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逢魔時~怪談ロマンス~ プレイ記録・16

明るく病んでるメインヒーロー、式部密狙いで五周目。

ここまで攻略に四苦八苦するADVゲームも久し振りです。
基本のENDを見るのは簡単なんだが、そうでないものがなかなか難しいな。

※以下ネタバレ注意


と、いうわけで、密か……。
密は個人的な好みはさて置き、シナリオ的に一番旨味がありそうなので後に回したキャラです。
純粋な好みで言ったら和泉が一番、由良城が二番かな。これはクリアした今でも変動なし。
密も嫌いではないが、何せプレイ前から被疑者扱いしてたもので、攻略対象(静の恋愛対象)としてはどうなのか……。
最初はいくらなんでも実行犯ではないだろうと思っていたんだが、飛浦さんは傍観者だし、日比谷ルートではああだし、遠野ルートでもこうだしで完全に容疑が固まってしまいました。これで犯人じゃなかったらすごくびっくりする。
普通の女性向け作品だったらヒーローに黒い疑惑があっても、それは止むを得ない事情があってのことだったり、勘違いだったり、誰かに脅されていたり、操られていたり、唆されていたり、主人公の為に憎まれ役を演じていたりと、まあ強いて言えばお前のせいだけどあくまで強いて言えばであって、んーなんというかガッカリさせやがってこの野郎!的なオチがつくのが定石なんだが、これは……期待、してもいいのか……?
ちなみに上の場合、「俺が殺したんだ」的な懺悔台詞はデフォルトとなります。そして全貌判明後には「だが、俺が殺したようなものなんだ」という台詞が高確率で続きます。正直言って嫌いじゃない。が、今求めているのはそれじゃない!

しかし、実際に密が犯人だった場合、どのようにして静とくっつく?のか想像つかないぞ。
性質の悪い人間を半殺しにしただけの遠野があそこまで拒絶されたのに、大事な家族を惨殺して自分を引き込んだ相手となると、もう血で血を洗うしかないのでは……。それともそこまでは静本人には明らかにされないのか? それはそれで微妙だが……。
日比谷ルートで言っていたことが本当だとすると、静のことは子どもの頃からずっと見てたのかな。
飛浦さんのイベントで触れられていた静の虚言癖というのも密の存在に関わっていたりして。
全部繋げて考えるとなかなかに重くて身震いするんだが、肝心の心を奪われたと気付いた瞬間っていうのが何時だったのかにもよるか。呪術で引き込んでからだったら、過ちは好む所にあり、といった感じでちょっと面白いかもしれない。

犯人云々を抜きにしても、密の悪友ポジションがどのように揺らいでいくのかは気になります。
何せ年季入ってるからなあ……。密側は諦め強そうだし、距離を縮めるとしたらまずは静の方からだろうか。
日比谷さんは元人間ゆえか最初から好感度高、和泉は初対面からトントン拍子、遠野は共通の趣味、由良城は暴走による殺害未遂がそれぞれ切欠だったと思うが、密はなんだろうな。

プレイすれば上記の疑問は全部解決するんだろうけど、その前にこうしてあれこれ予想するのも楽しいです。
全部明らかになった後だと思い出せないことって案外多かったりする。
今この時しか書けないと思うとついダラダラと書き連ねてしまう、これも一種の貧乏性か!

◆初めからオープニングを飛ばさずに開始。む、タイトルコールが密だった気がする。
◆「血みどろの夢とか、ぐちゃぐちゃグログロの夢とか。おまえって、そういう夢をあまり見ないよな
家族の死に様はどうだったっていうのさ! 相当酷かったらしいが……
◆初回移動画面で教室を選択。
◆「静。……付き合ってください
◆こういうふざけ合いは嫌いじゃない(笑)
◆密がいると悪戯のタチの悪さが加速するな! 由良城を助けた時のもなかなか酷かった。
◆密って横顔だとだいぶイメージ変わるな。こうしてると普通の少年っぽいんだが……
◆「熱いに決まっているだろう」「ですよね
◆日比谷さんには一番最初に攻略したキャラとしての思い入れがあるから、こうして新しくやり取りできるのが嬉しい。何気に他のルートでも存在感があるな。密ルートでも元人間として何かしらの役割を担うんだろうか?
日比谷さんかっこいい!
◆「はは、頑張れよ~。じゃあな
密ひでー!(笑) でも予想通り! 悪友と言うからにはこれくらいはね。
◆3年でこんだけ馴染んでることからして、日比谷さんは絶対只者じゃない……
◆(……中毒のようなものかしらね。悪ふざけに、嵌りすぎているわ
◆妖になる前の静は普通にいい子だったっぽいイメージがあります。

