百鬼夜行~怪談ロマンス~ プレイ記録・15
- 2013/05/27 00:00
- QuinRose, 怪談ロマンスシリーズ
口を開けば毒を吐く死人の付き人、宮前慎二狙いで七周目。
殺伐成分は前作の彼らより控えめですが、「業」は変わらず存在します。
真相ENDの結末が気になる!
※以下ネタバレ注意(逢魔時含む)
いよいよラスト一人、メインヒーローの慎二です。
彼は毒舌な従者としてプレイヤーの中で一定の地位を獲得しているのだが、そもそも彼の真髄は従者云々より死人である点なので、その辺りの設定や憂との複雑な関係に注目したいところ。
過去の経緯はある程度予想出来るから、一番気になるのは「慎二自身が自分と憂のことをどう思っているのか」、かな。
恨んでいるのか慕っているのかどうとも思ってないのか、付き人目線なのか保護者目線なのかなんなのか……
付き人といっても、憂を主として尊敬しているわけではないだろう。
憂に仕え憂を守る(世話する)ことが自己の存在意義だから、それに従って動いているのか?
これまでの周回で分かった慎二の情報は、「不死。生前の記憶は無く、人格の連続性も無い。生前に憂と交流があった。桜の木の下で他の妖に殺された後、憂によって命の終わりを取られた」くらい。これだけ分かってれば充分か。
同じ元人間と妖でも逢魔時とは大分経緯が違うから、憎愛展開にはならない……んじゃないかな(多分)
慎二を殺した妖ってどんなんだろう。死神だったらびっくりだ。
◆初めからオープニングを飛ばさずに開始。
◆(妖怪という存在自体、不可思議なことが多すぎるもの。細かいことは気にしたら負け、と思うしかないのよね)
◆そうか……私は負けているのか……。
◆不可思議なら不可思議で「それらしい」ものとして描写して欲しいというのは望み過ぎだろうか。
◆慎二の皮肉げな笑顔を見るのは久しぶり。
◆「片目しかない俺にも見破れる演技に騙されるなんて。呆れを通り越して、心配になります」
◆片目は死んだ時に奪われでもしたのかな。
◆「…………。あなたって、口は悪いくせに、自分の役目には忠実よね」
◆「それが、俺の存在意義ですから」
◆憂は最初から死人化した慎二を付き人にするつもりで禁を破ったんだろうか?
◆生前の彼とそれっぽい話をしていたのだとしたら切ない。
◆(腹の底で何を考えているのか探らなくていいから、楽だわ。……分かりやすい)
◆そんな風に思われていた恭介の腹のうちがあれだよ!!
◆危惧する方向とは真逆だったとはいえ、こうして真意に気づかれないまま来てしまったのだと思うと悲しい。
◆「……他人とは、言えないでしょう? あんな従兄弟なんかよりも……、俺達は、もっと深い関わりがある」
◆逢魔時の彼ら同様、切っても切れない関係だ。
◆己の存在意義が憂にあるからか、慎二は自分と彼女の周囲に他者が介在することを拒む傾向があるな。付き人であるがゆえに憂の意向に逆らうことはないけど、本人が語る通り、本心は別なのだろう。
◆屋上を選択。イベントは教室から開始。
◆今でこそ慎二も普通に生徒として扱われているが、通い始めの頃は一悶着も二悶着もあったんだろうな。
◆元人間だと妖力が多い、という法則は死人にも適用されるのか。
◆え、今の慎二がやったの!? さすがに教室と校庭じゃ遠すぎるような……
◆というわけで寒澤を選んでみる。
◆あれ、違った。やっぱり慎二なのか。
◆「あなたのノートに、一空間内の、一定時間の記録を……。姫様の教室の中での、少し前までの音を、文字として具現化するようにしたんです」
◆使いようによってはかなり便利そうな術だ。犯罪捜査に浮気調査になんでもござれ。
◆「実技も、妖術も言うことがない。……欠けているのは、目玉くらいだわ」
◆慎二の欠けた目玉の経緯が気になる。
◆(……役割には忠実で、私には忠実じゃないのよね)
◆[ある意味、分かりやすくはあるのかもしれない。彼は、私のことを嫌いつつも、「付き人」としいう役目を失いたくないと思っている。]
◆そんな風に認識していても、憂は慎二といるのが好きなんだろうな。
