ輝く軟派タイプかと思ってたけど、荒魂見たら支えて守ってあげたい枠として独自の位置を占めるに至りました。縁さん好きだー!
本来の身分の生活がまったく向いてなさそうだったので、縁のEDは幸魂推しかな。しかし一つの完成された話としてなら荒魂を推したい。そして将来性なら奇魂を、螢さん好きとしては和魂を(略) 縁さんに限らず、剣が君の四つの結末はどれも力が入ってて素晴らしいよなあ。
縁さんの奇魂は九十九丸の奇魂と並んで後日談が気になる結末です。あの方のままで居て欲しいような、取り戻して欲しいような。九十九丸はもう香夜を連れて行くとこまで行ってしまえ!
鈴懸は今思うと六人の中で一番安定感があったけど、後章~剣ルートはハラハラしたなあ。奇魂は思い出すだけで辛い。左京さんは剣ルートがとてもアレだったので、桜の下で穏やかに微笑んでる姿を想像するだけで何かが浄化される気がするね……
左京さんの荒魂大好きだけどな!
縁さんのゴツゴツした体型好きだなあ。努力の人ってイメージ。
他の護衛の面子は螢さん以外(一見)細めで、螢さんもどっちかっていうと少年って雰囲気なので、花嫁道中では縁さんが一人で男臭さを担っていた気がする。あと十兵衛さん。妖怪を素手でぶちのめす姿に惚れたぜ!
九十九丸のキャラソンは荒魂イメージっぽいな。涙の別れを演出しておきながら、実質一年足らずで全部済ませようとする君のその根性好きだぜ! 恋人たちの一年は長い。
九十九丸や黒羽さんみたいな、言葉に出さなくても両想いな関係って理想的だ。この二人は攻略中のイメージもけっこう似てた気がする。穏やかで優しい。
黒羽さんって本人の性格も本編中のお話も穏やかで落ち着いている印象あるけど、攻略中はけっこうハラハラしたな。主にお松ちゃん関連で。お松ちゃんと田一の描写が一番多いのが九十九丸編じゃなくて黒羽編(だよね?)なのは意外だった。
敵の鬼族二人の関係気になるんだけど、結局本編では一回も会話しなかったような? 上下関係しっかりしてんのかと思いきや、螢編でシグラギが斬鉄を呼び捨てしてたりして謎が多い。兄弟分とかなのか?
シグラギはピンクっていうか桃色髪って感じ。正直一周目で初めて登場した時一目惚れしかけたね! 購入前にチェックした公式サイトではメインキャラしか見てませんでした。
二周目が螢編だったので辰影さんの初期印象は最悪でした。そっから鈴懸→縁と回復していったんだけど、逆順だったらどういう印象になってたのか気になるな。荒魂は今見てもそりゃないぜ兄上ぇ……
個人的に辰影さんの真逆いってたのが斬鉄。螢編ではまだ同情できたのに、鈴懸→左京→九十九丸ときて「こいつロクなことしねえ……!」と拳を握った。しかしラスト登場の九十九丸奇魂でひどいことになってたし、悪役は悪役で好きだ。
斬鉄が一番かっこいいのはやっぱり螢編かなあ。戦い方も正々堂々だったよね。あそこの「卑怯者が!」が左京編や九十九丸編見た後だとおまいうすぎてじわじわくる。
螢さんって周り(主にかむろ)から全力でフォローしてもらってやっと香夜とくっついた感じだったけど、反面和魂では彼女と一対一の状態で「別れる」から「駆け落ち」に心変わりしてるんだよね。あの語られない間が好き。会っちゃったら駄目だったんだろうなあ。
しかし本当に螢編のかむろには助演男優賞を差し上げたい。隠し事されてたことに怒るのも無理ないぜ! それだけ螢さんの中で鬼族である引け目が強かったんだろうけど。
改めて剣が君を見直してると、左京さんのこともかなり好きだなーと思う。最初に見た荒魂のインパクトが凄くて、しばらくはずっと左京さんと香夜のこと考えてた。香夜にああまで愛されて左京さんは幸せだったんだろうなあ。結末の彼の無邪気さが眩しかった。
螢さんの荒魂は心が折れたけど、左京さんと縁さんは折れなかったので、自分的にあの二人の荒魂はBADではないようだ。ちなみに鈴懸の奇魂はブチ折れた。
九十九丸はどれも全然折れませんでした!
