十一周目 後章〜奇魂ED
螢編/後章前半
後章から再開。
最初の選択肢で「
噂で聞きました」を選ぶと、後の展開で矛盾が浮き彫りになる!
和魂の駆け落ち展開だとかむろとも別れてしまうんだよね。幸魂ではやっぱり江戸で暮らして欲しい。
前半に培われた父様の螢さんへの信頼も、手紙の件を考えれば決して無意味じゃなかったのだろう。
螢編/後章・剣
剣ルートへ。
こっちの展開はやっぱり燃える!
同族相手だからか、それとも余裕がなかったのか、螢編の斬鉄の戦い方は珍しく正攻法。
これを先に見てたから、鈴懸編の卑怯っぷりが逆に新鮮だったくらいだ。
角を打たれての台詞が「
なんてことをしやがる」「
この、卑怯者が!」だもんなあ。
螢さんの角を狙ってる様子もなかったし、相手が鬼と人ではやはり違うのだろう。
腑抜け腰抜けと嘲る際も笑ってはいなかった。
家光公のこの立ち絵レアだな。
お忍びだからか、服装もいつもと違う。縁さんにもある市松模様は共通だけど。
斬鉄にしてやられた形ではあるが、正体を明かすにはこれ以上ないタイミングだったよね。
時期も場所も申し分ない。(兄上に目をつけられた以外は)
君ルートでも、準決勝で正体バレしていれば決勝放棄には至らなかったんじゃないかなぁ。
決勝放棄もあれで一応理由はあったけど、じいちゃんに諭されたってだけじゃ考え直すには弱い印象。
螢さん自身が考えを変えざるを得ない出来事に遭遇していれば話は別だったんだけどな。
刀を手に人間に復讐しようとする斬鉄たちを見て、刀狩り廃止の危険性に思い至るとか。
早々に正体バレして両種族間の溝の深さを思い知るとか。
……
なんかどっちも剣ルートでやっちゃってる気がしてきた。君ルートは不遇だなあ。
いっそ御前試合の準決勝で負けて、そこから新たな方法を模索する形にしてもよかったと思う。
というかそれを予想してたよ!
もし鈴懸編で螢さんが関わってたら、妖怪と人間の溝についてなんて言っただろう。テーマが似てるから気になる。
螢さんと鈴懸はよく一緒にいるイメージなので、互いの正体や事情を知っている前提でのやりとりも見てみたいです。
幸魂でも出てこないかな、鈴懸。
「
誰よりも、ビビってるオレが一番憎かったんだ……。」
刀狩り令が廃止されなければ、吉備国に戻ったところで、螢さんは堂々と剣を持てない。
斬鉄達のような過激派を抑制することもできない。
廃止されたらされたで新たに出てくる問題もあるけど、何の成果もなく国に帰ってしまうのも寂しい。
幸魂では別の形の成果が出てくれることを期待しよう。
螢編/荒魂回想
第六話に入るか入らないかのあたりでいったん荒魂EDを回想する。
前後がないからダメージこそ少ないけど、やっぱ何度見ても辛いな、これ……。
「
オレさ、ちっと…… ひとりで急ぎすぎたかもしんねぇな。」
「
人と鬼が、手を取り合う……なんてのはさ。みんなで考えなきゃなんねぇこと……」
「
オレ一人でがんばったって、さ。しょうがなかったんだよな……。」
こうして改めて聞くと、君ルートともきちんと釣り合いが取れてるな。
吉備国へ行く約束の話といい、先に奇魂さえ見ていなければ、和魂の初見評価ももっと高かったかも。
ラストの香夜の台詞が印象的です。これが全てではないけど、ここから見えてくるものもある。
恋した人のためなら命を擲つことも厭わない彼女だからこそ、一癖も二癖もある侍たちの特別になれるのだろう。
螢編/後章・剣〜奇魂
五話後半の捕物から再開。
ん? 表にいた花魁、紫かな? 声が一緒だ。中の花魁とは違う人だよね。
こっちだと鼓たちへの接し方がかなりきついんだな。螢さんの性格を考えるとこちらの方がしっくりくる。
君ルートでは面倒が片付いた直後で余裕があったのかも? 幸せ絶頂だったしな。
その後の神社のシーンは何度見ても可愛い。
「
ほら、返事!」以降の台詞が本当に可愛い。言い方は偉そうなのに緊張でガチガチだ!
