ワンドオブフォーチュン プレイ記録・17
- 2012/03/20 00:00
- ワンドオブフォーチュン
七周目、ビラール恋愛EDクリア!
ビラール友情EDも回収しました。
セーブブロックの数の少なさに四苦八苦した回だった……。PSP版は無制限になってるのかな?
ビラールに関しては「さすがですね」以外の言葉が出てきません。アルバロじゃないんだから!
面白かった!
※以下ネタバレ注意
試行錯誤するにはブロックが足りなさすぎるので、ここからは攻略をチラ見して確実にBADになるポイントで切り替えることにします。
ってかチャートにCG掲載するのマジやめてー! 見ないようにするのが大変だし、うっかり見ちゃった時の脱力感が凄まじいよ。
これがあるからADVの攻略本はあああああ!
気を取り直して3日目から再開。
ちゃんとした方法を見つけ出して、ビラールにパートナーとして認めてもらおうとするルルが健気だ。
「俺ならもっと上手くやれるのにな。今からでもパートナー変更しない? 俺が君を合格させてあげるよ」
いきなり出てきて何言ってんだコイツ。
お前なんかパートナーにしたら危険から遠ざかるどころか果し合いになるだろうが! エストとはえらい違いだ!
まぁ本気なわけがないんですけどね、アルバロは。
そこらへんの線引きとフォローがしっかりしてる辺りも責めきれなくてズルい人だよなあ。色々確信犯。
「……ありがとう、アルバロ。その申し出はうれしいと思うけど、やっぱり変更なんてできないわ。この試験を一緒に頑張る相手として、私が選んだのはビラールなんだもの。それは今も変わらないことだし、これからだってずっと同じだわ」
「はははっ、いいねルルちゃん。やっぱり君はそうじゃないと!」
ルルー! ここルルもいいけど、アルバロの反応も好きだ!
ノエルのヒント。
ルルの質問内容ってビラールのことじゃなくて、花の歴史か何かに関係することなんだろうな。
相変わらずなノエルとの会話に和みつつ4日目へ。
試験から手を引くことで魔法使いになれないのが嫌なのは勿論だけど、その上でシンシア達や1人でやるというビラールのことも心配できるルルはすごいと思う。そしてそれを隠そうとしないところもいい。
「守られているだけの女の子じゃない。それが当然だとも思えない。私達は、パートナーなんだもの」
ルル、頼もしい! ビラールもこう言われちゃ断れないよな。
「でも、それでも、ルル……。アナタを守るのはワタシの役目デス。これだけは絶対に譲れまセンよ?」
ビ、ビラールも相変わらずカッコいいな……!
ここまで直球にカッコいいと悔しいを通り越していっそ清々しい!
精霊ナイアードと人間の恋の話、か。
そういえばエストとのデートで類似した内容の本があったよね。
あれは確か古代種のことだったと思うんだが、ナイアードは本物の精霊?なのかな。
ルルが「本人に直接、聞いてみるしかないんじゃないかな!」と言った時のビラールの顔が見物でした。メモリスでも一度見たけどカッコいいな。
「ハイ。回りくどい方法、あんまり好きじゃありまセン。こういうときは行動が大事」
まぁそうだろうな。説得力がありすぎです王子様。
そういやビラールのカタコト具合元に戻ってる? もう余り気にしてないけど。
水源に到達。うわ、真っ赤だ。
青一色のナイアード綺麗です。ファランバルドと何か縁があるのかな。
ナイアードの名前はクレーネというのか。
ナイアードって、ドリアードやアルセイドと同じで精霊の種族名?みたいなものだものな。
ってここで選択肢出るの!? 超怖いんですが!!
ドキドキしながら選びました。うう、ごめんよビラール、フォローありがとう。
「ルル。無色透明の寄る辺なき少女――」
無色透明、寄る辺ない、か。言葉選びがうまいなあ。
クレーネも敵役ではないみたいでよかったな。しかし、だからこそ余計にBADが見づらいぞ!
ビラールの言ってた「解決策」ってなんだろう。
ビラールに限って自己犠牲はないだろうし、ちょっと想像つかないかも。
ユリウスみたいに人の媒介をパクるとかだったらこの人は躊躇しない気がするんだ……。
先が気になりつつも、まずはBAD回収だ!