◆登校中。
◆「どんなに重くても、あなたを抱え上げることくらいやってみせます。ええ、どんなに重くても」
◆やかましい。
◆慎二は災害用リュック顔負けの物資を常時携帯してそうだ。
◆「あなたにもしものことがあったら、大変ですから」
◆憂の血筋はこの場合あまり関係ないんだろうな。
◆ここで回想が入るのか! 死人化済とはいえ、こんなに早く見られるとは思ってなかった。
◆死人になって間もなくの慎二と憂。
◆なるほど、今の二人の関係は慎二から言い出したことだったのか。
◆「私のことが、忌々しいんじゃないの?」
◆「……ええ、忌々しいですよ。ですが、どれだけあなたを憎く思おうと、俺が死人であることは、もう変えられない。それなら、死んだまま、どうやって生きてゆくかを考えることにしたんです。……俺は、生きている意味が欲しい」
◆死人化しました、はい終わり!で本人は済まないものな。
◆憂側も放置するつもりはなかっただろうし、この関係になるのは必然だったのかも。
◆もし生前の慎二と憂が恋人同士で、「彼の死が受け入れられなくて禁を破った」と言っていたら、慎二は憂の恋人役を務めたのだろうか。憂を苦しめるという点では付き人よりかなりいい手だ。仮定の話だけど。
◆「あなたは俺を生かしたのだから、その責任くらい、とってください。俺の、生きる意味になってくださいよ」
◆慎二からすればもっともな願いです。
◆「俺は付き人として、あなたの視界から消えない。あなたは、俺を見るたび、自分の愚かさを実感する」
◆「罪悪感に苛まれ、苦しむ。……俺は、そんなあなたに仕えたい」
◆…… いいな、慎二!
◆好きです、こういう関係。これくらい殺伐としてないとやる気出ない!
◆回想だから今はまた少し違うのかもしれないが、最初から仲良しこよしじゃつまらないものな。ただ生かしたのとは違うんだし。
◆待ってましたとばかりに「はいはい」と返す憂に笑った。ハイは一回!
◆そして結局出て来なかった屋上。
◆寝る前に「明日は何処に行こうかな」と考えているだけで、実際向かうシーンがあるかどうかは重要じゃないのは分かるんだけど、ゲームの場所選択ってその通りに行動すること多いからちょっと妙な感じ。
◆自由行動3回目。今度こそ屋上のシーンだ!
◆兵太の油好きってエリオット(ハトアリ)のにんじん好きを思い出させる。
◆あれはまだ食べ物だからいいけど、油は無理だよ、油は!(笑)
◆言いすぎてフォローする、素直にしすぎて皮肉る。こうして見ると二人ともやってることはそう変わらないな。
◆場面転換後、裏庭。
◆まさかの野点セット!!
◆その野点傘どっから持ってきた!まさかそれも術で携帯してるのか!?それとも茶道部から借りたのか!?
◆憂が発破かけた時点で何かやってくれるだろうとは思ったが、ぶっ飛んでるなあ慎二。
◆寒澤先生登場。
◆「え。先生、慎二がこんなに馬鹿なことをするって、知っていたんですか?」
◆馬鹿なことって…… うん、まあ、馬鹿なことだ。
◆慎二はお茶の作法も完璧らしい。逢魔時にもいたな、こんな感じの完璧主義者。あれは100%自分のためだが。
◆寒澤先生はコスプレ担当なのか(笑) どうせなら自分も変えたらよかったのにな。
◆姫と付き人、咎人と死人の関係から恋愛に発展するのは難しそうです。
◆体育祭。
◆延々と皮肉の応酬をする二人。楽しそう!
◆「そのまま、ずっと周囲を偽り続けていてください。……本性は、俺にだけ見せてくれればいいです」
◆素直に受け取れば口説いてることになるが、この場合はどうだろう。
◆障害物競走は危険な競技らしい。
◆あの後ろのでっかい妖なに!? 鳥!? もしや生徒!?
◆観客席側の謎の妖も気になる。なんか……ひらべったい……
◆そして憂に流れ炎の玉が迫り、競技離脱する慎二。せっかくの憂の活躍の場が!(笑)
◆「何をぼうっとしているんですか。避けるくらい、してください」
◆慎二が照れてる! 照れ顔初めて見た。
◆休日の龍田家。
◆満月イベントなどで出てくる罰絡みの選択肢ってもしや真相に影響する?
