戦いに臨む少年ルー君(ロストール出身)の冒険・第十章。
歴史区分も7となり、いよいよ故郷ロストールとディンガルの本格的な戦争が始まる。
陣営が分かれてしまった幼馴染の少女との未来はどうなるのか?
勇者と妹
猫屋敷から再開。
オルファウスに勇者ネメアの手が迫っているという事で、闇の神器を集めていたエルフ?の女性から救出の依頼を受け、ロストールからすっ飛ばされたのでした。今頃ロストールは無事なのかと一抹の不安に襲われつつ、屋敷の外へ。
そこでは、今正にオルファウスとネメアが相対していました。
「兄さん!」
えっ兄妹!? 待て待て聞いてないぞそんなの!
人物辞典によれば、ネメアと神器の女性(名前覚えろ)は二人ともオルファウスに拾われて育てられた、いわば兄妹のような関係らしい。
ネメアの行動に憤った妹は自ら戦おうとするも、オルファウスに「兄弟喧嘩はやめなさい」と窘められる。その後オルファウスは自ら消滅。(えっなんで!?)
ネメアはオルフェウスが本当に消えたと思ったらしく、主人公に捨て台詞を残して去る。
なんていうか、情が薄いというか……大義が情を食い尽くしたらもうお終いだよな。それを勇者と言うのかも知れないけど、そう考えると勇者って絶対幸せになれないんじゃないかと思う。
しかしオルファウスは猫になって生きていた。
あれ? 猫になったのはいいんだけど、あの悪魔の猫は何処いった?
探し回っても見付かりませんでした。同じ猫じゃないよね??
リベルダムに寄り道してカルラに子供を預ける。
親しげなんだけど、これから敵対するんだよな。アイリーンには逢えませんでした。
その後ロストールへ戻り、異変がないのを確認してシャリの言っていた洞窟へ。
ついでに闇の神器も回収し、さて戻るか……
……
来た! イベント来た!!
色欲の瞳の謎
遂にロストールにカルラが攻め込んでくる模様。
しかしすぐではなさそうなので、慌てず騒がず、まずは宿屋で一泊。あれ、ノエル達だ。
ん? んん? なんか責められてる……
どうやら、王女アトレイアの目に光を戻してやりたいという依頼をノエル達も受けていた模様。それで、依頼を遂行した上で「どうして受けなかったのか」と主人公を非難しているようだ。
え? いや、受けたよ? 受けた上、今手元に色惑の瞳持ってるんだけど?
それにあの依頼は憎きシャリのだし、何企んでるかわからないだろう。人の命なんてなんとも思ってなさそうな奴なのに、タダで人のためになることするわけがない。依頼する時の言動も鼻についたし、裏があるって!
という事で弁明するのだが、カフィン達は聞く耳持たず、暗に「そんな人だとは思わなかった」的な事を言い残して去る。頼みの綱のノエルも何処かよそよそしい。
しかし、あれだな。
色惑の瞳が何個もあるとは知らなかったぜ!
ここら辺は、もうちょっとこう、どうにかならなかったものかな~。
第二次ロストール侵攻
勇者の消失
話変わってとうとう戦本番。
ゼネテスと作戦を練り、陽動が利いているうちに一気にカルラを叩く事を確認。
アイリーンとも戦うんだろうなぁ。この上でまた仲間に戻ってくるって事はないよな……。
途中ゼネテスの頼みで魔物退治。
なんだかもう、ここまで来ると魔物のサイズが大きすぎて邪魔でしょうがないので、常に透明化の魔法を掛けつつ突っ走ってます。戦うのも面倒だし、只でさえレベル上がり過ぎだし。
炭坑の奥まで行くと、なんと勇者ネメアに遭遇!
その剣先にはジュ……えっと、ジュ……ジュプロなんとか……? そんな名前の髭面の男が。どうやら相手は闇の眷属で、感じに追い詰めていたらしいんだけど、主人公が余計な茶々を入れたお陰でネメアは異空間に飛ばされる事に。これで、破壊神ウルグがネメアに降りるのが容易になったらしい。
駄目じゃん主人公!!!
いや、確かにディンガルとの戦いの上では有利な展開なんだけど、でも駄目じゃん主人公!!
