マーメイド・ゴシック プレイ記録・8
- 2015/01/25 00:00
- QuinRose, マーメイド・ゴシック
七周目、人間の王子のバジル狙いでルート中盤まで。
モチーフとなったアンデルセン童話の人魚姫についても少々触れています。
日本で本来の人魚姫のラストを知っている人は果たしてどれくらいいるのだろう?
※以下ネタバレ注意
よし、本命(になった)バジル王子いくぞ!
王子はとてもいい人だが、一人だけキスできないという余計なハンデを抱えているのが不安。
代償のことは公言できない=愛の言葉はない、キスもさせてくれない、ですれ違いそうだ。
ロキルートでは濁された、人魚の血を求めたらしい王の話もこちらで詳しく取り上げられそう。
回想枠数はガリレオやエリアスと同じか。Goodがありますように!
Opening03から始める。
バジルは声も聴きやすくて好きだ。王子っぽい涼やかな声。
優しい人だが、警告としてならバジルは躊躇なく引き金を引くところがあるな。それだけ銃の腕も確かなのだろう。
城ルート最初のリディアの怪しさはいつ見てもひどいw
バジルの鶴の一声がなかったらどうなっていたことか。
バジルルートに突入。 バジルのテーマ曲は綺麗でいいなあ。
外見に性格に声の演技にテーマ曲、とここまで好きな要素が揃ってるのも珍しい。
王子自ら怪しい者を一対一で見張るってどういうことだw
標的だけど視線が怖い、と怯えるリディアがかわいい。口を開くたびにボロが出ていていっそ清々しいぞ。
「この私が親切……、か。アルメリヤで私に対してそんなことを言う人間は珍しい」
むしろバジル以上に親切な人間の方が少ない気が……。
おお、あのバジルが眉間に皺を寄せた! リディアが怪しすぎるからしょうがないなw
とはいえバジルの行動も傍目から見ると相当怪しい。この場にガウェインがいたら全力で引き剥がしそうだ(リディアを)。
暗殺を急ぐあまりに怪しい言動を繰り返すリディアが「今日はもうじっとしていろ」とベッドに放り込まれて吹いた。
深層意識では庇ってやりたくても、当人がこの調子じゃ寝かしつける以外にフォローのしようがないとかかw
人間世界に疎いリディアの謎行動に笑う。
真面目に馬鹿やってて微笑ましい。根が楽天的で物事あまり考えないから可愛くてしょうがない。
城の面々がだんだん「駄目だこの子なんとかしないと」ってなってく気持ちが解る。
バジルは薄々分かってるとはいえ、このままじゃ人魚ですって明かしても「うん、知ってた」で終わってしまう!
街ルートではエリアスと一緒に「???」ってなってたのかな。可愛い。
海賊ルートでは海の上で生活するぶん城よりはボロが出にくかったのかも? 文化も違ったしね。
「風呂に浸かるときは、普通服は着ないものだぞ」
「分かりました……、そこまでおっしゃるなら、次からは気をつけます。もし服を脱ぐのなら、あなたとは一緒に入れませんね」
「…………」
どうなってんのこの会話www
バジルはリディアと一緒にいるだけで気が休まるっぽいけど、それ以上に悩む事が多いようなw
会話で困らされたと思ったら、次は浴槽にブチ込まれて全身ずぶ濡れにさせられた王子の明日はどっちだ!
そういやバジルって結婚話はないのか。
原作人魚姫だったらお姫様がいたはずだが、今まで影も形もなかったな。
暗殺者に狙われているし、王とも不仲だから敵味方を見分けるので手一杯なのかもしれない。
しかしそうか、リディアとバジルがくっつくと、王家としては面倒なことになるな。仮に子供が生まれてもそれはそれで問題だ。
ガウェインが気性の激しい小姑化してるw
それにしても王子に気のある素振りをするとは、リディアってばキスしたら泡になっちゃうの忘れてないか!?
忘れてても驚かないけどな!全然!
バジルは首尾よく人魚を捕まえてリディアの話が聴けたとして、そこからどうするつもりだったんだろう。
バジル自ら海に潜って助けだすわけにもいかないし……人魚を複数捕まえて、相互に脅して手足にするか、潜水装備、または潜水艦でも開発して塔に特攻かけるくらいしか思いつかない。
あ、あと、確か人質にしようとしてたとかロキが言ってたっけ? リディアを解放しなければ云々と脅すこともできるか。
潜水艦といえば、現代では深海層すら探索できるんだし、このまま人間たちの技術が進んだら人魚はますます危険になるな。
ここが地球だったら良識ある人間が何人いたところで絶滅は避けられないだろう。
まぁそこは物語だから、バジルと和解することでなんとかなると思いたい。
しかしバジルも商人も武器ばっかり見せなくてもいいだろうにw 綺麗なアクセサリでも置いてあげなよ!