選択肢も思わず「
可愛いなあ」を選んでしまう。
まぁ奇魂だよね。香夜の心情に完全同意だ。
ていうか螢さん、こっちだとちゃんと一人で告白できてるじゃないか! 後押しいらないじゃないか!
呉葉ちゃんは好きだけど、あの大揉めパートは本当に必要だったのだろうか……。
じいちゃんに言われたことが響いてたんだろうけど、剣と比べると色々不憫だな、君ルートの螢さん……。
守り袋のイベントは第六話だったか。
似たような展開はあっても、順番は剣と君でかなりシャッフルされてるな。
感性で選ぶなら後半の選択肢は奇魂一択です。螢さんの反応がやたら可愛い。
剣ルートの螢さんはここで鬼と人の間の溝を突きつけられるんだよね。
左京さんってばもう、骨の髄まで復讐鬼なんだから!
こっちだとさすがに奉行所に協力する選択肢はなかったんだろうな。
「
私がえいやっと刀を振って立ち向かったとしたら、こうして家を片付けなくて済んだかしら?」
「
鬼も人も、男の人はみんなおんなじ!」
ババ様の言葉は重い。
こっちの父様は螢さんの正体知ってたっけ? と思ったら、ちゃんとその辺も描写されてました。
それでも刺繍は認めてくれてるのか。もう家に行くなと止めてる様子もないし、そもそも言及すらしてないようだ。
こっちではまだ恋仲にあるとは考えていなかったのかもしれない。
父様は香夜のことになると暴走するからな……。鬼に関わることで娘が傷つくと思って尚更頑なになったのだろう。
改めて見るとシグラギは本当に美人だな!
腰のラインが美しい。なんでこんなに美人でいい声なのにこんな役回りなんだw
あれ、シグラギが斬鉄を呼び捨てにしてる。部下じゃなかったのか?
時代が時代だし、ここまで美人だと、実は衆道の関係だったとか言われても納得しちゃうぞ。もしくは義兄弟。
温羅を常夜の生贄に、か!
そんな話もあったな。すっかり忘れてた。つまりこの時点で常夜への生贄は生娘に限定されないと答えが出てたわけか。
鬼のババ様の逆さ反魂呪に関しては確かにそうなんだろうけど、常夜に働きかける術は他にも様々ありそう。
基本は誰かの命、かな。
荒魂ではああ言ってても、人と鬼が相容れないかもしれないと思えば香夜も悲しくなる。
螢を信じたい気持ちと、螢を案じる気持ちの鬩ぎ合いもあるのかな。
そういや君ルートではなんで黒羽さん出てたんだろう?
鬼バレしてないんだから、辰影さんの口利きじゃないよね?
螢さんが「
鬼の子」呼びされてるとなんとなく微笑ましい。実彰さんらしい言い方だ。
螢編の試合描写は本当に熱いな! 描写が叙情的で美しい。
戦いを通じて黒羽さんの心まで動いたのが、彼を一周目のお相手に選んだ身としては嬉しいです。
螢さん勝ったー!かっこよかった! 兄上は螢編だとただの嫌な人だなw
三郎三の「
螢さーん、日の本一ィ!!」の言い方が面白くてつい繰り返し再生してしまう。日の本一ィー!
螢さんが童子切を手にする場面、流れてる曲が「剣が君」なんだな。
鈴懸が数珠丸を手にした時もそうだった。ここぞという場面で流れる曲は印象深い。
ん? そういやこれ、辰影さんは御前試合を操作したってことになるよね?
