十一周目 前章
初めから開始。
前に攻略してからもう一ヶ月以上経つので、細かいところをだいぶ忘れている。
縁さんが木に激突した時に徳川の侍が慌ててやってきたのって正体知ってたからか。
戦闘を任せると笑顔になる螢さんが可愛い。
里さんに関しては剣ルートでは思ったほど絡まなかったなー。
立ち絵もないし、君ルートでの登場もあまり期待できなさそう。
恋の鞘当て展開は大の苦手なので、なければないで一安心なのですが、ちょっと勿体ない気もする。
香夜や護衛仲間に厳しく当たってまで里を助けようとしているのだから、恋じゃないにしても、螢さん側にも何かしら思い入れはあるのかと思ってた。どちらかというと三郎三さんを介しての知り合いなんだろうってとこまではなんとなく分かるが、詳しい関わりは説明されなかったような?
何かあれば助けてくれるけど恋愛感情じゃないってあたり、他ルートの香夜に近い立ち位置だったのだろうか。
縁編の里さんいい人だったから、せめて顔を見たかったな。
かまいたちの「皆でお手々繋いで〜」の煽りは螢編だとしっくりきます。
猫の毛みたいにふわふわな髪、触ってみたい!
螢さんの驚きに目をまん丸くした立ち絵が可愛くて好きだ。後章でもわりと可愛い担当だったよね。
しかし、だいぶ緩和されたとはいえ、苦手意識のあった螢さんに自分から触りに行くとは、香夜度胸あるな!
さすがこの時点で一番信頼できる人なだけはある。
そういえば、あそこで狙ってるキャラ以外の組み合わせを選ぶとどうなるんだろう?
順当に、選んだ二人組の中でより好感度の高い方が優先されるのかな。
螢さんが香夜に感心した素振りを見せると、他の誰に褒められるより「やってやったぜ」という達成感がある。
由比宿のシーン甘酸っぱいなあ! さった峠の螢さんも珍しくストレートに優しい。
そういや初回プレイ時はここに来るまで螢さんの正体に全然まったく気づいてませんでした。
常に額隠してる、犬歯鋭い、豆嫌い、剣に執着してる、人前で風呂に入らない、シグラギ達と眼の色同じ、睫毛の描き方同じ、爪の色同じと伏線ガン撒き状態だったのにな!
一周目が螢さん殆ど出てこない黒羽編だったから……と言い訳しようにも、鬼族の設定がある時点で気づけよという話だ。
プレイ前はほとんど興味がなくて注視してなかったからなあ。敏い人なら発売前に気づいてたんだろうな。
螢さんが鬼であることを前提にして読むシグラギ戦もなかなか味わい深い。
シグラギが戦いで数珠丸使ったのってここだけだっけ?
武器のレパートリーが三種類もあるとは、山賊のくせに豪華な男だ。
シグラギ戦後の螢さんが香夜にやたら甘くてびびる。
他ルートの頼れるお巡りさんな彼に慣れきってしまっていたようだ。
螢さんの立ち絵は正面顔も横顔もどっちも好きだな。横顔だとちょっと幼い印象。
首を押さえてるやつも男っぽくていい。ポイントは肘だ!
別れ際の螢さんがどう見ても心配してて微笑ましい。
長くプレイしてると、茶屋の娘姿の香夜の方がしっくりきます。受け答えも姫の時に比べて気が抜けてる感じ。
十一周目 後章〜和魂ED
螢編/第一話〜第四話
金四郎さんがメインで出てくるのは螢編だけだったな。
金さんは典型的な時代劇の同心に近くて好感度が高い。十手を構えた立ち絵も見たかった。
皆再会タイミングにばらつきがある中、御用聞きの螢さんは安定してる方だと思う。
黒羽編と鈴懸編くらいか? 冒頭で出てこなかったの。
本人ルートなのに再会時の態度が他より素っ気ないのが面白いです。他ではもう借金返済済みだったのかな。
師範や母様の教えといい、剣ルートのばあちゃんの台詞といい、螢編は力を求めることの負の側面が強調されている。
侍としての精進に余念がないのは九十九丸も同じだが、活人剣の遣い手で、マレビトという爆弾を抱えた彼ではできないテーマだ。
心配のあまりお節介を焼いたら感謝されるどころか怒られて逆ギレする螢さん。
苛々してたのは香夜に少し好意があったから? 他ルートなら感情的にならず、さらっと割って入って収めてた気がする。
香夜の当たりがキツいのも、東海道で抱いた尊敬が裏切られた感覚があったからなのかな。
道中は螢さんがきつい態度をとっても周りがフォローしてくれたし、香夜も御役目考えて一歩引いてたけど、全ての柵がなくなった後章ではそうもいかない。
この喧嘩はどちらの言い分も間違ってないと思うだけに、力ときつい言葉で威圧する螢さんはちょっと狡い気がします。
螢さんから見て、堂々と刀を持てる立場の香夜が綺麗事言って抜き渋ってたら苛立つ気持ちは解るけどね。
女の香夜が剣を抜いたところで状況は悪くなるばかりだしなぁ……。
そもそも相手縁さんだしな……。
にしても、いくら酔っぱらってたからって背後から一撃食らって気絶する縁さん情けねえー! 今更だけど!
