誕生日おめでとう、レナード!(もう日付どころか月まで変わってるけど)
この機会にレナードの好きなところについて全力で語ろう!と思ったら、「おれ、ういろう(閉鎖されました)」さんのレナード誕トップに盛大に吹き、床を転げまわっているうちに語るネタを綺麗サッパリ忘却しました。ごめんレナード!
…… で、終わらせるのはあんまりなので、気を取り直して以下続行。
ネタが無いなら作り出せば良いのだよ!というわけで、もう一回レナード攻略してきました。
お祝い絵を描く前にも一度再攻略してるし、さすがに今回は異界のオーブ頼りで……と思ったけど、結局普通に雑魚戦こなしてたという。こっちが能力値カンスト状態なので、時空石を使って敵のLvも80以上にしておくと対等に戦えていい感じです。使用直後は敵精霊召喚ラッシュで大変なことになるけど、アクア様に手伝ってもらって無事解決!
途中、エアロを何とかするつもりでレナードをエニフに進撃させたらちょうど移動してきた???と被ってしまって「ギャアアア!」となったり、かと思いきや空-5効果のおかげで半分削るだけで済んでホッとしたりとハプニングもありました。だからってアトリアに動かれても困るんだが……(偵察が…)
あと、これは誕生設定日前に再攻略した時の話なんですが、味方がアースとレナードだけだと召喚獣の数が少なくてびっくりします。特に掃討した覚えもないのに、気付いたらマップ画面に敵が一匹もいなかったり。
本攻略中は最低でも4、5人は召喚してたので、ひっきりなしに戦闘があったな……。
シリウスが新たに精霊(と書いてライバルと読む)を召喚するたび、レグルスがギリギリして召喚獣の召喚頻度を上げてるとか、そういった裏事情を想像してしまうぜ!
よし、無事EDを迎えて意欲も上がったので、レナード語りいきます!
……ええと、何かこれだけ散々前置きしておいてアレなのですが、管理人はレナードのこと、特に何の捻りもなく普通に好きだったりします。
外見や口調等、本来そこまでツボに嵌るタイプのキャラではないはずなんだけど、でも好き。
クーデレでもツンデレでもないんですけどね、レナード。敢えて言うなら忠犬とか、大型犬? 従者? ……ああ、確かに好きなタイプかなぁ。でもやっぱそれだけじゃパンチが弱いなあ……
等と、自分がレナードを好きな理由について色々考えてはみたのですが、結局のところ、自分は重度のギャップ萌え属性持ちなので、レナードが好きな理由もそこから来てる気がします。
レナードって本当ギャップの宝庫だと思うんだよ!
空属性で、顔つき凄い冷たそうで、見るからに融通利かない印象なのに、シリウスに対しては誰よりも低姿勢だったり、殊更頑固でもなかったり。いかにも仕事が出来そうな言動してるのに、やらせてみればドジっ子だったり。何でも知ってそうでいて、肝心なところでは無知だったり鈍かったり(アトリア調査……)。他の精霊には軒並み高圧的かと思いきや、スカイには優しいし、ガイアにもフォロー入れてるし(EDカオス)でわりといい上司だったり…… そんな感じで、もう悉くこちらの第一印象を裏切ってくるじゃないですか。
挙句、そうやって定着した空回りキャラも最後にはちゃんと引っくり返してくるし。いや、空回りなところは相変わらずだけど、それ以上に決めてくるというか、ね! 真面目に惚れ直すよね!
世界の裏事情に通じているなど、他精霊とは若干違う立ち位置なのも魅力的です。
特にフリー版ではレナードED見ないと異界の成り立ちとか分からなかったからなー。
精霊とヒト(召還士)の関係も、レナードEDを見てやっと腑に落ちた感がありました。
思えば、空の精霊の中でも物凄い古参株で、精霊界でも一目置かれて敬われていて、冷血無比とまで言われている人が、ただのヒトであるシリウスに対してはひたすら忠犬……というのが最大のギャップかもしれない。
シリウス以外のヒトは軒並み愚か者扱いだしね! レグルスのことも「シリウス様に楯突く輩」としか認識してないよね! 今までの召還士も一応は主として敬ったんだろうけど、尽くすといった感じではなかったようだし……。VSエアロの会話からして、そもそも召喚されること自体が珍しいんだろうな、レナードは。
仕方がないことは仕方がないとバッサリ切ることのできる、指導者としての厳格な一面も惹かれるところではあります。[アースに関してはこちらも割り切れない部分があるので、せめて消滅は免れたと思いたい。]
あとはシリウスとの絡みかなぁ。
ちょっとこれについてはED後2イベントのネタバレが回避不能な為、続きに隠します。
独自解釈と妄想がフルスロットル状態なので注意だ!
