十二周目 前章
初めから開始。
最後なので序章から読む。
鬼ノ城山の背景こんなしょっぱなから出てたのか!
天下五剣が授けられる御前試合は江戸城で執り行われるってあるけど、鼓は駿府だったよね?
日本中の城主の元へ運ぶって言われてたし、江戸城に限らないはずだよな。縁さんのも水戸だった気がする。
そういや、五剣の中でも、鬼丸国綱だけは一切出てこなかったな。
あの中では鬼丸国綱の見た目が一番好きだ。こういうグラフィックも後で見れたらいいのにな。
御家人株を買うってことは三郎三は元武士の浪人だったんだろうか?
寺子屋やってるところを見ると、少なくとも教養を受けられる身分だったっぽい。
幸魂EDの左京さんとは管轄が被らないといいが、一度に指導できる子供の数は少なそうだし、大丈夫かな。
黒羽さん、東北で終わりの地を見つけるとかなんとか言いながら作中ではその様子を見ることはなかったな。
っていうか、なんで東北だったんだろう? 特に関連性が見つけられない。
そういや光悦さんは縁さんの顔知ってたのか。
しかし、この話の流れで何故若=縁だと気づかなかったんだ一周目の自分は。
兄上の言う「馬鹿者」=公儀隠密=縁さんってとこまではわかったのに、「若」は別人だとばかり思ってた。
だ、だって兄上が「あやつ(若)のことはよい」「ところで、その馬鹿者は〜」って話を変えるんだもん!
城内を探しまわってたはずの三厳さんが「城下の神社付近で見たと〜」とか言うんだもん! 別の人間だと思うじゃないか!
さすがに縁さんを攻略したらイコールだと気づいたが、このへんは未だに謎だ。
刀狩り令破ると匿った者も死罪なのか! ってことは破った当人ももちろん死罪だな。
螢編君EDはどちらも吉備国行きでよかった。
いくら今まで捕まらなかったからって、将来を考えたら江戸にいるのはリスクが高すぎる。
ん? でも、幸魂はもしかしたら江戸に戻るのかもしれないのか。大丈夫なのだろうか。
香夜が久姫様と瓜二つだったのは結局他人の空似ってやつだったのかな。
最初は伏線かとも思ったが、剣が君の作風ならそれで納得できる。
時代物で、一介の町人の娘って立場もゲーム的に考えるとなかなかレアかも。
初めは花嫁行列の報奨は金五両だったっけ。
母様のお守りは後章だと黒羽編以外では関わってこなかったな。
奇魂の後日談でお守りがキーアイテムに!なんてことは……ないか。
九十九丸の左腕の包帯は結局なんだったんだろう?
常夜がらみの刻印でも隠してるのかと思ってたけど、本人に自覚がないってことは違うよね。
残りの結末で明らかになるのかな。
九十九丸は外見も性格も和み系でいいなあ。ほっとする。声も合ってて好きだ。
鈴懸は個人的に和み系ではないんだよね。むしろハラハラ系というか、放っておいたらなにしでかすか分からない系だ。左京さんほどではないが。
お風呂の見張りでオロオロしている九十九丸が何度見ても可愛い。
縁さんとのコンビが好きなので、君ルートでも絡みが見れたら嬉しい。
九十九丸はことごとく妖怪に逃げられるなあ。
せっかく意気込んでるのに空振ってばかりで若干可哀想である。
箱根峠でも螢さんに駄目だしされてたし、メインヒーローなのに前章ではあまり活躍しないよね。
そういう場面で無理に持ち上げず、あくまで設定通りにキャラを扱うのも剣が君の好きなところだったりする。
御前試合の勝敗は各ルートでまちまちだけど、あれもそれぞれの素の実力はそう変化してない印象です。
「はは。どうもよく年が下に見られる。きっと、いろいろ釣り合っていないんでしょう。」
九十九丸のこういうところ、大人っぽいと思うけどな。
さった峠でマレビト化しかけた時はまだ九十九丸のままだよね?