◆教室にて。
◆(いい思い出だって多いんだけど。大変な目に遭わされた記憶のほうが、勝るというか……
◆お、静の矛先が密に向きそうな気配!
◆密が余裕の態度を崩したことって殆どないものな。遠野がぼろくそ言った時くらいか、印象に残っているのは。
スタンバイ状態の静かわいい!
◆「こんなの、基本だろ。見抜けなかったおまえが悪いよ
◆密はやっぱ手強いなあ。日比谷ルートの身代わり人形を思い出す。呪いに長けている分、身を守る術にも人一倍詳しそうだ。
◆「……あんたって、私を苛立たせる天才ね」「はは。お褒めいただき、光栄だな
◆もうなんかこの、「静は俺が育てた」感がすごいよな密! 光源氏かよ!
◆なんだかんだで毎回、頭に血が上った静の後先考えない行動を期待している(笑)
◆(…………)(何しているんだろ、私達
いやあ、面白いよ! 疑惑がなくても好きだったろうな、この関係。
◆え!? また紙人形受け取るか受け取らないか選ぶの!?
◆ここのセーブはきちんと取っておくか。とりあえず受け取っておいて、必要な場面になったら切り替えよう。

よし、ちゃんと教室選べた! これで選べなかったら途方に暮れるところだ。
◆一応、紙人形を受け取った状態で和歌子や飛浦さんも選択してみたんだが、こちらは進まないままでした。攻略制限がかかってる、という認識でいいのかどうか。これ以上どうしたらいいのか分からないなぁ。
◆密相手だと快諾するより迷った方が面白いな!
◆静の密に対する気持ちを改めて読むと、やはりある程度は信頼しているように聞こえるな。今後が楽しみでありつつも怖いです。何が怖いって、静の怒りが。密の所業の程度にもよるが、知ってて黙ってたってだけでも絶対タダじゃ済まさないだろ……!
◆(……甘えているように、見えなくもないわね
◆静可愛いなぁ。静と密って、悪友以前に兄妹というか、師弟、いっそ父娘レベルの妙な雰囲気があると思う。勝手にいろんな想像を膨らませているせいだろうか。
◆抱き潰し合いが恒例行事になりつつあるな。今は微笑ましいけど後に響いてきそうだ。
◆「……なあ。恋人でもないのにこんなことして、おまえは嫌じゃないの?
密相手にシリアスなBGMが流れると緊張する。
◆静が密に甘えていればいるほど、後の展開が怖いな。
◆「おまえって、恋する乙女という単語が似合わないというかさあ……。浮いた話がなくて、つまらないよなあ。好きな人とかいないのかよ? いたら、協力してやるのに
◆「いたら、こんなことしないわよ
◆「ふうん……。おまえ、日比谷さんのこととか、好きそうなのにな
脳裏に怒涛の勢いで日比谷ルートが蘇った。
◆……あれ、もしや先日の紙人形は日比谷さんの別EDの方に影響するのか? 考えすぎ? 後で試してみるか。
◆「……妖怪なんて、矛盾したものだろ
◆台詞もさることながら、低く落とした言い方にぞくっとした。
◆静がこちら側に執着するためなら、その恋愛も応援するけど、それと静の恋人によくするかどうかは別問題って感じか。遠野ベストEDでのあれがあったから少しは気持ちが解る気がするが、なかったらもっと勘ぐってただろうな。

