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アラビアンズ・ロスト 2ndプレイ記録・3

CG回収率:83%
回想回収率:76%


出先からやっとこ帰って来れたのでプレイ再開。
当初の予定ではカーティス+シャークだったのですが、前回のロベルト+ライルで自分の技量で二股プレイは無理という事が明らかになったので、潔くカーティスオンリーでいきます。
そうすればもう日数が足りずにヒドラを倒し損ねるなんて醜態は晒さずにすむ!(RPG好きの意地)
最後は戦闘よりイベント消化に大忙しだったからなー。失敗。
というわけで、また暫しお付き合い下さいませ。

※以下プレイ記録になります。
全EDクリア済みの為、未プレイの方はご注意下さい。




迷った挙げ句、また律儀にプロローグから開始。
OPカットは初対面(……じゃないけど)イベントごとすっ飛ばされるのがなぁ。途中までってのも欲しかったかも。
普通に読み進んでれば気にならないんですが、スキップしてるとついついヤキモキします。

最初の選択肢まで到着! 赤毛の平凡そうな男……と。
カーティス登場ー。確かに一番平凡な挨拶っぷりなんだけど……
「……婚約者候補になることを引き受けるつもりなの、カーティス=ナイルともあろう者が」
プリンセス、カーティスに対してだけ反応違うよ!(汗)
他は皆「婚約者候補に指名されたのね」の一文だけだった気がするんだけど、さすがだ。それだけ稀代の暗殺者・カーティス=ナイルへの尊敬が深かったって事なのだろうか。後の心情文からも、「絶望的な気分」やら「他の誰が引き受けたとしても、彼だけは受けたりしないと思っていた」やら、相当一目置いていたことが窺えます。
そしてそれに対し、こともなげに「そうですよ。引き受けることにしました。今日から、僕はあなたの婚約者候補です」と切り返すカーティス。サイラスの件の借りがあるとは言え、アイリーンが彼の勘に触るタイプの女だったならとうに王かプリンセス自身を暗殺して反故にしてたでしょうから、どうでもよさげに見えつつ好感度は最初からプラスの位置だったと見ていいのかな。少なくとも手伝いを断らない程度には。
アイリーンの言う知っているが、知らない人間同士という言葉は、カーティスだけじゃなく、幼馴染以外の全員にかかるのかも知れません。でも特にカーティスな気もする。
紹介の最後、尊敬はしているけど、お近づきにはなりたくないという一文での締めくくりは同意することしきりだ!(笑)
そして紹介終了。例の名台詞が飛び出す。
「僕は、人を殺すのがうまいだけの、普通の男ですよ」
嘘つけぇええええ!!(叫)
顔は普通かもしれないけど、性癖は絶対普通じゃないぞ! この人!
アイリーンの「反吐がでるわ」という物怖じしない切り返しに潔さを感じて大好きです。
ていうかカーティス相手のアイリーンは本当ツボな台詞をぽんぽん言ってくれるので、このプレイ記録もカーティス感想に見せかけたアイリーン感想になってしまいそう。私的にカーティス個人にはそこまでときめく?ものが無いのですが(だって人間性壊れてるもん)、アイリーンとの組み合わせとなれば話は別です。理想的ボケツッコミカップル!

カーティス=ナイルは、私を世の中に溢れるくだらないものの一つとして見てくれる。
私も、カーティス=ナイルを違う世界に住む人間だとして見ている。

『普通』になりたいアイリーンにとっては、この感覚が一番居心地良いんでしょうね。
「プリンセス・アイリーン、あなたとは、いつまでも他人でいたかった。お近づきにならなくてはいけないなんて、憂鬱です」
やっぱカーティスはこうじゃないとな!(笑) そしてしっかり同意しているアイリーン。
婚約者候補を引き受けた件については、何かプリンセスに理解できない事情があるらしいけど、サイラスの件だったら説明すれば分かるんじゃないかな? 修正パッチで見れるようになったイベントで詳細が判明するだろうか。
なんにしても、王女と婚約者候補の会話じゃない事だけは確かですね。アイリーンもお互いを違う生き物と言ったり、相手を絵画であって人間じゃないと評したり、徹底してます。
でも、利用出来るものは利用する!との信条の下カーティス=ナイルを連れ回すことには抵抗がないようなので、そこら辺は「普通」でないギルカタールのプリンセスだなぁ。

