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百鬼夜行~怪談ロマンス~ プレイ記録・9

CG達成率:56%
宮前慎二:0% 龍田恭介:87% 寒澤流:100% 響乃武蔵:100% 椿宗次郎:0% 他:53%
シーン達成率:56%
宮前慎二:0% 龍田恭介:94% 寒澤流:100% 響乃武蔵:100% 椿宗次郎:0% 他:52%

寒澤流狙いで三周目。END到達、回想100%達成しました。
これまでの諸々含めて辛口気味の感想です。

※以下ネタバレ注意(逢魔時含む)


◆好感度アニメONで初回移動画面から開始。
◆授業シーンが冒頭の2イベントだけで終了してしまったのは少し残念かも。
◆とはいえ、授業中は距離を保たないといけないし、後半じゃ絡めようがないか。
◆憂が「お兄ちゃん」と呼んでいた頃の寒澤先生も見てみたいかも。
◆そういや親戚同士なのに恭介との絡みは殆ど無かったな。宴の後で話したりしたんだろうか。
◆寒澤先生は緑茶より珈琲派だったのか。追加シーンがあるとは知らなかった。
◆家でも和服なお姉さんと違って洋風好み……現代風?なのかな。
◆憂にはやっぱり白い和服の方が似合うかも。
◆(普段は、虚勢を張りすぎるせいで、小物に見えてしまうんだけどね
◆憂の恭介評が切ない。
!? 恭介が出てきた!
◆名前だけで終わるかと思ったら本当に登場するとは! 嬉しい驚きだ。このテーマ曲も久しぶり。
◆「……たまには、いつもと違う場所で飯を食おうと思ったんだよ。それがまさか、ここにおまえがいるなんてな
一周目ぶりの突っ張った物言いに若干感動している。
◆恭介はマイナスでこそないが、表面的な態度が態度なので、打ち解けた時のカタルシスも相応にあった。ベストENDが楽しみ。
いやあ、実に充実した数分間だった!ボーナス選択肢だなこれは!
◆「先輩も、毎度悪態を吐かれて大変ですね~。あいつ、今度殺しておきましょうか?
やめて。
◆響乃の腕力の限界はトラック三台分より上なのか……
◆そこまで強いと身近なものを壊しまくりそうで怖いな。実は鬼の血も入ってるとか?
◆宴の席。恭介を探すぞー!
◆恭介って意外と友人が多いよな。腹を割った親友という感じでこそないが、なかなか人気者。
妖力暴走時に恭介を選べないのが残念でならない。
◆せめてどっちかのENDで出番をあげてくれ!

◆放課後の職員室。
◆「ふ、不思議なものね。先生の服を着ると、まるで先生に抱き締められているような気がして、嬉しくて……」「…………」「うれ、しくて……」「…………
憂!(笑)
◆恋愛が絡むと失言大王になるな姫様は。
寒澤先生の台詞がいちいち輝かしくて吹く。
◆ちょっとここのところ乙女ゲーから離れていてね!離れてたっていうかそもそも怪談ロマンス以外やってないんだけどね!Skyrimで山賊コロコロしたりFF5でABP稼ぎしたりFFTA2でフリークエ巡りしたり牧物はじ大で家畜の世話に明け暮れたりした後にこのロマンスシャイニーぶりは辛い……!
◆寒澤といい響乃といい、初心な姫様相手に言動がオヤ……過激すぎると思うんだ。
◆アリスにすら感じなかったロリコン臭がするのは気のせいだろうか?
古典の先生が可哀想すぎる。この人はこの先、主役陣とは関係の無いところで末永く幸せになるべき。
◆色ボケ全開でスタッフロールへ。

