Fate/Samurai Remnant プレイ記録・14【完】

江戸を舞台にした聖杯戦争アクションRPG、三周目エンディングまでのプレイ記録。
二周目以降限定の結末を最後に回収し、これにてストーリー達成率も100%になりました。面白かったー! 「江戸時代の聖杯戦争」という言葉から期待したものが全て詰まった良作でした。
今後配信されるDLCも楽しみだ!

※スクショや真名、物語の核心要素のネタバレ、FGO始め他のFateシリーズの情報などを含みます

三周目・五章分岐点まで

周回限定エンド目指して三周目行くぞ!
開始は宣言通り二章から。弓陣営と合流したところだな。ラスボス鄭さん見た後の二章鄭さん感慨深い。
難易度は剣鬼で行こうかと思ったが、主に他陣営操作のところで時間がかかってしまうので、一周目と同じく剣豪にしました。武蔵ちゃんとの死合い前に剣鬼に戻そう。
お話は二周目で辿ったばかりなので、会話シーン含めガンガンスキップしていきます。
ちゃんと覚えてるから大丈夫!

さすがは難易度剣豪、大怪異の赤鬼を相手にしても死なないぜ!
まぁ伊織ももうLv100でカンストしちゃったからな。セイバーもあと2Lvでカンストです。
異傅は無視するつもりだったけど、達成率88%(多分仕様)が気になるから一応やっておこう。

エフェクトかっこいい
この技性能で貴石消費10破格

せっかく難易度下げたので、HPが高い時は空の型、低い時は火の型を活用しています。
剣鬼の時はダメージが大きすぎて、型変えてる暇があったらおむすび食べないと駄目だった。
瀕死火の型強いなー! 敵があっという間に溶けていって気持ちいい。
数の多い雑魚敵にはアルジュナが授けてくれた技を使ってます。敵を一箇所に纏められて便利!

さんざん触れてきた違和感の始まり、二章の夕餉シーン。
貴殿の想いは、よく解った」であって、自分の想いを解ってくれて嬉しい、じゃないんだよな。
伊織くん優しくて頭良くて強くて善良だけど、それだけの人じゃないな……と思わされました。
平穏の大事さを説くわりに、平穏への熱があまり無いよね。

あれ、三章で等々力選択したのに、ドロテアさんの異傅では普通に伊織たち川崎大師に来てなかったか?
早送りしてて一瞬しか見えなかったけど、剣陣営と対峙して終わったような。ここは差分ないのかな。

上・上分岐を選択して首魁誅殺ルートへ。
そういえばこっちのルートだと鄭さんとキャスターどうなってるんだろう?
土御門が伊織たちと戦ってる間もキャスターは姿見せなかったし、普通にこっちでも再契約してそうなんだけどな。浅草寺での騒動に間に合わず、一周目は地右衛門に先を越されたか?
あ、いや、そうだ! こっちだと頼宣公の使いが無事赤坂に辿り着いてて、鄭さんは儀に関わってないんだ!
キャスターはマスター不在のまま消滅したか。

各種おむすびと一部の甘味がカンストしました。
シナ材も100個超えたし、DLCに備えて一旦銭を作っておくか。必要になるかもしれない。

やること全てやって武蔵ちゃんとの死合いへ。
難易度を剣鬼に変え、対決を終えたらいよいよ分岐点だ。行くぞ!

三周目・終章-可惜夜に希う(首魁誅殺)

剣鬼と罪火

盈月を壊さない。
章切り替えのムービーはセイバー視点か。ここからは視点もセイバーに寄りそう。
伊織の声怖いよ! 感情が乗ってないというか乗りすぎてるというか。明らかに雰囲気変わったのが分かる。
地右衛門の不意打ちも気づいてるし、一向にこっち向いてくれないしで緊張感がすごい。顔グラすらない。
伊織怖いよ! 声が怖いよ! 地右衛門逃げちゃった! ジャンヌ連れてこよう!?
そもそもセイバー健在なのになんで一人で来た!? 人質のカヤちゃんはどうした!

神田でキャスターと地右衛門が邂逅。地右衛門この一瞬で浅草から神田まで逃げたのか。
というか、もしかしてランサー退去した? 首魁誅殺ルートでは神使の攻撃喰らってないはずだが、武蔵ちゃんと死合いしてる間に一体何が……。
キャスターもよく再契約なしで現界保ってたな。魂喰いしてたのか?