九十九丸の中のマレビトに別個の意識があるのかすら、荒魂だけでは判然としなかったからなー。
闘争心が強くて物騒なのは確かなようだが。
ここで香夜が偽者だとばらしたことが剣ルートの斬鉄戦に繋がるのか。
まぁ螢編でも偽者だったことは知ってたし、そこまで強い因果ではないけど。
九十九丸の報酬没収事件、いつも通りの笑顔で去っていく左京さんが一番ひどいw 毒舌でもいいからなにか言って!
十二周目 後章〜和魂ED
九十九丸編/第一話〜第四話
九十九丸の戦闘姿勢かっこいいなあ。
香夜と九十九丸は一緒にいて最も揉め事の少ない組み合わせなので、螢さんに比べて感想で書くことは少ないんだけど、そこがすごく好きだ。
九十九丸編の左京さんはこれで退場なのかな。寂しい。
左京さんは復讐以外何も持たない人なので、結末によっては本当に人知れず命を絶ってそうで不安だ……。
過去話場面の和魂選択肢に笑った。もしやと思ったが奇魂じゃなかったのかw
君ルートではやっぱり御前試合はやめちゃうのかな。
本人は残念だろうけど、九十九丸の場合はそれが最善である気もする。
縁さんまた出ないかなー。
……あれ、荒魂で出なかったっけ?どうだっけ? 二ヶ月も経つとさすがに記憶が曖昧だ。
剣が君の天海さんは家康の側近(参謀)で寛永寺を建てた天海大僧正と同一だよね?
辰影さんに怪僧呼ばわりされてるけど、現代でも驚異的な長生きだし、実際に異能持ちだからなあ。
他のフィクション作品だとわりと悪役なイメージです。下手に名を残すと大変だ。
九十九丸の剣への想いは出来るだけ肯定してあげたいんだが、和魂はどちらかというと諌める方向なのかな。
花見で歳相応にはしゃいでる香夜がかわいい。こういうのは九十九丸相手じゃないとできなさそう。
見守っててくれる父様の一言が沁みるなあ。
九十九丸編はなんとなく九十九丸が主人公で香夜がヒロイン、もしくはW主人公って感じがします。
他のキャラと違って、九十九丸には香夜、そしてプレイヤーに隠していることがないから感情移入しやすいんだよね。
実際九十九丸視点も多いし、香夜が相手を追いかけている印象が強い他ルートとは一味違う気がする。
そういえばかむろは妖怪だから、マレビトの気配には敏感なのか。
そういう意味では、人と鬼族が見た目以外大して変わらないというのもよく分かる。
マダラ・ハチモクとも密に接する機会があったらそちらでも何らかの反応があるかも?
でも彼らはかなり観察力が高くて知識も豊富なので、前章の時点で異常に気づいてたかもしれないな。
九十九丸の戦闘も見てたと思うし。
「
お嬢さんは悪くないよ、全部俺が――」
「
剣取り御前試合に出たって話した時……もう出ないって、そう言っただろう?」
九十九丸の口調の揺らぎにときめく。香夜はいい子だなあ。
雨宿り後、香夜の部屋で一緒に食事してる時のやり取りがすごく可愛い。
もうどっちかっていうと九十九丸視点で読んでるよ!
父様が九十九丸のことを信頼してくれていると嬉しい。
鈴懸戦の九十九丸覚醒場面は何度も巻き戻して見てしまう。
だってカットインで停止できないんだもん! かっこいいんだもん!
マレビト九十九丸と鈴懸が並ぶと、余計に普段との年齢差が際立つな。
服も袖丈が多少短くなっていて、ちゃんと中身だけ成長した感じに見える。
戦闘立ち絵の変化に見入ってしまう。
美男子だなあ二十歳九十九丸! 麗人だけど、左京さんとは違う男性的な美形だ。縁さん系だな。
鈴懸の「
まずいっ!」がいつになく鬼気迫っているのに、マレビトの化け物じみた強さの一端を感じる。
この時はまだ侍に言われて刀を戻すなど、九十九丸の意識?理性?が強そうだな。
神威さんは本当に他ルートだと株の上がることを一切しない。
鈴懸編も大概だったが、仮にも木霊が見える男がそれでいいのかw
彼にも彼なりの理由があるんだろうし、言ってることも理解できなくはないんだが、当たり方がきつすぎるんだよなあ。
ある意味正直で純粋なのだろうか。
うーん、家光様かっこいい。
鈴懸が玄庵先生に呼ばれた用事ってなんだっけ?