笑ったバジル綺麗だなあ。「うつくしい」という形容詞がしっくりくる。
リディアも、バジルルートでは特に可愛く思えます。楽観的で物事深く考えるのが苦手で行き当たりばったり、自他問わず悲しいことは嫌いで、好奇心の赴くままに行動してしまう。目的を果たすには致命的な欠点だらけではらはらするが、問題が解決してのびのびしている様を見ると、こっちがあるべき姿なんだろうなと思う。
暗殺者といえば、クリムゾン・エンパイアの主人公は奴隷出身の元暗殺者、現使用人で、主人に忠誠を誓い、高い戦闘力を持ち、仕事に関しては非情になれるというリディアと真逆をいくキャラらしいので、そちらもどんな感じなのか気になる。完全ノベルゲームになっちゃったのは残念だけど、Vita版の発売が楽しみ。
王子を褒めると機嫌がよくなるガウェインさんちょろい。
隣国の姫もちゃんと絡んでくるのか。立ち絵があったらいいな。
王子とのエピソードも原作人魚姫に近い。今一イメージできないけど、失恋系のBad Endもあるかも?
でもリディア、いくら気になる素振りをしないといけないからって、「とても気になります」「すごく気になります」を繰り返すだけじゃ余計怪しいよ! その実興味が薄いから、すぐ別のこと考えてガウェインの話聞いてないのがまるわかりだw
カーラさんは相変わらずかわいい。
やっと出たと思ったらとんだ災難なガリレオw
やっぱり城ルートはいいなあ。目的に近い分やきもきしないし、疑われた状態でも賑やかで楽しい。
ガウェインにあれこれ言われて頬をふくらませてるリディアが可愛いです。
しかしバジルの選択肢分かりにくいな。感覚で選んでるけど合ってる自信がない。ゲージは増えてるから大丈夫だと思うが……。
(そうすれば、バジルに隙が生まれる。完璧な作戦だわ)
……ツッコミ待ち?
王様登場。バジルとの間にいったい何があったんだ? 不死のことは知ってるのか?
リディアがやっと代償のことを思い出したぞ!
彼女のうっかり具合からすると、思い出せずに即終了してしまう可能性もあったな今のw
ところで目的が完全に暗殺から誘惑にすり替わってますよね? ガウェインルートでもそうだったし、リディアはしょうがないな!
常に忘れずにいたのはエリアスルートくらいか。エリアスは偉大だ。
バジルはよくリディアの名前を呼ぶなあ。名前呼びがあって本当に嬉しい。
お、ガウェインルートと同じ流れで海賊たちに遭遇した。今回は敵対しないかな?
「おまえと出会った頃からだ。人魚を捜さなければという気持ちが弱まってきている」
リディアとバジルの共鳴がダンくらい強ければ話はもっと簡単だったんだろうが、それはそれで恋愛は無理そうだ。
ロキルートでは問題にならなかったけど、もしバジルルートのリディアが共鳴の事実を知ったら罪悪感を抱きそう。
ロキに「サボっているわけじゃない」と評価してもらえてホッとしたような先が怖いような。
牡丹の時は強硬手段に出られたからな……。今のところは多少面白くないにしても見逃されてる感じか。
ロキルートやってからだと思わせぶりな態度の裏がだいたい読めて面白い。
もう一つのEndもちゃんと楽しみにしてるからな、ロキ! だから今回は穏便に頼む!
……代償が代償だから、バジルルートだとロキ死ぬんじゃないかって気はちょっとしてるんだよな……。それはそれで複雑。
あ、でもそうするとリディアの人間になる魔法も解けてしまうのか。だったら大丈夫かも。
お忍び姿のバジルとお出かけ。
リディアもだいぶバジルの人柄を理解してきたようだ。
ところで、アルメリヤの背景にある巨大なアーチ?橋架?が地味に気になる。遺跡? あちこち崩れて見えるから、真下には立ちたくないな。街は海岸より高い位置にあるようだけど、それを越す津波でもきたら一発で壊れそうだ。
おおおお、街ルートのオヤジさんだ! そういやロキルートでも顔を合わせてたな。
次から次へとにこやかに話を聞き出すバジル王子はさすがに有能です。味方になると心強い人No.1。
(海を黒くしたのが、バジルであってもそうでなくとも。街のためにしている努力は、海が黒い以上認めてもらえないんだわ)
海が青くならないEndだと、バジルは今後も苦労するだろうな。ただでさえ牡丹ルート以外は不死なのに。
バジルもリディアもお人好しで損をするタイプだなぁ。
バジルは意識的に不利益を被り、リディアは行き当たりばったりで結果立場をまずくするという違いはあるが、似ているとは思う。
温室の二人の雰囲気いいなあ。CGも綺麗だ。
これまではバジルは遠い相手だったから暗殺実行も出来たけど、今回はこの調子でいくと難しいのではないだろうか。
ロキルートとガリレオルートでは暗殺実行する前に不死だと知れたからよかったのだが。
「その話は違う。私の恩人は、彼女ではなく……」
本家人魚姫を知っていると感慨深い台詞だ。
思えば、原作人魚姫の王子って損な役どころですよね。完璧な王子として描かれているバジルを見ると余計にそう思う。
人魚姫も恋のあまり浅慮なところがあるし、恐らくリディアの子供っぽく楽観的な性格もそこから来ているんだろうけど、それでも彼女が主人公である以上、「この王子なんなの?」という感想はどうしても抱いてしまう。真実を知らされないまま、命の恩人であり、妹や娘のように思っていた少女を失った王子も十分同情に値すると思うのだが。
人魚姫も、恋が叶わず泡になるのは可哀想だけど、王子を殺さない選択をした彼女は空気の精となり、人魚にはなかった不死の魂(=死しても失われず、神の国へ昇れる魂)を授かる希望を得たとも書かれているから、悲劇なばかりでないのも面白い。
人魚姫が魔女のところへ行こうとしたのも、王子への愛と共に、人間と愛し合うことで得られる不死の魂への憧れもあったようだから、原作の主題は実は恋愛ではなくそちらなのではないかという気もします。
まぁ、自分がこの本来のアンデルセン童話「人魚姫」のラストを知ったのは最近なのだけど。
てっきり泡になってそれでお終いだと思ってたよ! 子供の頃に読んだ絵本がそうだったから!
