アラビアンズ・ロストPS2版 プレイ記録・3
- 2007/11/29 00:00
- QuinRose, アラビアンズ・ロスト
イメージアルバムも届いたし、アラロス熱が再燃しつつある今日この頃。
またこのBGM集の音質が凄くいいんだ!
ボーカル曲も好みなものばかりですし、買って良かったです。暇が出来次第小説も読もう!
セカンド攻略はシャーク=ブランドン。
遭遇したイベントは、シャークに関する・関しない、既出・新規を問わず全て記録していますので、プレイ中の方にはネタバレになる可能性が高いです。
※PC版全EDクリア済みの為、未プレイの方はご注意下さい。
まずはプロローグから開始。
これって途中のセーブデータから再開してもいいのかな?
スキップ機能が秀逸なので、ロードしなくてもPC版ほど困ることはないけどね。行き過ぎても巻き戻せるし。この巻き戻し機能は本当に便利だ! 他のゲームにも是非欲しい。
初めての選択肢。
この時点では特に関わりないのですが、PC版の時から毎回心に決めた攻略対象を選んでました。
今回は一通り悩んでから、好きキャラ第三位のシャーク=ブランドンに決定。
PC版の2nd攻略(PS2版が出たために事実上頓挫した)でも次に攻略する予定でした。
そういえば、シャークもわりと見逃したイベントが多いんだよなー。特に股掛けイベントは全くと言っていいほど見てないです。ミハエル相手のイベントが気になるぜ!
しかし気付かない振りをして歩き去ろうとするプリンセスがひどい。
もうこの時点で尻に敷かれる運命が決定している(笑)
「難聴なのか?」と尋ねる時のシャークの立ち絵が好きです。服の趣味はまぁ、良くはないよな。
婚約者候補の中でプリンセスとの婚約に乗り気なのはシャークとロベルトくらいですが(あと微妙にスチュアートか)、そのどちらも心中ではプリンセスに憧れを抱いていた、というのがまた美味しいですね。
「正式に婚約者にならなくったっていいんだ。プリンセスの婚約者候補に挙がったってことだけでも、知名度が上がって商売に有利だからな。婚約者になったらなったで、王族になれるんだから最高だが、姫さんが嫌なら無理強いはしない。俺は商売がうまくいきゃいいんだから」
なんだかんだで清々しく大人なシャークが好きだ!
金稼ぎ開始。
まずは客室に行き、金貸しコンビに会っておきます。
後で昼にも行かないとなー。それからもう一回夕方に会って、それでユウ登場か。
シャークに同行を頼むと新規のCGが見られました。他の人のも楽しみだ!
北の斡旋所に行き、斡旋所の男性から説明を受ける。
前回は南斡旋所の女の人でした。どっちもいい性格してるぜ!
例によって王様の弁当を売っ払い(いつも有り難うお父様!)、回復薬A・Bをそれぞれ15個、強壮剤を5個購入。残りのお金は500Gになりましたが、これで終盤まで補充要らずだ!
砂漠で戦闘し、夜遊びに出発。このCGの二人が険悪じゃないのは納得がいかない。
二日目は一旦カジノで稼ぎ、昼・夕方と客室に通います。
これでユウが登場するので、夜に酒場で面会。早くからアイテム売却できるようになるのは大きい!
もしこれで達成金額越えちゃったとしても、後々カジノで散財すればいいしね。
昼の砂漠でイベント発生。
体力のない婚約者候補も意外性があっていいものです。
シャークの語る他候補の強さも興味深い。ライル=スルーマンもあれでロベルト以上の強さを誇るでしょうし、確かにこうしてみるとシャークが一番レベル低そうですね。その彼が最もレベルが高いだろうカーティスと懇意なのだから、シャークの強みがレベルでないことがよくわかる。典型的な頭脳派・特殊能力タイプですね。何より医師だし、誰であっても無碍には出来ないよな!(←基本的にシャーク贔屓)
しかし、シャーク相手のアイリーンは如何にも攻め気質だな。この二人はそこがいい。
斡旋所で依頼を受けつつ砂漠で戦闘。
途中間違ってレベル1の状態でアリジゴクに突っ込んでしまったのですが、強壮剤と南斡旋所で購入した糸玉を駆使してなんとか勝ちました。酒場でサアラ・ヴィーナス(防御力強化)を飲んでたのも大きかったかも。酒場のカクテルはこれと決めたもの一本に絞った方が効果を実感しやすいですね。
そういえば、アリジゴクやヒドラなどのボス敵のいるマップって背景画像も変わるけど、これってPC版でもあったっけ? 蟻地獄の脇に人間の骨が転がってるのに気付いてちょっと怖かったです。
昼の砂漠でイベント発生。
座った方がいいと言うシャークに対し、座ったら余計疲れが増すと突っぱねるアイリーン。押し問答の末、引っ張られて地面に突っ伏す羽目に。
「シャぁぁ~~ク~~~~~~~……」
プリンセス、めっちゃ怒ってらっしゃる!
「怒らなかったらおかしいでしょ…。あ~~~~~つ~~~い~~~~~」
この時のアイリーンの怒り顔が好きだ!
全力で口げんかしてる二人は既に友人としてうち解けてますよね。
でもゴキブリ男はひどい。
朝にイベント発生。
白衣を着たシャークとのご対面に一時呆然自失状態になるプリンセス。
「マジかよ…。勘弁しろよ…。徹夜で疲れきってんだから、あんたまで俺の都合無視して病人になるな」
シャークひどい!でも笑い出したプリンセスはもっとひどい!