また目をかけられるなんてことになったら神威が暴走しないか心配だ。
左京編奇魂の香夜はまだ生きていて、呼びかけに応えて帰ってきただけだから、この場合の「蘇り」には当たらないよね。
「
きっと本能では分かっていたんだろうな。だが怯えた俺は疑いの感情を閉ざし、自分から真実を遠ざけてしまった。」
冷たい身体や響かない鼓動、風邪一つ引かない丈夫さにも、違和感はありつつも目をそらしていたのか。
うーん…… この辺りの描写を見る限り、九十九丸とマレビトの意識はある程度直結してそうな気がする。
九十九丸編/第五話・君
あれ、納屋に窓を作ったり、天海さんにもう一回話を聞いたりするのは剣ルート分岐後だったか。
でもこの店前の一幕は見たことあるな。螢編同様、ある程度は同じ出来事が起こる作りなのだろうか。
九十九丸は御前試合を辞退したか。
残念だけど、それが一番賢い選択かもしれない。
無理を押して勝ち進んでも結果があれでは惨すぎる。
奇魂見るの怖い。
マレビトの力に頼った勝利だから納得出来ない、という理由も九十九丸の性格を考えるとしっくりきます。
その上で国や師匠の元に一旦帰るというのもなるほど納得。だから納屋のイベントがなかったのか。
本編中に大きく時間を飛ばしたことは今までなかったけど、九十九丸の言い分も妥当だし、これは一度別れて再会する流れかな。
一緒についていくという香夜の意思は固そうだけど、どうかなあ。確かに旅をするのは大変そうだ。
縁編幸魂では奥州街道を通って白河に移住したんだと思うけど、九十九丸の故郷はそれよりずっと北だよね。
九十九丸の力になりたいのになれず、一線を引かれてしまった香夜の心情が切ない。
「
遠野へでも、どこへでも行けばいいわ! 山道で倒れても知らないんだから!」
彼女の胸の内を思うと、こんな突き放した言葉も可愛く響く。
九十九丸はこのまま行ってしまうのか。まさか本編中に離れるとは……
と思ったら香夜が旅装姿で待ってたー!! しかもまさかの父様説得済みだと!? 予想外!!
そうだよね、香夜っていざという時の行動力抜群だもんね。恋する乙女は強しを地で行く子だよね。
甘く見てた……!
九十九丸の、一瞬驚きつつも嬉しそうな表情にニヤリとしました。
分かる、分かるぞ!
喧嘩別れしたまま、戻ってくるまで顔も見れないと思ってた好きな子が待ってたんだ、そりゃ嬉しいよ。
「
止めようとしても無駄よ。……もう決めたもの。」
香夜かっけえ……!
遠野の妖怪っていうと一番に浮かぶのは座敷わらしかな。
自分が知ってるのは秋田だけど、東北は妖怪がらみの民話が多い印象。
螢編和魂の旅でも香夜は薙刀を持っていたのかも。
「
……分かった。頼りにしているぞ。」
やったー! ふたり旅だー!
父様たちも見送ってくれたし言うことない。九十九丸が東海道の護衛でよかった!
お松ちゃんかわいいなあ。そうか、九十九丸が辞退したから田一はまだ御前試合残ってるんだっけ。
田一自身も強い方だから、残ってる侍の中ではかなり優勝に近いかもな。
そういや儀式はどうした。このまま江戸を離れて一切触れられずに終わりそうだぞ!頑張って縁さん!
旅路の二人。
またこの背景が見られるとは! 九十九丸最後にしてよかった。
やっぱり、天下五剣の力とマレビトの力って根源は同じっぽいよね。
「
……もうしばらく、お嬢さんと呼んだほうが良いと思う。その、お互いのためにも。」
九十九丸はふとした拍子に破壊力の高い台詞を言うので油断ならない。
選択肢なんじゃこりゃ!