◆体調不良の憂と慎二。
◆罰の来るタイミングは不定期なのかな。恭介が肩代わりしていなかったら寿命が縮むほどの激痛を数時間受け続け、それは一生変わることがない。静のように防ぐ手立てもないし、確かに罰だ。
◆そういえば、憂と恭介の体調不良の時期は重ならないんだったな。
◆「原因は、自分の馬鹿さよ。あなたは、ただの被害者」
◆禁を破った時の憂の細かい心情は、その時の描写を待つしかないのかもしれない。
◆「どうせなら……。俺があなたを苦しめている、と言ったほうが、気分がいいです」
◆一方的な被害者に甘んじているうちは満たされない、ということだろうか。
◆特別な想いもあるのかもしれないが、割合はまだそこまで大きくなさそうだ。(多分だけど)
◆「何もしてもらえないなんて、苦しめられる価値もないのかと思うじゃない」
◆慎二相手の憂は素直だな。もともと好意を持った相手には素直な方だけど、慎二に対しては最初から駄々漏れに近い。
◆「……でも、やっぱり嫌われるのは怖い。いつもいい子ぶって、誰かに憎まれるようなことなんて出来なかった」
◆「……わざと憎まれるようなことが出来たのは、あなたが初めてだわ」
◆切ない。
◆彼女にとって一番特別なのは父かと思っていたが、父は憂を取り巻く環境の代表者なだけで、本当に一番特別なのは慎二なのかもしれない。どうとも思われないくらいならせめて憎まれたい。父相手には出来なかったけど、唯一、慎二相手には出来た。慎二が動揺するのも納得の殺し文句だ。
◆「……必ずですよ。約束を、破らないでくださいね」
◆呼ぶか呼ばないかでEND分岐しそうな予感がした。
◆慎二も付き人として全てが完璧とはいかないのか(笑)
◆まぁ体が体だから味覚が絡む問題はしかたないね! 味覚と痛覚と温度感覚と、あと鈍そうなのはなんだろう。嗅覚?
◆呼び鈴とはまた強力な伏線を……!
◆[苦しめているのは、こちらのほう。だが、私が繋ぎとめられているような気がするのは、気のせいだろうか。]
◆憂は危なっかしいからなあ。
◆慎二視点だとまず安心できないだろう。主を守る付き人としても、加害者に執着する被害者としても。
◆憎んでいる感じではないが、こういうのも愛憎というのかな。
◆慎二と登校。
◆確かに、風を起こすくらいなら、食おうとするのに比べてまだいい方だ。
◆「……姫様。あなたは、他の奴の手も、ご自分の手も使わなくていい。何をするときも、俺を使ってください。たとえ、どんな些細なことであろうと」
◆「俺がいなかったら、生きていけないようになればいい」
◆ひえー。
◆密がこれ言ったら「さっすがヤンデレ!」と感心するとこだが、慎二は己の存在意義も関わってくるからややこしいな。
◆憂への執着はありそうだけど、それも二人の異常な関係に端を発していそう。
◆(こうしてどろどろに甘やかされた後、裏切られたり……。慎二なしではいられなくなった後、放り出されたり?)
◆普通はそう予想するよね。
◆「……忠実でいる必要なんてないのよ? どんなに酷いことをされたって、構わないのに」
◆「あなたには、私を殺すくらいの権利があるのよ?」
◆憂からしてみれば、死人になった慎二に殺される→二人揃って死亡、というのが既定路線だったのだろう。
◆それがこんな関係になってしまって困惑しているんだろうな。
◆でも、仮に慎二に生前の記憶があったとして、憎んだり恨んだりしたんだろうか? 憂が心を傾けるくらいだから、相当仲が良かったと思うんだけど……父親同様片想いだったとか? それか、逢魔時の彼女のように妖怪嫌いで、そちら側には行きたくないと言ってたのかな。どれでもないにしろ、死人にした時点で恨まれるに違いないと思う憂の心情は解るが。
◆[傷つけられる覚悟なんて、最初から出来ているのだ。……後は、それが訪れる日を待つだけ。]
◆真相ENDの終わり方が気になります。
◆中間考査間近。
◆「あなたは人に知られないよう、裏で……。人の見ていないところで、努力するでしょう」
◆憂のそういうところは素直にすごいと思う。
◆努力をおおっぴらにひけらかして尊敬を集めるという手もあるだろうに、根が真面目なんだろうな。
◆休日の山中。
◆憂の初戦闘シーンだ!