縁さんが詳細知ったら、ただでさえよくない兄弟仲が更に悪化しそうで不安だ。荒魂だと亀裂までいきそう。
第一、家光公がここまで声高に宣言してるんだから、息子が螢さんを暗殺しちゃ台無しだよなあ。
あの上様が直接痛手を被ることはないだろうけど、ご本人が多方向にがっかりされてしまいそうだ。
香夜のその後もそうだが、辰影さんのその後もちょっと心配。
父様、香夜が御前試合を見に行ってるって知ってたのか。
やっぱり君ルートよりは螢さんに寛容な印象を受ける。螢さんの頑張りの賜物か。
童子切の口絵綺麗だなあ。二周目ぶりだとあれこれ忘れてて新鮮。
荒魂の血塗れ口絵も回想で見るまで忘れてましたよ、ええ……。
エンディング曲は終わり方を考えるとちょっと切なすぎるけど、天下五剣がメインだし、やっぱりこっちがいいよね。
螢編/奇魂ED
気を張ってるとやたらぶっきらぼうになる螢さんが可愛い。
ついて来い的なこと言おうとしてたっぽいし、もしかむろが走って来なかったら最初の河原で解決してたかもw
「
みんなごめんなさい! お嫁には行けない!!」
鬼に攫われる花嫁というのも悪くはないが、そこで一足先に想いを貫いて逃げ出そうとする香夜が好きです。
あと、やっぱここで左京さんが出てくる意味は大きい。
あれだけ鬼憎しだった左京さんが香夜と螢さんの祝言の後押しをしてくれるんだから、人と鬼が分かり合える日もそう遠くないに違いない!
逃亡中のBGMが「旅、東海道道中記」なのも小憎い演出だ。
曲数はそこまで多くないのに、使い方がうまくて印象に残る。
ああもうほんっといい話だな奇魂は!
楽しそうに笑ってる侍たちに目頭が熱くなる。
だって全員集合なんて左京編以外はここくらいだもの! 十一周もすれば思い入れ深くもなるさ!
そういや立ち絵はないけど、おりんさんもこの場にいたのか。まさに全員集合。
「
螢……どうか娘を幸せにしてやってくれないか。」
父様あああ! そうだよ、これがあったから君ルートでびっくりしたんだよ!
呼び捨てになってるあたりが葛藤の現れ? まあ奇魂の螢さんちょっと後手後手だしなw
きっと努力すれば君ルートでも認めてくれるよね。
確かな地位がないぶん周囲の風当たりはより厳しいかもしれないが、頑張って欲しい。
ラストのCGやっぱりいいなあ。香夜も螢さんも可愛らしい。
末永くお幸せに!
十一周目 奇魂まとめ
奇魂EDクリア!
素晴らしきかな大団円。
螢さんは一番刀になり、左京さんは(一応)復讐を果たし、黒羽さんは未来の光を掴み、香夜と螢さんの恋は成就する。
剣ルートEDとしてはかなり浮いていますが、荒魂の悲惨さを考えるとちょうどいい気もしてしまう。
前途洋々、何も問題なし!とまではいかないが、香夜に支えられながらこの先も頑張って欲しい。
なまじ大団円だったので、プレイヤーもすっかり終わった気になって数日放置してしまったが、実はあともう1ED残ってるんだよ螢さん!
幸魂ではまた違ったハッピーエンドが見られると思うと楽しみです。
途中の大揉めパートも愛で乗り切ってみせるよ!
十一周目 後章〜幸魂ED
螢編/後章前半
後章から再開。
幸魂選択肢だと香夜がしっかり謝るので、螢さんがやたら分からず屋に見えるw
あそこで香夜が薙刀を振るったら振るったで、螢さんは「考えの浅いことすんな!」と怒るんじゃないかなぁ。
なんだかんだ言いつつ、好意で助けた相手に笑顔で感謝されたかっただけだと思うんだけど、違うかな。
お祭りで「
ありがとう」を選んだ時の反応もそんな感じに見えた。
螢編/後章・君
君ルートへ。
呉葉ちゃんが出てきて決勝戦が始まったあたりで一時中断し、俺屍Rの裏ボスに突撃しに行った
(そして266手で負けた)プレイヤーの心情を察していただければ幸い。いざ読み進めてしまえば、問題発生から回収まではかなり短いんだけどね。
うーん……ばあちゃんやじいちゃんの言葉が螢さんに影響を与えたのは解るんだが、それだけで決勝戦あっさり放棄できちゃうものかなあ? それまで応援していた香夜やかむろの立場は一体……。
第五話まるまるそれで悩んでくれても良かったんだよ螢さん!
やむを得ない事情で棄権した結果ちょっと荒れたり落ち込んだりしても良かったんだよ螢さん!
