七周目 前章

初めから開始。
周回を経て大分遠い人になってしまっていたらしく、距離を詰めていく感覚が一周目に近い。
笑顔を見て「笑った!黒羽さんが笑ったぞ!」と半蔵さんの一件ばりに喜んでしまった。
選びそこねていた選択肢も結構面白いです。玉子の高さで盛り上がるとはw
足も早いし、大量生産できない昔は貴重品だったろうな。

姫を逃がす為にわざと鬼を挑発する黒羽さんかっこいい! 一番スマートな収め方してる。
剣の腕に魅了されるという、他キャラにはない惹かれ方を香夜がするのも印象深い。
そういえば、母様のお守りを渡したのは黒羽さんだけだな。後で関わってくるのだろうか。
あ、ここでもう九十九丸の壺の話出てたのか。鈴懸はともかく、彼は全ルートで没収されてそうだな。

それにしても黒羽さんって「黒羽さん」「実彰さん」のどっちで呼んだものか迷う。
香夜の呼び方に倣うなら前者なんだが、名前表示が「実彰」だから、印象に残るのは後者なんだ。
今後も無意識に混ざりそう。
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七周目 後章〜和魂ED

和装姿の実彰さんの髪が何度見ても美しい。絹糸みたい。
初回選択肢は思う通りに選んだら和になりました。見慣れない赤い勾玉がくるくるしている。情報画面の「君」も新鮮。
ハバキちゃんとは結局会話できなかったんだよね。
君ルートでちょっと期待してしまうけど、都合よく見えるようにはならないかもな。
宗矩さんが剣を抜いて戦ったシーンはここくらいだっけ?
使いどころは少なくても、主要人物以外にも抜刀立ち絵を用意するところに拘りを感じる。
よし、このまま和魂ED狙いでいこう。やっと柔らかい選択肢を選べるよ!

左京さん、黒羽編の時点で斬鉄を狙って試合に出場してたんだな。各ルート後だと色々裏事情が分かって面白い。
実彰さんは迷いがあっても目に見えて腕が鈍ったりしないからなあ。
吹っ切った螢さんと鈴懸くらいだよね、実彰さんに勝てたの。

前周でずっと香夜を「お嬢さん」と呼んでくれてた九十九丸が「娘さん」呼びであることに一抹の寂しさを感じる。
でもこういうルートごとの使い分け、差別化は好きだ。
九十九丸は「お嬢さん」である香夜が見に来ていなければ、負けてもマレビト覚醒はしないのだろうか。
螢編でもあっけらかんとしてたな。

黒羽さんVS九十九丸。
ここ、抜刀する瞬間まで黒羽さんの佩いてた剣は孫六兼元なんだよね。たぶん納刀状態での差分がないんだろうw
鼓や鈴懸の数珠丸といい、ここらへんはもうちょっとだけ頑張って欲しかったかも? 些細な話だが。
九十九丸の会う約束をしてた人ってもしかして田一?
よく見たら公式サイトですでに同門の出って書いてあって、自分の節穴ぶりにびっくりである。
大はしゃぎする香夜かわいいなあ!
剣ルートでは切ない顔させてばかりだったから、君ルートではこういった表情をもっと見たい。

憎まれ役の縁さん。
縁さんがどんな気持ちで実彰さんの力を借りに行き、どんな気持ちで斬りかかったのかと思うと切ない。
力を持ちながらそれを使おうとしない実彰さんの姿は縁さんには歯がゆいばかりだろうな。
剣が君の侍たちはあまり過去話を勿体ぶらないので、読んでる方は気を楽にしていられます。
あんまり引っ張られすぎるとイライラして、段々どうでもよくなってくるんだもの!
その後目玉とばかりにばばーん!と明かされても「ふーん……」としか言えない虚しさよ……。
だいたいそういうのって予想ズバリだしなぁ。
大事なのは過去じゃなく、それを踏まえた上で今後どうするかだと思うので、剣が君の話の作り方には好感がもてます。

黒羽さんが自ら御前試合に出るのは黒羽編だけだよね。
黒羽編は恋愛色が(表面上)そこまで強くないぶん、ふとした時の描写にドキッとする。こういうのも悪くない。
鈴懸が長屋で医者やってるってこの時点で書かれてたのか。さすがに一周目だと色々読み逃してるな。

お松ちゃんの仇討ち。
田一とお松ちゃんの交流はあまり描かれていないが、九十九丸と同じ活人剣の使い手である田一が罪を承知で仇討ちに協力するのだから、そこには強い結びつきがあるのだろう。九十九丸ルートでもまた会いたい。
罪を償えると安堵したのに、泣き崩れてしまったお松ちゃんを前にして茫然としている実彰さんの描写が痛い。
君ルートに入ったぞ! 冒頭の場面から既に違う。やはり全く別の展開になるのか。
剣でも君でも抱えてる過去や事情は変わらないので、そこにどう折り合いをつけるか楽しみです。
黒羽さんの場合、剣ルートでもそこまで切羽詰まった印象はなかったけど、果たしてお松ちゃんがどう出るか……。