◆やっぱり強い強いと言われるキャラにはその実力を披露するシーンを期待してしまいます。人間の不良に絡まれた時も、頭の良さを生かしてサラッと解決してくれるだろうと思ってたから、ヒーローが助けに入るまで何も出来ないお姫様に凄くガッカリしてしまったんだよな。手を掴まれた時も、「振り解けない、どうしよう」じゃなくて、引っ張られても頑として動かないとかにして不良に「な、なんだこの女……」とでも言わせていれば妖としての面目が保てたんじゃないかと思うんだが……
◆戦闘中に蹴躓いて転ぶ、くらいなら憂のキャラ(わりとそそっかしい)もあって納得できるんだけどな。
◆攻撃用の方陣かっこいい! 失敗したけどかっこいい!
◆慎二の方もわりと恋愛初心者なのだろうか。お似合い?
◆罰イベントを経て次へ。
◆お父様は相変わらずお父様でした。憂に対してはやはり興味が薄そう。
◆「他の誰が騙されても、俺は騙されません。あなたの、ド下手な演技などには」
◆上手い時は上手いんだが、親しい相手には通じないことが多いよな。
◆なんとも思ってない時に取り繕うのは巧くても、感情の揺れを隠すのは苦手なタイプなんだろう。各ルートの恋人や慎二は特に感情が動く相手だから、誤魔化しが利かないのだと思う。父相手なら逆に緊張して切り抜けられそうだけど、後の反動もすごそう。
◆「何か出していただけるなんて、思っていませんよ。あなたの心の狭さは、よく知っていますから」
◆慎二のこういうところが好きだ(笑)
◆お店に到着。こ、この店は懐かしの!
◆チョーカーの選択肢に迷う。癖で金属アレルギーとか気になってしまうから黒革かな。
◆「そうですか……。姫様は、首輪を着けた男が好きだったのですね」
◆まあそうくるとは思ってたけど。
◆まさかの響乃襲来。椿に聞いた通り、休日でも活動的な男だ。
◆「……えっと、私達、竜神の血筋と死神よね? なんの神様が導いてくれるっていうのよ」
◆地味にツボった。
◆「自分の役割に逃げているような奴に、とやかく言われたくないな。……手を、離せよ」
◆響乃かっこいい!
◆響乃は他ルートだとこういう役回りが多いな。もともと自分のルートでも主義主張が一貫してて潔い人だったから納得の人選。
◆買い物帰り。
◆「ねえ、今の聞いた? 姫様だって」
◆これは仕方ない。
◆現代日本の街中で姫様呼びを聞いたら自分も思わず振り返ってしまいそうだ。姫ならまだしも様付けじゃあなあ。
◆[懐かしい、と感じる。彼は死人になる前、私のことを名前で呼んでくれていた。]
◆[慎二はすでに、一度死んでいる。名前を呼ばれて驚くことで、目の前にいる彼が昔の彼ではないのだと、はっきり実感した気がした。]
◆生前の影を引きずっていては、現在の慎二とは恋愛出来ないのかもしれない。
◆死人化って、蘇らせるってよりも「人間の死体を使って新たな妖を作り出す」と言った方が近い行為なのかな。西洋ファンタジーものでも似たような設定は多い。だいたい人の手による完全な蘇りは失敗して、怪物化するか別人になったりする。(ex.シャドウハーツ)
◆最後のシーンにちょっとドキドキした。これは意識せざるを得ない!
◆明け方の龍田家。
◆(…………。私は、こんなことを望んでいたのかしら)(私は、これで満足なの?)
◆何もかもぶち壊すつもりでやったことでも、相応の破滅的な結果がついてくるとは限らない。不完全燃焼気味なのかな。
◆[勘違いをしては、いけない。もしも、万が一彼が私に好意を持っているとしても、それは死人としての作用か何かだ。私が彼に勝手なことをしているのは事実。本来、好かれるはずがない。]
◆ベタだけど、こういう風に予防線を張りまくって自らの感情をけん制する女の子が結構好きです。
◆好きなら好きで悩まず行動に移してしまうのも潔くていいが、もどかしく右往左往するのも可愛い。行き過ぎると現実を直視してないようで心配になってしまうが、憂は吹っ切る時は吹っ切るし、いい塩梅だと思う。
◆野火のCGいいな。憂が黒髪に見える。
◆もともと黒髪扱いっぽい気がするし、真っ黒でもいいのになぁ。せっかく和風なのにもったいない。
◆「桜……、ですか。そう思うと、俺は頭が痛くなってきます」
◆やっぱり殺されたのは嫌だったんだろうな。当たり前か。
◆慎二自身は桜の下で死んだとは認識してないのか? その場で目覚めたわけではないのかもしれない。
◆桜色の野火を眺めながら交わされたやり取りが印象に残った。
殺伐成分は前作の彼らより控えめですが、「業」は変わらず存在します。
真相ENDの結末が気になる!
