人魚姫モチーフの乙女ゲーム「マーメイドプリズム」の一周目プレイ感想。
ものの見事にバッドエンドへ直行しました。
初商業乙女ゲーのラブレボでさえ初っ端バッドは踏まなかったのに、こいつは参ったぜ!
ええと、とにかく、どうやったら好感度が上がるのか、どうやったらルートが分かれるのか、どの辺がターニングポイントなのかといった、ゲームの基本情報がまるで把握できなかったんだ。手探りとかそういう段階じゃなかった。
終盤に至るにつれ少しは慣れてきたが、その時には既に手遅れ、結婚不可能でした。
分析力上げてもイマイチよく分からなかったよ! プレイヤーの頭の問題か。
おまけになんか最後主人公死んだような? 気のせい??
ラストに出てきた二人の服が血に濡れてるっぽい模様だったのが非常に引っ掛かる。
転生の輪とかは分かるような分からないようななんだけども、思惑通りに行かず本人にやる気がなかったらどうなるというのか。次は? って事は次があるのか?
スタッフロールの最後も物悲しかったです。
まぁ、バッドなんて後から積極的に見ようとは思わないだろうし、まだEDの意味も分からないうちに回収出来て良かったかも。CGはないけどね。
なんだろう、EDに至るまでの状況としては、周りの男性達からは結構満遍なく好意を持たれていたんだけれど(運と紅蓮の対立が印象的だった)、肝心の主人公に恋愛意識が0だったという珍しいパターンでした。
主人公視点以外のイベント(王子サイド)も多いので、攻略してるというよりされてる雰囲気が強い気がするなぁ。そして結局主人公は誰にも靡きませんでした、ED!みたいな。
主人公の瞳が結構気に入った自分としては、相手が靡かずに迎えるバッドEDよりまだ納得行ったかも。
バッドはバッドなので微妙ではあるけど。
今回のプレイではジュンやハルカ先生、トーヤ、シャルなどの面々はそれほど恋愛展開しなかったのですが、デフォルト好意組である運と紅蓮は凄かった。凄かったというか、濃かった。
特に紅蓮! ゲーム中の立ち位置から判断するに、絶対実弟だろ間違いない! って感じなのに、そんなメインでバリバリ恋愛(※完全一方通行)して大丈夫ですか。キスCGが出た時なんか、一瞬何が起こってるのか分からなかったよ。
禁断度ではラブレボの兄を越えるかも知れないな。異世界では赤の他人ですけどね。
運の方は今のところそれほど好みではないので、熱烈な愛の言葉を囁こうが自室で押し倒されようが紅蓮に宣戦布告しようがまぁ流せるのですが、んー。とりあえず彼女は大切にしようね君たち。
なんで揃いも揃ってダメ男全開なんだ……。
インターフェースやイラストはすごく綺麗でした。
最初こそ余りのキラキラっぷりに恥ずかしさが抑えきれなかったけど、そのうち慣れたかな。ちょっとレスポンス遅いのが気になるけど、PS2自体の読み込みの問題っぽいし仕方ないですね。
個人的に好印象だった点は、主人公と攻略キャラ一対一の物語ではなく、他男キャラもサブキャラもみんなお話に関わってくるところかなぁ。結婚後は事情も変わってくるかもですが、今回は後の方になっても皆でわいわいやるイベントがあったので期待してます。
恋愛ゲームのシナリオというより、少女小説に近いイメージだな。
CGつきのイベントは各キャラ序盤の3つくらいしか見れてないので、まだまだ楽しめそうな予感。
っていうかイベント多すぎ! 一つ一つはそれ程長くないけど、各キャラ平均50って数字のインパクトが凄い。それで一般イベントもあるわけだから、えー……最終的なイベント数はいかほどなんだ……?
まぁ全体的にSLGって感じじゃないので、イベントがばんばん起こらないとそれはそれで問題があるかも。
とりあえず、次は最初から白の王子狙いで脇目も振らずやっていこうと思います。
と言っても選択肢が少ないからなぁ。ソーマのかけらも各国巡って集めないとだし、どうすれば効率よく好感度を上げられるのやら。
ラブレボと違い、今回は攻略サイトを参照する気がないので、試行錯誤しつつなんとか自力でクリアしようと思います。自力クリア万歳! 詰まったら数日置いてでもまた一から再開します!
最後に敢えて語る「気になった事」。
一度も会ったことがないのにルイがシェイドの顔と名前を知っていた。
一度も聞いたことがないのにルイがトーヤの王子発言に突っ込まなかった。
システムのフラグ管理が云々というのはともかく、どう見ても自分イベント発生の順序を間違えています。
次は気を付けよう……
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