一番下を選びたい衝動を堪えて一番上にしたらちょうど和魂だったけど、すごく気になる。
そういえば、江戸の町人って確か肉を食べる習慣はなかったんだっけ。
今と違って食肉が気軽に手に入らない時代だし、菜食メインに時々魚介って具合だったはず。
特に上流階級は表向き肉食忌避で、食べる時は薬扱いして誤魔化してたんだったような。
東北のマタギや農民たちなら狩りや害獣駆除するから身近だろうけど、香夜は生まれ的にも抵抗あるだろう。
旅路の中、自分を不甲斐なく思う香夜の気持ちが解るだけに、九十九丸の優しさが眩しいです。
遠野に到着。
やはりこの背景は九十九丸の故郷だったか!
香夜が付いていくと言った瞬間もしやと思ったが、本当に本編で見られるとは思わなかった。
赤い紐のCGかわいいなあ! 真剣な香夜も照れてる九十九丸もどっちも可愛い。
そういやルート分岐してからここまでCGなかったな。
紐が結べて無邪気に喜ぶ香夜も、忙しなく表情を変えて狼狽えている九十九丸もどっちもかわいすぎて困る。
香夜より九十九丸の方が左手は不器用なのか。意外だ。
二人共成功してよかったよかった。
!!!!???? え、し、師匠!? まさかこのイケメンが師匠!?
えっ、てっきり筋骨隆々のおじさんか、細身にしても柳生十兵衛タイプのおじさんが出てくるとばかり……!!
もしくは立ち絵すらないとばかり……!!
やぁ、いいキャラしてるなー師匠。
自堕落で抜けてるけど、律儀で優しそうなお兄さんだ。今までの九十九丸の話と符合する。
喋り方にも九十九丸や田一との共通項があるな。ちょっと古風。
そして自己紹介選択肢の直球ぶりに吹いた。
左京編の記憶をヒントに選んだら一発正解でした。「
男女の仲」は幸魂だろうなw
師匠の口から語られる九十九丸の過去。
ここで鬼丸国綱かー!! さっきから予想外のことばかりだ。
ご丁寧に辞書の項目まで分かれてるよ! ネタバレ防止か!
盛岡城で一番刀になった侍が九十九丸の父上とは……。剣の道に悩んだと言われると縁さんとだぶるなあ。
ここでも借金のカタ、か。東北地方は貧しくて、娘の身売りが多かったとは聞く。あの悲鳴の主はその娘さんだったのか。
九十九丸を反魂呪で蘇らせたのが父上で、父上は天下五剣の持ち主……なるほどな。
鬼のババ様が行使しようとしていた反魂呪と同じやり方かは分からないが、どちらにせよ天下五剣の存在は核になるのか。天狗ではない普通の人間が借りられる超常の力(マレビトに繋がる力)として、最もメジャーなのがそれということかな。
今まで触れられずにいた九十九丸の左腕についても明らかになりました。
そうか……どちらにせよタイムリミットは迫っていたのか。
他ルートの九十九丸も、故郷に帰った後知ることになるのかもしれないな。
九十九丸編/第六話・君
いやー、激動の第五話だった! 第六話も楽しみ。
剣ルート冒頭にあった儀式場面はここで挟まれたか。蓮台野を通じて関わることになるかも?
……ん? 鼓が長七郎を人質に取った後、斬りつけるまでのやり取りって、他ルートであったっけ?
既読判定だったから剣ルートとは共通だろうけど、他キャラのルートではなかったような。
いつも、
なんで人質に取った直後に切っちゃうんだ、それ人質の意味あるのかと思ってたが、この流れだと(いつもよりは)違和感がない。
斬りつけた後のやり取りも九十九丸編独自のものだな。七重さんの吐血の描写が痛々しい……。
辛い場面なんだが、七重さんの台詞だけは最後まで聞いてしまいます。
あああ、鼓……。
剣ルートと少し終わり際が違う気がしたが、どうだっけ? 後で確認してみよう。
しかし、こんだけ細分化してると、各ルートの儀式の結末クイズとかやられたら正解できる気がしないぞ。
細かい差異まで選択肢に入れたら何通りあるんだ!