日本で魂の概念を廃した救いようのないバッドエンドに改変されてるのは宗教観の違いだろうか。
人間以外の存在(動物)には霊魂が存在しない、神の座す天の国との繋がりを持つのは人間のみ、というのはキリスト教の考え方だから、アニミズムの思想が一般化している日本ではピンと来ないものな。
マーメイド・ゴシックでは人魚が不老不死の血を持ち、人間がそれを求めて海に出るけど、原作人魚姫では人間が不死の魂を持ち、人魚が求めてそれを陸に上がる、と関係性が逆転してるのもオマージュっぽくて面白く感じます。
ちなみに、ディズニーの「リトルマーメイド」の主人公の名前が「アリエル(Ariel)」なのは、原作ラストで空気の精(Ariel)として幸福になる権利を得た人魚姫から名前を引き継いだためで、それによってハッピーエンドになることに意味を持たせているのだという説もあり、読んだ時なるほどなーと感心しました。綴りも一緒だもんね。
リディアはやっぱりバジルを刺せないか。
原作人魚姫のことを思い出したところでもあるし、このまま刺さずにいてほしい気もする。
そういえば、ロキルートでは幻蒼病の詳細については触れられなかったな。
海が黒くなったのがロキの精神の影響とすると、死に際に青く見えるのは……なんでだろう??
バジルルートかロキのもう一つのEndで明らかになるといいな。
リディアがバジルを庇ってくれて嬉しい。ほんと毎回毎回この王子は貧乏くじ引きすぎなんだよ! 幸せになってほしい。
マーメイド・ゴシックのイラストはキャラクターの睫毛の表現が綺麗で好きなんだけど、特にバジルは美しく描かれていて眼福。伏し目がちになった時なんか特にキラキラして見える。絵に描いたような王子様だ。
舞踏会当日。バジルがまた衣装チェンジしてる!
ガウェインが最終的にリディアに対してどういう判断を下すのか気になるな。
隣国のお姫様の立ち絵はなしか。バジルの態度からすると、1キャラとして物語に絡む余地はあまりないかもしれない。
王子側が助けてくれた少女として恋い焦がれてさえいなければ、原作でもただの政略結婚の相手だからなぁ。
原作人魚姫の王子視点では、結婚を諦めていた初恋の少女が実は隣国のお姫様だったというなかなかドラマチックな恋愛譚になるのだが。お姫様もいい人だしね。空気の精になった人魚姫が悲しむお姫様の額にキスをするラストが印象的。
まぁそれをマーメイド・ゴシックでやられても反応に困るし、三角関係は苦手だからこれくらいでいいw
(こうして改めて見ると、本当に素敵な人よね。目の色は、昔の海みたいな青色だし)
リディアとバジルの眼の色って同じ? バジルの方が若干暗めかな。
二人きりのダンスシーンの王子美しいなあ。遠目の構図が好き。
自分はこのルートクリアするまでに果たして何回「王子美しい」「王子マジ王子」と言うのだろうか……。
バジルは感情の表現が小さい一方、もともと根が優しいのと、再会当初からリディアに対して一定の好意なりシンパシーがあったのとで恋愛感情の発露が分かりづらかったが、ここにきて表面化してきた感じ。こうなると代償が枷になるのが辛いな。
殺意がバジルに伝わっていたなら、今は少し感情が変化してきているのも通じているのだろうか。
選択肢が「バジルを殺すことはできない」「今は出来ない」の二択でちょっと安心した。ここで刺すのは憚られる。
って、安心するの早かったよ! まさかの暗殺断念でMerry Bad End行きとは!
バジルの傍にいさせて欲しいというリディアの望みを、彼女を自分以外出入りできない部屋に閉じ込める形で叶えるバジル。
流れているBGMは「狂愛」だったが、「……本当にこれでよかったのか?」と尋ねるあたり、バジルはどこまでいってもバジルだなあ。それでリディアが思い直して出たいと言ってもきっと叶えてくれるのだろう。
果たして、そこにバジル自身の望みや愛はあるのだろうか。
BGMの「狂愛」はリディアに由来するのかもしれない。
バジルに宿っているリディアの意識にどの程度の強制力があるのか考えこんでしまう結末でした。
ダンに比べたら曖昧らしいとはいえ、世論を顧みず人魚捕獲に多額の金を投じていたわけだから、弱いとは思えない。
徹頭徹尾リディアの心の安寧のために動かされているのだとしたら気の毒だ。
一個人としての交流も重ねてきたはずだし、さすがにそこまで夢のない話ではないと思うけど。
……そういえば、意識が宿ってることのデメリットにばかり目を向けてたけど、これがあれば愛の言葉を奪われた件はあまり問題にならないな? 牡丹じゃないが、言葉がなくても伝わるの最たるものだ。そりゃ追加で枷かけたくもなるw
一応最初から好感度を上げずに進めてみる。
よく見たら銃の試し撃ちシーンの射撃の的、魚の形してないか?