まぁ螢さんって左京さんと違って(ひどい)精神的に強くて前向きだからな。
終わったことや、やってもないことでぐるぐる悩む質じゃないか。
(
御前試合のことはもういい。螢が無事でいてくれたらそれで……)
何か事情があったんだ、さぞ悔しい思いをしているに違いないと螢さんを捜し回る香夜に同情する。
その結果目撃したのがアレだよ!
嫉妬で揉める展開は男女ともに好きじゃないが、あまり香夜を責める気にならないのは、彼女の気持ちが解るからかな。
そりゃないよ螢さん!
呉葉ちゃんと侍のその後を知りたいな。幸魂で出てこないかなー。
剣寄り選択肢で泥棒と間違えられてショック受けてるっぽい螢さんに笑った。やっと名前を当ててあげられてよかったw
道場の場面はお松ちゃん見てないといいなぁ……でも見てたんだろうなぁ……。
仇討ちに腐心するより、色恋沙汰で右往左往してる方が遥かに健全なのは確かなんだが、これがもしルート外の左京さんだったら香夜達のことぼろくそ言っただろうなーと思うとハラハラしてしまう。
お松ちゃんも色恋で右往左往して欲しいけどな! 田一との関係の行方が気になる。
でも、告白場面のやり取りは好きです。
螢さん頑張った!
奇魂でも、父様や左京さんはともかく、江戸の人たちの反応は芳しくなかったからな。
結局人は(鬼も)自分の身近の人たちの心しか、意図したようには動かせない。
大義が先走って大規模な衝突が起こらないよう、周囲の意識からゆっくり変えていくのも一手なのかもしれない。
第六話のタイトルバックやっぱり剣か! 君のも見たかったな。きっと笑顔だ。
螢編は剣と君で展開や台詞が共通してるシーンが多いが、それぞれの微妙な違いが面白いです。左京さんがわりと正気。
幸魂でもまた左京さんに会いたいなあ。皆出てこないかな。
君ルートの螢さんは鼓さんにやたら優しい。
剣では儀式のことすら聞かずにさっさと手を引いてたのに! この言い分だと幕府に引き渡す気もないのかな?
このへんの伏線は回収されきってない気がするから、幸魂に影響するのかも。
剣ルートでは荒魂の伏線になってたけど、今回それはないからな。
神社前の会話は何度読んでも恥ずかしい!
初見時はこの辺りの剣寄り選択肢酷いと思ったが、実際選んでみたらそんなこともなかった。試してみないと分からないな。
父様を前に緊張してる螢さんのめまぐるしく変わる表情が可愛い。
そういや螢さん以外の侍たちはあまり緊張らしい緊張をしないな。九十九丸くらいか。
螢編/幸魂
あ、展開が変わった! なるほど、幸魂ではここで粘るのか。
後章前半にあれだけ螢さんとすれ違ってた香夜がここまで……と思うと感慨深い。
前章なんてもう随分と昔のことのようだ。
かむろと螢さんのやり取りがいつも通りでちょっと安心。
「
へえ、嫁にね〜。よめ……………………嫁ぇ!?」 かむろ驚きすぎw
父様のこんな真に迫った怒鳴り声はじめて聴いたぞ。そして香夜が出てきてますます修羅場に……。
こんな状況でも父様への礼儀を忘れない螢さんかっこいい。話し合いでも頼りになる!
和魂では何があって鬼バレしたんだろう? 父様は関係ないよね、たぶん。
やっぱり護衛の件は敢えて(お話的に)伏せてたのか。他ルートではすぐに言ってたからおかしいと思ってた。
護衛が集合する奇魂EDの父様は知っていたかもしれないな。
母様の遺言なんて十一周目にして初めて聞いたぞ! かぐや姫みたいだ。あれは左京さんだったが。
螢さんは孝行息子でいい男だなあ。笑顔が眩しい。プレイヤーが父様だったら頭撫でて歓迎してるよ!
シグラギ達の事情に香夜が触れてくれてよかった。
そりゃあいつらは悪だし救われちゃなんねえが、荒魂でのやり取りを思い出すとな……。
香夜の螢さんへの強い想いに泣きそうになる。
こうまで言われたら、根本的に似たもの親子な父様は反対し続けるのがつらそうだ。
そういやこの親子、怒り方もなんとなく似てるかも?
おおお、実彰さん出たー! わーい!