やっぱり魂喰いしてたー!! キャスターすぐそういうことする!(二回目)

地右衛門に鞭打つのはやめたってくれんか……! 意外と常識人なんだよ!
このルートの内容、セイバールートって呼ばれてること以外ほとんど知らないんだけど、もしやこっちでもキャスターがラスボスになる? むしろ伊織がラスボスくらいのつもりでいたんだが……

ああ~相打ちした!! そうきたかー!
ジャンヌはカヤちゃんを攫ってくる途中だったんだな。早くに合流していれば死に体のキャスターくらい簡単に倒せただろうに、マスターは一人で行ってしまったのか。共に現れた怨讐ルートと何が違ったのだろう。
ジャンヌの最期が穏やかでよかった。

そして他ルートのラスボスが相打ちしたことで、いよいよ残るはメイン二人になってしまった。
オトタチバナヒメは彼らの決着に間に合うのだろうか。

月満たすため

盈月を取り込む紅玉。
目がただの宝石になってしまったあたり、もう意識はないのかな。
他のルートでは犠牲にならずに済んだのに。

伊織……

伊織……!!
これまでの描写で大体分かってはいたけど、改めて言葉にされるとゾクゾクする。丁寧に積み上げた宮本伊織というキャラクターが結実するこの展開、なんとも言えない感動があるな。一度足を踏み出してしまったなら命尽きるまで止まれない、それが悲願であるならば……ということか。
儀によって表面化しただけで、最初から剣の渇きは伊織の裡にあった。三章の時に「敵味方の区別をつける前に、いつでも相手を殺せるよう理解する」って言ってたもんな。それが善良な町人であろうと、儀の相棒であろうと関係ない。誰も彼もに勝ってあの日の剣を超えたい、それが伊織の本当の願いか。
世に仇なす彼の願いを砕くため、マスターに剣を向けるヤマトタケル。
キャラ紹介のところの台詞は完全にこのルートのものだったんだな。

伊織VSセイバー。ここのセイバーの二つ名が「善為す皇子」なの凄く良いです。
セイバーは強いけど、今の伊織なら互角に戦えてしまう。
応刀時のボイスが「どうした?」から「どうした、セイバー」に変わってるな。細かい。

戦闘中の台詞が切ない。
でもBGM熱いな! もはや戦うしかない、それがこの二人の終着なのか。
こうなるとおにぎり食べずに勝ちたいけどちょっと無理ですね(瀕死)
マップ技にどうしても被弾する! 先に走り抜けて発動させておいた方がいいのか?
あと滾つ瀬も絶対喰らっちゃう。水鉤も発動早い上に連続で使われることがあって超厄介。自分で使って強い技は敵が使っても強い、道理だな!

か、勝った~! 水鉤と滾つ瀬のコンボで一回死んだわ!

終幕

コントローラを置いて二人の決着を見届ける。
伊織……。でも、満足したなら彼にとってはよかったのかな。
盈月を災いとして残す云々も、半分以上はセイバーと戦うための理由付けだったんじゃないだろうか。
(俺は、おまえと死合うことを何よりねがっていたのかもしれない)って考えてたし。
あれだけ声に出してなかったのはそういうことだよね。
可惜夜に希う、か。ここのセイバーの表情好きだ。

紅玉にはもう意識はないんだな。盈月はなくなり、セイバーも消えた。

ああーカヤちゃんー!!
いや、伊織には良くてもカヤちゃんにとってはあまりに辛すぎる終わり方だ。
紅玉もいないし、誰も何が起きたか教えてくれない。ただ兄の骸を見るだけ。こんなのってないよ!
オトタチバナヒメは彼ら兄妹のことをどう思っていたんだろう。伊織の本質には気づいていたのかな。

クリア後雑感

可惜夜に希う、クリア。
切ないけど、伊織というキャラクターの本懐を見れたのはすごくよかった。
雑記帳の人物解説にも「ああ……」という納得がありました。
乱世であればきっと血風の中で幸福に生きられた人なんだろうな。
そんな彼にとっても妹であるカヤだけは特別だった。最後のセイバーとの戦いの最中、カヤが間に合っていたら別の道もあったのかもしれない。でもそれは一生衝動を抑え込んで生きていくということでもあり……。
結局は、友の手で燃え尽きるこのエンディングこそが彼にとっては最高の結末なのだろう。
相手を理解して勝つ合理の剣が強みだった伊織が、それを「無駄な行程」として捨てたことでセイバーに敗北する流れも美しく、納得できるものでした。互いに影響しあって変わっていった二人が好きだ。

終章-可惜夜に希う(蛇神討滅)

達成率を見て「あっ」となったので、二周目のデータをロードして再び可惜夜へ。
キャスターのところちゃんと差分あるんだな。ジャンヌの退去ムービーも手負いバージョンに変わってて、こっちもこっちで美しかった。こちらだとカヤちゃんはいないのか。
鄭さんのシーンもちゃんとありました。光ルートだとわりとすぐ浅草に来てたのに、こっちでは赤坂でのんびりしてたのか。不完全燃焼ではあるが、巻き込まれなくてよかった。
む、もしやドロテアさんの船でも奪うつもりか? さすが将軍、タダでは起きない。

こっちの鄭さんもいいな! 差分確かめてみてよかった。
彼のこの、空に手を翳してのアーチャーへの誓いはどの結末でも揺るぎないものなんだな。
それが分かっただけでも嬉しい。

一方の由井さん。こっちだと伊織の本質を知ることになるのか。
せっかく今際を間近にして光を見たと思ったのに、この結末は悲しい。曇る人が更に増えてしまった。
由井さんはこのままコイエット家で無念の余生を送ることになるのかな。