自室へ移動ー。ここまでで相当の文章量になってるのはどうしたことだ(汗)
アルメダは相変わらずチェイカが好きなようで。守り役EDは幸せそうで良かったですね。アイリーンが各キャラ達成EDを迎えた後も、彼女のお陰?でくっついてたら良い。
そして話は婚約者候補談義へ。
ただ恋がしたくて、誰でもいいやという気持ちになったとしても、カーティス=ナイルとはご免だ。
……アイリーンとカーティスって、案外似た者同士でどっちもどっちなんじゃないだろうか……。
カーティスの方が毒のある言い方だから耳に残りやすいけど、アイリーンも結構ざっぱりしてますよね。突き放すというか。自分自身に対してもそんな感じで。
そういえばカーティスは別にSじゃなかったな……もしそうだったらライル共々苦手の部類に入っちゃってるとこだ。仮に鞭とか縄とか持ってたとしても、アイリーンに使うくらいなら自分に使いそう(汗) 標的を惨殺するのは別にサド気質がどうとかって問題じゃないだろうし。そこら辺はロベルトとも違うなー。

とっても強いからというだけでカーティスを推しまくるチェイカさん。
と言って、いざカーティスと結ばれたらラブシーンに乱入するほど怒髪天なんだよね……。愛のない政略結婚なんだし、安全第一という観点で勧めたのに、あんな危ない男に愛されちゃったらちっともご主人様が安全じゃない!って事なのかな。
……確かに、愛に暴走してるカーティスは安全とは程遠い感じ。命は盤石でしょうが。

プロローグ終了~。
お父様のお弁当はいつもその場で軍資金に変換されます。
まずは客室へご挨拶。普段もだいたい行ってるけど、カーティスとマイミハコンビのイベントは一つしか見てないから今回は必須なんだよね。
いつ見ても怪しさいっぱい!って感じだけど、チャリン♪の効果音と共に入る金貸し屋の紹介はセンスがいいと思う。

カーティスを引き連れ、斡旋所で恒例のお買い物。
利用する回数は北の方が圧倒的に多いんだけど、物品の売買だけだったら南の方が良かったりする。店員さんの口調が軽快……というかノリのいい女性なので、ちょっとはめんどくささが消えるような気がします。
しかしここで問題なのが、回復薬は北でしか取り扱っていないという哀しき事実。ST異常道具なんて買っても使わないので、泣く泣く北斡旋所にお邪魔。Ctrlキー押しっぱでクリックしまくるぜ!個数は前回と同じく回復薬AB15個ずつ+強壮剤3個。同行者がいるプレイならこれだけで最後まで事足ります。
……あ、ちなみに、仕事の契約だったら北に軍配が上がります。事務的口調が素敵。

暑さが苦手なカーティスは、砂漠の案内口調でも少し渋ります。
でも渦中の時と違って行くときは潔いのね。で、いざ行くと壊れて文句垂れ出すのね。
汗をかいて慌てるカーティスの立ち絵が物珍しくて好きです。

寝ても仕方ないので、夜遊びのお誘い。
『普通』っぽく説教するカーティスがよく考えると意外かも……王様から色々言いつかってるから守ったりするのが面倒くさいのかな。でも「今は仕方ないか……」って事は期間が過ぎたら規則正しく生活しろって事だよね。やっぱり意外。
あと、今気が付いたけどカーティスの一人称って「僕」と「私」の二種類なんですね。明確に使い分けてるって感じじゃなさそうだけど、これから注意して見てみよう。

暫し砂漠で戦闘。
……前も思ったけど、カーティスってロベルトに比べると明らかに手抜き頻度が高いような。一緒に攻撃してくれる確率も低いし、アイテムなんか殆ど使わない。ロベルトは回復アイテム使い放題ですごく助かったんだけど、タイミングが合わないのかなぁ。
多分運の問題だと思うんだけど、前もそうだったのでちょっと引っ掛かりました。カーティスらしくていいんだけどね(笑) 仲良くなると逆に強力攻撃ばっか連発してくれるし。
……やっぱそういう設定になってるんだろうか。(邪推) だとしたら凝ってるなー。

3日目、股掛けイベント狙いでロベルトを同行に誘ってみる。
一度のプレイで二人以上同行させた事がなかったので、「このレベルではここが最適~」みたいな案内台詞が最初のキャラだけっていう事を今回初めて学びました。
そしてやっぱりロベルトは手助け頻度が高い。
好感度は同程度のはずだし、やはりこの差は気のせいじゃなさそうだ。