色恋沙汰に関しては、レナードは基本空回りしまくりの暴走特急で、シリウスの方も完全に押し流されてる形だけど、それでもEDで「俺はお前が好きだ」となるのがこの二人の好きなとこ。
シリウスがレナードに好意を抱く気持ちはなんとなく解る、ような気がします。
フェーンやレグルスに対してもそうですが、どんなに普段振り回されてても、自分のことを盲目的に好いてくれる人を嫌える性格じゃないと思うんですよね、シリウスは。
特にレナードは、他の誰よりもシリウス様は完璧!最高!素晴らしい!と大絶賛の嵐だし、周りから見下されていたシリウスにとっては戸惑いつつも嬉しかったんじゃないだろうか。
勿論、それをそのまま鵜呑みにするほどシリウスの抱く闇は浅くないし、実際問題としてシリウスが本当に特別な存在なのかは疑問の残るところですが、だからといって持ち上げられて悪い気がするわけはない。口から出任せのお世辞ならともかく、本心からそう思って接してくる相手を厭える人は少ないと思います。普段から軽んじられていて、且つ、心のどこかでそれを不当な扱いだと感じていれば余計に。
(余談だけど、もしあれがお世辞で、本心では全く逆のことを思っていたりしたら、シリウスは物凄く冷たい目で相手を見るんじゃないかなあ。表面上は「そうだな、俺もそう思うよ」みたいな感じで笑いながら同調しても、内心の評価は地に落ちそう。印象回復には途方も無い時間と労力を要する気がする。)
ずっと固執していたヒトはEDで異界もろとも滅びてしまって、拠り所がレナードしかいない状態で「お慕いしています!愛しています!」とくれば、それはもうシリウスがぐらっときてもおかしくない、自然な流れだと思います。そしてそれを負い目に思う気持ちもなんとなく解る、気がする。
…… いや、なんかすみません! 多分、なんとなく、気がする、とかそればっかりで! これ毎回使ってますよね! 正直断言できるだけの自信がないっていうか自分で可能性を狭めたくないっていうか、まあ色々あっていつもこんな表現になっちゃうんですけど、あとなんか私知ったかぶること多くて、いや自分では本当に解ったつもりだったりするんだけどでも所詮は解ったつもりで実際には全く解ってなかったりするのが一番恐ろしくて、でも現実にそういうことは充分有り得ることなのでどうのこうの! よし次!
で、えーと、EDでシリウスがレナードを好きになった理由って、フリー版の頃から漠然とそんな感じなんだろうなーと思っていたので、今回ED後2イベントで突っ込んでもらえて凄くすっきりしたんです。
自分が今まで認識していた愛の定義を覆されて、不安いっぱいのシリウスが発した「俺がお前を好きなのは何故だと思う。」の問いに対するレナードが、もう……!
なんかね、答えの内容もいいし、答え方もいいし、感無量でした。格好良かった。
その後のオチもよかったです。結局シリウスが何を求めていたかって、無償の愛がどうとかよりも、好きな人(レナード)が自分を捨てずにいてくれること、ずっと一緒にいてくれること、ただそれだけだと思うので、愛の定義どうこうは相互理解を得なくても別に問題ないと思う。
正直なところ、レナードがシリウスに幻滅する可能性ってほぼゼロだろうし……。
そりゃ最初から魂が云々とかいう良く分からない、確認しようもない理由で従属してるので、離れる時もこれまたあっさり「私が間違っていた!」とか言い出す展開も想像できなくはないのですが(シリウスが恐れているのはこれだろう)、レナードってシリウスのこと、多少過大評価でもちゃんと見てる気がするんですよね。信者フィルターを通してはいても、別人というほどに歪んだ像を映しているわけではないと思う。
実際好感度1イベントでシリウスのこと評価し直そうとして、結局「素晴らしい主」に戻ったわけだから、もう良くね?って思うんだ! 大丈夫だよシリウス!って思うんだ!
あと、完全に作品として見てたら熱くたぎったりはしないんじゃないかなぁ……と……。
レナードが想いを遂げられる(シリウスが観念する)のは何時の日やら。
あ、それとギルタブ調査で、「どうせレナードがドジるんだろ?」と思ってたらポカやったのはシリウスの方だったとか、そういう変化球が似合うとこも好き。他のキャラならシリアスな会話するところで見事にすれ違ったりとか、笑いどころに事欠かないのがいいです。話が長いところも好きだ!