「だって、おっっかしい! ぎゃははははははっ!!!」
「だから…、何がおかしいかって聞いてんだよ!」
「はははははははははははははっ!!! ……全部。あははははははははははっ」
ぷ、プリンセス容赦ねえー……! ここは是非声つきで聞きたかった(笑)
続いて朝にイベント発生。
シャークは朝のイベントが多かった気がするな。
酒場に誘った際の台詞なんかでもそうですが、ここまで来るとだいぶ好意的になってきています。
「……気が散るんだ」を繰り返すシャークがヘタレで好きだ(笑)
シャークの基本的な出で立ちは普段着に+白衣って感じですが、オペの時とかはまた別に着替えるんだろうか。開腹中に雑菌とか入ったら困るものな。
「なんなら、体で払ってくれても構わないんだぜ…?」
「生ものだから、それはちょっと…」
「生ものは、俺の得意分野だ。悪いようにはしねえよ」
強気なシャークが見られる場面は貴重だ。それもメイズの登場によって台無しになってしまいますが、後半は本当ヘタレの印象が強いからなぁ。でも、それも一筋縄ではなくて、基本的に大人なところが一番好きです。
「経営者の弟だからって、気をつかわせすぎているくらいです。歩けるんだから、僕も少しくらい運動したほうがいい。看護士に頼んだら何もかも世話をされてしまって、筋力まで衰えてしまう…。これ以上、弱くなりたくないんです」
このメイズの台詞は真相を知っていると泣けるものがある。
そういえば、QuinRoseのシナリオって安易に死を持ってこないですよね。こういう系のゲームだど、シナリオに幅を付けるためか、よくサブキャラの死ネタが入ったりするものですが(そして主人公の選択によってその生死が左右されたりする)、今のところそういうのは思いつかない。精々主人公自身の生死か過去、名もない通行人キャラの生死くらいだよなぁ。アラロスが犯罪大国設定のわりに安心して楽しめる理由の一つかも。
「今は違うが、そうなる予定のお嬢さんだ。どうでもいい女に絡んでたわけじゃねえ」
シャーク萌えの理由はこの台詞に全て集約されていると思ってる。
アイリーンをプリンセスと知って喜ぶメイズが可愛いです。この兄弟は揃って微笑ましいな。
続けて朝にイベント発生。
急患が入ったと言って慌ただしく去っていくシャークを見送り、話し相手になってもらおうと弟のメイズを探すことにしたプリンセス。病室に入ってみると、メイズはちょうど病気で苦しんでいるところでした。
(……苦しい。シャークがここにいない理由が分かる気がした。何かしてあげられることがあるならいい。何もしてあげられないのが苦しい。)
メイズを見守るアイリーンの心情描写がすごく優しくて印象に残ります。
熱に浮かされながら「兄には来て欲しくない」と語るメイズに、家族間でしか分からない何かを理解して、せめて安心させてやろうとする彼女の姿勢が好きだ。
シャークとメイズの母親に関しては忘れてる部分が多いなぁ。
確かどちらも子どもを捨てていってしまったんだと思ったけど、どんな感じだっけ。
砂漠で集めるものの仕事が尽きたので、オアシスに移動。
レベル2の状態でも防御を強化してれば比較的楽に進めるみたいだ。程なくレベル3になって一安心。
昼にオアシスのイベントが発生。
オアシスで起こるイベントはプリンセスがとにかく押せ押せだった記憶があります。
「……偉いお医者さんがみずからくんでくれた水だものね。飲まなきゃ…」
シャークを焦らせてご満悦なプリンセスのあくどい笑顔に惚れる。
夜に酒場でイベント発生。
朝に発生するものが多い分、シャークの酒場イベントは少ない方なのかな。
アイリーンが用事を済ませて戻ってくると、いつの間にかテーブルで寝こけていたシャーク。
商人と医者の二足のわらじって聞くだけで大変そうなのに、その上病院の経営まで含まれているんですよね。候補者中一番多忙な人かもしれない。スチュアートやタイロンなんかも立場上色々とやることが多そうですが、それなりの自由時間はありそうな感じだものな。多忙度順に想像すると、シャーク→スチュアート→タイロン→カーティス→ロベルトって感じだろうか。ロベルトもあれはあれで忙しそうなのですが、趣味の延長上っぽいからなー。カーティスはどう考えてもマイペースですね。
朝にイベント発生。2つ纏めます。
結構立て続けだなぁ。PC版でもこうだっけ? もうちょっと間があったような気も。
「兄さんが、僕を捨てるなんてことはないって分かってます。……捨てられないんです」
続くイベントと合わせて、ブランドン兄弟の歪みが分かる部分です。
でも、『普通』であってもこうした歪みはないではないと思うんだけどな。それは『普通』じゃないだろうか。
母親を憎みつつも母親を呼ぶ心理っていうのはやっぱり子どもだからってことなのかなー。
どれだけ確執があっても、親子関係の名残って何処かに残るものですよね。いい形ばっかりじゃないですが。
(ここは病院だ。今までだって、病院特有の薬臭がしていた。しかし、急に強くなったように感じる。薬品をかがされ、気が遠くなる錯覚を覚えた。)
メイズの取った行動の衝撃をこれ以上ないほど的確に暗示する描写が印象的でした。
13日目、砂嵐。
と思ったらシャークの朝イベントが発生してしまって焦りました。こんなことPC版じゃなかったぞ!(汗)
砂嵐イベントは昼なので大丈夫ですが、このままだとシャークを誘った時の会話が見られないので、一旦巻き戻してやり直し。前日をライルとの訓練に費やし、夜遊びをやめたらどうにか発生させずに済みました。
そういえば、砂嵐の時に同行を断わられる会話は聞いたことないな。今度試してみようか。カーティス辺りだとすっごい嫌味言われそうで怖いんですが。あ、スチュアートは嫌味言われても平気だ。むしろそうこないと!
シャークの服装の趣味の悪さについての言及は何処でくるんだっけ、と思ってたらこの砂嵐イベントでした。それなりに普段から言ってはいるのですが、さすがにざっくり(笑)
「それをいうなら、ロベルト=クロムウェルなんかはどうなるんだよ? それほど派手でもないのに、俺よりよっぽど胡散臭いぜ」
「あんたね…。比較対照がロベルトくらいしかいないあたり、もう駄目よ。自分が胡散臭いって認めたようなもの」
アイリーンのツッコミが正しすぎる!
ロベルトの場合、自分でもその胡散臭さを意識してそうですけどね。生業も生業だし。
引き合いに出して語られるスチュアートとタイロンの例は、なるほどといった感じ。タイロンは本当に飾らないでそのままですよね。ガーディン王もそうだったのかな。過去話を見た限りじゃ、いいとこ育ちの云々の前にただの怪しい人でしたが(笑)
「……そうね。やっぱり、シャークは今のままでいいのよね」
「ん? しかし、趣味が悪いんだろ? 俺はいいと思うんだが…」
「訂正するわ。それでいいじゃない。今、自分がいいと思うものを着ているのなら…。着たいものを着られるって、幸せなことだわ」
アイリーンのいいところってこういうところなんだろうな。頭が固くないというか、幾らでも変化していける。根底が他人を思いやれる人なのだと思う。始めから相手の心に添った言動を出来る人は稀ですが、こうして臨機応変に変わっていける人もそんなに多くないんじゃないだろうか。難しいよね。
「……自分が苦労したからって、周りにも苦労しろっていうのは違うだろ。元から嫌いな奴ならともかく、好きな奴には自分が苦労した分苦労させたくねえって思うもんじゃねえの」
シャークぅうう~!! だ、大好きだー!!
CGのシャークも髪の毛がばらけていてゴキブリっぽくなく(笑)かっこよかったです。
朝にイベントが発生。
メイズが語るシャークの知られざる想いを「……間違いない。勘違いだ」と字体強調してまで即否定のアイリーン。まぁここは否定するのが『普通』だと思う!
この後は微笑ましい展開ですが、最後はしんみりとした余韻で落とすところがアラロスらしく好きなイベントです。
しかし、朝にイベントが起き続けるとマンドレイクを倒しにいけないんだぜ……!
と思っていたら動けるようになったので、早速オアシスでマンドレイクを退治。
強壮剤とまきびしを使って楽をしました。防御が高いと楽だ!
シャークも本気攻撃を出してくれたので助かりました。この時のCGかっこいいなー!
余談ですが、戦闘中にも巻き戻し機能が効いてしまった時は驚きました。行き詰まってしまったときや目当てのモンスターを出すときに便利そうだ。PC版の時はいちいちロードしてたからなぁ。本格的なRPGだと興ざめですが、こういうゲームだったら十分のアリだと思います。助かる!
夜に酒場でイベント発生。
寝惚けてアイリーンをメイズと間違え、彼が治った後の展望を語るシャークが切ない。
「私は、アイリーン。しっかりしなさいよ…」
「アイリーン……」
そういえば、プリンセスの名前ってそんなに出てきませんね。EDくらいかな?