いやーしかし、二周目に一条の光ルートを選択したのは英断だった!
後からロードして別分岐見る分には「選択しなかったIFの物語」として楽しめるんだけど、本攻略時に直行してたらそれが正史だからね……由井さんへの申し訳無さでもんどり打っていただろう……。
世の平穏が為に戦う」と誓っておきながら「災いとして残す」と手のひら返しする伊織くんは普通に考えて酷すぎる。セイバーと戦ってる間も「えっお前由井さん、えっ、由井さん……」ってなっちゃって集中できなかったと思うよ! 今際のシーンでもたぶん「由井さんに一言くらい謝ってから逝けよぉ!」ってなってたよ!
一条の光ルート後の伊織は渇き飢えたまま平穏を守るのだろうし、あっちの由井さんの見た光は間違ってなかったと思いたい。伊織自身は満たされないけれど。

蛇神討滅ルートで差分を回収した結果、ストーリー達成率100%になり、雑記帳も更新されました。
単独行動中にうっかりマスターにやられたサーヴァントって書くとキャスターも立つ瀬がないな!
地右衛門のあの焔はジャンヌの宝具だったのか。最初に見たのが首魁誅殺ルートだったから、火事場の馬鹿力的な魔術で死に体のキャスターを倒したんだと思ってた。彼の執念が一度きりの奇跡を呼び起こした、か。全てを悟ったジャンヌの穏やかな散り様も美しかったし、ランサー陣営よかったなぁ。
地右衛門の態度とは裏腹に、マスターとサーヴァントの絆をかなり強く感じる陣営でした。

終わりに

Fate/Samurai Remnant、これにてクリア! 楽しかったー!
初報が出た時、「江戸時代のFate!?やりたい!」と思い、発売日が近づくごとにワクワクしてました。
早々に購入確定したので、その後の詳しい情報は調べないようにしてたんだよな。公式サイトのキャラ紹介を見るくらいで、霊地戦のこともほぼ知らなかった。分かってたのはアクションRPGってことくらいか。
FGOも一応RPGだけど、RPGといえば三人称視点で主人公を操作するタイプのゲームって認識が強いので、今回は久しぶりにRPG充出来た!という満足感でいっぱいです。新しい町に行くのがとにかく楽しかった。あと、細かく更新される雑記帳もよかったな。更新アナウンス入るたびにじっくり読んでた。
キャラクターも、伊織とヤマトタケル始め、Fateらしく好感の持てるキャラばかりでした。
黒幕の土御門にもちゃんと事情や人情があったもんな。どの陣営も好きになれる聖杯戦争は良いものだ。
伊織は一言で言えば「闇を抱えた主人公」だけど、時代を変えれば闇というほどでもない性質だったので、まさに「生まれた時代を間違えた」の一言に尽きるんだな……と思いました。同じような性質持ってるサーヴァントいっぱいいるもんな。逸れサーヴァントにもその手の英雄が複数いて、人選に唸ってしまった。
未来視のもと、まだ偉人が生きている時代で繰り広げられる聖杯戦争という舞台設定も魅力的でした。
国や時代を変えてまたやってほしい!

そういえば、TREASURE BOXのmaterialに件の未来視は安倍晴明が残したものって書いてあったな。
な、なんで? なんのために? そのあたりもDLCで語られるのだろうか。
サムレム世界が剪定事象であること(これもmaterial情報)と何か関係があるのかな?
まず何が原因で剪定される世界なのかも不明だが、平安の時代に既に遠因があったのかもしれない。
DLC第一弾は若旦那が主催するギル祭……じゃなかった、「断章 慶安神前試合」らしいので、また各陣営の会話が期待できそうです。全陣営揃ってるってことは二章あたりの時間軸になるのかな? 本編では早くに脱落してしまった弓陣営や、結局主従揃って出てくることのなかった術陣営の活躍に期待したい。
DLCでは新規サーヴァントや新マップも予定されてるらしいし、まだまだ楽しめそうだ。

ところで今FGOではサムレムコラボイベントが開催中で、★4サーヴァント宮本伊織(かなり強い)が獲得可能なのですが、シナリオがまさかの蛇神討滅ルート可惜夜からの続きで「!?」ってなったよ!
相変わらず仲良しで、所々に可惜夜後の切なさを覗かせる剣陣営+紅玉、サムレムでは明かされなかった裏設定込でスポットのあたる由井さん、ここぞというところで大活躍する槍陣営など、かなりサムレム本編のキモに踏み込んだシナリオなので、気になる方は是非! 2月7日までです。
ついでにFGOもよろしくね! アルジュナはいいぞ! チュートリアル後の★5サーヴァント配布で選択できます(宣伝) 武蔵ちゃんの来歴や活躍もメインシナリオで見れるよ!
今後のイベントでサムレムキャラの出番や追加実装もあるかもだし、期待の絶えない一年になりそうだ。

ではまたDLCの感想で! 配信予定2月だからすぐだな。楽しみです!

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