螢さんさらっと正体ばらしたw
ハバキちゃん久しぶり! もう会えないかと思ってたよ! やっぱハバキちゃん好きだー。声も外見も性格も好きだー。
左京さんも、憑いたのが村正じゃなくてハバキちゃんだったら逆に道を踏み外ずに済んだろうに……。
蛍丸という名の鬼斬り丸だからハバキちゃんにとっては旨味全然ないけど。
そういや実彰さんは御前試合を放棄して以来の登場か。よかった、こっちでもちゃんとオチがつきそうだ。
彼は色んなルートで香夜のこと認めてくれてて嬉しいです。優しい人だ。
螢さんはほんっと不器用で真っ直ぐだな!
実彰さんの「
馬鹿正直なことだ」という感想に吹いてしまった。
実彰さんも隠れ切支丹という秘密持ちだけど、螢さんのそれとはちょっと違うよね。
ああもう実彰さんいい人!
こんなところでこんないい出番が貰えるとは思わなかった。すごくすごく嬉しい。
もうこの森に関しては「実彰さんの庭」と名づけてもいいかもしれないなw
父様ぁああー! 分かってたんじゃないか! もう!
縁編の香夜そっくりで似たもの親子の認識がますます深まる!
「
父様の幸せは私の幸せだし、私の幸せは父様の幸せ。だから私は、幸せになりたい。」
「
日の本一、幸せになりたいの。大好きな人の側で、大好きな人を幸せにして笑顔で暮らしてゆきたい。」
香夜……ええ子や……。どのルートのどの結末でも、香夜は一貫して幸せになろうとしてるものな。
どんな時も自暴自棄にならない芯の強さと貪欲さはその一助だ。
それも父様が、何よりも娘の幸せを願いながら一生懸命育ててきた結果なのだろう。
そしてめっちゃかっこいいタイミングで螢さん帰還。
なに その うつくしい 絵。
キレイすぎるだろう螢さん! なんという花尽くしの美少年……! 「
ちょっと滑っちまって」じゃないよ、もう!
その後の台詞も泣けるなー。香夜への深い愛を感じる。
鉢巻取ってるってことは、かむろにも正体明かしたんだろうな。よかったねかむろ!
豆料理が苦手なのは鬼族共通だったのか。
あのシグラギや斬鉄も豆でじんましん出るのかと思うとなんか面白い。
父様は優しいし、螢さんは男前だし、香夜は愛情深い。いい家庭だなぁ。
今までがどっちかっていうと一対一だったので、父様も交えて交流出来るのなんて九十九丸編くらいかと思ってた。
ありがとう螢さん!
「
香夜と所帯を持つってのは香夜と、香夜を引っくるめた全部をオレが幸せにするって約束だ。」
螢さあん! さすが十手持ち、粋なことを言う! 香夜も螢のじいちゃんと仲良くなれるといいな。
螢さん真の名あったのか! ここで初めて明かすとは、とことん決めてくれる。香夜の台詞にもきゅんとした。
スタッフロールのこの花も山吹かあ。なるほどね!
螢編/幸魂ED
祝言……だと……!? しかもかむろはおろかお松ちゃんまでいるだと……!?
どこまでプレイヤーの希望を叶えてくれるんだ螢さんは!
!!!!!!! えっ ちょっ なにこれ可愛いすぎないか!?
白無垢かと思ったらまさかの鬼族衣装……!
そうか、鬼の城で祝言あげるんだから当然鬼族式になるのか! 油断してた!
紐結びの袖に降ろし髪かぁ。頭飾りが華やかでかわいいな。肩出しなのもポイント高い!
螢さんもいつもより豪奢な印象でかっこいい。相変わらず黒と金が似合う。
ばあちゃんとじいちゃんも祝ってくれていてよかった。
でも二人共故郷にいるんだからフードや鉢巻取りなよ!ちょっと楽しみにしてたのに!
やっぱ最初は香夜のこと反対してたのか、じいちゃん。香夜も頑張ったんだろうな。
父様さっそく泣いてるw 祝言のその時が見られるとはぶっちゃけ思ってなかったからプレイヤーも感無量だ。
お松ちゃんも祝ってくれて嬉しい。今回もちょこちょこ関わったものな。
お松ちゃあああん!