名前を呼ばれたアイリーン同様、見てる側も不思議な気分だ。
医者としての矜持をきちんと持って病人に接している人なら、体を任せたいと思う患者も多いはずです。
朝にイベント発生。
シャークと実の兄弟でないことをメイズに明かされた時のプリンセスの反応が面白い。
いやそういう場面じゃないはずなんだけど、それでもあちこちに笑いの要素を入れているのがいかにもアラロスって感じ。ハートの国のアリスはどちらかと言うとシリアス面が強かったからなー。もちろん笑えるところも多々ありましたが、アラロスほど気楽には出来ない。キャラによっては真剣に狂っていますしね。まぁアラロスもカーティス辺りは狂ってると言えなくもないけど、それでも人生設計とかギルドのこととかきちんと考えて生きてるもんな。
主人公のアイリーンも含め、ちゃんと生きる場所・自前のフィールドを持ってるあたり、アラロスのキャラは安心して見ていられます。あ、ミハエルは別。
「兄さんにとって、僕は病弱でないと意味のない弟だ」
酒場でメイズが治った後の展望を語っていたシャークとのすれ違いが顕著だ。
昼の洞窟でイベント発生。
大人なシャークと比べて自らを子どもだと思うアイリーンですが、このイベントはお気に入り。
シャークってカーティスより若いんでしたっけ? スチュアートやタイロンよりは年上っぽいけど、ロベルトとはそう変わらないそう。カーティスはギルドマスターなんかやってる関係上25くらいはいってそうだよなー。スチュアートやタイロンはアイリーンと同年代なので18、9くらいだとして、ロベルトとシャークが21~23、ライルが…… ……30後半? いや、もしや40前半……?
マイセンはアリシアの兄だからロベルトと同年代くらいでしょうか。
魔法使い当時のアリシアとアラロスのアイリーンだったら、アリシアの方がちょっと若いイメージです。あれはある意味学園物だったからかも。実際は同い年か、アリシアの方が一つ上くらいなんじゃないかな。
さくさく進んでいたらヒドラにぶち当たってしまったので、睨み付けるを駆使して撃破。
タイロン攻略の時は随分探し回ったもんだけど、今回は奥に行ったら一発で見つけてしまった。覚えていたわけではないので、次は次で探し回る羽目になるんだろうなー。メモでも取っとけって話ですが。
――と、ここで既に金額が990万に達してしまったので、金稼ぎは少し控えることにします。一度で良いから思いっきり稼いでみたいものだが、そうすると未達成EDが見られなくなるからなぁ。ライルさん攻略の際にはそれなりに苦労するかも。
20日になったのでお祭りイベントが発生。
アイリーンの友達って気になるなぁ。いいとこのお嬢さん・おぼっちゃんで、結構アレな……うう、会ってみたい! 次回作にそれっぽい人が居たら小躍りなのですが。つかクリムゾン・エンパイアの主人公がもし女神の関係でないなら、アイリーンの友達という可能性も……まぁあるわけはないか。舞台はルクソーヌ(だっけ?)らしいですしね。貴族の国だったのは確かだし、シルフィールの故郷? ベルモア家出るかな?
「商人風情じゃ優しくしたくないんだろ? 北や南の跡取り相手じゃ、対応も違いそうだ」
タイロンはともかく、相手がスチュアートじゃより険悪になりそうですが。
シャークのお祭りイベントの中には、カラクシュやシュケレームなど、フルークハーフェン大陸の他の国の名前も出てきます。これが後々また詳しく描写されるのかなー。全部の国は無理かもしれないけど、まだ出てきていない国が舞台な大陸シリーズもやってみたいですね。魔の国とか。
商人であるシャークの厳しい目というのも、医者である面ばかり見てきていると新鮮でいいです。
「どのくらいまでならまけてくれる?」
「はあ…。商人なら、今日は稼ぎ時だろ? 買う側にまわってんなよ」
目立たないですが、売り子の兄さんもなかなか「らしい」性格をしてます。
脇役とは言え、こういうところにリアリティがあるのはいいな。タイロンの部下達も良かった。
脇役(役なし)にこれといった個性のないアリスシリーズとはまたひと味違う面白さですね。
「俺も行商人だ。店に出したものはひっこめやしねえよ」
兄さんかっこいいぜー!!
たとえ末端でも、後でシャークに間抜けと言われてても、誇りがあるというのはそれだけで魅力的に見える。
「俺は、あんたに思い出だけじゃなく宝石も残してやりたかったんだ。……あんたにガラクタは似あわねえよ」
シャークも決めるところはびしっと決めます。さすがだ。
花火の件はしんみりしますが、それもまた多角的でいい。お祭りイベントは長い分、キャラの喜怒哀楽がぎゅっと凝縮されてるイベントだと思います。面白い!
お開きの場面では、アイリーンがシャークを意識しまくってるのが印象に残りました。
さすがはシャークだ!(←すっかり贔屓姿勢)
昼のオアシスでイベント発生。
このイベントは外出イベントの中でもかなり好きな方です。二人の間に流れる空気がいいなぁ。
体勢のインパクトも強いけど(笑)、CGの感じも好きだ。しっかりしていて見応えがあります。
夕方にイベント発生。
シャークの自室に案内され、彼の過去が語られます。
小さい頃のシャークとその弟は本当に瓜二つですが(髪の色はちょっと薄いかな)、やっぱりシャークの弟はメイズだなぁ。プリンセスも言ってますが、詳しい描写もないし。シャークが花火を嫌ったのは、それを打ち上げるお金があれば弟を助けられたのに、という思いもあったのかもしれない。
医者に振り払われ、憎しみの目を向ける少年シャークが痛々しいです。
その後にあったことの詳細は濁されていましたが、口振りからするに相当の仕返しをしたんだろうな。もし弟が生きていたら、たとえ成功したとしても良心が咎めてそんな非道は出来なかったのでしょう。だからこそ「お荷物」という形容をしたのだと思います。
そんなシャークも本当は一番に弟を助けたくて、でもその弟はもうこの世にいない。
「この世で、俺に手に入れられないものはねえ。……この世ではな」
初めてこの台詞を見た時はこんなに辛い意味を持った台詞だとは思いもしませんでした。
こうして知ってしまうと、何がなんでもメイズと幸せに暮らして欲しいよな。
アイリーンが他のキャラを選んだ場合でも、この兄弟なら思い合ってる分いずれ和解できそうですけどね。
昼の洞窟でイベント発生。
さんざん繰り返してますが、シャークは本当に大人だと思う。
候補者の中でライルと最も話が合うのは誰かと聞かれたらシャークだな。二人が絡むイベントは見たことがないけど、実際に仲がいいのかもしれない。そう悪くはないだろうと思っていたタイロンが真逆だったので自信はないですが、でも良さそうに見える。裏の職業も知っているみたいですし、この二人の組み合わせ気になるなー。
まぁ、ライルとの掛け合いが一番楽しそうなのは他でもないロベルトですけどね(笑)
率直なシャークに対し、照れの隠せないアイリーンが殊の外可愛いイベントです。
夕方にイベント発生。
スラム街の男は声からしてもカーティスの部下・イディットでしょうね。
とすると、このビジュアルは結構予想外だ。カーティスルートのCGだとどうだっけ? カーティスの攻略はトリにしようと思っているのですが、その時にでも確認してみよう。PC版を起動させてもいいのですが、そうするとPS2版の前に色々見返しちゃいそうだしなー。
自分用の武器を見つけて喜ぶイディットの声が面白いです。こういうタイプのキャラが攻略対象でもぶっちゃけいいと思うんだ。シャークやゴーランドなんかはわりと近いですが、ここまで男っぽいキャラなら一般受けしないぶんカルト的な人気が出そう。ロゼだったらいずれやってくれそうな気もします。国はライゼシェックスあたりでどうだ?(わくわく) こんな職人いたら惚れるぜ!