※以下ネタバレ注意(逢魔時含む)
いよいよラスト一人、メインヒーローの慎二です。
彼は毒舌な従者としてプレイヤーの中で一定の地位を獲得しているのだが、そもそも彼の真髄は従者云々より死人である点なので、その辺りの設定や憂との複雑な関係に注目したいところ。
過去の経緯はある程度予想出来るから、一番気になるのは「慎二自身が自分と憂のことをどう思っているのか」、かな。
恨んでいるのか慕っているのかどうとも思ってないのか、付き人目線なのか保護者目線なのかなんなのか……
付き人といっても、憂を主として尊敬しているわけではないだろう。
憂に仕え憂を守る(世話する)ことが自己の存在意義だから、それに従って動いているのか?
これまでの周回で分かった慎二の情報は、「不死。生前の記憶は無く、人格の連続性も無い。生前に憂と交流があった。桜の木の下で他の妖に殺された後、憂によって命の終わりを取られた」くらい。これだけ分かってれば充分か。
同じ元人間と妖でも逢魔時とは大分経緯が違うから、憎愛展開にはならない……んじゃないかな(多分)
慎二を殺した妖ってどんなんだろう。死神だったらびっくりだ。
◆初めからオープニングを飛ばさずに開始。
◆(妖怪という存在自体、不可思議なことが多すぎるもの。細かいことは気にしたら負け、と思うしかないのよね)
◆そうか……私は負けているのか……。
◆不可思議なら不可思議で「それらしい」ものとして描写して欲しいというのは望み過ぎだろうか。
◆慎二の皮肉げな笑顔を見るのは久しぶり。
◆「片目しかない俺にも見破れる演技に騙されるなんて。呆れを通り越して、心配になります」
◆片目は死んだ時に奪われでもしたのかな。
◆「…………。あなたって、口は悪いくせに、自分の役目には忠実よね」
◆「それが、俺の存在意義ですから」
◆憂は最初から死人化した慎二を付き人にするつもりで禁を破ったんだろうか?
◆生前の彼とそれっぽい話をしていたのだとしたら切ない。
◆(腹の底で何を考えているのか探らなくていいから、楽だわ。……分かりやすい)
◆そんな風に思われていた恭介の腹のうちがあれだよ!!
◆危惧する方向とは真逆だったとはいえ、こうして真意に気づかれないまま来てしまったのだと思うと悲しい。
◆「……他人とは、言えないでしょう? あんな従兄弟なんかよりも……、俺達は、もっと深い関わりがある」
◆逢魔時の彼ら同様、切っても切れない関係だ。
◆己の存在意義が憂にあるからか、慎二は自分と彼女の周囲に他者が介在することを拒む傾向があるな。付き人であるがゆえに憂の意向に逆らうことはないけど、本人が語る通り、本心は別なのだろう。
◆屋上を選択。イベントは教室から開始。
◆今でこそ慎二も普通に生徒として扱われているが、通い始めの頃は一悶着も二悶着もあったんだろうな。
◆元人間だと妖力が多い、という法則は死人にも適用されるのか。
◆え、今の慎二がやったの!? さすがに教室と校庭じゃ遠すぎるような……
◆というわけで寒澤を選んでみる。
◆あれ、違った。やっぱり慎二なのか。
◆「あなたのノートに、一空間内の、一定時間の記録を……。姫様の教室の中での、少し前までの音を、文字として具現化するようにしたんです」
◆使いようによってはかなり便利そうな術だ。犯罪捜査に浮気調査になんでもござれ。
◆「実技も、妖術も言うことがない。……欠けているのは、目玉くらいだわ」
◆慎二の欠けた目玉の経緯が気になる。
◆(……役割には忠実で、私には忠実じゃないのよね)
◆[ある意味、分かりやすくはあるのかもしれない。彼は、私のことを嫌いつつも、「付き人」としいう役目を失いたくないと思っている。]
◆そんな風に認識していても、憂は慎二といるのが好きなんだろうな。
◆登校中。
◆「どんなに重くても、あなたを抱え上げることくらいやってみせます。ええ、どんなに重くても」
◆やかましい。