4日目、カーティス砂漠イベント一回目発生。
「僕はゆっくり歩くのは好きじゃありません。あなたが僕に合わせてくださいよ。急げばいい」
この頃はやっぱ冷たいなぁ(笑)
ロベルトは最初から友好的だったので、初プレイ時は身構えた記憶があります。
突き放すような事を言いつつ、アイリーンの台詞にはしっかり反応するカーティス。暑さが紛らわせられれば喧嘩もOKですか。喧嘩するには最適な不快感って言い回しがどんな状況か想像させるのに容易だ。
それにしたって初イベントでいきなり金の話とはさすがアラビアンズ・ロスト、妥協がないぜ!
「……僕は身分の高い人間も好きじゃない」
……一番この思想の被害に遭ってるのはマイセンですよね。アイリーンは意外とだからどうってわけじゃなかったような。
表示されてるCGは、カーティスが笑ってアイリーンが怒ってるバージョンの方が好きです。二人の立ち位置が現れてるっぽいので。
あ、でも暑さに苛ついてるのを考えれば始めの方が自然かな。
「……僕。暑いの、嫌いなんです……」は初プレイ時驚いた。
ちょっと思ったけど、暑いのが嫌いを繰り返し主張するカーティスはチェイカの言動を彷彿とさせるような。声の威圧って言うんでしょうか、似た部類の人みたい。弟子だからかな。
そしてその後も続く暑さ嫌い談義。カーティスは自分の地位を狙ってる者やライバルには暑さ嫌いが職業選択の理由の一つということを教えているらしい。
「いくら努力してもかなわない人間に、暑いのが嫌いという理由で暗殺者になったと言われたら、屈辱でしょう?努力が才能にかなわないと突きつけられたら、嫌ですよね」
「嫌どころか…… 殺したくなるでしょうね……」
「でも殺せない。僕を殺せるほどだったら、とっくに僕の地位についています。楽しいですよ~。下の人間をからかうと暑さがまぎれます」
……カーティス性格わっる!
しかもその「下の人間」にはプリンセスも含まれてる……っていうか、この場合はもうからかうの域を脱して相当不機嫌になっているらしい。
「いいんですよ? あなたのためでしたら、だるくなるほど暑くてうだるほど暑くて、こんな暑い砂漠をだらだら歩くことも耐えられます…」
嘘つけぇえ! 今更そんなロマンスっぽい台詞吐かれても騙されるのは無理です! おまけにその後脅し掛けてるし! 寒ッ!
……あー、うん、でもラブっぽい雰囲気は欠片もないけど、このイベントはお気に入りの一つです。ぶっちゃけこのままの関係でもいいなーと思うくらい。アイリーンは空気読むの巧いし、良い友人になりそうだ。ミハエルに比べれば遙かに話が通じますしね!(笑)

5日目、カーティスオアシスイベント一回目発生。
秘密のポケットに入ってる「Kの林檎」ですね(笑)
カーティスは別に意地悪な性格ではなく、単に気が利かないだけだと言うことが分かるイベント。
そういえば、あっさり林檎を割り渡した時面食らったなぁ。
「婚約者候補に指名されたせいで、私に付き合わされるのがいやなんでしょう……」
言動もかなりきついので、アイリーンにこんなことを言われる羽目に。
落ち着き無くフォローしようとしてまた失敗し、イライラするカーティスが可愛い。この組み合わせで何が好きって、こういう遣り取りが一番好きかも。
プレイ始めの当初、カーティス=ナイルはプライドが高いキャラなんだと思ってましたが、自分のことを口が悪い・品位がないと表現したり、だから他の人間を誘えと言い出したりする辺り、本当は自分に自信がないのかな~と思った覚えが。実際ドンピシャでしたが、それがあったからこその一番お気に入りキャラなのかも。同じ自信がないのでも、タイロンとはまた違った人間味があって良かった。まぁタイロンは恋愛に限るっぽいですが(笑)
「……僕は、普通というには、少しばかり人を殺すのがうますぎる」
気を遣ってか普段より柔らかい言い方をしようとするカーティスが印象的。
結果的には一言多かったりでぶち壊しなんですが(笑)
カーティスがプリンセスに好かれたいと思うのは、アイリーン自身の人柄も大きいだろうけど、シモンの影響もあるのかな。『普通』でない人間にとって、シモンの生まれ変わりであるアイリーンは無条件に惹かれる存在なのかも知れません。
もちろん、そこから先は本人次第なんだろうけど。
「あなたなら、何を言っても殺さないでいてあげます。だから、なんでも言ってください」
カーティス=ナイルを知る人にとっては最高の殺し文句だろうなぁ。