!!!! 螢さん後ろで髪まとめてるのか!?
不意打ちでびっくりした。ちょこんとした結びが無性に可愛い。
…………
ええええええええ!? 鼓さんと七重さん!? ええええ、マジで!!??
あんまり予想外で一瞬固まったよ! そりゃ伏線がどうとか言ってたけど、まさかのすぎた。
も、もしかして護衛まで集合するとか……いや、左京さんの件もあるし、それはさすがにないか。
鼓たちは吉備国で幸せに暮らしているようだ。
困ったことがあったら吉備国に行け、か……思い出してしまうなあ。螢さんの好意が報われてよかった。
呉葉ちゃんもうまくやっているようで何よりです。相手が相手だから大変だったろうな。
ラストのCGが幸せに満ち溢れていて眩しい……! ふわふわのひらひら!
青空に靡く香夜の髪が美しい。確かに主役は花嫁だ。
細かいとこだけど、螢さんの手に支えられている香夜の剥き出しの肩に、ちゃんと柔らかそうな指先の凹みが描かれてるのがいい。ここがつるっとしてたら駄目なんだよ! 影は大事なんだよ! 太ももや足先も素敵だけど一番はそこだよ!
螢さんの恥ずかしそうな、それでいて幸せそうな微笑みもいいなあ。この人は本当に攻略前と後で印象が変わった。
あ、というか今気づいたが、香夜の爪も黒塗りになってるのか。意外と似合う。
最後の最後に東海道を再び歩く約束とか、とことん詰めてくるなあもう!
風呂の件とか忘れるどころか、触れることすらないもんだと思ってたよ。そうか、好きだったのかw
当時キリキリ急いでた螢さんが「
今度はゆっくり回ろうぜ」と言い出したのに謎の感動を覚えた。
道中香夜が思い出話がてらつっこみそう。
あれ、暮らす場所はもしかして江戸なのか?
吉備国に来たのも祝言上げるためっぽいし、そうなのかも。
ヤキモチやく螢さんもかわいいな!
その後を色々と想像してみたくなる、優しく希望に満ちた結末でした。
十一周目 幸魂まとめ
幸魂EDクリア!
よ、よかったー! よかったよかった、こっちも華やかな大団円だった! おめでとう螢さん、ありがとう螢さん!
結末の爆発力どうこうで言うならまさに大爆発だった。分岐して早々に爆発してた。
いい方へいい方へと期待を上回っていかれたおかげで満足感が半端ないです。鼓夫婦は予想すらしてなかった!
あまりに良すぎて言葉にできないので、例によって冷却期間が必要かも。
ちょっと画廊と人物詳細見てくる!
画廊を覗く。
おまけCGがツーショットでありますように……ツーショットでありますように……
!!!!!?????
え、なんかすごいもの見えるけど、何!? 夢!? これクリックしたら液晶爆発しない!?(動揺)
待て、落ち着け、とりあえず結末CGのコメントを聞こう。
螢さんが何かを惚けたりからかったりする時の、軽くて稚気に富んだ喋り方好きだなー。
もう一つのコメントも幸せそうでなによりだ。
おまけCGは開くのに覚悟が要りました。なにしてんの螢さん!逞しいよ螢さん!男は筋肉だな!
剣が君の男性キャラは皆造作が美しい一方、筋肉や骨張りがきっちり描かれていて安心します。
香夜を抱きしめている腕の、ちらっと見えてる筋とかね!肩周りとかね!いいよね!
あと、色合い的に螢さんが白髪に見えるので、白髪金眼褐色肌症候群なプレイヤーにはもはや目の毒。
香夜の白い首筋や襟足、二の腕に絡んだ桜色の指先にもぐっとくるものを感じる。
剣が君ではこういう直接的な絡み絵はないものだと思ってたからびっくりしました。
一般的に見ればそんな大したもんでもないんだが(背後に人がいたら絶望するがな!)イメージのギャップとは恐ろしい。
そういやここって左京さんのおまけCGと同じ場所? 香夜の部屋……じゃなさそうだな。何処なんだろう。気になる。
人物詳細を覗く。
なにはなくとも「この結末について」を聞いてしまう。うんうん、よかったね螢さん!