玄庵さんとのやり取りは巧いところで切ったなw
「
剣は、相手を征するために存分に振るってこそ価値があるもんだ。」
力を示したばかりにああなってしまった荒魂EDを思うと、頷ききれないものがある。
鬼と花魁のカップルは、荒魂のあれさえなかったら斬鉄一味の清涼剤として愛せたんだけどな……。
彼らの行く先もきっと明るいものではなかっただろう。
のぼり旗に一言毒づいていく通常運行の神威と眉を顰める斬鉄。
螢さんが鬼族というのはどの辺りで調べがついたのだろう。
……
あー! 三日月宗近の持ち主についてどっかで言及されてたと思ったら螢編か!
だからなんで神威はいっつも出てくるたびに不機嫌そうなんだ。これで木霊見えてるとか嘘だろってレベルだぞ!
五剣祭の選択肢は、選ぶとしたら君寄りの謝罪やお礼なんだけど、荒魂の「
そんな顔しないで」もなんとなく好き。
香夜にだけやたらツンケンしてくるのは、好意のあるなしの他に、東海道の感覚を引きずってるのもあるのかなーと思う。
香夜側と同じく、内心仲間だと認めてたからこそ反発するんじゃないだろうか。
東海道にしても、いくら里さんのことで余裕がなかったからって香夜にきつく当たりすぎだったと思うが、あれも心配の裏返しだったのだろう。
町娘なのに、(螢さんから見て)自ら危険に近づくような真似をしている香夜への苛立ちもあったと思う。
姫役がくのいちだったらもっと当たり障りなく接してたんだろうな。
ん? かむろっておっかあがいたのか。座敷童子のおっかあ?
仲直り場面の螢さんが香夜を意識しまくりでかわいい。
素直に可愛くお礼を言われたかったんだなw
そしていい感じになったところでまた一波乱起こして台無しにするあたり、螢さんは本当に面倒な人だ。
もっともらしく取り繕うってこと覚えようよ、螢さん!
香夜が前回の反省を生かした態度を取ってるだけに、悪いと思っても謝れない彼の不器用さが際立つ。
かむろは苦労するなあ。
河辺の妖怪戦。嫉み、妬み、憤り、か。
そう言われるほど螢さんには暗い印象ないけどな。彼自身がそれに飲まれないよう心がけているせいか。
「
このままなんの結果も残せなければ この先オレは死んだも同然なんだ……。」
螢さんに残された時間が限られてるってなんでだっけ? 立場が立場だし、数年したら国許に帰らなくちゃいけないとか?
今回が最後のチャンスにしては御前試合の潰れた他ルートでも普通に御用聞きやってたしなぁ……。
あーでも、御前試合で優勝出来たとしても剣取りできなきゃ意味が無いのか。
なら、五剣の持ち主が決まっちゃったら駄目だな。現在浮いてるのはたぶん童子切だけだよね。
登場したと思ったらあっという間に香夜と打ち解ける九十九丸が好きです。
九十九丸戦は描写が非常にカッコ良くて印象に残る。戦闘後の文章表現も巧い。螢さんの緊張感が伝わってくるようだ。
そしてこのあと香夜と螢さんがどうやってもう一回仲良くなるのか、全く思い出せない自分に衝撃を受けた。
荒魂EDの詳細は覚えてるのに!