九十九丸に気分転換させようと一生懸命な香夜が健気。
前章から何かと香夜の心を解きほぐしてくれた九十九丸が落ち込んでると、プレイヤーまで何となく寄る辺ない気分にさせられます。剣の腕はまだ未熟でも、精神的には凄く頼りになるキャラだ。
住職の話は師匠の話以上に辛そう。
謎の修験者に禁術の守護役か。術や神に通じていたカルラ達のことを思えば、それが妖怪でも納得。
マレビトと古来の神の住まう場所は別なのかな。
布都御魂のお告げがあったってことは、神様も存在はしてはいるんだよね。それともあれもマレビト扱いなのか?
父上の行った反魂呪は、ババ様のものと生贄が異なる以外、性質はほぼ同じなようだ。
各ルートで儀式によって引き起こされた災いを思えば、住職の苦々しい態度も理解できる。
話を聞くだけでも辛いのに、故郷に落ち着くことすら許されないとは……九十九丸……。
住職にも感情移入してしまうなあ。この時代の人らしいよね。
「
……江戸に戻ろう。あの家だって、今では俺の大切な故郷だ。」
九十九丸ー! そう言ってくれてよかったと思うのに、
思うのに、お前ってやつはー!
香夜の救いの手が待たれます。
ついてきてくれて本当によかった!
この場面で一番下の選択肢は選びづらいぞ! どうせ剣なんだろ!
「
九十九丸が好きだから、どんな苦労だって、私は気にしません。」
それでこそ香夜だ。師匠もいい人だなあ。
九十九丸編/和魂
出発前夜。
わー! 九十九丸がやばい!
君ルートだからまだ落ち着いて見ていられるけどけっこうやばい!
マレビトが別個の存在として言葉を語るのはこれが初めてか。
全然性格違った!
試合中のあれは意識までは覚醒してなかったのかな。
香夜がとっ捕まってスプラッタ!?魂抜かれる!?というところで師匠登場。
一瞬師匠が天下五剣受け継いでたのかと思ったぞ!
意識を取り戻した九十九丸の台詞が切ない。
「
私は九十九丸の望みを叶えたい。私だって大切な人を守りたいのです。」
覚悟を決めた香夜は強い。ここまでくると、しっかり彼女が主人公だな。
蓮台野へ。
あれ? ここってもしかして、剣ルートのエンディングラストで侍たちが佇んでる草原?
案の定ここにも儀式の影響が出ているようだ。夢でもあちこちの扉が開き始めてたものな。
天下五剣がない状態で大丈夫だろうか……かなり不安なんだけど……。
マレビト来たー!! 夢で見た台詞だこれ!
あああ、お師匠様……! そんなあっけなく……! やっぱり駄目だったのか!
君ルートのはずなのに物凄い絶望展開だ。勝手を知らない一周目に見て「これ剣ルートだよ」って言われたら信じるレベル。
君ルートだからって終始ほのぼのとは限らないのは知ってたけど、九十九丸編は特にハードだな。
このマレビトは九十九丸の中のじゃなくて、いつもの薙刀のやつかな? こんな形でまた見ることになるとは。
あああ、九十九丸……! 剣が君の侍たちはどうしてこうも自己犠牲精神が旺盛なんだ!
夢のために死んでった縁さんはちょっと違う気がするけど、でも縁さんも香夜のためなら死ねるよね。
そして香夜もまた、愛した人のためなら死ねるわけだから始末が悪いよ!
ああ、九十九丸、いっちゃった……。
そしてエンディング(※白い)に突入。
鈴懸編、螢編に続いて心臓に悪い流れだな、もう!
そういうのは悲劇がほぼ確定してる奇魂にとっといてくれていいよ!
九十九丸編/和魂ED
香夜は一人で江戸に戻ったのか。
一応、このまま死別EDだった時のために覚悟はしておこう。
そういえばラスト付近はハヤトの姿を見なかったな。
あれ、お師匠様無事だったのか。遠くにすっ飛ばされただけ? てっきり連れてかれたと思ってた。
ああ……香夜……。結末によっては似たようなことになっていそうで辛い。
えっ、ちょ、どうなるんだ香夜!
いっちゃうの!? このままいっちゃうの!?