あちこちに散りばめられた海モチーフの一つだとしてもなんか怖い。中心ってどこだ。エラか。
「気にしない」で回避したが、ダンEndはバジルルートからも派生するようだ。
選択肢式Badは同じように発生するけど、今のところ好感度による分岐はなさそう。
ロードして再開。
幻蒼病の「海が青く見える」という部分は、実は症状ではなく死に瀕している証明のようなものだというのは分かっているが、それが何故人間だけに起こるのかが謎だ。リディアも人間の姿であれば青く見えてたけど、人魚のまま死んだガリレオDeadでは特に描写されなかった。何が違うんだろう?
「私、ハッピーエンドじゃない物語は嫌いです。いくら劇の途中が楽しくて話に引き込まれても、最終的に幸せになれないのは嫌なんです」
(恋人のことを想うなら、自分が生きて幸せになることを考えるべきよ。相手を想うから死を選ぶなんて……。そんなの本当の愛じゃないわ!)(物語の中だからこそ、最後は幸せになってほしかったのに……)
実際にロキBestでリディアは悲しんでたからなぁ。バジルは悲劇じゃないと言っていたが、ハッピーでは決してない。
リディアがバジルのために泡になるEndがありそうなことも含めて気になる。
「心配しなくても、約束は守る。何が起きても必ず連れていってやるから、楽しみにしておけ」
リディアが自分を殺そうとしていること承知でこれ言ってるんだと思うと凄いなホント!
迷いながらもバジルの暗殺を決断するリディア。
「バジルを刺せない」を選んだ時の展開いいなあ!
リディアの狼狽といい、バジルの「……貸してみろ」といい、驚くくらい萌えた。血が出てるけど。
「私は、ずっとおまえに礼を言いたかった」
これまでのルートで散々繰り返してきたやり取りだけど、バジルルートだと重みが違うな。
リディアの目を見開いた表情と一瞬の回想で泣きそうになってしまった。あの一瞬すごく好き!
一国の王子を暗殺しようとしたことを「一つや二つの過ち」と片付けるバジルの聖人ぶりは今回も健在。
リディアは未だにバジルに対して敬語なんだな。他ルートのイメージだとタメ口だから新鮮。
薬を撒いたのはバジルじゃなくて王だというのはロキルートで聞いたが、詳細聞くと酷いなこれ!
敢えて罪を被ったんじゃなくて最初から着せられてたのか!
バジルがリディアに釈明する気になってよかった。こんなの抱えたままだったら気の毒すぎる。
ああ、やはり老衰では死ねないっぽいのか……。細胞の劣化は防げないのに死ぬことは出来ないって拷問だ。
リディアの涙で一発解決して欲しいところ。
それにしても一瞬見せた恥ずかしそうな様子といい、対等を主張する台詞といい、異様な破壊力だなバジル!
あまりにときめきすぎてもう「バジルかっこいい」としか感想が書けない。
かっこいいだろうとは思ってたけど予想以上だった。未攻略状態でも一番好きだったのにどうすればいいんだ!
キメ台詞もぽんぽん飛び出してくるし、リディアとの相性もいいし、見ていてときめくと同時に癒されます。
もうBad見たくないけど、あと1枠はあるんだよな…。
MerryBad(番号無し)がEnd4枠のうち2番目にあるので、Bestの片割れはGoodだと推測できるのが救いだ。
リディアが沈んだ顔を見せるたびに救いの言葉をかけてくれるバジルは本当に王子様らしいな。
しかも告白のタイミングまで完璧だ。
無駄に誤魔化したり勿体ぶったりしない! ここぞという時にずばりと切り込む、素晴らしいです王子! さすがです!
声からも誠実に心から想いを告げている感じが伝わってきてホントもう……王子……!
Dead End回収。
そんな気はしてたが、またしても色好い返事でBadにいったー!
バジルを好きになってしまった場合、リディアは彼を殺そうとした自分を許せないのか。
劇のシーンでも、ハッピーエンドじゃなきゃ嫌だけど、それは物語だからで、罪のある自分は違うって言ってたものな……。
薬を撒いたのは王で王子は罪を被せられただけ、本人は海の色に纏わる現状をなんとかしようと尽力してる、人魚を捕らえようとしたのも自分に会いたかったがゆえ、自分が不死にしたためにいずれ老い衰えた姿で永遠に生きていかねばならない、その全てを承知のうえで自分を愛してくれている。これは確かにリディアにしてみれば苦しい。
弥彦みたいに欠点があるならお互い様にできたかもしれないが、非の打ち所がないのが仇になったか……。
後に残されたバジルの気持ちを考えると凹みます。
敢えて想いを伝えて一生の傷を残す方を選んだと思うと、Merry Bad同様に愛されてるなバジル、と言いたくなる。
でもその愛はバジルを幸せにしないぞ! 他キャラの狂愛系とは完全に逆をいってて面白いです。
幸せになってほしいのも本当だけど、自分のことも忘れてほしくなかったのかな、リディアは。
もう一つの選択肢では罪と同時に、自分が消えた時のバジルの気持ちも考えて拒絶してるので、紙一重なんだろうな。
モチーフとなったアンデルセン童話の人魚姫についても少々触れています。
日本で本来の人魚姫のラストを知っている人は果たしてどれくらいいるのだろう?