なるほど、かむろの後押しのおかげか。
奇魂EDといい、螢さんは周囲のフォローがないとぜんぜん駄目だな!
剣より更に恋愛色が強いであろう君ルートでどうなるのか、期待と同時に不安も感じるぞ。また揉めたらどうしよう。
父様に誘いに乗ればわざわざ寄ったことにならないで済むって、どんだけ意地っ張りなんだ螢さんは。
あー!豆!あったあった! やっと思い出した。全力で無理してる螢さん可愛いな!
そういや父様、螢さんが東海道で護衛してくれた侍だって知らないのか。知ってたらもっと豆料理出してたかもw
試合についての選択肢で「
見たくありません」「
手加減してほしい」あたりを選ぶのは抵抗がある。
どっちも君行きだろうけど……
と思って渋々選んだ和魂選択肢が思いの他良くて拍子抜けした。そういう意味か!
一人だけやたらこじれたぶん、仲直り場面の盛り上がりは一入です。
和魂のやり取り可愛すぎる!
自分なりに考えた螢さんへの接し方がうまくいって喜ぶ香夜が微笑ましい。
御前試合・鈴懸戦。
螢さんはやっぱり強いな! 早さが武器の鈴懸にとっては護衛の中でも相性の悪い相手だ。
逆に、螢さんにとって相性が悪いのは九十九丸か? 一撃必殺の居合相手だと我武者羅に打ち込めなくて不利そうだった。
試合中の描写も相変わらずよかったし、試合後の香夜の心情描写もしっくりきました。
君ルートはどうなるのかなあ、本当。
第三話で打ち解けたあたりから、螢さんの言動がぐっと少年っぽくなったように感じる。
他ルートではぶっきらぼうで愛想のない兄ちゃんなのに、心を開くとなんでこんなにかわいく見えるんだろう。不思議。
和魂でも幸魂でも、ばあちゃんとは一緒にいられるといいな。
泉のシーンは黒羽さんのとばっちり度が高すぎて笑ってしまう。
でも、これが黒羽さんじゃなくて、駿府の侍や鬼族だったら危なかったな。
普通なら一声かけるだろうし、身の安全を考えれば、とっさに叫んだ香夜の判断は間違いじゃなかったんだろう。
(黒羽さんはあれで結構抜けてるからw)
螢さんは鬼バレするとまた一気に可愛くなるなあ。
本編中に泣いてるシーンが多いので、人物詳細の「泣いてください」も一番しっくりきた。
こんな時にあれだが、雷切と風切は鍔の意匠がかなり違うんだな。九十九丸戦の時に見えていたのは風切か?
「
生まれながらにして善――それは神だけだ。」
切支丹の黒羽さんらしい台詞だ。
ていうか、ハバキちゃんの出番をもっとくれ! きっと君ルートでは出てこないだろうけど!
鉢巻巻いてる姿もいいけど、螢さんの立ち絵は角が見えてる方が好きです。
螢編/第五話・君
冒頭の種明かし場面は剣ルートと共通のようだ。
ここの螢の台詞は読むたびに泣ける。
君ルートで香夜が傷つく展開がきたらどうしよう。斬鉄あたりが嬉々として人質にしそうだ。
鼓と七重はこっちでも無事逃げ延びたか。
よしよし。
守り袋までは剣ルートでも見た展開でした。剣だとこの後斬鉄戦で正体バレだっけ?
螢のばあちゃんが香夜を信じてくれていて嬉しい。
関わらない方が君のためだとかなんとか言われて香夜が引き下がったことってまずないからな!
それを思えば、縁編はちょうど逆転した構図になるのか。
自分のことは構わなくても、相手のためなら身を引けるいうのもなかなか歯がゆい。
……
ええええええ!?
螢のじいちゃん!? 生きてたの!? てっきり襲撃で死んだと思ってた!
あ、でも、そういや螢の剣技は祖父ちゃんに教わったものだったっけ。ばあちゃんと二人だったら学ぶ機会ないな。
!!??? ここにきてまた新しいキャラが出てきたぞ! 鬼族の女の子か。
もしやと思ったらやっぱり幼なじみ!