「あんたらは殺すのが仕事。俺は、殺すための武器やお膳立てをするだけだ。後のことには興味ない」
悪党イベントは数あれど、シャークのものが一番興味深いかな。
普段医者としての面が強いぶん影に薄まり勝ちですが、彼はれっきとした密輸商人でもあるわけで、直接手を下すカーティスより業が深く感じられる部分はあるかも。
「あんたらの仕事が遊園地の店員やアイスクリーム売りじゃないことは知ってる。知ってて売るんだから、俺はあんたらより悪党だ」
本人に罪の意識がなく、はっきりとした物言いであるところもギルカタールの人間らしいです。
関係ないけど、この時にはライターさん、もう既にアリスの構想に入ってたのかな。遊園地という単語で微妙に反応(笑) こうしてみると、シャークもゴーランドさんもわりと似通った面がありますね。ゴーランドはあんまり悪人って感じしないけど、あれで統治者の一人だもんな。貫禄相応の荒行はこなしていそうだ。
しかし、こうしていても存在に気付かれないなんてプリンセスの気配の隠し方も相当だ。
候補者の中ではカーティスくらいにしか見破れないんじゃないかな。イディットも確か駄目でしたよね。ユージーンやアリクは見破ってたっけ?
後半部のイベントなので、タイロンやスチュアートのイベントに比べるとアイリーンの心情も違っていました。『普通』じゃなくても好きだという気持ちはあるんだろうな。
夜に酒場でイベント発生。
眠るシャークを見るプリンセスの眼差しの優しさが想像できます。
相手が寝ていたり、弱っていたりすると素直になれるんだよね。と言っても普段から冷たいわけじゃないし、ちょっと気が強いだけで、もともとアイリーンは母性的な女性じゃないかと思います。女神だからというか、いわば長女気質なんじゃないかな。そう考えるとハトアリのアリスは普通の子です。それもまたいいものだと思う。
夕方にイベント発生。
こうして見てると、メイズは本当に頭のいい子だなぁ。だから要らんことまで悩むのでしょうか。
プリンセスが口出ししなくても互いに思い合ってることは確かなわけで、アイリーンもそれが分かってるからこそ、こうした励まし方になるんでしょうね。
「……ふふっ、本当に姉さんができたみたいだ」
こんな弟欲しいよ。(本音)
後に続くシャークとの会話もまた未来を予感させる感じでいいなぁ。
「なんで治らねえのか、イライラしてるくらいだ。俺の治療法は間違ってねえはずなのに…。病気のままでいてほしいわけねえだろ? 早く治して、遊びにつれまわしてやりたいんだ。もうちょい安定すりゃ、旅行だってできる……」
だからそれをそのままメイズに言えと! ……いや、言っても駄目なのか。言ってそうだもんな普通に。
アイリーンがシャークとメイズと間に感じる嫉妬は、タイロンやスチュアートの仲に対するものとちょっと似ているのかも。でも、それよりはずっと平和的ですね。
所持金が1100万を超えたので、ひとまずカジノで散財。
せっかく溜めきったお金を片っ端からばらまいていくプリンセスの姿は異様だろう(笑)
その後一旦達成EDの始まりでセーブし、また巻き戻して900万に落としました。
~シャーク駆け落ちED~
やっぱりシャークは大人だなぁ、と思う展開。
カーティスほど切羽詰まった風もなく、タイロンほど悲愴でもない。わりとロベルトに近い感じかな? でもあの人もライル先生に土下座してたしなぁ。スチュアートはどうだったかあまり覚えてないのですが(なんせ軟禁のインパクトが強すぎて・笑)、少なくとも余裕のある感じではないと思う。
シャークも余裕綽々というわけではないですが、なんというか、大人だ。
アイリーンもここまで来ると素直ですよね。泣ける。
「俺は、あんたを諦めるつもりはない。姫さんのことが好きなんだ」
「……どうして言っちゃうのよ。こんな…悲恋みたいな終わり方にしないで」
……泣けるんだけど、もしこれで本当にどうにもならないEDだったら後に満足感は残らないだろうな。バッドエンドがすべて嫌いってわけではもちろんなく、ただ、アラロスの攻略キャラには似合わないと思います。こうしてみると、PC版をやってからの間で「自分の中のアラロス」がしっかり出来てる感じ。
シャークが最後の最後に失敗したなんてオチがついたら、それは今まで信念のままにのし上がってきた彼の力強さとかを霞ませちゃう気がするんですよね。ギャンブル狂のロベルトでも度胸と運の良さは本物だし、それを霞ませるとキャラの魅力が大幅に落ちると思う。悪魔には負けるにしても、人間としては化け物並の強さを誇るカーティスも同様。タイロンやスチュアートは迷うところですが、タイロンは人望があるし、スチュアートは……スチュアートはアイリーンの愛さえあれば空も飛べそうだから困る。絶対無敵だろ!
なんにせよ、彼らにとって思い通りにならないのはアイリーンの心一つであって欲しいな、と思うわけです。
もちろん、そこはプレイする人それぞれに考えがあるところだと思うのですが、自分の場合はこんな感じです。
「なにかの代わりに別のものを捨てるなんてこと、選択肢にないんだよ。俺は業突張りなんだ」
それでこそシャークだ!
「いいから、俺についてこいよ。あんたは姫さんなんだから、何も考えず大人しくさらわれてろ」
「……プリンセスだから大人しくさらわれるものだなんて、偏見だわ」
主人公が凄く強くてひたすら相手を守る、というようなお話も好きですが、こういうのも王道で悪くないよな。キャスティングというか、キャラの立場や性格は王道ではないかもだけど(笑)
駆け落ちED後日談。
EDのCGはどれも綺麗だなぁ。特にシャークの表情がかっこいいです。全体通して、シャークはわりとCGに恵まれてる方だと思う。
シャークの語る真相は納得のいくものばかりで、さすが計算高いなと思わされます。
候補者の中で一番金持ちなのはシャークなんじゃないかな。カーティスやロベルトも相当なものですが、さすがにシャークには敵わない気がする。一番金欲が強いのもシャークで間違いないでしょうし。
「だが…、コネも金も力もなくても、なんとかしようとしたぜ? 昔みたいに無力でも、同じようにあんたをさらおうとした。こうやって成功して余裕みせられんのは力があるからだが、力が無くてもおなじように動いたさ」
「無力だったら、殺されているわよ」
「それでもやったと思うぜ」
うーん、文句なしにかっこいい。
後になんの憂いもない、シャークらしい良いEDです。
特にラスト数行のやり取りがいい。あんまり良くて書けなかったくらいだ!
全体通して見ても、自我がしっかりしている人というのは強いですね。EDを迎えた後も愛されているか不安がるカーティスとは対照的。やっぱ安心って大事だよなー。まぁ、カーティスを選べば命の安全は折り紙付きですが(笑)
ここで一旦クリアデータをセーブし、達成EDへ。
長くなったので、タイロン編にならって次に分けます。
新規EDも楽しみなんだ!