まずは23週土曜のデータから好感度だけ満たしていってみます。
相変わらずプレゼントの効力はすごいな!
2日目のエスト登場で一旦取り上げられはしたものの、今度はビラールが取り成してくれました。
でも不安が消えたわけじゃないんだよね。
果たして4日目、突如ブチ切れたクレーネさんの命を懸けた魔法がルルに!
咄嗟のファランバルド語魔法で防ぐビラール! 倒れるビラール! END。
……えぇええ――!? 恒例ながらあっさりですね!
続いて友情ED。
ドーピングしまくって条件を満たします。ついでに火属性も強化。
あと選択肢も間違えちゃいけないんだな。了解了解。
果たして4日目――ってBADと展開同じだ!
しかし今度はビラールが生き残っている。なるほど、そうくるか。
これはこれで尻切れでもなく、いい決着のつけ方だったかも。
ベストルートでクレーネの事情を知ってると切ないけど、それも何となく察してくれているようだし……。
アデーレとマーサは何も覚えてなかったのか。
「……マドレーヌ、おいしい……」がいつも通り浮いてますマーサ!
「今回だけは、素直に感謝しますわ。……ありがとう、ルル」
シンシア――!! わーんこちらこそありがとうっ!
はっでも待って!? 友情EDでこの発言ってことはベストEDは!? ベストEDでは言ってくれないのっ!? 教えてシンシアー!
ともあれ、無事に試験もクリアできて一安心。
ビラールは一度ファランバルドに帰るみたいだけど、彼が頑張ると言うときっと何とかなる気がするな。
後味すっきりな良い友情EDでした。
一足先に合格しましたが、まだまだ本筋は続きます。
厳しい顔してたビラールが心配な5日目から開始。
ユリウスやっと来たー! 声がすごく眠そうです。努力するとか言って、次の機会にはすっかり忘れ去るだろうお前!
「……うん。ビラールは途中で投げ出すような人じゃない」
「だとしたら、ビラールが心を決めるまで、私も自分にできることをしておかないと!」
ルルは本当によく出来た子だなあ。頭撫でたい!
クレーネさんのお説教も心なしか嬉しいぞ。
万色の少女って呼び方いいな。全属性ED早くやりたい。
「いいえ、それだけではないわ。何より、私の行為が人間のためにならないと悟ったからよ」
クレーネさん……! その言葉でクレーネさんへの思い入れが一気に深まりました。
簡単に願いを叶えられる術を知ってしまったら、どんなに頑張ろうと思ったって、人間どこかに甘えが生じてしまうものだ。
人間は欲望に弱い生き物なので……少なくともプレイヤーは滅茶苦茶弱いので、そこを解って貰えてると思うとホッとします。
どんなに善良な人でも欲望に逆らうのは難しいものだ。善良だからこそ抱く欲望もある。
でも、そういう人こそ私は好きだな。
もちろん、ロクに抵抗せずに流されきってしまうのは論外なんだけども。それは誰でも簡単に出来ることだからね。
「そ、そそそんな大層なものじゃないです! あ、大層じゃないっていうのはビラールが大層じゃないってことじゃなくて!」
ルル、分かってる分かってる!(笑) かわいいなーもう!
ハズレの方?の選択肢もいいですね。ルルらしい。
クレーネが恋を後悔してないって言い切ってくれたのは何よりでした。
こういう題材だと逆が多いだけに救われた気持ちになる。
うん、そこも含めてワンド好きだな。
裏山登るのってかなりの時間がかかるんですね。水源だものな。
ビラールの解決策がいよいよ気になる。なんだ、なんなんだ!
ルル並みにとはいかないかもだが、かなりの勢いで緊張するぞ。アルバロと並んで底が知れない人だからなぁ。
……ふんふん、ほうほう、私の妃に―― 妃??