呉葉ちゃん可愛いなあ。小さいころ「
嫁にする」と言ってたとか、王道過ぎてうっかり道を踏み外してしまいそうになった。名前も服装も可愛い。
しかし、香夜の気持ちを思うと、剣ルートより胃にきそうな展開だ……。
ふーむ……。
何が何でも式を上げさせようとしてる点はあれだが、じいちゃんがいれば荒魂の悲劇は避けられたかもしれないな。旗頭に云々言ってるあたり、ますます悪い状況になった可能性も否定できないが。
しかし巧いこと御前試合どころじゃなくなったな。どうなるのかと思ってたがなるほどね。
とか言ってたらいつの間にか決勝戦になってる!
相手は黒羽さんか。斬鉄とは結局当たらなかったのか?
剣ルートでも螢さんが来たのはギリギリだったけど、今回こそは駄目だったようだ。
先に剣ルート見ちゃってるとめっちゃ歯がゆい……! そしてその後の展開も歯がゆい! なにこれ辛い!
試合に出られなかったのは呉葉ちゃん(か祖父ちゃん)に引き止められたせいだったのかな。
万一優勝すれば正体を明かすことになり、そうなればその場で斬られても不思議じゃない。
自分が祖父ちゃんの立場だったら仮病使ってでも止めるかも。
ああああ、ギクシャクしてる……!
剣ルートに戻りたい! 奇魂行きでよろしく!
こういう展開はどうしても苦手だ。鈴懸の君ルートはそれまで恋愛っぽさがほとんどなかったから、嫉妬する鈴懸が新鮮だったし、九十九丸とは実際のところ全く関係なかった(むしろ応援されてた)から大丈夫だったんだけど。香夜も精一杯やってたしね。でもあれも読んでる間はハラハラしたかな。
それまで螢を応援してきたのに、女の子と抱き合ってる姿を見た途端に手のひらを返した(ように見える)香夜に関しては、荒魂での独白を思い出すと納得できます。自分ではどうすることもできない感情ってやつだな。綺麗事ばかりが恋愛じゃない。彼女自身もよく解ってるだけに辛い。
螢さんの説明がまた火に油を注いでいる……。
不器用なのは知ってるけどもうちょっと考えて喋りなさいこのお馬鹿!(暴言)
「呉葉の具合が悪い」だけじゃ御前試合を諦める理由としては弱いから、他に一族がらみで何かあったんだろうとは思うけど、これだけ聞いたら香夜じゃなくても呉葉が大事な人なんだと思うよ! 鈴懸幸魂みたいなもんだぞ!
夢以上に大切な女性がいたんだと思うのも、螢にとっての夢がその程度だったと思うのも、どっちも香夜には受け入れがたいことだ。
そういや螢さん、御前試合の決勝戦ほっぽり出したってことは江戸城に行ったら袋叩きコースなんじゃ?
まぁ螢さんなら黙ってやられることも、そもそも殴られに行ったりもしないだろうけど。
呉葉ちゃんまさかのお相手持ち……だと……!
しかも徳川の侍ってマジか!
なんかすごいときめいた!
声付きの「
お慕いしています」まで聞けて嬉しい。そうか、それで江戸に来たのか。
こう言っちゃなんだが、これ以上こじれずに済みそうでよかった。
御前試合に出なかった理由も聞けたし、少し気力が持ち直したかも。
それにしても呉葉ちゃんいい子だなあ。螢も香夜もごたついてるので迷いのない彼女に癒やされる。
というか呉葉ちゃんがプレイヤーの好感度全部持ってったぞこれ! 彼女とお相手のCGください! 見たい!
ちょっ、香夜の選択肢が酷いw
思わず「
聞き覚えのない声だな」を選んでしまった。他も似たり寄ったりだけど声だけじゃ分からないなら仕方ない!
(
螢が決めたことなら笑顔で応援したい。なのに、できない。螢が変わってしまったことが寂しい)
香夜の心情はいつも丁寧に書かれるので理解しやすい。やっぱあの説明がいかんかったよな……。
剣ルートであれだけ頑張ってた御前試合を放棄したのにはプレイヤーもちょっと……いや結構がっかりしたからなあ。
そのうえ口にした理由が女絡みとくれば失望は避けられまい。
ああもう螢も香夜もしょうがないな! 特に螢さん!
この告白を師範やお松ちゃんも聞いてるかもしれないと思うといたたまれない……。
すんなり纏まったように見えた剣ルートでも最後の最後ですれ違ってたからなあ。
うーん、でも後章前半の意固地っぷりを思えば、螢さんも癇癪起こさず頑張ってる方だろう。
……って、
そこでCG出るの!?