またこのBGM集の音質が凄くいいんだ!
ボーカル曲も好みなものばかりですし、買って良かったです。暇が出来次第小説も読もう!
セカンド攻略はシャーク=ブランドン。
遭遇したイベントは、シャークに関する・関しない、既出・新規を問わず全て記録していますので、プレイ中の方にはネタバレになる可能性が高いです。
※PC版全EDクリア済みの為、未プレイの方はご注意下さい。
まずはプロローグから開始。
これって途中のセーブデータから再開してもいいのかな?
スキップ機能が秀逸なので、ロードしなくてもPC版ほど困ることはないけどね。行き過ぎても巻き戻せるし。この巻き戻し機能は本当に便利だ! 他のゲームにも是非欲しい。
初めての選択肢。
この時点では特に関わりないのですが、PC版の時から毎回心に決めた攻略対象を選んでました。
今回は一通り悩んでから、好きキャラ第三位のシャーク=ブランドンに決定。
PC版の2nd攻略(PS2版が出たために事実上頓挫した)でも次に攻略する予定でした。
そういえば、シャークもわりと見逃したイベントが多いんだよなー。特に股掛けイベントは全くと言っていいほど見てないです。ミハエル相手のイベントが気になるぜ!
しかし気付かない振りをして歩き去ろうとするプリンセスがひどい。
もうこの時点で尻に敷かれる運命が決定している(笑)
「難聴なのか?」と尋ねる時のシャークの立ち絵が好きです。服の趣味はまぁ、良くはないよな。
婚約者候補の中でプリンセスとの婚約に乗り気なのはシャークとロベルトくらいですが(あと微妙にスチュアートか)、そのどちらも心中ではプリンセスに憧れを抱いていた、というのがまた美味しいですね。
「正式に婚約者にならなくったっていいんだ。プリンセスの婚約者候補に挙がったってことだけでも、知名度が上がって商売に有利だからな。婚約者になったらなったで、王族になれるんだから最高だが、姫さんが嫌なら無理強いはしない。俺は商売がうまくいきゃいいんだから」
なんだかんだで清々しく大人なシャークが好きだ!
金稼ぎ開始。
まずは客室に行き、金貸しコンビに会っておきます。
後で昼にも行かないとなー。それからもう一回夕方に会って、それでユウ登場か。
シャークに同行を頼むと新規のCGが見られました。他の人のも楽しみだ!
北の斡旋所に行き、斡旋所の男性から説明を受ける。
前回は南斡旋所の女の人でした。どっちもいい性格してるぜ!
例によって王様の弁当を売っ払い(いつも有り難うお父様!)、回復薬A・Bをそれぞれ15個、強壮剤を5個購入。残りのお金は500Gになりましたが、これで終盤まで補充要らずだ!
砂漠で戦闘し、夜遊びに出発。このCGの二人が険悪じゃないのは納得がいかない。
二日目は一旦カジノで稼ぎ、昼・夕方と客室に通います。
これでユウが登場するので、夜に酒場で面会。早くからアイテム売却できるようになるのは大きい!
もしこれで達成金額越えちゃったとしても、後々カジノで散財すればいいしね。
昼の砂漠でイベント発生。
体力のない婚約者候補も意外性があっていいものです。
シャークの語る他候補の強さも興味深い。ライル=スルーマンもあれでロベルト以上の強さを誇るでしょうし、確かにこうしてみるとシャークが一番レベル低そうですね。その彼が最もレベルが高いだろうカーティスと懇意なのだから、シャークの強みがレベルでないことがよくわかる。典型的な頭脳派・特殊能力タイプですね。何より医師だし、誰であっても無碍には出来ないよな!(←基本的にシャーク贔屓)
しかし、シャーク相手のアイリーンは如何にも攻め気質だな。この二人はそこがいい。
斡旋所で依頼を受けつつ砂漠で戦闘。
途中間違ってレベル1の状態でアリジゴクに突っ込んでしまったのですが、強壮剤と南斡旋所で購入した糸玉を駆使してなんとか勝ちました。酒場でサアラ・ヴィーナス(防御力強化)を飲んでたのも大きかったかも。酒場のカクテルはこれと決めたもの一本に絞った方が効果を実感しやすいですね。
そういえば、アリジゴクやヒドラなどのボス敵のいるマップって背景画像も変わるけど、これってPC版でもあったっけ? 蟻地獄の脇に人間の骨が転がってるのに気付いてちょっと怖かったです。
昼の砂漠でイベント発生。
座った方がいいと言うシャークに対し、座ったら余計疲れが増すと突っぱねるアイリーン。押し問答の末、引っ張られて地面に突っ伏す羽目に。
「シャぁぁ~~ク~~~~~~~……」
プリンセス、めっちゃ怒ってらっしゃる!
「怒らなかったらおかしいでしょ…。あ~~~~~つ~~~い~~~~~」
この時のアイリーンの怒り顔が好きだ!
全力で口げんかしてる二人は既に友人としてうち解けてますよね。
でもゴキブリ男はひどい。
朝にイベント発生。
白衣を着たシャークとのご対面に一時呆然自失状態になるプリンセス。
「マジかよ…。勘弁しろよ…。徹夜で疲れきってんだから、あんたまで俺の都合無視して病人になるな」
シャークひどい!でも笑い出したプリンセスはもっとひどい!