いきなりそれかよという驚きもあり、そうかそりゃ悩むよなぁという納得もあり、悩んでくれてありがとうという感謝もあり……
アザリー・イムラってそういういわれだったのか。それでルルの決断が必要なんですね。
ってか、ルルって自分で言うほど「どこにでもいる女の子」じゃないと思う。
むしろちょっとしたレア物的な女の子だと思う。これは誰が見てもその通りだと思うんだがどうだろうか。
じゃなきゃアルバロなんか釣っちゃうわけない。個性的かそうでないかの最も信頼できる判断基準はここだよな。
選択肢は初めて外れました。(つまり最初にアタリを引いた)
「ほ、本当に……私でいいの……?」
「……アナタでいい、という表現は間違っていマス。アナタでなければ……ダメなんデス」
このやり取りでエストルート前の「エスト【で】いいんじゃなく、エスト【が】いいの」というルルの言葉を思い出しました。
心にじんとくる言葉だよね。
ちなみにルル、というかワンドに関しては、こういう比べ方をしても引っ掛かりを覚えません。
ノエル狙いでユリウス友情行っちまった時くらいかな、申し訳なくて突っ伏したのは!
どのルートでもルル本文が眩しいくらい一途で、攻略対象のキャラたちも皆(?)仲良しだから、無粋を思う必要を感じない。
一途にできるシステムも幸いでした。
「私……」「あなたのことが、大好き」「私、ビラールに応えたい」
ルル……! プレイヤーを泣かせる気ですか!
二人とも良かったね。CGすごく綺麗だー。幻想的だな。
そして夜が明けて……ってオイ! 結局寮には帰らなかったのか!
いや、ちょっと待て、どういうこと? いや、そういうこと?
ま、まぁいいか。いいよな。誓ったしな。誓いだしな。うん野暮だ。
「……そうしげしげと見られては、さすがの私も落ち着かぬのだが」
!? ビラールの口調が王室御用達みたいな感じになったぞ!?
そうか、言葉の壁まですんなり越えるなんて儀式すごいね!
なんか色々直球な表現が耳に入った気がするんだが、そういうのはひょっとして今までカタコトで誤魔化されてましたか。
ビラールにはルルのラティウム語?はどんな風に聞こえてたのかな。
いやしかしビックリした! ビックリしたっ!!
あ、そうか、お互いだけの問題(利点?)じゃなかったのか。これは皆仰天するな!
これ、今までのビラールだと「アナタに迷惑はかけてナイつもりでシタが、気苦労をかけてしまったようデスね。すみまセンでした、ラギ」とかになるわけか。これは全く印象が違うな! やっぱビックリです殿下ッ!!
「絆を結んだ相手が想像と違っていた、などと笑えない理由で嫌われては――困る」
そ、それは確かに笑えない。でもルルなら心配無用だ!
以前と態度を変えたつもりはないと断言してしまえるあたりビラールらしいですよね。アルバロとは大違いだ!(笑)
「やっぱりビラールはビラールだわ。今ね、そう実感してたところなの。大丈夫。……ちゃんと、大好き」
ルル……ルルってなんでこんなに可愛いんだろう。
天使? 天使なのかこの子は? ああもう全力で守りたい!
お、ファランバルドと精霊の話が出たぞ。
ファランバルドが水不足なのに、魔法やそれに近いものが関係してるっていうのは少し考えたことがあった。
オアシスを見つけるとか、どこかから水を引いてくるとかなら現地にいた方が都合がいいものな。一人で水を作り出すとかだと、正直なところ焼け石に水になってしまいそうだし、やっぱり原因があってそれを解決するって展開になるのが一番有り得るんじゃないかと。
「状況を覆すには、この命をかけるほどの重い決断が必要であると私は考えている」
ビラールかっこいいなあ! こんな王族がいる国の人はそれだけでも恵まれているんじゃないかと思うよ。
ああ、BADを見るのが辛い……
「忘れてるかもしれないけど。これは私の試験でもあるんだから。ひとりで決めてしまわないで。そんなの寂しいじゃない……!」
「…………」
「な、なに……?」
「……いや。どうやら私は、これから先妃の尻に敷かれる心配をすべきなのかもしれないと思って」
ビラールが、尻に敷かれる……!?
私、その言葉はまだアルバロの方が近いと思うよ!?
あれだ、メインキャラを尻に敷かれやすそうな順に並べると、
【ノエル > ユリウス > エスト ≧ アルバロ > ビラール】
こうだと思うんだけど!?
ラギは未攻略だけど、多分エスト、アルバロ付近!