残りも間をおかず一気に聞いて満足しました。もうこれ以上増えないのだと思うと寂しさもある。
お気に入りは「甘えてください」と「お慕いしています」。螢さんかわいいなあ!
最後のぶっきらぼうな「照れてねぇよ」が癖になる。
螢さんは声や喋り方もかなり好きなので、人物詳細のコメントもより楽しく聞けます。
九十九丸も好きだな。縁さんも面白い。
香夜にも声があればなぁ……。どれだけ胸躍ったことか……。
普段ドラマCDなんて買わないのに、香夜が声付きで出演したら即予約してしまいそうな自分が怖い。ないだろうけど!
やー、それにしても螢さん可愛かったな!
大柄なのに、ふとした表情や態度がやたら可愛かった。男前と可愛さの見事な共存を見ました。
香夜すら「可愛い」と言ってたので、きっとこの感覚は正しいものなのだろう。
全体通して、螢編は香夜とのシンクロ率が高かったです。
君ルートの展開でごちゃごちゃ言ったけど、香夜の気持ちや言い分はよく解った。
前半で喧嘩した時の言動にしても、理不尽なものは感じなかったな。わりと螢さんの自業自得だw
奇魂があれだったので幸魂が物足りなかったらどうしよう?と案じてたけど、蓋を開けてみれば大満足でした。
むしろ奇魂でははしょられたところや至らなかったところにスポットが当たり、痒い部分に手が届く素敵仕様だった。
父様に認めてもらうまでの一連の展開が特に好きです。黒羽さんこっちでも出てよかった!
思えば奇魂の螢さんは若干ヘタレだったかもw
君では第五話で乗り越えたぶん、幸魂の覚悟決めた螢さんが男前でかっこよかった。
和魂の駆け落ちは螢さんにとっても苦渋の選択だったろうな。
父様が螢さんの人柄を察していたなら、剣ルートの正体バレ後、香夜に釘を刺さなかったのも納得だ。
それまでの伏線も幸魂ではきちんと生かされていて感心しました。荒魂と対にして考えると諸々しっくりくる。
奇魂や和魂も好きだけど、剣では荒魂が、君では幸魂が迎えるべき結末かなという気がします。
とか言って実際荒魂正史にされたら泣いちゃうけどな!
締めに分岐から結末までをもう一度読んで幸せに浸る。
山吹を摘むために螢さんが出て行った後、香夜が父様に語る一連の台詞がすごく好きだ。
深く理解され、想われている螢さんがちょっと羨ましくなる。
螢さんと香夜は前章の相互不理解状態から衝突とすれ違いを繰り返してきたので、無事くっついた姿に大きな達成感と安堵を覚えます。よかったよかった。
結末で、父様につられて泣きそうになってる螢さんに笑う。花嫁より先に花婿が泣いてどうするんだw
あんまり幸せだからラスト周回にすべきだったかとチラっと思ったが、トリは九十九丸って決めてたから!
ごめんね螢さん! でも大好きだよ螢さん!
そういえば、幸魂EDって本編からちょうど一年くらい……だよね?
となると、七重さんの赤ちゃんももう生まれてるのか。
子供のことやその経緯を考えると、あそこで鼓夫妻が登場する意味がずっしりと増す。
ハーフの子にどの程度特徴が出るのかわからないが、角があるとしたら江戸では生きにくいよな。
七重さん(たぶん鼓も)にはちゃんと愛されるだろうけど、周りから遠巻きにされてはかわいそうだ。
左京さんとか黒羽さんとか、メインキャラのことばかり考えてたが、鼓夫婦やその子にとってはこの結末が最良かもしれない。
そこまで思い至ってから読むと、幸魂も確かに人と鬼族の融和を暗示した終わり方なんだな。
というわけで次こそラストだ!九十九丸だ!
九十九丸は剣ルートで準決勝敗退してるし、そもそも御前試合どころじゃないので、君で試合を諦めてもそこまでがっかりしなさそう。
気になるのは体質の解決法か。試合に出場しなければ、マレビトの侵食は抑えめで済む……かな?
マレビトについても詳しく知りたいが、きっとそのへんは奇魂である程度解明してくれるだろう。
たぶん九十九丸死ぬし(遠い目)
Vita版移植で後日談追加の報に喜びつつ最終周回いくぞー!