「だって、おっっかしい! ぎゃははははははっ!!!」
「だから…、何がおかしいかって聞いてんだよ!」
「はははははははははははははっ!!! ……全部。あははははははははははっ」
ぷ、プリンセス容赦ねえー……! ここは是非声つきで聞きたかった(笑)
続いて朝にイベント発生。
シャークは朝のイベントが多かった気がするな。
酒場に誘った際の台詞なんかでもそうですが、ここまで来るとだいぶ好意的になってきています。
「……気が散るんだ」を繰り返すシャークがヘタレで好きだ(笑)
シャークの基本的な出で立ちは普段着に+白衣って感じですが、オペの時とかはまた別に着替えるんだろうか。開腹中に雑菌とか入ったら困るものな。
「なんなら、体で払ってくれても構わないんだぜ…?」
「生ものだから、それはちょっと…」
「生ものは、俺の得意分野だ。悪いようにはしねえよ」
強気なシャークが見られる場面は貴重だ。それもメイズの登場によって台無しになってしまいますが、後半は本当ヘタレの印象が強いからなぁ。でも、それも一筋縄ではなくて、基本的に大人なところが一番好きです。
「経営者の弟だからって、気をつかわせすぎているくらいです。歩けるんだから、僕も少しくらい運動したほうがいい。看護士に頼んだら何もかも世話をされてしまって、筋力まで衰えてしまう…。これ以上、弱くなりたくないんです」
このメイズの台詞は真相を知っていると泣けるものがある。
そういえば、QuinRoseのシナリオって安易に死を持ってこないですよね。こういう系のゲームだど、シナリオに幅を付けるためか、よくサブキャラの死ネタが入ったりするものですが(そして主人公の選択によってその生死が左右されたりする)、今のところそういうのは思いつかない。精々主人公自身の生死か過去、名もない通行人キャラの生死くらいだよなぁ。アラロスが犯罪大国設定のわりに安心して楽しめる理由の一つかも。
「今は違うが、そうなる予定のお嬢さんだ。どうでもいい女に絡んでたわけじゃねえ」
シャーク萌えの理由はこの台詞に全て集約されていると思ってる。
アイリーンをプリンセスと知って喜ぶメイズが可愛いです。この兄弟は揃って微笑ましいな。
続けて朝にイベント発生。
急患が入ったと言って慌ただしく去っていくシャークを見送り、話し相手になってもらおうと弟のメイズを探すことにしたプリンセス。病室に入ってみると、メイズはちょうど病気で苦しんでいるところでした。
(……苦しい。シャークがここにいない理由が分かる気がした。何かしてあげられることがあるならいい。何もしてあげられないのが苦しい。)
メイズを見守るアイリーンの心情描写がすごく優しくて印象に残ります。
熱に浮かされながら「兄には来て欲しくない」と語るメイズに、家族間でしか分からない何かを理解して、せめて安心させてやろうとする彼女の姿勢が好きだ。
シャークとメイズの母親に関しては忘れてる部分が多いなぁ。
確かどちらも子どもを捨てていってしまったんだと思ったけど、どんな感じだっけ。
砂漠で集めるものの仕事が尽きたので、オアシスに移動。
レベル2の状態でも防御を強化してれば比較的楽に進めるみたいだ。程なくレベル3になって一安心。
昼にオアシスのイベントが発生。
オアシスで起こるイベントはプリンセスがとにかく押せ押せだった記憶があります。
「……偉いお医者さんがみずからくんでくれた水だものね。飲まなきゃ…」
シャークを焦らせてご満悦なプリンセスのあくどい笑顔に惚れる。
夜に酒場でイベント発生。
朝に発生するものが多い分、シャークの酒場イベントは少ない方なのかな。
アイリーンが用事を済ませて戻ってくると、いつの間にかテーブルで寝こけていたシャーク。
商人と医者の二足のわらじって聞くだけで大変そうなのに、その上病院の経営まで含まれているんですよね。候補者中一番多忙な人かもしれない。スチュアートやタイロンなんかも立場上色々とやることが多そうですが、それなりの自由時間はありそうな感じだものな。多忙度順に想像すると、シャーク→スチュアート→タイロン→カーティス→ロベルトって感じだろうか。ロベルトもあれはあれで忙しそうなのですが、趣味の延長上っぽいからなー。カーティスはどう考えてもマイペースですね。
朝にイベント発生。2つ纏めます。
結構立て続けだなぁ。PC版でもこうだっけ? もうちょっと間があったような気も。
「兄さんが、僕を捨てるなんてことはないって分かってます。……捨てられないんです」
続くイベントと合わせて、ブランドン兄弟の歪みが分かる部分です。
でも、『普通』であってもこうした歪みはないではないと思うんだけどな。それは『普通』じゃないだろうか。
母親を憎みつつも母親を呼ぶ心理っていうのはやっぱり子どもだからってことなのかなー。
どれだけ確執があっても、親子関係の名残って何処かに残るものですよね。いい形ばっかりじゃないですが。
(ここは病院だ。今までだって、病院特有の薬臭がしていた。しかし、急に強くなったように感じる。薬品をかがされ、気が遠くなる錯覚を覚えた。)
メイズの取った行動の衝撃をこれ以上ないほど的確に暗示する描写が印象的でした。
13日目、砂嵐。
と思ったらシャークの朝イベントが発生してしまって焦りました。こんなことPC版じゃなかったぞ!(汗)
砂嵐イベントは昼なので大丈夫ですが、このままだとシャークを誘った時の会話が見られないので、一旦巻き戻してやり直し。前日をライルとの訓練に費やし、夜遊びをやめたらどうにか発生させずに済みました。
そういえば、砂嵐の時に同行を断わられる会話は聞いたことないな。今度試してみようか。カーティス辺りだとすっごい嫌味言われそうで怖いんですが。あ、スチュアートは嫌味言われても平気だ。むしろそうこないと!
シャークの服装の趣味の悪さについての言及は何処でくるんだっけ、と思ってたらこの砂嵐イベントでした。それなりに普段から言ってはいるのですが、さすがにざっくり(笑)
「それをいうなら、ロベルト=クロムウェルなんかはどうなるんだよ? それほど派手でもないのに、俺よりよっぽど胡散臭いぜ」
「あんたね…。比較対照がロベルトくらいしかいないあたり、もう駄目よ。自分が胡散臭いって認めたようなもの」
アイリーンのツッコミが正しすぎる!
ロベルトの場合、自分でもその胡散臭さを意識してそうですけどね。生業も生業だし。
引き合いに出して語られるスチュアートとタイロンの例は、なるほどといった感じ。タイロンは本当に飾らないでそのままですよね。ガーディン王もそうだったのかな。過去話を見た限りじゃ、いいとこ育ちの云々の前にただの怪しい人でしたが(笑)
「……そうね。やっぱり、シャークは今のままでいいのよね」
「ん? しかし、趣味が悪いんだろ? 俺はいいと思うんだが…」
「訂正するわ。それでいいじゃない。今、自分がいいと思うものを着ているのなら…。着たいものを着られるって、幸せなことだわ」
アイリーンのいいところってこういうところなんだろうな。頭が固くないというか、幾らでも変化していける。根底が他人を思いやれる人なのだと思う。始めから相手の心に添った言動を出来る人は稀ですが、こうして臨機応変に変わっていける人もそんなに多くないんじゃないだろうか。難しいよね。
「……自分が苦労したからって、周りにも苦労しろっていうのは違うだろ。元から嫌いな奴ならともかく、好きな奴には自分が苦労した分苦労させたくねえって思うもんじゃねえの」
シャークぅうう~!! だ、大好きだー!!
CGのシャークも髪の毛がばらけていてゴキブリっぽくなく(笑)かっこよかったです。
朝にイベントが発生。
メイズが語るシャークの知られざる想いを「……間違いない。勘違いだ」と字体強調してまで即否定のアイリーン。まぁここは否定するのが『普通』だと思う!
この後は微笑ましい展開ですが、最後はしんみりとした余韻で落とすところがアラロスらしく好きなイベントです。
しかし、朝にイベントが起き続けるとマンドレイクを倒しにいけないんだぜ……!
と思っていたら動けるようになったので、早速オアシスでマンドレイクを退治。
強壮剤とまきびしを使って楽をしました。防御が高いと楽だ!
シャークも本気攻撃を出してくれたので助かりました。この時のCGかっこいいなー!
余談ですが、戦闘中にも巻き戻し機能が効いてしまった時は驚きました。行き詰まってしまったときや目当てのモンスターを出すときに便利そうだ。PC版の時はいちいちロードしてたからなぁ。本格的なRPGだと興ざめですが、こういうゲームだったら十分のアリだと思います。助かる!
夜に酒場でイベント発生。
寝惚けてアイリーンをメイズと間違え、彼が治った後の展望を語るシャークが切ない。
「私は、アイリーン。しっかりしなさいよ…」
「アイリーン……」
そういえば、プリンセスの名前ってそんなに出てきませんね。EDくらいかな?