と思ったら案の定、お松ちゃんが剣ルートの時より剣呑だ! むしろ剣ルートでこうなるかと思ってた。
そして言い合いに発展。二人とも気が強いから! 気持ちを決めつけられて腹が立った香夜の気持ちが解りすぎて困る。
ああ、お松ちゃん……香夜……。そうか、こういう流れで恋がクローズアップされるのか。
お松ちゃんの過去語りは剣ルートでも聞いたが、ところどころ違うな。田一もいないし。
香夜ちゃんと思いっきり喧嘩をしちゃったからかしら。なんだか、不思議に晴れ晴れとした気分だわ。
お、お松ちゃあああん!! 剣ルートの手紙もよかったけど、これもいいな。お墓のことは教えてあげたい。

黒羽さんの昔話。ハバキちゃんの合いの手がかわいい。
出生については剣ルートではそこまで詳しく話されなかった気がする。
実彰さんの父親ってイスパニア人だったのか!
イスパニア……スペイン帝国か。ちょうどプロテスタントとカトリックの対立が激しかった頃だな。
養親はオランダ人か。確か布教問題でスペインやポルトガル等が追放され、オランダだけは貿易相手として残ったんだっけ。
日本で布教活動してたのはカトリックだから、黒羽さんの信じる教えもそちらだろうな。
子供の頃に行事で教会に通ってた程度のプレイヤーには違いが分からんのだが。

香夜は十五歳前後なのか!
やっと明確に年齢が分かった。十六くらいだと思ってたが、十五……改めて聞くと若いなあ。
てことは、鈴懸より三つも下なのか。十五で成長が止まってる九十九丸と同じ年頃だって言ってたものな。へええ……。

うーん、切ないなあ。君ルートなのに切ない。
でも、この調子なら他キャラの抱える問題も冒頭できちんと消化してくれそうだ。
黒羽さん、私と一緒に生きてもらえませんか? あなたが生きて罪を償うというなら 私が最後まで、見届けてみせますから。
剣ルートを先に見ていると感慨深い台詞。
生きて罪を償うのはあちらでも同じだけど、こっちは手を汚さない、もっと優しい償い方になるのかな。
キリシタンに関しては剣ルートでは特に問題にならなかったけど、確かに、香夜まで信仰しだしたら大変だ。

香夜が告白したー! わあ甘酸っぱい!
あなたをお慕いしているんです」が聞けてプレイヤーは満足です。ハバキちゃんナイスアシスト!
………… な、なんだろうこの恥ずかしさは。これが君ルートってやつなのか。恐ろしい……!
タイトルバックの笑顔が眩しい。儀式や幕府の要請がどうなるのか、気になるな。
え!? 父様が再婚!? まったく予想外の展開が来たぞ。
相手は誰なんだ? 今までに出てた人? おりんさんくらいしか心当たりないんだが、違うみたいだし……

ああー、お松ちゃんの親戚なのか。
なるほど、それで黒羽編で話が出たのか。父様また武家の人w
父様はいい父様だし、お松ちゃんの叔母さまもいい方みたいだけど、今までの暮らしががらっと変わってしまうことになるから香夜は複雑だよね。すぐには賛成できなくて当然だ。

一緒に聖書を読むCGが幸せそうでいいなあ。
学ぶ言葉は違っても、同じように子供は学ぶのだ、か。深い言葉だ。
剣ルートでは罪と償いの話ばかりだったから、この先の未来を見据えた話が新鮮に聞こえる。
黒羽さんはまだ迷いが振りきれていないようだが、そりゃそうだよね。そうやすやすと割り切れる過去じゃない。
それを抱えてなお、香夜に触れたいと思う気持ちが愛なのかな。

大典太が光った! ということはクライマックスだ!
やっぱり儀式はこっちにも関わるんだな。縁編の時は大典太は光らなかったんだろうか?
縁さんと黒羽さんとついでに鈴懸あたりが全員で突入すればあっという間に片がつきそうなんだが(身も蓋もない)
おお、鼓と七重さんと長七郎だ!
七重さん無事だったー、よかった! こっちのルートでも助かるんだな。
しかし、いつもとは全く状況が違うな。全員で突入すれば云々言ってたらまさかの鼓と実彰さんが共闘!
鼓側の事情もいつもより詳しく語られてて興味深い。

長七郎おおお……!! 健気な子だ。他ルートで浅からぬ縁があるからなおさら泣けてしまう。
薙刀持って男性と肩を並べるのもいいけど、前衛を男衆にまかせて女子供を守るのもまた武の道。これは面白い。
確かに九十九丸なら羨ましがりそうだな、この状況w

七重さんの鼓賛美に対抗心を抱く香夜が可愛すぎる。
この女性二人は本当に互いの恋人のことが好きだな! 微笑ましいやら空恐ろしいやら。
七重さんと香夜は今まであまり関わりがなかったけど、友人になったらどうなるのか見てみたいと思ってしまった。
……実は、私と黒羽さんでもその条件は満たしている気がするんだけど
確かに。君ルートのクライマックスは剣ルートに比べて適度に気が抜けてていいな!