しかし、妖怪宰相の言からしてこの展開は最初から決まっていたようだから、主人公を責められた話でもないのかな。
分かたれた道の末
ロストールに帰って本格的に戦争開始。
嘘が真となり、本当に居なくなってしまったネメアのお陰で全てはゼネテスの目論みに従って進行。当初の予定通り主人公がカルアの本陣に切り込む事に。相変わらず剣の錆にもならない一般兵をなぎ倒し、辿り着いた先に居たのは……
「…ルー。ふたりで町を出たときから、こうなる運命だったのかしらね。」
アイリーン!!
「さぁ、ルー。いらっしゃい。」
い、嫌だ……
「私は、ディンガル東方攻略軍所属青竜軍副将アイリーン・エルメス! いざ、勝負!」
アイリーン!!
「ルー…。私はあなたと戦いたかったわ。さぁ! 行くわよ!」
……。もう回避出来ないの!? これ回避出来ないの!?
願いも虚しく戦闘突入。同じアイリーン相手でも闘技場とは全然感覚が違う。しかし、嫌だ嫌だと言っても、やらなきゃこっちがやられるわけで……。
許せ、主人公、アイリーン!!
そして戦闘終了。
横たわるアイリーン、その傍に跪く主人公。
「…きれいよね、あなたの指… 私…きっと…生まれ変わっても、あなたの指を好きになると思う…。…ゴメンね。…指、私の血で…汚しちゃって…。」
死に瀕して穏やかなアイリーンと、居たたまれないだろう主人公。
その時、ロストールの歩兵から勝利の声が。
「あぁ…ルー…。かぁ、さん…、せんせぇ…、カ…ル…さ…。」
アイリーンの伸ばした手は空を切り、落ち、そしてそのまま動かなくなった。
項垂れる主人公。駆けつけたゼネテスは、場の状況を見て、「つらい思いをさせちまったな」と呟いた。
……。うう、なんていうか……
選択に後悔はないんだけれども、ファーストプレイから重い展開だな。いや、ファーストプレイだからこそ重いのか。共に旅立った幼馴染みが敵に回る、っていうのはよくある話だけど、それが男女になるとこうも違うか。仲間に戻ってくるわけでもなく、息絶えてしまうっていうのは、今までなかったなぁ。
アイリーンは必ず死ぬわけじゃないよね?
主人公の選択肢次第では、共にEDを迎える事も出来る筈だよね?
次にロストール男主人公をやる時は、絶対アイリーンと幸せになってやる!
そして今はこのまま進もう。
徒労死すべし
勝利後の展開も怒濤。ファーロス家の権力増大を恐れたレムオンは、ゼネテスを叛逆のかどで捕らえ、処刑してしまう事に。主人公はゼネテスを助けにロストールを駆け、途中ティアナ王女を救う。
ヴィアリアリ・ヴァイライラはロストールの手の者のよう。王女を守り、ゼネテスを助けてくれと頼まれた主人公は、改めて宮殿内へ。
この辺はもう、アイリーンの死のショックが尾を引いていてあんまり覚えてないのですが、ただ一つ、これだけは。これだけは覚えています。それは、
ここで突然現れたボスに、「ブレイズ」二発で速攻全滅させられた事。
おっま、嘘だろ! またアイリーン死亡からやり直せってのかよ! ふざけんなよ!?
あまりのショックにそいつの名前はプレイヤーの中から消え失せました。お前誰? 徒労って何の話?
というか、ほんと脈絡なく出てきたので殆どイヤガラセの為だったんじゃないかと邪推してしまう。敵なら主人公に嫌がらせしてなんぼだけどさあ!状況がさあ!
装備を調えて再戦……でも負けて再再戦。
こいつ何が嫌って、ダメージ受けてもすぐさま全回復するのがうっとおしいんだよ!
かと言って大したダメージ与えずに放っておいたらブレイズでこっちのHPガンガン削ってくるし、回復に手間取ってたら向こうも回復してるし、あああああもう有り得ない! なんでいきなりこんな強いボスが出てきたんだ!? そこまで防御力低くもない筈なのに! レベルだって足りてる筈なのに全然敵わないのは何故!?
しかも一本道イベントでのバトルなので、勝たない限り物語が進まない。
つまり完璧なハマリ。
一応戦争突入前のデータは取ってあるけど、取ってあったからってどうなるわけでも…… ああ! 倒れろ! いい加減倒れろ! 終いにはMP尽きるまで持久戦するぞ! こっちにはアイテムが沢山あるんだからな!