名前を呼ばれたアイリーン同様、見てる側も不思議な気分だ。
医者としての矜持をきちんと持って病人に接している人なら、体を任せたいと思う患者も多いはずです。
朝にイベント発生。
シャークと実の兄弟でないことをメイズに明かされた時のプリンセスの反応が面白い。
いやそういう場面じゃないはずなんだけど、それでもあちこちに笑いの要素を入れているのがいかにもアラロスって感じ。ハートの国のアリスはどちらかと言うとシリアス面が強かったからなー。もちろん笑えるところも多々ありましたが、アラロスほど気楽には出来ない。キャラによっては真剣に狂っていますしね。まぁアラロスもカーティス辺りは狂ってると言えなくもないけど、それでも人生設計とかギルドのこととかきちんと考えて生きてるもんな。
主人公のアイリーンも含め、ちゃんと生きる場所・自前のフィールドを持ってるあたり、アラロスのキャラは安心して見ていられます。あ、ミハエルは別。
「兄さんにとって、僕は病弱でないと意味のない弟だ」
酒場でメイズが治った後の展望を語っていたシャークとのすれ違いが顕著だ。
昼の洞窟でイベント発生。
大人なシャークと比べて自らを子どもだと思うアイリーンですが、このイベントはお気に入り。
シャークってカーティスより若いんでしたっけ? スチュアートやタイロンよりは年上っぽいけど、ロベルトとはそう変わらないそう。カーティスはギルドマスターなんかやってる関係上25くらいはいってそうだよなー。スチュアートやタイロンはアイリーンと同年代なので18、9くらいだとして、ロベルトとシャークが21~23、ライルが…… ……30後半? いや、もしや40前半……?
マイセンはアリシアの兄だからロベルトと同年代くらいでしょうか。
魔法使い当時のアリシアとアラロスのアイリーンだったら、アリシアの方がちょっと若いイメージです。あれはある意味学園物だったからかも。実際は同い年か、アリシアの方が一つ上くらいなんじゃないかな。
さくさく進んでいたらヒドラにぶち当たってしまったので、睨み付けるを駆使して撃破。
タイロン攻略の時は随分探し回ったもんだけど、今回は奥に行ったら一発で見つけてしまった。覚えていたわけではないので、次は次で探し回る羽目になるんだろうなー。メモでも取っとけって話ですが。
――と、ここで既に金額が990万に達してしまったので、金稼ぎは少し控えることにします。一度で良いから思いっきり稼いでみたいものだが、そうすると未達成EDが見られなくなるからなぁ。ライルさん攻略の際にはそれなりに苦労するかも。
20日になったのでお祭りイベントが発生。
アイリーンの友達って気になるなぁ。いいとこのお嬢さん・おぼっちゃんで、結構アレな……うう、会ってみたい! 次回作にそれっぽい人が居たら小躍りなのですが。つかクリムゾン・エンパイアの主人公がもし女神の関係でないなら、アイリーンの友達という可能性も……まぁあるわけはないか。舞台はルクソーヌ(だっけ?)らしいですしね。貴族の国だったのは確かだし、シルフィールの故郷? ベルモア家出るかな?
「商人風情じゃ優しくしたくないんだろ? 北や南の跡取り相手じゃ、対応も違いそうだ」
タイロンはともかく、相手がスチュアートじゃより険悪になりそうですが。
シャークのお祭りイベントの中には、カラクシュやシュケレームなど、フルークハーフェン大陸の他の国の名前も出てきます。これが後々また詳しく描写されるのかなー。全部の国は無理かもしれないけど、まだ出てきていない国が舞台な大陸シリーズもやってみたいですね。魔の国とか。
商人であるシャークの厳しい目というのも、医者である面ばかり見てきていると新鮮でいいです。
「どのくらいまでならまけてくれる?」
「はあ…。商人なら、今日は稼ぎ時だろ? 買う側にまわってんなよ」
目立たないですが、売り子の兄さんもなかなか「らしい」性格をしてます。
脇役とは言え、こういうところにリアリティがあるのはいいな。タイロンの部下達も良かった。
脇役(役なし)にこれといった個性のないアリスシリーズとはまたひと味違う面白さですね。
「俺も行商人だ。店に出したものはひっこめやしねえよ」
兄さんかっこいいぜー!!
たとえ末端でも、後でシャークに間抜けと言われてても、誇りがあるというのはそれだけで魅力的に見える。
「俺は、あんたに思い出だけじゃなく宝石も残してやりたかったんだ。……あんたにガラクタは似あわねえよ」
シャークも決めるところはびしっと決めます。さすがだ。
花火の件はしんみりしますが、それもまた多角的でいい。お祭りイベントは長い分、キャラの喜怒哀楽がぎゅっと凝縮されてるイベントだと思います。面白い!
お開きの場面では、アイリーンがシャークを意識しまくってるのが印象に残りました。
さすがはシャークだ!(←すっかり贔屓姿勢)
昼のオアシスでイベント発生。
このイベントは外出イベントの中でもかなり好きな方です。二人の間に流れる空気がいいなぁ。
体勢のインパクトも強いけど(笑)、CGの感じも好きだ。しっかりしていて見応えがあります。
夕方にイベント発生。
シャークの自室に案内され、彼の過去が語られます。
小さい頃のシャークとその弟は本当に瓜二つですが(髪の色はちょっと薄いかな)、やっぱりシャークの弟はメイズだなぁ。プリンセスも言ってますが、詳しい描写もないし。シャークが花火を嫌ったのは、それを打ち上げるお金があれば弟を助けられたのに、という思いもあったのかもしれない。
医者に振り払われ、憎しみの目を向ける少年シャークが痛々しいです。
その後にあったことの詳細は濁されていましたが、口振りからするに相当の仕返しをしたんだろうな。もし弟が生きていたら、たとえ成功したとしても良心が咎めてそんな非道は出来なかったのでしょう。だからこそ「お荷物」という形容をしたのだと思います。
そんなシャークも本当は一番に弟を助けたくて、でもその弟はもうこの世にいない。
「この世で、俺に手に入れられないものはねえ。……この世ではな」
初めてこの台詞を見た時はこんなに辛い意味を持った台詞だとは思いもしませんでした。
こうして知ってしまうと、何がなんでもメイズと幸せに暮らして欲しいよな。
アイリーンが他のキャラを選んだ場合でも、この兄弟なら思い合ってる分いずれ和解できそうですけどね。
昼の洞窟でイベント発生。
さんざん繰り返してますが、シャークは本当に大人だと思う。
候補者の中でライルと最も話が合うのは誰かと聞かれたらシャークだな。二人が絡むイベントは見たことがないけど、実際に仲がいいのかもしれない。そう悪くはないだろうと思っていたタイロンが真逆だったので自信はないですが、でも良さそうに見える。裏の職業も知っているみたいですし、この二人の組み合わせ気になるなー。
まぁ、ライルとの掛け合いが一番楽しそうなのは他でもないロベルトですけどね(笑)
率直なシャークに対し、照れの隠せないアイリーンが殊の外可愛いイベントです。
夕方にイベント発生。
スラム街の男は声からしてもカーティスの部下・イディットでしょうね。
とすると、このビジュアルは結構予想外だ。カーティスルートのCGだとどうだっけ? カーティスの攻略はトリにしようと思っているのですが、その時にでも確認してみよう。PC版を起動させてもいいのですが、そうするとPS2版の前に色々見返しちゃいそうだしなー。
自分用の武器を見つけて喜ぶイディットの声が面白いです。こういうタイプのキャラが攻略対象でもぶっちゃけいいと思うんだ。シャークやゴーランドなんかはわりと近いですが、ここまで男っぽいキャラなら一般受けしないぶんカルト的な人気が出そう。ロゼだったらいずれやってくれそうな気もします。国はライゼシェックスあたりでどうだ?(わくわく) こんな職人いたら惚れるぜ!