寒澤終末弐「恋の熱」クリア!
すごくバカップルでした。 という一文以外に言いたいことが思いつかない……
この周り見えてないラブラブ加減はEND名からして意図的なんだろうけど、正直古典の先生可哀想すぎたよ!
百鬼夜行~怪談ロマンス~のモブの扱いの下手さは特筆すべきものがあります。
便利な小道具も使いすぎれば価値半減!度を越した都合の良さはお話全体の格を下げると知れ!
二人の周囲憚らぬ振る舞いが周囲の反感を買わねばいいが……と思ったものの、それはそれで「二人の絆を深める愛の試練」として、「教師と生徒が~」「学校の品格が~」「贔屓が~」「身分が~」云々言い出すモブを如何に黙らせるかという話になるんだろうな。
妖怪たちのごっこ遊びに対する真剣度パねえとでも茶化したい気分なんですが、多分彼らは大真面目だ!
きっと戦時下では国粋主義教育ごっこや軍隊ごっこに精を出し、教育勅語を暗唱したり奉安殿に最敬礼したりしていたのだろう。奔放な振る舞いをする者は教師に「この非国民!」と追い掛け回され、その他大勢の生徒の顰蹙を買ったに違いない。
寒澤先生は年齢的に太平洋戦争は跨いでそうなんだが、そんな気配は微塵もなかったな……。
彼の学生時代とは一体いつなのだろうか……。
まぁその辺のあれこれは全く考えられていないでFAなんだろうけど、まだ終戦から百年も経ってないからね!
長生きを自称する妖怪たちは漏れなく戦争経験者であり、場所によっては本土空襲すら受けていることをお忘れなく!
いきなり戦時の体験談を語り出せとは言わないから、もうちょっと説得力というものを気にして欲しいのが本音です。
たとえば、「人間なんて怖くない」と兵太辺りが言い出した時に「ここ数十年は平和で、あからさまに武装した人間も少ないからね」等と言わせて、そうじゃない時代も生きてきたと印象付けるとか。(一応妖怪にも銃は効くらしい)
高度経済成長後の社会に馴染めず町外れで愚痴ってるモブ妖怪でも出して、居合わせた攻略対象に便乗昔話させるとか。
攻略対象と似て非なる、或いは相反する種族のモブ妖怪を出して、恋愛相手への理解を深めるとか。
口さがないモブ生徒による竜神の姫君はつらいよ演出に励むよりは有意義なんじゃないだろうか……。
そもそもなぜ彼らは本人に聞こえる距離であれこれ言うのだろう。街の通行人(人妖怪問わず)も。謎だ。



◆ベストEND続き。
学校での素行が悪いと家の立場も悪くなるって、もうそれごっこ遊びの域じゃないだろ!
◆闇生まれの妖怪にしてみれば、本人の素行と家の教育はなかなか結びつかない気がするんだが。
◆身分の高い一族の間の話にしたって、それじゃ闇生まれは総じて身分が低いのかという疑問が再び……
◆(現代では、ドラマの中でもあまり聞かない言葉よね
◆ドラマも見るのか、姫様。
◆「……何、憂。照れているの?」「……はは」(いや、ひいているんです。……とは、さすがに言えない
◆憂ひどい!確かにトンデモシャイニーだけどひどい!
◆(現代ではあまり言わないけど、昔なら『愛している』なんていう台詞もアリ……、かな?
アリ……なのか?
◆言葉自体は(明治以降なら)あっただろうけど、そんな「昔は誰もが口にしてました!」みたいに言われても。近代の男性観ってそんなんだったか? むしろ亭主関白で、日本男児なら黙って背で語れ!口八丁は女々しい!というイメージなんだが……。
◆「寒澤先生は昔から洋風好みだったから~」とでも説明されれば納得だったんだけどな。寒澤先生が姫様よりずっと年上なことは今更繰り返されなくても知ってるんだし、突っ込むなら突っ込むでもう一捻り欲しいところだ。