あ、エルバート先生入れたら先生がダントツ一番ですね。絶対そうだ。
真っ赤になって「……そんなことしないもん……」と反論するルルがかわいい。
クレーネと対面。
「愛しているから」を選んだ時のクレーネとのやり取りが良い。
いよいよ大詰め、緊張するな……!
すべては、始まった――の前にBAD回収だー!
23週土曜のデータをロードし、水のキャンドルを3個使用+ガラスの人魚プレゼント+アクアハーブのミッションをビラールでクリア。好感度と属性を満たし、パラだけ足りない状態にしておきます。
あ、あと選択肢は正解を選んでいくんだな。
その状態で4日目まで進み、クレーネとの交渉を無事に切り抜けたら、あとは6日目の破局を待つばかり……ああ、胸が痛い。
しかし相変わらずあっさりだなパラ不足BADは。
長々やられても壮絶に凹んでしまう気がするから助かるっちゃ助かるんだが、今回のBAD、前回と完全に被ってるだろ!(笑)
悲恋ED……悲恋EDなのかこれ?? まぁ悲恋と言えなくもない……か?
個人的にやっぱりその辺はアルバロが一番だと(以下略)
でも、どのBADでもルルだけは助かっているから、そこはビラールルートらしくていいかも。
切ないけどね。
よし、後は恋愛EDに向けて突き進むだけ!
ビラールに寄り添って決意を示すルルが凛々しくてかっこいい。
「ひとりで頑張るんじゃない。ふたりで頑張るのよ――」
ルル……! 今回のお話はそれに尽きるよね。よく言った!
クレーネもビラールのみならず、ルルとビラール二人の絆まで認めてくれたのか。よかったよかった!何よりだ!
「綺麗な水のお姫様。私たちの確かな絆の証となるもの。――あなたの名前は、【リアン】よ」
クレーネの新たな名前はリアン、か。ルルちょっと妃の貫禄出てきたかも?
3人娘との会話もあってよかった!
シンシア達、眠ってたからビラールの変化知らないんだよね。さぞびっくりしただろうな(笑)
[全身を包み込むのは、生命の営みを支える柔らかな潤い。誰もが当然のように求め、そして誰もがその身の内に蓄えるもの。世界を巡り、身体を巡り、常にどこかへの流れていく癒しの力――]
この時の属性の形容はどれも深くて大好きです。
水もいいなー。誰もが身の内に蓄えるってとこが的を射ていていい。
歓声を上げるルルを有無を言わさず抱きしめるとはさすがビラールですね!
ここってだいたいルルから相手に抱きついてなかったっけ(笑)
細かいところもそのキャラらしく仕上がっていて嬉しいな。
エピローグ!
そうか、ルルはこの試験を経てしっかりした目標を手に入れたんだ。
一国の王子の妃になるんだから、そりゃ頑張るよな。
リアンも一緒にいるみたいでよかった。そしてビラールのゴーイングマイウェイっぷりも相変わらずみたいでよかった(笑)
まぁリアンもいるし、大丈夫だよ、うん。
「理解できぬといえば部屋のことだ。私と妃の寝所がいまだ別れているのは、やはりどう考えてもおかしいだろう」
「ううん、おかしくない! 全然おかしくないわビラール!」
だ、大丈夫だよな?(一抹の不安)
ラギは本当にご愁傷様です……! 全力で逃げ出す様が目に浮かぶようだ。
ビラールのお兄さんってきっと頼りになる皇太子様なんだろうな。
齢は若いんだろうか? ビラールが21歳だから、30前後くらい?
いや、弟妹が覚えきれないくらいいるってことは年子の兄でもおかしくないのか。むしろそっちの可能性の方が高いかも。
ビラールって俺様じゃないけど王子様だよね(笑)
「大丈夫、大丈夫」が健在でホッとしました。ルル苦労しそう!
前借りってどういう表現なんだ、本当に多少なのか、とか色々言いたいことはあるけど、二人とも幸せそうでよかったです。
アルバム!
おまけCGのビラール爽やかだ。後ろで寝てるのはラギかな? この後朗らかに叩き起こされてそうな気がする!
最後のメモリスはもう……さすがビラール、いや殿下としか……
「愛でたいと思うときに愛でる」だの「どれほど愛しても足りない」だの「3度に1度は耐えている」だの、顔から火が出るよ!