いやもうホント、序盤くらいしか使わなかったアイテムを使いまくっての勝利でした。
たまーに、ほんと極たまーに、回復すべき場面でブレイズを放つ事があったんだよね。そこに付け込んで攻撃しまくった結果、どうにか、どうにか倒せた!
もう倒せた事だけが感無量で、その後の展開はろくすっぽ見てなかったんだけど、ただこれだけは言える。
ほら見ろカフィン!! だから言ったじゃん! だから言ったのにお前ときたら!!
しかし達成感の欠片もなかったな、ボス戦。理不尽だ。あの強さは理不尽だ。なんなんだホントに。
それとも自分が何か強化要素を見落としているのか? どうなんだ?
アイリーン死亡後のセンチメンタルな気分もどっかいっちゃったよ。いや、だから理不尽だと思う部分もあるんだけど。ふー。どうもバランス悪いな……。
イベント後、ドワーフの町へ移動。
特別変化もないようなので、大人しくロストールへの道を戻る事に。
そういえば、ゼネテスを助けに行く(結局死んじゃったけど)最中、ガルドランに会ったな。彼の語る主人公観にちょっとときめいたのは秘密だ。いいな邪悪な笑み。いやそんな状況じゃなかったので早々に倒して先に進んだけど。
そういえば、その際喋り出したのはフェティじゃなくてデルガドだったような……
……。アイリーンが死んだからってわけじゃないけど、それにしても男とED迎えるのはちょっと……デルガド外して、誰か無難な人材入れるかな。
デルガドさん決して嫌いじゃないんだけどね! ED見るなら女性がいいんだ!
ジラークの乱
ワールドマップに出るとBGMが変わっていました。いよいよ佳境って事か。ここまで長かったな。
猫屋敷に向かおうとするとイベント発生。
ネメアの死(実際は死んでない)が帝国に与えた影響は図り知れなかった……そうだろうな。んで、ネメアのいない帝国に種族の平等を実現させる力はない!と断じたジラークがアルノートゥンを拠点にディンガルへ反旗を翻したと。へぇー……
なぁこのオッサン殴りに行っていいか?
種族の平和がどうこう言ってるけど、お前自分の種族以外どうでもいいだろ!?
ぶっちゃけ自分の種族の平和を妨げる人間なんて死んでもいいと思ってるだろ!?
そんなんで平和を為そうなんて片腹痛いわ!!
はぁー、もう……。コーンス族のナッジの言葉が物悲しいです。
猫屋敷に向かう途中エンシャントに寄り道。
スラムでヴィアリアリ・ヴァイライラとその兄に遭遇。
どうやら兄が突然冷たくなったようで、妹たちは動転している模様。
ロストールのスラムで事情を説明するとの事でした。
広場ではオイフェ達に遭遇。ネメア失踪の真実を教えると、オイフェはエルズのエアに会いに行くの一点張りで、遂に主人公の仲間になってしまいまし…… ……よっしゃあ!!(歓喜)
ちょうどデルガドを外すところだったので、強そうな人の参入は大歓迎です。
まぁ、完全に仲間になるわけじゃないみたいだけど、いいや。オイフェ好きだしね!
えっと、エルズに行く前にロストールに寄ってもいいよな?
猫屋敷でナッジが離脱。仕方ないかー。デルガドを外し、セラとイオンズを入れる。
隣の部屋ではネモが復活してました。
アイリーンとの仲を聞いた時の台詞が切ない。でも、これって次があるって意味だよな。頑張るよ。
外に出ると更にイベント発生。
兄が死んだと言って泣き出すケリュネイア。それを宥めたオルフェウスは、南西の島に行ってネメアを救い出して欲しいと言う。うん、了解!って言いたいとこなんだけど、今はエルズに行かないとなんだよな。まぁいいか。
ロストールに赴き、アイリーンの家へ。
……。そりゃ、義理の息子よりは実の娘。ひとりっきりのお嬢さん、か……主人公の事も自分の子供みたいに言っていたけど、いざ娘が義理の息子に殺されたら平常心ではいられないよね。
女の人の「大人になるって、そういうものじゃないかしら」という台詞が印象的でした。
スラムの酒場でヴィア達のイベントを起こし、ティアナ王女に面会してロストールを出立。
さて、エルズに行くか!
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