◆理科の授業。
◆飛浦くん久しぶり!
◆[わざと、大袈裟なまでに褒める。……同時に、ちらりと寒澤の様子を窺ってしまう。
◆(……見せつけている、わよね。性格が悪いわ、私
◆性格が悪いっていうか、飛浦くんに対して失礼にも程があるんじゃ……。
◆なまじ飛浦くんが好青年で、イベントの続きを楽しみにしているだけにテンションの降下が激しい。陰口叩いた相手ならともかく、純粋な親切心から手伝ってくれたクラスメイトにくらいは礼節を尽くそうよ姫様。暴れん坊な静だってそこら辺はきちんとしてたぞ!
◆ああ、でもキャラ背景とは合ってるのか。そういった当たり前のことを教えてくれる人、居なかっただろうからな……。
◆その辺りをきちんと指摘して諌めてくれる人がいればいいんだが、案の定嫉妬して割り込んでくる寒澤先生にその役は期待できそうにない。というか先生は生い立ち的に憂と同じ穴の狢なので、できなくて当然。慎二の活躍が望まれます。
◆呼び出されて職員室へ。
◆(……職員室って、本当にいつも、寒澤先生以外の先生がいないわよね。ここまでくると、なんだか、ご都合主義的なものを感じるわ……
◆………………
不自然だと思うならシナリオの力でどうにかしろォー!!(吠)
◆憂がベタだのご都合だの言う度に耐えて耐えて耐え続けてきたものがそろそろ溢れ出しそうです。メタに逃げるな、正面から向き合え!それが出来ないならせめて黙ってろ!憂に言ってるんじゃないぞ!?ライターさんもっと頑張れってことだよ!
◆というか、せっかく気付いてるのに何故敢えて逃げるのか理解できない。この場合は場所を職員室以外にするとか、ご都合云々を「もしかして寒澤先生がそれとなく追い出してるのかしら?」に置き換えるとか、「今日も職員室に残っているのは寒澤先生だけなのね。いつものことだけど、頼まれごとをした時は探すのが大変なのよね」等とさらっと流しつつ普段の優等生ぶりを匂わせるとか、もっともらしく誤魔化す方法はいくらでもあるだろ!
◆主人公にメタ突っ込みさせなきゃ死んでしまう病気にでも罹ってんのかって話だ。
◆「……性格の悪い子だ」「あら。今更知ったの?」「いいや。でも、あらためて実感したよ
◆寒澤先生は憂がどれだけ自分本位に振舞っても嫌いにはならないだろうな。
◆互いが互いを肯定し、理解し合える関係……なのかなぁ。周囲の心証は悪そうだが。
◆憂の陰口を囁く人が後を絶たないのは、完璧すぎて嫉妬されてるというより、無意識に周囲を見下す心の有り様が滲み出ているせいなのかもしれない。特に女の子は敏感だからな、そういうの。
◆[あの子達は、知らない。この人が、私のものだということを。
◆(ぞくぞく……、する
おおう、言った傍から。
◆もう憂はこのまま性悪キャラを貫き通したらいいんじゃないかな! 傲慢で陰険で自分本位でも魅力的なキャラは存在するんだし、下手に自己卑下せず突っ走ってしまった方が面白そう。「特別扱い?姫なんだから当たり前でしょ?」くらい言ってくれ!
ひと通りのことが終わった後って、ここ職員室…… いや、もういいか……。
◆まぁ、双方の独占欲の強さが釣り合っているのはいいことかも。

寒澤終末壱「溶けない雪」クリア!
CG、回想共に100%になりました。
終盤ちょっと辛口気味ですまなかった寒澤先生!
一周目に遊んでいたらここまで書かなかったと思います。積もり積もったものが噴出してしまった。
寒澤先生と憂の組み合わせ自体は、二人が惹かれ合う理由も各々の言動も納得がいきました。
ただ、第三者視点だと、響乃ルートに引き続き応援し辛い二人だったかな。
憂の人格的な成長があまり望めなさそうというか、発展性がないというか……。
今後も竜神の姫という立場に縛られ続けることを考えると、今の憂のままじゃ不安が残る。気がする。
響乃ルートなら響乃に影響されての出奔もありだが、今回それは難しそうだ。