というタイミングで九十九丸がきたけど、身体が成長してるな。
マレビト化しちゃってるってこと? でも意識は九十九丸のままみたいだ。
香夜の立ち絵が表示された瞬間、白装束の襟が左前になってるのに気づいて息を飲んだ。これは……もう……。
九十九丸の口ぶりだと師匠もやっぱり死んでるっぽいけど、どっちなんだろう。わからん。
「
…………まさか……。」
「
もう……戻れないのか……?」
九十九丸の愕然とした声色が哀しい。死に装束ってそういうことだよね。
香夜がこうまで死に惹かれたのは常夜と関わったからこそなのかな。
なら、他ルートの死別ED(螢荒魂、鈴懸奇魂)にはまだ希望が持てそう。
香夜がもう戻れないと知って変わった九十九丸の表情に惹き込まれた。
お前……!
このタイミングで辺りに舞い始める常夜の闇にゾクゾクします。
微笑みが美麗すぎるよ、九十九丸(大)!
でもちょっと怖い……
と思ったらCGはもっと怖かったー!!
意識や記憶は九十九丸だけど、マレビト成分も大分混入しちゃってるな、これ。合体したのか。
状況は左京編荒魂と似てるけど、左京さんよりずっと怖い! 怖いけどぶっちゃけときめいた!
でもさすがに君ルートなので、このまま常夜に消えてEDっていうのはないように思えるんだが、どうなんだ?
読み進めるのが怖い。これはこれですごくいいんだけど……
嬉しそうだけど、少し悲しそうにも見えるな、九十九丸。
でも幸福そう。妖しさも含んだ複雑な表情だ。九十九丸はこういう曖昧な表情が多い。
[
一度別れて、今、再び繋がった。この手を離さないで済むのなら、私はどこへだって行く。]
香夜……。でも、バックで流れている音楽は「終幕・君」なんだよね。悲しくも幸せな終わり方だ。
「
――常夜へようこそ、香夜……。」
九十九丸……ッ!(戦慄)
十二周目 和魂まとめ
和魂EDクリア……してしまった……。
うわあ……うわああ……! これが、これが和魂だと言うのか、九十九丸よ……!!
いや良かったけどね! すっごく良かったけどね! うわああああ……ごめんなさい父様……
香夜は本当に命がけで相手を愛するな。知ってはいたが、目の当たりにするたびに衝撃を受ける。
ラスト付近は鳥肌立ちっぱなしでした。九十九丸怖かった! でもめっちゃ萌えた!
左京編荒魂にも同種の怖さはあったけど、左京さん自身は無邪気だったのに対し、今回の九十九丸には人外の妖しさがふんだんに詰め込まれていた。ここまでが可愛かっただけにギャップが大きい。一瞬マレビトに乗っ取られてて演技してるのかと心配になったほどだ。
でも気持ちは解る気がするなぁ。
好きな人の幸せな生を願って手を離したけど、その人が自分なしでは生きられないと分かったら、誰でも己の元に連れて行くだろう。そこに悦びを感じてしまうのは人として仕方ない。
ラストCGの絡みあう手に愛を感じます。怖いけど、好きだなあ。
途中まで左京編奇魂に似たオチになるかと思ってたので、暗転した瞬間ホッとしてしまった。
九十九丸の事情を知った時から楽しみにしていたマレビト(薙刀)との絡みはこの結末で実現されました。
有力視していた荒魂が百鬼夜行大激戦であれえ?と思ってたらまさかの和魂であった。
お師匠様は描写からしてたぶん死んでるか、それに近い状態になってるよね? なんとか家まで帰ってそこで息絶えたとか、マレビトが身体に巣食った状態で暮らすことになったとか、そんな風に脳内補完しておけばいいか。
九十九丸の中のマレビトと香夜の会話シーンも見れたし、荒魂攻略後に望んだことはだいたい叶ったな。
あのマレビトの意識は結末ではどうなっているんだろう?
やはり妥当に九十九丸と混ざったのだろうか。あの九十九丸が素であんな風になるとは思えないしな……。
死んだ香夜が三途の川でなく蓮台野に来たのは、九十九丸を求めていたからだよね。
にしても、これを和魂に持ってくるあたり凄まじいな剣が君!