二人とも可愛いし、やっと纏まってくれてほっとしたけど、外野の存在が気になってしょうがないぞ!
やり方を間違うところだった、か。
確かに、荒魂ではああだったし、奇魂でも問題はたくさんあった。
あっちはあっちで報われて欲しいけど、あれで正しかったと自信を持って言い切れないのは確かだ。
「
人と鬼族が幸せに、なんて言いながら、誰を幸せにするのか全然見えてなかった。オレは、真っ先にオマエを幸せにしたい。」
おお、偉い螢さん! 奇魂でぶつかった壁に先に気づいてる!
お松ちゃんや師範が最後まで顔を見せなくてホッとしたような残念なような…… いや、ホッとしたw
ミクロな家庭の幸せを取るか、マクロな英雄譚を取るか。見栄え的には後者を選びたくなるが、深く考えると悩ましい。
奇魂での総取りを望むのはずるいかな。
螢編/第六話・君
……のはずなんだが、タイトルバックは剣でした。
何故!?ミス!?
中身まで剣だったらどうしようかと思ったが、さすがにそれはなくて一安心。
君ルートの第六話タイトルも見たいな。幸魂狙いなら見れるだろうか。
シグラギ生存時の斬鉄は新鮮だ。
斬鉄とシグラギの会話場面ってほとんどなかったよね? 一度第三者視点で見てみたかった。
なるほど、ここからクライマックスに向けて斬鉄達が暗躍する展開なんだな!
香夜が人質に取られたりなんだりして螢さんが頑張るんだな! よし来い!
と思ったら……
やあ左京さん久しぶり……。
そうだよね、こっちではまだ顔見せてなかったもんね……。螢さんに鬼退治の見せ場譲るとか冗談じゃないよね……。
あれ、螢編の斬鉄は左京さんのこと知らないのか。
てことは左京さん無傷で絶好調だな。お悔やみ申し上げます。
そして始まる復讐劇。蛍丸装備のはずなのに妖刀装備時と禍々しさが変わらないぞ左京さん! 決闘はどうしたんですか左京さん!
武士の誇りは!?
一瞬左京さんの目の下に見覚えのある隈が出現したような、
いやプレイヤーは何も見ていない!
分かっちゃいたけど、左京編君ルート後に読むもんじゃないな、これw
お、金さんたちが乱入してきた!
鬼に対する残虐さは同じでも、同心に制されれば渋々でも剣を収めるのが妖刀時との違いか。
しかも事前に潜伏先を奉行所に知らせていたらしい。
やるじゃないか左京さん!安心した!
君ルートでは正体バレしてないせいか、螢さんとの会話も落ち着いてるな。
かむろや金さんにまで隠しっぱなしというのは寂しいが、まぁ剣は剣、君は君ってことか。
斬鉄達が捕まったと思ったら鼓と七重まで出てきて一気に事態が動いた。
七重さんが「
妻」と自己紹介しててニヤニヤしました。二人とも変に利用されることなく生き延びられてよかった。
鼓のアキレス腱は七重さんで間違いないからな。七重のためなら世界すら敵に回せる男、それが鼓法眼。
ここで螢さんが数珠丸(五剣)を受け取ることになるとは、君ルートもなかなか面白いかも。
螢さんの「
アテ」は柳生さんかな。
ところ変わって神社前。
香夜の剣寄り選択肢が相変わらず酷いぞ! 頑張った螢さんに対して「
手間取ったね」はあんまりだよ!
実際に選んでみたらまた違うかもしれないが、ここは大人しく和魂選択肢を引いておこう。
くっついた後の螢さんは本当に可愛いな! 至らないところもあるが、そこもまた等身大で好ましいのかもしれない。
嫁をもらう際の甲斐性について、ここまで真っ当に悩んでるのは螢さんくらいだ。
そしてまたしても選択肢が酷い。
いくら剣寄りだからって意地悪すぎるだろう!
前半の憂さ晴らしかなにかなの!?
もちろん和魂の香夜は優しいので、「
立場なんて気にすることないよ」と励まします。
螢さんの満面の笑みの破壊力はすごい。
………………
何言ってんの螢さん!?(動揺)
剣が君十周以上してきたけど、今の台詞が一番恥ずかしかったぞ!