「あんたらは殺すのが仕事。俺は、殺すための武器やお膳立てをするだけだ。後のことには興味ない」
悪党イベントは数あれど、シャークのものが一番興味深いかな。
普段医者としての面が強いぶん影に薄まり勝ちですが、彼はれっきとした密輸商人でもあるわけで、直接手を下すカーティスより業が深く感じられる部分はあるかも。
「あんたらの仕事が遊園地の店員やアイスクリーム売りじゃないことは知ってる。知ってて売るんだから、俺はあんたらより悪党だ」
本人に罪の意識がなく、はっきりとした物言いであるところもギルカタールの人間らしいです。
関係ないけど、この時にはライターさん、もう既にアリスの構想に入ってたのかな。遊園地という単語で微妙に反応(笑) こうしてみると、シャークもゴーランドさんもわりと似通った面がありますね。ゴーランドはあんまり悪人って感じしないけど、あれで統治者の一人だもんな。貫禄相応の荒行はこなしていそうだ。
しかし、こうしていても存在に気付かれないなんてプリンセスの気配の隠し方も相当だ。
候補者の中ではカーティスくらいにしか見破れないんじゃないかな。イディットも確か駄目でしたよね。ユージーンやアリクは見破ってたっけ?
後半部のイベントなので、タイロンやスチュアートのイベントに比べるとアイリーンの心情も違っていました。『普通』じゃなくても好きだという気持ちはあるんだろうな。
夜に酒場でイベント発生。
眠るシャークを見るプリンセスの眼差しの優しさが想像できます。
相手が寝ていたり、弱っていたりすると素直になれるんだよね。と言っても普段から冷たいわけじゃないし、ちょっと気が強いだけで、もともとアイリーンは母性的な女性じゃないかと思います。女神だからというか、いわば長女気質なんじゃないかな。そう考えるとハトアリのアリスは普通の子です。それもまたいいものだと思う。
夕方にイベント発生。
こうして見てると、メイズは本当に頭のいい子だなぁ。だから要らんことまで悩むのでしょうか。
プリンセスが口出ししなくても互いに思い合ってることは確かなわけで、アイリーンもそれが分かってるからこそ、こうした励まし方になるんでしょうね。
「……ふふっ、本当に姉さんができたみたいだ」
こんな弟欲しいよ。(本音)
後に続くシャークとの会話もまた未来を予感させる感じでいいなぁ。
「なんで治らねえのか、イライラしてるくらいだ。俺の治療法は間違ってねえはずなのに…。病気のままでいてほしいわけねえだろ? 早く治して、遊びにつれまわしてやりたいんだ。もうちょい安定すりゃ、旅行だってできる……」
だからそれをそのままメイズに言えと! ……いや、言っても駄目なのか。言ってそうだもんな普通に。
アイリーンがシャークとメイズと間に感じる嫉妬は、タイロンやスチュアートの仲に対するものとちょっと似ているのかも。でも、それよりはずっと平和的ですね。
所持金が1100万を超えたので、ひとまずカジノで散財。
せっかく溜めきったお金を片っ端からばらまいていくプリンセスの姿は異様だろう(笑)
その後一旦達成EDの始まりでセーブし、また巻き戻して900万に落としました。
~シャーク駆け落ちED~
やっぱりシャークは大人だなぁ、と思う展開。
カーティスほど切羽詰まった風もなく、タイロンほど悲愴でもない。わりとロベルトに近い感じかな? でもあの人もライル先生に土下座してたしなぁ。スチュアートはどうだったかあまり覚えてないのですが(なんせ軟禁のインパクトが強すぎて・笑)、少なくとも余裕のある感じではないと思う。
シャークも余裕綽々というわけではないですが、なんというか、大人だ。
アイリーンもここまで来ると素直ですよね。泣ける。
「俺は、あんたを諦めるつもりはない。姫さんのことが好きなんだ」
「……どうして言っちゃうのよ。こんな…悲恋みたいな終わり方にしないで」
……泣けるんだけど、もしこれで本当にどうにもならないEDだったら後に満足感は残らないだろうな。バッドエンドがすべて嫌いってわけではもちろんなく、ただ、アラロスの攻略キャラには似合わないと思います。こうしてみると、PC版をやってからの間で「自分の中のアラロス」がしっかり出来てる感じ。
シャークが最後の最後に失敗したなんてオチがついたら、それは今まで信念のままにのし上がってきた彼の力強さとかを霞ませちゃう気がするんですよね。ギャンブル狂のロベルトでも度胸と運の良さは本物だし、それを霞ませるとキャラの魅力が大幅に落ちると思う。悪魔には負けるにしても、人間としては化け物並の強さを誇るカーティスも同様。タイロンやスチュアートは迷うところですが、タイロンは人望があるし、スチュアートは……スチュアートはアイリーンの愛さえあれば空も飛べそうだから困る。絶対無敵だろ!
なんにせよ、彼らにとって思い通りにならないのはアイリーンの心一つであって欲しいな、と思うわけです。
もちろん、そこはプレイする人それぞれに考えがあるところだと思うのですが、自分の場合はこんな感じです。
「なにかの代わりに別のものを捨てるなんてこと、選択肢にないんだよ。俺は業突張りなんだ」
それでこそシャークだ!
「いいから、俺についてこいよ。あんたは姫さんなんだから、何も考えず大人しくさらわれてろ」
「……プリンセスだから大人しくさらわれるものだなんて、偏見だわ」
主人公が凄く強くてひたすら相手を守る、というようなお話も好きですが、こういうのも王道で悪くないよな。キャスティングというか、キャラの立場や性格は王道ではないかもだけど(笑)
駆け落ちED後日談。
EDのCGはどれも綺麗だなぁ。特にシャークの表情がかっこいいです。全体通して、シャークはわりとCGに恵まれてる方だと思う。
シャークの語る真相は納得のいくものばかりで、さすが計算高いなと思わされます。
候補者の中で一番金持ちなのはシャークなんじゃないかな。カーティスやロベルトも相当なものですが、さすがにシャークには敵わない気がする。一番金欲が強いのもシャークで間違いないでしょうし。
「だが…、コネも金も力もなくても、なんとかしようとしたぜ? 昔みたいに無力でも、同じようにあんたをさらおうとした。こうやって成功して余裕みせられんのは力があるからだが、力が無くてもおなじように動いたさ」
「無力だったら、殺されているわよ」
「それでもやったと思うぜ」
うーん、文句なしにかっこいい。
後になんの憂いもない、シャークらしい良いEDです。
特にラスト数行のやり取りがいい。あんまり良くて書けなかったくらいだ!
全体通して見ても、自我がしっかりしている人というのは強いですね。EDを迎えた後も愛されているか不安がるカーティスとは対照的。やっぱ安心って大事だよなー。まぁ、カーティスを選べば命の安全は折り紙付きですが(笑)
ここで一旦クリアデータをセーブし、達成EDへ。
長くなったので、タイロン編にならって次に分けます。
新規EDも楽しみなんだ!