他のキャラと違ってルート中で既に結ばれているだけに、糖度の上がり具合が半端なかったです。
王子すげーよ! 微塵の手加減もないと思ったらあれでも手加減してたとか本当すげーよ! 恐れ入りました!
……いやー、しかしびっくりしたな。アルバロ以上にびっくりしたかもしれないルートでした。
お、お幸せに……!
ビラール友情EDも回収しました。
セーブブロックの数の少なさに四苦八苦した回だった……。PSP版は無制限になってるのかな?
ビラールに関しては「さすがですね」以外の言葉が出てきません。アルバロじゃないんだから!
面白かった!
※以下ネタバレ注意
Perfect
試行錯誤するにはブロックが足りなさすぎるので、ここからは攻略をチラ見して確実にBADになるポイントで切り替えることにします。
ってかチャートにCG掲載するのマジやめてー! 見ないようにするのが大変だし、うっかり見ちゃった時の脱力感が凄まじいよ。
これがあるからADVの攻略本はあああああ!
気を取り直して3日目から再開。
ちゃんとした方法を見つけ出して、ビラールにパートナーとして認めてもらおうとするルルが健気だ。
「俺ならもっと上手くやれるのにな。今からでもパートナー変更しない? 俺が君を合格させてあげるよ」
いきなり出てきて何言ってんだコイツ。
お前なんかパートナーにしたら危険から遠ざかるどころか果し合いになるだろうが! エストとはえらい違いだ!
まぁ本気なわけがないんですけどね、アルバロは。
そこらへんの線引きとフォローがしっかりしてる辺りも責めきれなくてズルい人だよなあ。色々確信犯。
「……ありがとう、アルバロ。その申し出はうれしいと思うけど、やっぱり変更なんてできないわ。この試験を一緒に頑張る相手として、私が選んだのはビラールなんだもの。それは今も変わらないことだし、これからだってずっと同じだわ」
「はははっ、いいねルルちゃん。やっぱり君はそうじゃないと!」
ルルー! ここルルもいいけど、アルバロの反応も好きだ!
ノエルのヒント。
ルルの質問内容ってビラールのことじゃなくて、花の歴史か何かに関係することなんだろうな。
相変わらずなノエルとの会話に和みつつ4日目へ。
試験から手を引くことで魔法使いになれないのが嫌なのは勿論だけど、その上でシンシア達や1人でやるというビラールのことも心配できるルルはすごいと思う。そしてそれを隠そうとしないところもいい。
「守られているだけの女の子じゃない。それが当然だとも思えない。私達は、パートナーなんだもの」
ルル、頼もしい! ビラールもこう言われちゃ断れないよな。
「でも、それでも、ルル……。アナタを守るのはワタシの役目デス。これだけは絶対に譲れまセンよ?」
ビ、ビラールも相変わらずカッコいいな……!
ここまで直球にカッコいいと悔しいを通り越していっそ清々しい!
精霊ナイアードと人間の恋の話、か。
そういえばエストとのデートで類似した内容の本があったよね。
あれは確か古代種のことだったと思うんだが、ナイアードは本物の精霊?なのかな。
ルルが「本人に直接、聞いてみるしかないんじゃないかな!」と言った時のビラールの顔が見物でした。メモリスでも一度見たけどカッコいいな。
「ハイ。回りくどい方法、あんまり好きじゃありまセン。こういうときは行動が大事」
まぁそうだろうな。説得力がありすぎです王子様。
そういやビラールのカタコト具合元に戻ってる? もう余り気にしてないけど。
水源に到達。うわ、真っ赤だ。
青一色のナイアード綺麗です。ファランバルドと何か縁があるのかな。
ナイアードの名前はクレーネというのか。
ナイアードって、ドリアードやアルセイドと同じで精霊の種族名?みたいなものだものな。
ってここで選択肢出るの!? 超怖いんですが!!
ドキドキしながら選びました。うう、ごめんよビラール、フォローありがとう。
「ルル。無色透明の寄る辺なき少女――」
無色透明、寄る辺ない、か。言葉選びがうまいなあ。
クレーネも敵役ではないみたいでよかったな。しかし、だからこそ余計にBADが見づらいぞ!