も、もしかしてこのまま「娘さんをオレにください」イベントまでこなしてくれるのか……?
プレイヤーの夢を叶えてくれるというのか……?
もしそうなら第五話の歯がゆさを帳消しにしてもいいよ! お釣りが来るよ!
茶屋来店。
螢さんの声に緊張が現れていて、聴いてるこっちもドキドキしてしまう。
父様はあれで相手によっては厳しいからなぁ……。鬼族のことといい、うまくいくといいのだが。
……うーん、さすがの父様でも鬼族は許せないか。
まだ左京さんの方が話が通じるんじゃないかと思えるほど激しい拒絶に驚いた。
剣ルートでは正体がバレた後も普通だったし、奇魂でも後押ししてくれてたから、ここまで反発されるとは思わなかったな。
子を想う親として、そして商売人としての父様の言い分も分かるけど……。
このぶんだと奇魂の縁談の話も、言い出した時は半分以上本気だったのかも。
螢は大事だけど、父様も大事。板挟みになってしまう香夜はきつい立場だ。
この時代だと特に、男親の意向に逆らうのは辛いことだろう。
……左京編よりは遥かに顧みられててよかったね父様、と思ったのは秘密。
父様は左京さんを高く買ってたけど、相手役としては螢さんの方が断然マシだぞ!賭けてもいい!
螢編/和魂
回想の螢さん懐かしいなあ。
ここぞという時の出会い回想は卑怯だと思うよ! なんだかんだで前章でも一番インパクトのあった人だった。
香夜が持ち直してくれるとほっとします。幸せになってくれ!
手紙のやり取りなにこれ萌える!
「
香夜」ってしっかり名前が書かれてるのがいいな。最初の手紙を持っていったのは父様か?
えええ、螢さん町の皆に正体バレてる!
剣ルートと違って家光公のお墨付きもないから、肩身が狭いどころじゃないな。
螢さんを追って森の中へ。
あれ?夢? この状況で夫婦になった夢って逆に不吉ではらはらする。
螢さんは奇魂が大団円だったからな……。
いやでも悲しい結末だとスタッフロールと盛大に矛盾するし、さすがにないよな?
鈴懸和魂と同じような感じだよな?
信じてるぞ!
遠のいていく声に思わず耳を澄ませてしまった。
起きた後もちゃんと本人が傍に居てよかった。
夢に比べると大分素っ気ないが、夢の中の螢さんもちゃんと螢さんだったな。
あれが本当にただの夢なら、香夜はしっかり螢さんの性格を理解してるってことになるのか。それはそれでいいかも。
「
だから、さよならだ。」
螢さーん!! 目覚めた時からそうくるんじゃないかと思ってたけど……!!
父様のことを皮切りに、人と鬼の間の溝の深さを改めて思い知ってしまったのか。
あああ、螢さん泣かないで……!
涙混じりの怒声がぐさぐさ胸に来る。なんだこれ切ない! すごく切ない!
君と生きる道を歩みたいのに、それを諦めなくちゃいけない辛さが台詞から滲み出ている。
思わず場面を繰り返してしまった。
ここでスタッフロールか……。終わり際の無音部分にドキッとさせられた。
その笑顔を信じるぞ、螢!
螢編/和魂ED
スタッフロール開けて最初の画面で「!?」となった。
え、なんで和魂でお色直し?と思ったら、これ、稽古着に道中合羽?を羽織ってるのか。まさか旅の途中?
そのまさかだった!
もしや一人旅じゃないだろうなと思ったら螢もいた!! なにその黒フードかっこいい! アサシンクリードみたい!
よ、よかった……。終わり方が意味深だったから期待はしてたが、最初から一緒にいるかは五分五分だと思ってたよ。
なるほど、二人で吉備国目指して旅に出たのか。あの状況だとそうする他なかったかも。
お互いずっと無理してたから、会ってしまえばなし崩しだったのか。
父様には黙って出てきたのかと思ったけど、その後を読む限り、見送っては貰えたみたい?
時間のなかった黒羽編でもちゃん手紙を残していった香夜だし、螢さんも律儀な人だから、あのまま駆け落ちはしなかったんじゃないかな。たぶんだけど。
なるほど、手紙の件はそういうことか。
父様……。かむろは知ってて使いになったんだろうな。
CGがラブラブで挙動不審になりました。
夕闇に黒フードの組み合わせずるい! 香夜も髪を結ってると普段よりあどけなくて可愛い。
コメントもすごくよかった。江戸に残してきたものを思うと切ないけど、幸せな余韻も感じさせる、いい結末でした。
十一周目 和魂まとめ
和魂EDクリア!