※以下ネタバレ注意
よし、本命(になった)バジル王子いくぞ!
王子はとてもいい人だが、一人だけキスできないという余計なハンデを抱えているのが不安。
代償のことは公言できない=愛の言葉はない、キスもさせてくれない、ですれ違いそうだ。
ロキルートでは濁された、人魚の血を求めたらしい王の話もこちらで詳しく取り上げられそう。
回想枠数はガリレオやエリアスと同じか。Goodがありますように!
Opening03から始める。
バジルは声も聴きやすくて好きだ。王子っぽい涼やかな声。
優しい人だが、警告としてならバジルは躊躇なく引き金を引くところがあるな。それだけ銃の腕も確かなのだろう。
城ルート最初のリディアの怪しさはいつ見てもひどいw
バジルの鶴の一声がなかったらどうなっていたことか。
バジルルートに突入。 バジルのテーマ曲は綺麗でいいなあ。
外見に性格に声の演技にテーマ曲、とここまで好きな要素が揃ってるのも珍しい。
王子自ら怪しい者を一対一で見張るってどういうことだw
標的だけど視線が怖い、と怯えるリディアがかわいい。口を開くたびにボロが出ていていっそ清々しいぞ。
「この私が親切……、か。アルメリヤで私に対してそんなことを言う人間は珍しい」
むしろバジル以上に親切な人間の方が少ない気が……。
おお、あのバジルが眉間に皺を寄せた! リディアが怪しすぎるからしょうがないなw
とはいえバジルの行動も傍目から見ると相当怪しい。この場にガウェインがいたら全力で引き剥がしそうだ(リディアを)。
暗殺を急ぐあまりに怪しい言動を繰り返すリディアが「今日はもうじっとしていろ」とベッドに放り込まれて吹いた。
深層意識では庇ってやりたくても、当人がこの調子じゃ寝かしつける以外にフォローのしようがないとかかw
人間世界に疎いリディアの謎行動に笑う。
真面目に馬鹿やってて微笑ましい。根が楽天的で物事あまり考えないから可愛くてしょうがない。
城の面々がだんだん「駄目だこの子なんとかしないと」ってなってく気持ちが解る。
バジルは薄々分かってるとはいえ、このままじゃ人魚ですって明かしても「うん、知ってた」で終わってしまう!
街ルートではエリアスと一緒に「???」ってなってたのかな。可愛い。
海賊ルートでは海の上で生活するぶん城よりはボロが出にくかったのかも? 文化も違ったしね。
「風呂に浸かるときは、普通服は着ないものだぞ」
「分かりました……、そこまでおっしゃるなら、次からは気をつけます。もし服を脱ぐのなら、あなたとは一緒に入れませんね」
「…………」
どうなってんのこの会話www
バジルはリディアと一緒にいるだけで気が休まるっぽいけど、それ以上に悩む事が多いようなw
会話で困らされたと思ったら、次は浴槽にブチ込まれて全身ずぶ濡れにさせられた王子の明日はどっちだ!
そういやバジルって結婚話はないのか。
原作人魚姫だったらお姫様がいたはずだが、今まで影も形もなかったな。
暗殺者に狙われているし、王とも不仲だから敵味方を見分けるので手一杯なのかもしれない。
しかしそうか、リディアとバジルがくっつくと、王家としては面倒なことになるな。仮に子供が生まれてもそれはそれで問題だ。
ガウェインが気性の激しい小姑化してるw
それにしても王子に気のある素振りをするとは、リディアってばキスしたら泡になっちゃうの忘れてないか!?
忘れてても驚かないけどな!全然!
バジルは首尾よく人魚を捕まえてリディアの話が聴けたとして、そこからどうするつもりだったんだろう。
バジル自ら海に潜って助けだすわけにもいかないし……人魚を複数捕まえて、相互に脅して手足にするか、潜水装備、または潜水艦でも開発して塔に特攻かけるくらいしか思いつかない。
あ、あと、確か人質にしようとしてたとかロキが言ってたっけ? リディアを解放しなければ云々と脅すこともできるか。
潜水艦といえば、現代では深海層すら探索できるんだし、このまま人間たちの技術が進んだら人魚はますます危険になるな。
ここが地球だったら良識ある人間が何人いたところで絶滅は避けられないだろう。
まぁそこは物語だから、バジルと和解することでなんとかなると思いたい。
しかしバジルも商人も武器ばっかり見せなくてもいいだろうにw 綺麗なアクセサリでも置いてあげなよ!