あと正直エロシーンにはドン引いた!
響乃ルートから相当引いてたけど、寒澤ルートは……なんかこう、エロシーンに限らず、滲み出る変態臭というか、はた迷惑ぶりというか、そもそもシチュがアレというか、まぁなんだ、キモさを極めていたね!
まず場所が職員室というのでマイナス10点、寒澤先生の外見や性格が好みじゃないのでマイナス2点、最中の言動のエロ漫画ぶりにマイナス8点、背徳感補正が逆に働いてマイナス5点、CG補正なしでプラマイ0点、といった具合にテンションがすとーんと落ちていった。ベストENDだと他への当てつけにより更にマイナス10点が加算されます。飛浦くんマジ可哀想だった。
怪談ロマンスシリーズではシチュによる減点が非常に多いので、その上さらに減点が続くと本格的にどうしようもなくなる。
妖怪だから野外になるのは仕方ない、しかしそれで納得できるかどうかはその時々による!
ファンを自称するほど好きな逢魔時でも、エロ描写に関しては若干「……ん?」と立ち止まるものがあったからなぁ。
色々グダグダな百鬼夜行において、仮にも大人であり家持ちの寒澤が職場で堪え性もなく事に及ぶ、というのを受け入れるのはかなり厳しい。
しかも理由が嫉妬で、相手は風評に晒されやすい名家のお姫様だ。背徳感燃え上がらせてる場合じゃないだろ!守る気あるの!?何かあった時に責任取れるの!?それだけの力があると思ってるの!? 等と憤ってしまう自分はおかしいのか!?
寒澤先生がいくら強くても、お父様が出張ってきたら(能力的にも精神的にも)勝ち目ないと思うんだが。
娘が学校で不埒な行為に及んだ→即刻退学させて矯正教育して婚約させます、あなたにはもう二度と会わせません、くらいは平気で言ってくるぞあの家。あっじゃあ邪魔するやつみんなぶっ殺して攫っていくかご本人を殺します、で万事解決な響乃ならいざ知らず、同じく家に縛られてる寒澤がそこに思い至らないって変だろう。至ってて「ばれなきゃいいんだよ」とか言ってるなら馬鹿だろう!
あと個人的に周り見えてない通り越して周りに迷惑掛けるタイプの恋愛描写は嫌いです。
それをやっていいのは迷惑に比例して跳ね返ってくる悪評を受け止める度胸のあるやつか、そもそも周りなんぞゴミであり慮る価値などないと思ってるやつか、それで痛い目見て今後成長するやつか、単に何も考えていない愛すべき馬鹿野郎かのどれかだ!
憂と寒澤先生は上記のどれでもないので苛々が半端無かった。
中盤は比較的いいなと思うエピソードもあったんだけど、もう殆ど思い出せません。
とはいえ、寒澤先生のキャラそのものを嫌いになったかというと微妙だが……。本気出した腹黒エロ教師に「後悔するといいよ」とか言わせたり嫉妬で殺気出させたりしかったんだろうなーと思うと、「シナリオの都合」という免罪符が脳裏をちらつく。
まぁでも、そうやって納得しなければならない時点で話としては三流もいいとこだと思います。

以下達成率メモ。

CG達成率:56%
宮前慎二:0% 龍田恭介:87% 寒澤流:100% 響乃武蔵:100% 椿宗次郎:0% 他:53%
シーン達成率:56%
宮前慎二:0% 龍田恭介:94% 寒澤流:100% 響乃武蔵:100% 椿宗次郎:0% 他:52%

やっと竜神の姫~五箇条~が開いたぞ!
開放されてるのは「第五条 自分の妖力を制御すべし」。ベストENDのあれかー。
内容は目押し系? 難易度が低、中、高とあるようなので、左から順に試してみる。
…… …… ……
椿の肩にネズミが乗ってる!!! なにあれかわいい!
慎二の「救急車を呼びますか」や、恭介の相変わらずの恭介ぶりが面白かった。
憂は妖力の制御が巧くないのがデフォルトだから、成功して褒めまくられるとちょっと違和感を覚えるが……
あれ、でも封じられてる間は問題なく制御できるのか?
妖力が大きすぎて制御できない事例はそれなりにありそうだけど、実際どうやって克服していくんだろう。
精神の影響が大きいなら、大人(の姿)になる頃にはだいたい落ちつくのかな。

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