ときメモに初めて触れた者の辛口な感想。単発なので続きません。
狙いはライバルの居ないアンドロイド先生（ED未到達）。それとバスケ少年・野球少年（ED到達済）の話題も有り。
誰が嫌いとかそういう話じゃないぞ！ 全ては爆弾のせいなのだ！（2020/6/7追記）
珠美ちゃんが可愛い
手探りで二、三周ほどプレイした結果、とりあえず友人キャラの珠美ちゃんが可愛いなぁと思いました。
一枚絵はあれしかないのか！？ ないのか！？
鈴鹿少年狙いでプレイしたときVS関係になっちゃって悲しかったな。
あんまり悲しかったので、その後の一年間は他男性キャラどころか鈴鹿少年とのデートまで放っぽって珠美と行動を共にしました。
SDキャラの表情が痛い痛い。やっとの思いで起こした仲直りイベントもなんだか切ない。
ごめんなさいごめんなさい、もう鈴鹿少年は選ばないから！（本気）
前にプレイしたラブレボの転校生もそうだったが、乙女ゲームにおいては「ライバルがいるキャラ＝攻略対象外」のようです。主人公がその相手を凄く好き！みたいな事情があれば別だけど……それでも他に攻略キャラが居るならそっちに流れてしまうかも。
これがギャルゲーだったら「レッツ強奪！」と意気込むところなんだが。……あー、いや、でもどうだろう……。ヒロインが片思いしてるならともかく、その逆はやはり躊躇するかも。主人公には選択の余地があるわけだから、どうしてもなー。
今の周回が終わったら今度こそ王子（気分はトリ）にトライするつもりですが、その時は珠美を応援したいです。Ｗデートとかしたい。
……あ、でも鈴鹿を出すと爆弾が……
……爆弾……
爆弾………………
爆弾どうにかならない？
ホントもうあの爆弾はどうにかならんのか！！
ときメモの爆弾といえば、主人公に恋心を抱いたキャラが、彼（彼女）にあまり構ってもらえず傷心した結果点灯し、放っておくと爆発して登場キャラ全員の好感度が下がるシステムらしいのだが、あまりにも点灯頻度が高い。
ほんの数回会ったっきりだろ！？ 他にも可愛い女の子一杯いるだろ！？（珠美とか珠美とか珠美とか）
それなのにポコポコポコポコ、お前ら心狭すぎる！！
そのうえ悪い噂一発で好感度ガタ落ちなんてどれだけ狭量なのかと。
そこに愛はあるのか！？ 無いだろ！ お前ら無いだろ！ 正直に言ってみろ！
嫌だよ冷たくされたからって女子の悪い噂に興じる男子なんて。どこに魅力があるというのだ。
だいたい傷心って言われてもどこに傷付いたのかさっぱり分からない。別に無視もしてなければ気のある素振りもしてないし、そもそもデートって好きな人（気になる人）だけとするものじゃないのか？ むしろ既に意中の相手がいる人に片手間デートされた方が傷付くだろ？ もしかして自分のデートの定義が間違ってる？ 時代はそこまで来たの！？
わからない……わからないよときメモ……！！
おかげで残ったキャラを攻略する気がますます起きません。関係持った覚えもないのにいきなり睨まれたって困るわ！
王子（爆弾点灯率第２位）は主人公と昔の約束っぽいものがあるからまだ分からんでもないが、その他は初対面なんだろ？
特にそこの野球少年（爆弾点灯率第１位）！！
攻略中の印象は決して悪くなかったのに、相次ぐ爆弾点灯で好感度がゴリゴリ下がっていく。あぁぁ、損してる君損してる、むしろプレイヤーが損してる……！
その他の関西弁少年・美術少年・文学少年辺りはまともに会話した事すらないので（デートは罪悪感から流し読み）悪印象しか抱いてないです。せめてライバルキャラとのラブロマンスにくらいは期待させてくれてもいいんじゃないの、ねぇ君たち……（消沈）
心のオアシス氷室先生
そんな爆弾地獄の中、颯爽と主人公の前に現れて彼女を掬い上げた人物がいました。その名は氷室零一。
なにしろ氷室先生といえば教師であり、教え子である主人公相手にいちいち傷心になったりしないのだ。
攻略中はよく知らなかったのだが、電話でデートに誘えないキャラは爆弾がつかない仕様らしい？
おかげで特に印象も悪くない。教師と教え子という関係には少々腰が引けるものがあったが、下校中に睨まれて「なんやこいつ……」ってなるより全然いい。むしろ教師相手だからこそ、ご機嫌取りのために好きでもない男とデートをして休日を潰すなんて不純な日々からは（気分的に）縁遠くいられるはず！ まさにオアシス！
全く爆弾を見かけないというわけにはいかなかったが、そこそこ順調にイベントが進み、学業も充実。
吹奏楽部の活動をまめにやってたからか、文化祭も全て成功しました。最後のアレにはうっかり感動しかけたよ！ 直前の一ヶ月間全てを練習に当て、ストレス値90の死に体でギリギリ頑張ってた甲斐があったというものだ。
まさに青春！ ありがとうヒムロッチ……！（微笑み）
清々しい思いで文化祭を見届け、さぁ明日からも頑張るぞ！とコントローラを握り直すプレイヤー。
画面暗転。
ノック音。
「ねぇちゃん、最近男に冷たくして（以下略）」
あー…………
台無し。
どうやら王子と野球少年には人を思いやる心というものが存在しない模様。
ストレス値90だろうが文化祭だろうが感動の余韻だろうがまるで関係ないってか！ ははは！
……疲れた。
ごめんヒムロッチ、この続きはいつかきっとまた……。
後日談（2020/6/7追記）
その後、しばらく冷却期間をおいて氷室先生のEDを回収。
それからも友達（リアルの）とコントローラ分け合いながら理事長を構ったりして遊んでいたはずなのだが、残念ながら記憶が朧げで、どこまで攻略したのか曖昧です。なんかバラ貰った気がする……背景がキラキラしていた気がする……。……いやこれ記憶が理事長で塗りつぶされているのではないか？？ 氷室先生のEDの台詞とか全く覚えていないのだが？
王子や関西弁少年、文学少年、美術少年の記憶は特に真っ白なので、いいところを台無しにした爆弾（とそれを生み出す彼ら）を憎むあまり、この辺はそもそも攻略してないかもしれない。すまない、全部爆弾とかいうプレイヤーの心象低下システムが悪いんだ。面倒くさい異性はいくら看板キャラでもノーサンキューということなんだ。分かってくれ。
手紙で交流する青髪の男子のEDを見た記憶だけは薄っすらとあるので、本当に爆弾が足引っ張ってたんだな……としみじみ思う。あの男の子は確か爆弾全く関係ないもんな。ご機嫌取りのデートで休日潰さなくていいし、好きに自分磨きできるから天国だよね。パラ上げ作業は総じて楽しかった気がする。
散々爆弾絡みでこき下ろしたときメモGSだが、状況に応じた台詞のバリエーションの多さはさすがだったし、数年後にPSPでプレイしたGS3は爆弾周りも随分改善されていて面白かったです。女友達もライバルにならないし！EDまである！
残念ながら、今度は三角関係や天使・悪魔システムがネックになってハマるまでには至らなかったのだが、それでも学園生活SLGとして十分楽しめた。ファンが多いのも納得です。
新作も製作中みたいだし、また乙女ゲーユーザー増えるといいな。
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