笑ったバジル綺麗だなあ。「うつくしい」という形容詞がしっくりくる。
リディアも、バジルルートでは特に可愛く思えます。楽観的で物事深く考えるのが苦手で行き当たりばったり、自他問わず悲しいことは嫌いで、好奇心の赴くままに行動してしまう。目的を果たすには致命的な欠点だらけではらはらするが、問題が解決してのびのびしている様を見ると、こっちがあるべき姿なんだろうなと思う。
暗殺者といえば、クリムゾン・エンパイアの主人公は奴隷出身の元暗殺者、現使用人で、主人に忠誠を誓い、高い戦闘力を持ち、仕事に関しては非情になれるというリディアと真逆をいくキャラらしいので、そちらもどんな感じなのか気になる。完全ノベルゲームになっちゃったのは残念だけど、Vita版の発売が楽しみ。
王子を褒めると機嫌がよくなるガウェインさんちょろい。
隣国の姫もちゃんと絡んでくるのか。立ち絵があったらいいな。
王子とのエピソードも原作人魚姫に近い。今一イメージできないけど、失恋系のBad Endもあるかも?
でもリディア、いくら気になる素振りをしないといけないからって、「とても気になります」「すごく気になります」を繰り返すだけじゃ余計怪しいよ! その実興味が薄いから、すぐ別のこと考えてガウェインの話聞いてないのがまるわかりだw
カーラさんは相変わらずかわいい。
やっと出たと思ったらとんだ災難なガリレオw
やっぱり城ルートはいいなあ。目的に近い分やきもきしないし、疑われた状態でも賑やかで楽しい。
ガウェインにあれこれ言われて頬をふくらませてるリディアが可愛いです。
しかしバジルの選択肢分かりにくいな。感覚で選んでるけど合ってる自信がない。ゲージは増えてるから大丈夫だと思うが……。
(そうすれば、バジルに隙が生まれる。完璧な作戦だわ)
……ツッコミ待ち?
王様登場。バジルとの間にいったい何があったんだ? 不死のことは知ってるのか?
リディアがやっと代償のことを思い出したぞ!
彼女のうっかり具合からすると、思い出せずに即終了してしまう可能性もあったな今のw
ところで目的が完全に暗殺から誘惑にすり替わってますよね? ガウェインルートでもそうだったし、リディアはしょうがないな!
常に忘れずにいたのはエリアスルートくらいか。エリアスは偉大だ。
バジルはよくリディアの名前を呼ぶなあ。名前呼びがあって本当に嬉しい。
お、ガウェインルートと同じ流れで海賊たちに遭遇した。今回は敵対しないかな?
「おまえと出会った頃からだ。人魚を捜さなければという気持ちが弱まってきている」
リディアとバジルの共鳴がダンくらい強ければ話はもっと簡単だったんだろうが、それはそれで恋愛は無理そうだ。
ロキルートでは問題にならなかったけど、もしバジルルートのリディアが共鳴の事実を知ったら罪悪感を抱きそう。
ロキに「サボっているわけじゃない」と評価してもらえてホッとしたような先が怖いような。
牡丹の時は強硬手段に出られたからな……。今のところは多少面白くないにしても見逃されてる感じか。
ロキルートやってからだと思わせぶりな態度の裏がだいたい読めて面白い。
もう一つのEndもちゃんと楽しみにしてるからな、ロキ! だから今回は穏便に頼む!
……代償が代償だから、バジルルートだとロキ死ぬんじゃないかって気はちょっとしてるんだよな……。それはそれで複雑。
あ、でもそうするとリディアの人間になる魔法も解けてしまうのか。だったら大丈夫かも。
お忍び姿のバジルとお出かけ。
リディアもだいぶバジルの人柄を理解してきたようだ。
ところで、アルメリヤの背景にある巨大なアーチ?橋架?が地味に気になる。遺跡? あちこち崩れて見えるから、真下には立ちたくないな。街は海岸より高い位置にあるようだけど、それを越す津波でもきたら一発で壊れそうだ。
おおおお、街ルートのオヤジさんだ! そういやロキルートでも顔を合わせてたな。
次から次へとにこやかに話を聞き出すバジル王子はさすがに有能です。味方になると心強い人No.1。
(海を黒くしたのが、バジルであってもそうでなくとも。街のためにしている努力は、海が黒い以上認めてもらえないんだわ)
海が青くならないEndだと、バジルは今後も苦労するだろうな。ただでさえ牡丹ルート以外は不死なのに。
バジルもリディアもお人好しで損をするタイプだなぁ。
バジルは意識的に不利益を被り、リディアは行き当たりばったりで結果立場をまずくするという違いはあるが、似ているとは思う。
温室の二人の雰囲気いいなあ。CGも綺麗だ。
これまではバジルは遠い相手だったから暗殺実行も出来たけど、今回はこの調子でいくと難しいのではないだろうか。
ロキルートとガリレオルートでは暗殺実行する前に不死だと知れたからよかったのだが。
「その話は違う。私の恩人は、彼女ではなく……」
本家人魚姫を知っていると感慨深い台詞だ。
思えば、原作人魚姫の王子って損な役どころですよね。完璧な王子として描かれているバジルを見ると余計にそう思う。
人魚姫も恋のあまり浅慮なところがあるし、恐らくリディアの子供っぽく楽観的な性格もそこから来ているんだろうけど、それでも彼女が主人公である以上、「この王子なんなの?」という感想はどうしても抱いてしまう。真実を知らされないまま、命の恩人であり、妹や娘のように思っていた少女を失った王子も十分同情に値すると思うのだが。
人魚姫も、恋が叶わず泡になるのは可哀想だけど、王子を殺さない選択をした彼女は空気の精となり、人魚にはなかった不死の魂(=死しても失われず、神の国へ昇れる魂)を授かる希望を得たとも書かれているから、悲劇なばかりでないのも面白い。
人魚姫が魔女のところへ行こうとしたのも、王子への愛と共に、人間と愛し合うことで得られる不死の魂への憧れもあったようだから、原作の主題は実は恋愛ではなくそちらなのではないかという気もします。
まぁ、自分がこの本来のアンデルセン童話「人魚姫」のラストを知ったのは最近なのだけど。
てっきり泡になってそれでお終いだと思ってたよ! 子供の頃に読んだ絵本がそうだったから!