6日目、カーティス&マイミハコンビイベント。
マイミハコンビにさえ会っていれば、固定イベントより先に発生する計算ですね。
初プレイ時既にミハエルはカーティスより強いんだろうなーと思ってたので(セラスVSサイラスみたいな感じだと思う)、プリンセスとは違う意味でハラハラドキドキでした。
ミハエルの言う「複数の名前」は偽名という解釈でいいのかな? それともカーティス=ナイルというのも或いはそうなのかも。
二人にプリンセス・アリシアの暗殺を仲介したことを見抜かれ、真剣な顔付きになるカーティス。……だと思ったんだけど、案外マイセンが嫌いだと思ったからかも知れない(汗)
強いのは断然ミハエルだけど、表情や言動の底が知れないのはカーティスやマイセンの方だからなぁ。その割にカーティスは感情表現がストレートだけど。
「僕は、あいにくと現実主義者で、しかも多忙なんです。夢想家に付き合っている暇はありません」
この言葉を皮切りに動くミハエル。
ベストタイミングで庇い出るアイリーン。
アイリーンにしてみればマイミハコンビを庇ってるつもりなんだけど、実際はCGの構図と同じくカーティスを助けた事になるんだよね。でも本人にしてみれば逆なわけで、カーティスがちょっと拗ねた感じに見えるのは気のせいだろうか。
「マイセンに味方してるわけじゃなくって、何かあると私が困るのよ。お金、借りられなくなるでしょ」
アイリーン……!(笑) まだ一度も借りてないし、これからも借りないけどね!
ともあれ、アイリーンが出てきたことで矛を納めた男二人。なんでもないように言いつつしっかり自分を持ち上げるカーティスが一番計算高そうです。
いつの間にか話は男の見栄に移り、マイセンをかっこいいと言え!でなければ殺す!というサンプルボイスにもあった台詞を飛ばすミハエル。無表情棒読みで「かっこいい、かっこいい」と返すアイリーン。今見ればこの時点からしっかりマイセン=ヒルデガルド嫌いオーラを放出しているカーティス。いつも通りのマイセン。
……あー、なんかこの組み合わせ好きかも……。
マイミハコンビは、必要なことを聞き出せたらカーティスを殺すつもりだったのかな。一応アリシアを狙った内の一人って事になるわけだし。アイリーンが来なかったら確かに危なかったですね。
二人がいる間は見せなかった緊張をアイリーンの前で見せたって事は、その分カーティスも心を許してるって事か。普段だったらアイリーンの前でさえ取り繕っちゃいそうだものな。……あー、でもわからん。カーティスはわからん。読み切れない人だ。
しかしここからどうやってスカウトの流れになるのかな……明らかに避けてるっぽいのに。ドラマCDでもそこまで入れ込んでるようには見えなかったんだけどなぁ。
イベント発生忘れないようにしよう!

8日目、カーティス固定イベント一回目。
スラムの幹部が話し合いをしているらしい。深く考えずに入り込んでいくアイリーンだが、全く何も考えていないわけじゃないみたいですね。ていうか、むしろ深く考えずに入り込めるあたりがギルカタールのプリンセスなのか。
個人的名脇役、イディット&ユージーンが初登場。えぇと、どれが誰だろう。なんとなく、カーティスのすぐ向こうにいる短髪の青年?がユージーンで、こっち側に背を向けてる傷あり腕の男がイディットじゃないかと思うんだけど、どうかなぁ。でもってアリクは……うーん、ユージーン(仮)の隣にいる紫髪でちょっとファリス似(FF5)の青年とか……? 後でまた出てくるからその時も確認してみるか。
カーティスは本当幾つなんでしょうか。サイラスとの関係を考えると、少なくとも25は越えてると思うんだけど。30まではいかないかな? うーん。
話は仕事の件からプリンセスについてへ。
「たいした女じゃない」発言に怒ったアイリーンが飛び出すと、一斉に武器を持った部下達がお出迎え。これにはびっくりしたなぁ(笑) しかし、カーティスには通じなかったとは言え、部下達……というかイディットには完璧に気配を消していたアイリーンも凄い。
「……おやめなさい。彼女は僕の妻になるかもしれない人ですよ? 何かしようとしたら、彼女を傷つける前に、僕があなた達を殺します」
フォローを入れてくれるのはいいけど、色々と遅いよね(笑)
あと、その後部下達の発言に対すると思われるフォローも入れてくれるんだけど、それもまた色々と余計な言葉がくっついてる所為で全ッ然アイリーンに伝わってません。部下達の前でなければ真っ平ごめんだと言われていたらしいですよー。頑張れカーティスー。(でも自業自得)

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