七重さんと長七郎を守る香夜かっこいい! この活躍の仕方は理想的だー。
黒羽さんにとっても悪くない戦いみたいで嬉しい限り。峰打ちでよかった。
香夜を褒める鼓の言葉に自慢そうに笑うってなんだこのバカップル!

洞窟前で今後の相談。
やあ、面白いな君ルート! まさか鼓達とこんなに落ち着いて話せる時が来るとは。
不安がる香夜を安心させる黒羽さんかっこいい。バカップル先達の笑顔がありありと想像できる!
香夜の提案は、他ルートの鼓たちの処遇ともある程度合致します。
荒魂EDでも、土壇場で裏切った功績で罪は軽減されていたはず。
七重さんが「香夜様」って言った! 発音はされないけどなんか嬉しい。生き残って本当によかったよ。
鼓さんが江戸幕府に仕えれば、縁さんの負担は軽くなるし、黒羽さんも追われずに済む、か。
数珠丸に選ばれる運命にある鈴懸の存在が気にかかるが、それは言い出しても仕方ないか。

ここでスタッフロールか! 白い!(第一声)
香夜も登場して、まさに二人の結末って感じ。笑顔が眩しい。祈ってる黒羽さん綺麗だなあ。
え!? 実彰さん茶屋で働いてるの!? 本気で!?
給仕姿の実彰さん……見れば見るほど違和感が……。
なるほど、父様は新しい店舗に移ったのか。実彰さんのことを打ち明けた際の父様の反応が知りたかったw

あーそうか、実彰さんはもともと料理上手だし、雑事も得意そうだから案外向いてるのか。
しかし婿入りとは……てっきり店は父様と文乃様に任せて、二人で山暮らしするか、旅にでも出るのかと思っていた。
でも元が隠遁生活だったんだから、問題がなくなったら江戸で暮らすのもアリなのか。
言われてみれば、武芸者に弱いのは父様だけじゃないな! 性格も好みもそっくりとはこの親子……!
お松ちゃんと黒羽さんが普通に会話を!! これが一番驚いた。お松ちゃんすごいなあ。
父様と文乃さんが再婚したんだから、お松ちゃんと香夜、そして黒羽さんも親戚ってことになるのか。
これもまた経緯を考えると面白い。
わたしはこうして、あなたと共に穏やかな日常を送ることが出来るということが、何よりも幸せなのだ。
剣の腕を惜しむ気持ちはあるが、実彰さんにはこういう暮らしの方が合っている気がするな。
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七周目 和魂まとめ

和魂EDクリア!
うん、平穏無事な日常に戻る、良い結末だった。
まさに和御魂って感じだな。九十九丸は言わずもがなとして、他キャラにも婿入りEDがありそう。
給仕姿には度肝抜かれたけど、なるほど、実彰さんの性格考えると茶屋の店主EDも悪くない。
護衛の侍たちが見たらびっくりしそうだがw 螢さんあたりは見廻りで既に遭遇してそうだ。
ハバキちゃんはどうしたんだろう?
黒羽さんが刀を持つ機会はもともと少なかったんだし、今も変わらず孫六兼元に憑いてるのかな。
有事には力を貸す約束をしたってことは完全に剣を捨てたわけでもないだろう。

にしても、洞窟の戦いは面白かったなあ。剣ルートとの差が一番際立ってた。なんだあのバカップル×2。
回想ではあの辺りから幸魂と分岐してるっぽいので、そちらでの扱いも気になる。

ていうか、実彰さんってもしかして奇魂EDと幸魂EDが目玉?
いいEDだけどちょっと物足りないなーと思ったら、回想の項目数がそれぞれ倍くらい違うぞ。
「終幕・君」らしきBGMも流れなかったし、どうもその認識で間違いなさそう。
これは続けて残り二つも見なければ!

の、前に人物詳細と貸本屋を覗いておく。
「同じ人を愛したら」って随分ピンポイントなご褒美だな!
実彰さんの対は縁か。あれで一途な男って評価にちょっと嬉しくなった。
「一日の過ごし方」も実彰さんらしくて面白い。齢二十五にしてどんだけ規則正しい生活してるんだw
残りの項目も楽しみです。
貸本屋も面白かった。混乱して訳がわからなくなってる黒羽さんが愛しい。案外天然だこの人。そしてオチw
黒羽さんは縁さんの素性知ってるっぽいね。
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