日本で魂の概念を廃した救いようのないバッドエンドに改変されてるのは宗教観の違いだろうか。
人間以外の存在(動物)には霊魂が存在しない、神の座す天の国との繋がりを持つのは人間のみ、というのはキリスト教の考え方だから、アニミズムの思想が一般化している日本ではピンと来ないものな。
マーメイド・ゴシックでは人魚が不老不死の血を持ち、人間がそれを求めて海に出るけど、原作人魚姫では人間が不死の魂を持ち、人魚が求めてそれを陸に上がる、と関係性が逆転してるのもオマージュっぽくて面白く感じます。
ちなみに、ディズニーの「リトルマーメイド」の主人公の名前が「アリエル(Ariel)」なのは、原作ラストで空気の精(Ariel)として幸福になる権利を得た人魚姫から名前を引き継いだためで、それによってハッピーエンドになることに意味を持たせているのだという説もあり、読んだ時なるほどなーと感心しました。綴りも一緒だもんね。
リディアはやっぱりバジルを刺せないか。
原作人魚姫のことを思い出したところでもあるし、このまま刺さずにいてほしい気もする。
そういえば、ロキルートでは幻蒼病の詳細については触れられなかったな。
海が黒くなったのがロキの精神の影響とすると、死に際に青く見えるのは……なんでだろう??
バジルルートかロキのもう一つのEndで明らかになるといいな。
リディアがバジルを庇ってくれて嬉しい。ほんと毎回毎回この王子は貧乏くじ引きすぎなんだよ! 幸せになってほしい。
マーメイド・ゴシックのイラストはキャラクターの睫毛の表現が綺麗で好きなんだけど、特にバジルは美しく描かれていて眼福。伏し目がちになった時なんか特にキラキラして見える。絵に描いたような王子様だ。
舞踏会当日。バジルがまた衣装チェンジしてる!
ガウェインが最終的にリディアに対してどういう判断を下すのか気になるな。
隣国のお姫様の立ち絵はなしか。バジルの態度からすると、1キャラとして物語に絡む余地はあまりないかもしれない。
王子側が助けてくれた少女として恋い焦がれてさえいなければ、原作でもただの政略結婚の相手だからなぁ。
原作人魚姫の王子視点では、結婚を諦めていた初恋の少女が実は隣国のお姫様だったというなかなかドラマチックな恋愛譚になるのだが。お姫様もいい人だしね。空気の精になった人魚姫が悲しむお姫様の額にキスをするラストが印象的。
まぁそれをマーメイド・ゴシックでやられても反応に困るし、三角関係は苦手だからこれくらいでいいw
(こうして改めて見ると、本当に素敵な人よね。目の色は、昔の海みたいな青色だし)
リディアとバジルの眼の色って同じ? バジルの方が若干暗めかな。
二人きりのダンスシーンの王子美しいなあ。遠目の構図が好き。
自分はこのルートクリアするまでに果たして何回「王子美しい」「王子マジ王子」と言うのだろうか……。
バジルは感情の表現が小さい一方、もともと根が優しいのと、再会当初からリディアに対して一定の好意なりシンパシーがあったのとで恋愛感情の発露が分かりづらかったが、ここにきて表面化してきた感じ。こうなると代償が枷になるのが辛いな。
殺意がバジルに伝わっていたなら、今は少し感情が変化してきているのも通じているのだろうか。
選択肢が「バジルを殺すことはできない」「今は出来ない」の二択でちょっと安心した。ここで刺すのは憚られる。
って、安心するの早かったよ! まさかの暗殺断念でMerry Bad End行きとは!
バジルの傍にいさせて欲しいというリディアの望みを、彼女を自分以外出入りできない部屋に閉じ込める形で叶えるバジル。
流れているBGMは「狂愛」だったが、「……本当にこれでよかったのか?」と尋ねるあたり、バジルはどこまでいってもバジルだなあ。それでリディアが思い直して出たいと言ってもきっと叶えてくれるのだろう。
果たして、そこにバジル自身の望みや愛はあるのだろうか。
BGMの「狂愛」はリディアに由来するのかもしれない。
バジルに宿っているリディアの意識にどの程度の強制力があるのか考えこんでしまう結末でした。
ダンに比べたら曖昧らしいとはいえ、世論を顧みず人魚捕獲に多額の金を投じていたわけだから、弱いとは思えない。
徹頭徹尾リディアの心の安寧のために動かされているのだとしたら気の毒だ。
一個人としての交流も重ねてきたはずだし、さすがにそこまで夢のない話ではないと思うけど。
……そういえば、意識が宿ってることのデメリットにばかり目を向けてたけど、これがあれば愛の言葉を奪われた件はあまり問題にならないな? 牡丹じゃないが、言葉がなくても伝わるの最たるものだ。そりゃ追加で枷かけたくもなるw
一応最初から好感度を上げずに進めてみる。
よく見たら銃の試し撃ちシーンの射撃の的、魚の形してないか?