◆静の熱。謎の声の主は密の可能性もあるか。
◆裏庭で早起き後、街にてサボリ。
◆「この時間に来るのは久しぶりだなあ……。……懐かしい」「…………
密の前でそういう発言されると緊張感が物凄いです静さん! 案の定沈黙されるし!
◆「……とか言ってときめく場面なのかな、ここは。付き合いの長い親友としては
◆「男女っていう意識の薄い、友達同士の場合……。恋に発展するきっかけは、意外と些細なことだったりするんだよな~
共通の趣味とかね! だが、密にそれは当てはまらないだろうよ……色んな意味で。
◆でもこういう会話を攻略対象とするのは何某かのカタルシス?があって面白い。メタ的というか。現実でもするけどね。
◆「穏やかじゃないわ。人も妖怪も、やっぱり恋をすると狂うものなのかしら
あーあーあーあーあー……
わあ、女性客が! このゲームの女性二人組ってロクな目に遭わないな!
◆でもここで密がこういう行動に出るのはちょっと意外だった。しかもこんな大規模に。逆にホッとしてしまうのは何故だろう…… ああ、直前に飛浦さんのイベント見てたからかな。あれこそ怖かったもの!
◆飛浦さんに比べたら理由はまだマシだが、冷静に考えると酷い仕打ちだ。ガラス……しかも風鈴のなんて、傷に潜り込みでもしたら痕どころじゃないぞ。災難過ぎる。
◆現実にあったら絶対に寄り付きたくない街だ……
◆(でも、密みたいな奴こそ、案外恋をすると狂ったりするのかも?
◆(想像すると、怖……
◆遠野ルートを見てなかったら、密の静に対する感情は単なる所有欲なんだと思っていたかも。でもあれを聞いちゃうとな……。ベストEDでのあの反応といい、密には日比谷ルート時より同情的になっているかもしれない。
◆静は人間だった時、誰か好きな人はいなかったのかな。
◆「俺、磯撫での血も入っているからさ。同じ、海に関係ある妖怪には優しいんだ
◆密との出会いもそうだが、そこら辺の経緯も気になるよな。なんで静が磯姫なのかという。
◆「俺の、お人形さんでいてよ。大事に囲っておいてあげるから
◆こういう台詞にも一抹の切なさを感じるようになってしまった。うーん、騙されているかも。

◆妖力測定。お、このシーン、密ルートでもあるのか!
◆密はさすがに仰々しく助けたりはしないな。……助けたの密だよね?
◆(え~と……。こんなことを言っているけど、こいつが助けてくれた、で間違いないわよね?
◆あ、よかった、ちゃんと突っ込んでくれた。しかし何故そこで沈黙するんだ密。君の沈黙は怖いんだよ!
えっ、照れ隠し!? 照れ隠しなの!? まさかそんなベタな……!
◆そういえば、静って元人間だと妖力が強くなること知らなかったっけ。
◆日比谷ルートで話に出てたような。あとで見返してみよう。
◆和歌子と密の口喧嘩は見ていて楽しい。毎度のことだけど、主人公にも声があればな! 掛け合いって面白いのに。

◆放課後の教室。
◆お、日比谷ルートで見た展開。巳継の存在はここでも明かされるのか。
◆静のモヤモヤがないのがちょっと寂しい(笑)
◆密ルートでは餡蜜にありつけたのか。いいなあ、餡蜜食べたい!
◆密は本当に日比谷さんのことをよく話題に出すな。プレイヤー的には嬉しいけど、やはり意識するものなのか。
◆「奔放なあなたと、真面目な日比谷先輩なんて、いい組み合わせじゃない。あなたも、彼に懐いているみたいだし……
◆うんうん、その通り! でも日比谷さんも真面目なばっかりじゃないぞ! 愉快な人だよ。
◆密と静がくっついた場合の和歌子の怒りがちょっと楽しみだ。
◆それどころじゃなくなりそうだけどね!