◆慎二は災害用リュック顔負けの物資を常時携帯してそうだ。
◆「あなたにもしものことがあったら、大変ですから」
◆憂の血筋はこの場合あまり関係ないんだろうな。
◆ここで回想が入るのか! 死人化済とはいえ、こんなに早く見られるとは思ってなかった。
◆死人になって間もなくの慎二と憂。
◆なるほど、今の二人の関係は慎二から言い出したことだったのか。
◆「私のことが、忌々しいんじゃないの?」
◆「……ええ、忌々しいですよ。ですが、どれだけあなたを憎く思おうと、俺が死人であることは、もう変えられない。それなら、死んだまま、どうやって生きてゆくかを考えることにしたんです。……俺は、生きている意味が欲しい」
◆死人化しました、はい終わり!で本人は済まないものな。
◆憂側も放置するつもりはなかっただろうし、この関係になるのは必然だったのかも。
◆もし生前の慎二と憂が恋人同士で、「彼の死が受け入れられなくて禁を破った」と言っていたら、慎二は憂の恋人役を務めたのだろうか。憂を苦しめるという点では付き人よりかなりいい手だ。仮定の話だけど。
◆「あなたは俺を生かしたのだから、その責任くらい、とってください。俺の、生きる意味になってくださいよ」
◆慎二からすればもっともな願いです。
◆「俺は付き人として、あなたの視界から消えない。あなたは、俺を見るたび、自分の愚かさを実感する」
◆「罪悪感に苛まれ、苦しむ。……俺は、そんなあなたに仕えたい」
◆…… いいな、慎二!
◆好きです、こういう関係。これくらい殺伐としてないとやる気出ない!
◆回想だから今はまた少し違うのかもしれないが、最初から仲良しこよしじゃつまらないものな。ただ生かしたのとは違うんだし。
◆待ってましたとばかりに「はいはい」と返す憂に笑った。ハイは一回!
◆そして結局出て来なかった屋上。
◆寝る前に「明日は何処に行こうかな」と考えているだけで、実際向かうシーンがあるかどうかは重要じゃないのは分かるんだけど、ゲームの場所選択ってその通りに行動すること多いからちょっと妙な感じ。
◆自由行動3回目。今度こそ屋上のシーンだ!
◆兵太の油好きってエリオット(ハトアリ)のにんじん好きを思い出させる。
◆あれはまだ食べ物だからいいけど、油は無理だよ、油は!(笑)
◆言いすぎてフォローする、素直にしすぎて皮肉る。こうして見ると二人ともやってることはそう変わらないな。
◆場面転換後、裏庭。
◆まさかの野点セット!!
◆その野点傘どっから持ってきた!まさかそれも術で携帯してるのか!?それとも茶道部から借りたのか!?
◆憂が発破かけた時点で何かやってくれるだろうとは思ったが、ぶっ飛んでるなあ慎二。
◆寒澤先生登場。
◆「え。先生、慎二がこんなに馬鹿なことをするって、知っていたんですか?」
◆馬鹿なことって…… うん、まあ、馬鹿なことだ。
◆慎二はお茶の作法も完璧らしい。逢魔時にもいたな、こんな感じの完璧主義者。あれは100%自分のためだが。
◆寒澤先生はコスプレ担当なのか(笑) どうせなら自分も変えたらよかったのにな。
◆姫と付き人、咎人と死人の関係から恋愛に発展するのは難しそうです。
◆体育祭。
◆延々と皮肉の応酬をする二人。楽しそう!
◆「そのまま、ずっと周囲を偽り続けていてください。……本性は、俺にだけ見せてくれればいいです」
◆素直に受け取れば口説いてることになるが、この場合はどうだろう。
◆障害物競走は危険な競技らしい。
◆あの後ろのでっかい妖なに!? 鳥!? もしや生徒!?
◆観客席側の謎の妖も気になる。なんか……ひらべったい……
◆そして憂に流れ炎の玉が迫り、競技離脱する慎二。せっかくの憂の活躍の場が!(笑)
◆「何をぼうっとしているんですか。避けるくらい、してください」
◆慎二が照れてる! 照れ顔初めて見た。
◆休日の龍田家。
◆満月イベントなどで出てくる罰絡みの選択肢ってもしや真相に影響する?