あちこちに散りばめられた海モチーフの一つだとしてもなんか怖い。中心ってどこだ。エラか。
「気にしない」で回避したが、ダンEndはバジルルートからも派生するようだ。
選択肢式Badは同じように発生するけど、今のところ好感度による分岐はなさそう。
ロードして再開。
幻蒼病の「海が青く見える」という部分は、実は症状ではなく死に瀕している証明のようなものだというのは分かっているが、それが何故人間だけに起こるのかが謎だ。リディアも人間の姿であれば青く見えてたけど、人魚のまま死んだガリレオDeadでは特に描写されなかった。何が違うんだろう?
「私、ハッピーエンドじゃない物語は嫌いです。いくら劇の途中が楽しくて話に引き込まれても、最終的に幸せになれないのは嫌なんです」
(恋人のことを想うなら、自分が生きて幸せになることを考えるべきよ。相手を想うから死を選ぶなんて……。そんなの本当の愛じゃないわ!)(物語の中だからこそ、最後は幸せになってほしかったのに……)
実際にロキBestでリディアは悲しんでたからなぁ。バジルは悲劇じゃないと言っていたが、ハッピーでは決してない。
リディアがバジルのために泡になるEndがありそうなことも含めて気になる。
「心配しなくても、約束は守る。何が起きても必ず連れていってやるから、楽しみにしておけ」
リディアが自分を殺そうとしていること承知でこれ言ってるんだと思うと凄いなホント!
迷いながらもバジルの暗殺を決断するリディア。
「バジルを刺せない」を選んだ時の展開いいなあ!
リディアの狼狽といい、バジルの「……貸してみろ」といい、驚くくらい萌えた。血が出てるけど。
「私は、ずっとおまえに礼を言いたかった」
これまでのルートで散々繰り返してきたやり取りだけど、バジルルートだと重みが違うな。
リディアの目を見開いた表情と一瞬の回想で泣きそうになってしまった。あの一瞬すごく好き!
一国の王子を暗殺しようとしたことを「一つや二つの過ち」と片付けるバジルの聖人ぶりは今回も健在。
リディアは未だにバジルに対して敬語なんだな。他ルートのイメージだとタメ口だから新鮮。
薬を撒いたのはバジルじゃなくて王だというのはロキルートで聞いたが、詳細聞くと酷いなこれ!
敢えて罪を被ったんじゃなくて最初から着せられてたのか!
バジルがリディアに釈明する気になってよかった。こんなの抱えたままだったら気の毒すぎる。
ああ、やはり老衰では死ねないっぽいのか……。細胞の劣化は防げないのに死ぬことは出来ないって拷問だ。
リディアの涙で一発解決して欲しいところ。
それにしても一瞬見せた恥ずかしそうな様子といい、対等を主張する台詞といい、異様な破壊力だなバジル!
あまりにときめきすぎてもう「バジルかっこいい」としか感想が書けない。
かっこいいだろうとは思ってたけど予想以上だった。未攻略状態でも一番好きだったのにどうすればいいんだ!
キメ台詞もぽんぽん飛び出してくるし、リディアとの相性もいいし、見ていてときめくと同時に癒されます。
もうBad見たくないけど、あと1枠はあるんだよな…。
MerryBad(番号無し)がEnd4枠のうち2番目にあるので、Bestの片割れはGoodだと推測できるのが救いだ。
リディアが沈んだ顔を見せるたびに救いの言葉をかけてくれるバジルは本当に王子様らしいな。
しかも告白のタイミングまで完璧だ。
無駄に誤魔化したり勿体ぶったりしない! ここぞという時にずばりと切り込む、素晴らしいです王子! さすがです!
声からも誠実に心から想いを告げている感じが伝わってきてホントもう……王子……!
Dead End回収。
そんな気はしてたが、またしても色好い返事でBadにいったー!
バジルを好きになってしまった場合、リディアは彼を殺そうとした自分を許せないのか。
劇のシーンでも、ハッピーエンドじゃなきゃ嫌だけど、それは物語だからで、罪のある自分は違うって言ってたものな……。
薬を撒いたのは王で王子は罪を被せられただけ、本人は海の色に纏わる現状をなんとかしようと尽力してる、人魚を捕らえようとしたのも自分に会いたかったがゆえ、自分が不死にしたためにいずれ老い衰えた姿で永遠に生きていかねばならない、その全てを承知のうえで自分を愛してくれている。これは確かにリディアにしてみれば苦しい。
弥彦みたいに欠点があるならお互い様にできたかもしれないが、非の打ち所がないのが仇になったか……。
後に残されたバジルの気持ちを考えると凹みます。
敢えて想いを伝えて一生の傷を残す方を選んだと思うと、Merry Bad同様に愛されてるなバジル、と言いたくなる。
でもその愛はバジルを幸せにしないぞ! 他キャラの狂愛系とは完全に逆をいってて面白いです。
幸せになってほしいのも本当だけど、自分のことも忘れてほしくなかったのかな、リディアは。
もう一つの選択肢では罪と同時に、自分が消えた時のバジルの気持ちも考えて拒絶してるので、紙一重なんだろうな。