前々からバッドだのハッピーだのの一言では区分けできないと思ってたが、ここまでバラけると雰囲気で括ることすらできない。この内容の何処が穏やかで平和的なのか、一介のプレイヤーには全く解らんぞ! 死んでるじゃないか!(君ルートで死ぬことはさすがにないと思ってた)
これを早めに見てたら他ルートの和魂にも構えただろうな。
特に螢編と鈴懸編にはドキドキさせられたに違いないw
純粋な好奇心として、四魂ごとの傾向を制作サイドに聞いてみたいです。
何か自分の目からは見えない共通項があるのかもしれない。
実は全くなくて、とりあえず思いついた結末を流れに合わせて割り振っただけと言われてもそれはそれで納得しちゃうけど、荒魂はかなり傾向がはっきりしてるので、他の結末にも何かしらテーマがありそうな気はする。
奇魂は奇跡、かなあ。鈴懸だけは心情的に認めがたいが、他はだいたい当てはまりそう。九十九丸はどうかな。
それとも人それぞれ、そのキャラらしい四魂の形ってことなのだろうか?
お話としては、衝撃度・納得度・共感度のすべてが高い、お気に入りの結末です。
分岐後の話もしっかり盛り上がりどころを抑えてた。店を出た九十九丸を旅装姿の香夜が待ってた場面が個人的No.1。
ここのところ、君ルートには「え、それでいいの!?」的な消化不良を感じることが多かったけど、九十九丸編にそれはなかったな。むしろ、九十九丸の抱えた問題については剣ルートより突っ込んで描写されてた。
剣・御前試合編、君・マレビト編とカラーがぱっきり分かれていて、ルート分岐の醍醐味を味わえました。
幸魂も楽しみだ。
画廊でラストCGのコメントを聞いてみる。
これは間違いなく闇堕ちしてます! ラストの声色と一緒です!
香夜を拒んでいた時はまだいつもの九十九丸だったけど、彼女がもう戻れないと悟って吹っ切れてしまった感じだな。
改めて見直すと、あの瞬間、九十九丸の人としての理性が雪崩落ちるように崩壊したのが見た目にも分かりやすくて震える。
ずっと聞いていると背筋が粟立ってくるが、彼の言葉は香夜の望みと完全に合致するからまぁいいか……。
人物詳細の方も覗いてみる。
通常時の九十九丸は和むなあ。料理茶屋に婿入りして美味しい料理を毎日作る彼も見てみたい。
「願うが叶うなら」のコメントにきゅんとした。九十九丸のコメントは香夜がらみの話が多くて嬉しいです。
そして「この結末について」でゾッとさせられた。や、やっぱり闇堕ちしてるー!
いつもの九十九丸の立ち絵なのに、浮かべた笑みの昏さが尋常でない。「ずっと、ずうっと」の言い方怖いってば!
しかし画廊と一緒に何度も何度も再生してしまう。プレイヤーとはまこと業の深い生き物だ。
九十九丸の和魂コメントは左京さんの荒魂についてのコメントと併せて聞くと差が歴然としていて興味深いな。
頭が九十九丸編和魂に浸った状態だと、剣ルートの左京さんすらまともに見えるよ!
結末で人斬り状態から解放された左京さんと、結末でマレビト化した九十九丸を比べるのはあまりにも後者が可哀想だが、人斬りヒャッハー鬼ぶっ殺す!状態の左京さんと比べても、マレビト九十九丸の方がより恐ろしく感じる。
まさにマレビト、評判通りといったところか。
下手に香夜への恋慕があるぶん、正気のまま道を踏み外したような、得体のしれない怖さもあります。
声色の変化だけでここまで印象付けられるとは、声優さんも恐るべし。
いつもなら和魂クリア後に貸本屋を覗くのだが、今回はやめておく。
このなんとも言えない余韻を引きずったまま奇魂に行こう。
しかし、奇魂で来るだろうと予想していた展開は根こそぎ和魂が持ってってしまったな……。
あれの死後の再会がないバージョンでほぼ間違いないと思ってたんだが、こうなると予想がつかない。
分岐地点からして助かるとは到底思えないのだが、どうなの? どうなの九十九丸?
完全に乗っ取られて九十九丸消滅、もう常夜に行っても会えないとかそんな感じなの?
どうせ完全な別離か死亡だろうと予防線を張りつつ読み進めます。
荒魂は盛り上がりが大きく、後味もわりと良い結末だったので、奇魂の後に再読することにしようかな。