えええ、密ルートでも巳継に会いに行くのか! 驚いた! 
◆ますますどんな展開になるのか目が離せない。日比谷ルートではもうこの時点で二人の関係が出来上がりつつあったけど、今回はそういう感じではないしな。
◆「嘘ぐらい、誰だってつくからな。俺はそのくらいのことで、おまえを嫌ったりはしないよ
◆あああああ、日比谷ルートが脳内再生される……! この違いがまた憎い!
◆「その代わり、おまえも俺の嘘を嫌うなよ? ……俺も嘘つきだからさあ
君が嘘つきなのはよーく知っている。
◆うう、萌えるんだけど、萌えるんだけど不穏だ……! いや、これは本当に萌えなのか?武者震いなんじゃないか?
◆(巳継の指……、巳継の傍は、気持ちがよかったな
また巳継に不憫フラグが立った気がする。
◆「もう少しだけ様子を見るけど……。場合によっては、実行に移そうかな
わあ。巳継は本当に災難だな! ここまで関わるからには、密ルートでも最終的に吹っ切れるといいんだが。

◆授業中。
ハッ、静の後ろに二尾?の狐がいる! 和泉が見たらキラキラしそうだ!
◆うーん、密の「場合によっては」が現実になりそうな。
◆密の口から出任せホラ話がどうしてもホラ話に思えないんだよなあ。踊らされてるんだろうか。
◆日比谷さん狙いの時とは逆の選択肢を選んではいるけど、合ってるのかどうか。鬼火二つだから、最終的に好感度が足りなくなるってことはないだろうが、逆が困るかも。
◆しかし、このまま巳継が取り込まれかけるとなると、日比谷ルート同様紙人形の有無が影響しそうだ。使う場面が来たら一旦ロードして、強制終了するまで進めるか。

◆密とデート。
◆密の私服はシンプルめだな。どうも赤のイメージがあったのは、修学旅行の赤パーカーが似合ってたからか。
◆「そうなの? 遠慮しなくても、お兄さんがなんでも買ってあげるよ~?
◆密のテンションが高い……って、もしやデート扱いしたから浮かれているのか!? 密が!?
露店の男の謎テンションで全部吹っ飛んだ気がする。
◆「そもそも、最初から愛がないなら意味がないじゃない
◆「その場合はどうなるのかも、試してみたいと思わない? 馬鹿馬鹿しいこと、好きなんだよな
◆馬鹿馬鹿しいというか、不毛というか。
◆密がCGで見せる表情は、どこか複雑そうなものが多い気がします。立ち絵でもそうだけど、色んな感情をない交ぜにして笑顔で隠してるような感じ。とか言うと必要以上に綺麗そうな表現だ(笑)
◆「こんな玩具意味がない……。永遠の愛なんてないっていう、当たり前で面白い実験さ
後ろ向きすぎる……!! なんかイラっとしたぞ、今!
着物を着た鼠かわいい!
◆む、嫌な予感。まずは「それとなく尋ねる」でいってみるか。
密が自然体すぎて怖い! これははぐらかされても仕方ないな。よくもまぁそんなさらりと……

◆夜休みの学校。
◆「巳継!? ど、どうしたの、こんな時間に
ああああああ、巳継……! 君はいったい幾つの強制終了EDで妖怪化すれば気が済むんだ! いや巳継のせいじゃないけど!
◆「時間も遅いし、家に帰ろうと思うんだけど……。なぜだろう、帰らないほうが、正しい気がするんだ
◆巳継……。
◆展開はあれだけど、バッドED用のBGM好きだ。京極バッドEDもこれだったかな。
◆スタッフロール後、シーン回想を確認。神隠しED、か。
◆日比谷さんと引き合わせた時の反応も見てみたかったが、バッドEDでそこまでやっても悲しいだけか。
◆京極と巳継は妖怪化しても自分や家族のことを覚えていて、静は覚えていない。これもやっぱり密の手によるものなんだろうか。どちらにせよ、密はそれに対して結構過敏に反応するから、確実なものじゃないんだろうな。

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