鈴懸は一通りクリアした後に見ると物凄いハイスペック超人なんだけど、剣ルート攻略中はひたすら研ぎ澄まされた槍で岩を穿とうとしてる感じで心臓に悪かった。折れたり刃溢れしたりしないよう、一生懸命カバーする香夜の献身が際立ってたなぁ。
剣ルートは糖度少ないけど、御前試合での縁とのやり取りと荒魂EDで十分満足しました。あれが基準になってたもんだから君ルートは逆にびっくりした。萌えたけど!
鈴懸VS縁のどこか抜けた試合運びが好き。鈴懸ってあれで縁さんと力が拮抗、もしくは上回ってるんだよね。早さと非力さは比例しそうなもんなのにハイスペックだ。そりゃ刀の引っ張り合いにも負けた九十九丸は「軽いよ」って言われちゃうよなー
鈴懸はその瞬間移動の術を荒魂の九十九丸に伝授してあげたらどうだろうか。\台無し/
縁さんはほんとプレイ前の予想が大ハズレで楽しかった。根が真面目なので、あまり大きなお役目は背負わせたくないなぁ。本来、「侍」であるということだけで手一杯だった人だと思う。幸魂はそんな縁さんに優しい結末で好きだ。
荒魂も凄く好きだけど、あれも「侍」としての生き方しか全うする気がなかったよね。政治的な立場には最初から関心のかの字もなくて、ただひたすら剣に認められないのを苦にしていたように見えた。複数を同時に追いかけられるほど器用でも、要領よくもないんだろうな。
九十九丸の和魂は、ただでさえ九十九丸が好きだったところにダメ押しで仕掛けられた罠だったなぁ。「えっ……だって和魂……ええ……!?」と度肝抜かれた。すっごい好きです。左京荒魂を乗り切ったプレイヤーの目にはあれも一つの幸せの形として肯定的に映りました。いいじゃん常夜!
和魂奇魂のマレビト混じりな九十九丸好きだけど、元々の彼の優しさや前向きさがあってこそなので、荒魂幸魂も同じくらい尊重したい。どのキャラも比較的そうだけど、特に九十九丸は結末の順位決めに悩む。一つ選べって言われたら荒魂幸魂のどっちかだけど……これもどっちか決められない!
左京さんは前章時点で「絶対毒吐かれまくる」と恐恐としてたらそんなことはなく、ただ復讐に駆られて狂ってしまっただけの(だけの?)痛ましい人だった。香夜の存在は終始彼にとっての救いだったな……
黄泉路の香夜が鼈甲の簪をつけてたのが忘れられない。割れてしまったのに。奇魂でもつけてたけど、あれは修繕したのかな。左京さんに関しては感傷的な言葉でしか語れなくて困る。
左京さん、剣ルートはどっちの結末もアレで糖度も高いとは言えないのに、薄幸な印象はあまりない。儚い印象も九十九丸に比べるとあんまりない。そういう妙な強かさと図太さと、それでも闇に落ちていく危うさが好きだ。
左京編の荒魂は九十九丸の「もう、全て遅いのかもしれないが……」という一言がグサッと突き刺さったな。あそこは皆意気消沈してて可哀想だった。一番可哀想なのは鈴懸だった……ごめん、ごめんね鈴懸……。あとマジ声でぶっ殺すとまで言ってくれた縁さん超かっこよかった。これも喜んじゃってごめん。
しかしあの場所でドカーンしちゃって現世は大丈夫だったのだろうか。
九十九丸編の、かわいくて切なくて、少し怖くて、夕闇のような朝焼けのような、色んな顔を見せてくれる二人が大好きです。生と死、光と闇、大人と子供、温かさと冷たさの狭間の混沌といった感じの、一瞬ごとに移ろう魅力がある。
定期的に画集の描き下ろし九十九丸&香夜を見ては「ぐっ……!」と持病の癪みたいな反応をしてるのだが、あの絵本当にたまらない。特に九十九丸の手前側の手。背景も意味深で色々考えてしまう。和魂EDはやっぱり縁結びの結果だったのかな、とか。
常夜の九十九丸の領域っぽいとこが画集絵みたいに縁結びの紐で飾られてたらさすがに戦慄する。でもちょっと美味しい……いや怖い……