◆体調不良の憂と慎二。
◆罰の来るタイミングは不定期なのかな。恭介が肩代わりしていなかったら寿命が縮むほどの激痛を数時間受け続け、それは一生変わることがない。静のように防ぐ手立てもないし、確かに罰だ。
◆そういえば、憂と恭介の体調不良の時期は重ならないんだったな。
◆「原因は、自分の馬鹿さよ。あなたは、ただの被害者」
◆禁を破った時の憂の細かい心情は、その時の描写を待つしかないのかもしれない。
◆「どうせなら……。俺があなたを苦しめている、と言ったほうが、気分がいいです」
◆一方的な被害者に甘んじているうちは満たされない、ということだろうか。
◆特別な想いもあるのかもしれないが、割合はまだそこまで大きくなさそうだ。(多分だけど)
◆「何もしてもらえないなんて、苦しめられる価値もないのかと思うじゃない」
◆慎二相手の憂は素直だな。もともと好意を持った相手には素直な方だけど、慎二に対しては最初から駄々漏れに近い。
◆「……でも、やっぱり嫌われるのは怖い。いつもいい子ぶって、誰かに憎まれるようなことなんて出来なかった」
◆「……わざと憎まれるようなことが出来たのは、あなたが初めてだわ」
◆切ない。
◆彼女にとって一番特別なのは父かと思っていたが、父は憂を取り巻く環境の代表者なだけで、本当に一番特別なのは慎二なのかもしれない。どうとも思われないくらいならせめて憎まれたい。父相手には出来なかったけど、唯一、慎二相手には出来た。慎二が動揺するのも納得の殺し文句だ。
◆「……必ずですよ。約束を、破らないでくださいね」
◆呼ぶか呼ばないかでEND分岐しそうな予感がした。
◆慎二も付き人として全てが完璧とはいかないのか(笑)
◆まぁ体が体だから味覚が絡む問題はしかたないね! 味覚と痛覚と温度感覚と、あと鈍そうなのはなんだろう。嗅覚?
◆呼び鈴とはまた強力な伏線を……!
◆[苦しめているのは、こちらのほう。だが、私が繋ぎとめられているような気がするのは、気のせいだろうか。]
◆憂は危なっかしいからなあ。
◆慎二視点だとまず安心できないだろう。主を守る付き人としても、加害者に執着する被害者としても。
◆憎んでいる感じではないが、こういうのも愛憎というのかな。
◆慎二と登校。
◆確かに、風を起こすくらいなら、食おうとするのに比べてまだいい方だ。
◆「……姫様。あなたは、他の奴の手も、ご自分の手も使わなくていい。何をするときも、俺を使ってください。たとえ、どんな些細なことであろうと」
◆「俺がいなかったら、生きていけないようになればいい」
◆ひえー。
◆密がこれ言ったら「さっすがヤンデレ!」と感心するとこだが、慎二は己の存在意義も関わってくるからややこしいな。
◆憂への執着はありそうだけど、それも二人の異常な関係に端を発していそう。
◆(こうしてどろどろに甘やかされた後、裏切られたり……。慎二なしではいられなくなった後、放り出されたり?)
◆普通はそう予想するよね。
◆「……忠実でいる必要なんてないのよ? どんなに酷いことをされたって、構わないのに」
◆「あなたには、私を殺すくらいの権利があるのよ?」
◆憂からしてみれば、死人になった慎二に殺される→二人揃って死亡、というのが既定路線だったのだろう。
◆それがこんな関係になってしまって困惑しているんだろうな。
◆でも、仮に慎二に生前の記憶があったとして、憎んだり恨んだりしたんだろうか? 憂が心を傾けるくらいだから、相当仲が良かったと思うんだけど……父親同様片想いだったとか? それか、逢魔時の彼女のように妖怪嫌いで、そちら側には行きたくないと言ってたのかな。どれでもないにしろ、死人にした時点で恨まれるに違いないと思う憂の心情は解るが。
◆[傷つけられる覚悟なんて、最初から出来ているのだ。……後は、それが訪れる日を待つだけ。]
◆真相ENDの終わり方が気になります。
◆中間考査間近。
◆「あなたは人に知られないよう、裏で……。人の見ていないところで、努力するでしょう」
◆憂のそういうところは素直にすごいと思う。
◆努力をおおっぴらにひけらかして尊敬を集めるという手もあるだろうに、根が真面目なんだろうな。
◆休日の山中。
◆憂の初戦闘シーンだ!