よかった、よかったよ! 特に洞窟のシーン! すごく萌えた!
別れを決意した螢さんの素っ気ない態度が、香夜の涙をきっかけに崩壊していくさまがたまらなかった。
特にすげーな!と思ったのは、「正直に言うと、」「結構つらい」をラスト一言に持ってきたところか。
うまく言えないけど、あのまま別れて終わりだったら絶対にあそこでは切らない、と思った。
画面が暗転してスタッフロールが始まった瞬間、「よし来た!」と拳を握りました。旅路も二人一緒で本当によかった。
駆け落ちという形であっても、荒魂で果たせなかった約束を果たせると思うと嬉しい。
ばあちゃんやじいちゃんは先に出発したのかな?
ばあちゃんの体調が気になるが、もともと国に帰る予定だったみたいだし、旅慣れたじいちゃんがついているなら大丈夫か。
呉葉と恋人の侍はどうなったんだろう?
徳川の侍なら簡単に駆け落ちできないだろうし、彼らは巻き込まれてないといいのだが。
洞窟から結末に至るまでの空白期間には夢が詰まっていると思う。
別れを口にしながらも、離れたくない、離れられないという想いがひしひし伝わってきた。
お互い口を噤み、聞こえるのは雨の音だけ。
そこから駆け落ちという結論を導き出すまでの時間は特別なものだったに違いない。
なんともシリアスな「娘さんをオレにください」だったけど、螢編でやってくれてよかったです。
九十九丸でも見たいと思ってたが、よく考えてみたら九十九丸だと「お嬢さんを俺にください!」「いいよ、このままうちに住むかい?」で終了してしまうからな。マレビトのことさえ片付けばハードル激低である。
父様の螢さんに対する拒絶は第六話共通っぽいので、幸魂ではどんな解決を迎えるのか気になります。
円満に祝福されて夫婦となる結末も見たい!(奇魂で既に達成してるけど!)
第五話あたりで多少……いや、結構む〜っとなった君ルートですが、結末の爆発力への信頼感は増すばかり。
剣ルートが右肩上がりの直線なら君ルートは供給曲線ぽい感じだな。最後はだいたい同じ位置に来る。
それでも、呉葉ちゃん絡みでごたごたしてた時は一瞬「剣ルートに戻りたい……」と思っちゃったけどな!
ああいうのは本当に歯がゆくて苦手なので、度々中断してカルドセプト(3DSカードボードゲーム)のメダル集めに走ってました。非力な綿毛クリーチャーに強化スペル撃って強い武器持たせてドラゴンに突撃させたりしてた。
だって辛かったんだもん!ドラゴン倒したくもなるさ!
一度読んでしまえばその辛さも半減するので、幸魂狙いの時はもうちょっとフラットな視点を心がけよう。
人物詳細でニヤニヤした後、貸本屋を見に行く。
混乱具合が常識的で落ち着くなあ螢さん。あなたの刀は当の鷺原さんがぶんぶん振るってましたよ。
左京さんは時々女のフリして買い物してたらしいけど、本編中にそういう場面を見る機会はなかったな。
(まぁ香夜の前では天地がひっくり返っても見せないだろうが)
左京さんはあれで雷切風切をまともに扱ってたのに、螢さんは鞘ごとぶん殴るだけとは。
持ち主が見てたら後ろから蹴りを入れられそうだ。
おまけの挿絵で、左京さんのまとめ髪がかなり無理矢理再現されてるのに今更気づいた。
髪よりも紐の方が重そう!
さて、幸魂を狙う前に剣ルートを再読しに行くか。
出来れば奇魂だけ見て終わりにしたいんだが、荒魂も綺麗な終わり方だったし、一つだけ抜きにするのはなぁ……。
うーん…… …… いや、やっぱり奇魂だけ見て終いにしよう。
荒魂は物語回想から見れば良い。回想ならそんなに辛くない!
螢荒魂と鈴懸奇魂は本編で一回見れば十分です。この二つは剣が君の悲しい結末ツートップだ。