◆やっぱり強い強いと言われるキャラにはその実力を披露するシーンを期待してしまいます。人間の不良に絡まれた時も、頭の良さを生かしてサラッと解決してくれるだろうと思ってたから、ヒーローが助けに入るまで何も出来ないお姫様に凄くガッカリしてしまったんだよな。手を掴まれた時も、「振り解けない、どうしよう」じゃなくて、引っ張られても頑として動かないとかにして不良に「な、なんだこの女……」とでも言わせていれば妖としての面目が保てたんじゃないかと思うんだが……
◆戦闘中に蹴躓いて転ぶ、くらいなら憂のキャラ(わりとそそっかしい)もあって納得できるんだけどな。
◆攻撃用の方陣かっこいい! 失敗したけどかっこいい!
◆慎二の方もわりと恋愛初心者なのだろうか。お似合い?
◆罰イベントを経て次へ。
◆お父様は相変わらずお父様でした。憂に対してはやはり興味が薄そう。
◆「他の誰が騙されても、俺は騙されません。あなたの、ド下手な演技などには」
◆上手い時は上手いんだが、親しい相手には通じないことが多いよな。
◆なんとも思ってない時に取り繕うのは巧くても、感情の揺れを隠すのは苦手なタイプなんだろう。各ルートの恋人や慎二は特に感情が動く相手だから、誤魔化しが利かないのだと思う。父相手なら逆に緊張して切り抜けられそうだけど、後の反動もすごそう。
◆「何か出していただけるなんて、思っていませんよ。あなたの心の狭さは、よく知っていますから」
◆慎二のこういうところが好きだ(笑)
◆お店に到着。こ、この店は懐かしの!
◆チョーカーの選択肢に迷う。癖で金属アレルギーとか気になってしまうから黒革かな。
◆「そうですか……。姫様は、首輪を着けた男が好きだったのですね」
◆まあそうくるとは思ってたけど。
◆まさかの響乃襲来。椿に聞いた通り、休日でも活動的な男だ。
◆「……えっと、私達、竜神の血筋と死神よね? なんの神様が導いてくれるっていうのよ」
◆地味にツボった。
◆「自分の役割に逃げているような奴に、とやかく言われたくないな。……手を、離せよ」
◆響乃かっこいい!
◆響乃は他ルートだとこういう役回りが多いな。もともと自分のルートでも主義主張が一貫してて潔い人だったから納得の人選。
◆買い物帰り。
◆「ねえ、今の聞いた? 姫様だって」
◆これは仕方ない。
◆現代日本の街中で姫様呼びを聞いたら自分も思わず振り返ってしまいそうだ。姫ならまだしも様付けじゃあなあ。
◆[懐かしい、と感じる。彼は死人になる前、私のことを名前で呼んでくれていた。]
◆[慎二はすでに、一度死んでいる。名前を呼ばれて驚くことで、目の前にいる彼が昔の彼ではないのだと、はっきり実感した気がした。]
◆生前の影を引きずっていては、現在の慎二とは恋愛出来ないのかもしれない。
◆死人化って、蘇らせるってよりも「人間の死体を使って新たな妖を作り出す」と言った方が近い行為なのかな。西洋ファンタジーものでも似たような設定は多い。だいたい人の手による完全な蘇りは失敗して、怪物化するか別人になったりする。(ex.シャドウハーツ)
◆最後のシーンにちょっとドキドキした。これは意識せざるを得ない!
◆明け方の龍田家。
◆(…………。私は、こんなことを望んでいたのかしら)(私は、これで満足なの?)
◆何もかもぶち壊すつもりでやったことでも、相応の破滅的な結果がついてくるとは限らない。不完全燃焼気味なのかな。
◆[勘違いをしては、いけない。もしも、万が一彼が私に好意を持っているとしても、それは死人としての作用か何かだ。私が彼に勝手なことをしているのは事実。本来、好かれるはずがない。]
◆ベタだけど、こういう風に予防線を張りまくって自らの感情をけん制する女の子が結構好きです。
◆好きなら好きで悩まず行動に移してしまうのも潔くていいが、もどかしく右往左往するのも可愛い。行き過ぎると現実を直視してないようで心配になってしまうが、憂は吹っ切る時は吹っ切るし、いい塩梅だと思う。
◆野火のCGいいな。憂が黒髪に見える。
◆もともと黒髪扱いっぽい気がするし、真っ黒でもいいのになぁ。せっかく和風なのにもったいない。
◆「桜……、ですか。そう思うと、俺は頭が痛くなってきます」
◆やっぱり殺されたのは嫌だったんだろうな。当たり前か。
◆慎二自身は桜の下で死んだとは認識してないのか? その場で目覚めたわけではないのかもしれない。
◆桜色の野火を眺めながら交わされたやり取りが印象に残った。