ビラールの言ってた「解決策」ってなんだろう。
ビラールに限って自己犠牲はないだろうし、ちょっと想像つかないかも。
ユリウスみたいに人の媒介をパクるとかだったらこの人は躊躇しない気がするんだ……。
Bad
先が気になりつつも、まずはBAD回収だ!
まずは23週土曜のデータから好感度だけ満たしていってみます。
相変わらずプレゼントの効力はすごいな!
2日目のエスト登場で一旦取り上げられはしたものの、今度はビラールが取り成してくれました。
でも不安が消えたわけじゃないんだよね。
果たして4日目、突如ブチ切れたクレーネさんの命を懸けた魔法がルルに!
咄嗟のファランバルド語魔法で防ぐビラール! 倒れるビラール! END。
……えぇええ――!? 恒例ながらあっさりですね!
続いて友情ED。
ドーピングしまくって条件を満たします。ついでに火属性も強化。
あと選択肢も間違えちゃいけないんだな。了解了解。
果たして4日目――ってBADと展開同じだ!
しかし今度はビラールが生き残っている。なるほど、そうくるか。
これはこれで尻切れでもなく、いい決着のつけ方だったかも。
ベストルートでクレーネの事情を知ってると切ないけど、それも何となく察してくれているようだし……。
アデーレとマーサは何も覚えてなかったのか。
「……マドレーヌ、おいしい……」がいつも通り浮いてますマーサ!
「今回だけは、素直に感謝しますわ。……ありがとう、ルル」
シンシア――!! わーんこちらこそありがとうっ!
はっでも待って!? 友情EDでこの発言ってことはベストEDは!? ベストEDでは言ってくれないのっ!? 教えてシンシアー!
ともあれ、無事に試験もクリアできて一安心。
ビラールは一度ファランバルドに帰るみたいだけど、彼が頑張ると言うときっと何とかなる気がするな。
後味すっきりな良い友情EDでした。
Perfect
一足先に合格しましたが、まだまだ本筋は続きます。
厳しい顔してたビラールが心配な5日目から開始。
ユリウスやっと来たー! 声がすごく眠そうです。努力するとか言って、次の機会にはすっかり忘れ去るだろうお前!
「……うん。ビラールは途中で投げ出すような人じゃない」
「だとしたら、ビラールが心を決めるまで、私も自分にできることをしておかないと!」
ルルは本当によく出来た子だなあ。頭撫でたい!
クレーネさんのお説教も心なしか嬉しいぞ。
万色の少女って呼び方いいな。全属性ED早くやりたい。
「いいえ、それだけではないわ。何より、私の行為が人間のためにならないと悟ったからよ」
クレーネさん……! その言葉でクレーネさんへの思い入れが一気に深まりました。
簡単に願いを叶えられる術を知ってしまったら、どんなに頑張ろうと思ったって、人間どこかに甘えが生じてしまうものだ。
人間は欲望に弱い生き物なので……少なくともプレイヤーは滅茶苦茶弱いので、そこを解って貰えてると思うとホッとします。
どんなに善良な人でも欲望に逆らうのは難しいものだ。善良だからこそ抱く欲望もある。
でも、そういう人こそ私は好きだな。
もちろん、ロクに抵抗せずに流されきってしまうのは論外なんだけども。それは誰でも簡単に出来ることだからね。
「そ、そそそんな大層なものじゃないです! あ、大層じゃないっていうのはビラールが大層じゃないってことじゃなくて!」
ルル、分かってる分かってる!(笑) かわいいなーもう!
ハズレの方?の選択肢もいいですね。ルルらしい。
クレーネが恋を後悔してないって言い切ってくれたのは何よりでした。
こういう題材だと逆が多いだけに救われた気持ちになる。
うん、そこも含めてワンド好きだな。
裏山登るのってかなりの時間がかかるんですね。水源だものな。
ビラールの解決策がいよいよ気になる。なんだ、なんなんだ!
ルル並みにとはいかないかもだが、かなりの勢いで緊張するぞ。アルバロと並んで底が知れない人だからなぁ。
……ふんふん、ほうほう、私の妃に―― 妃??
いきなりそれかよという驚きもあり、そうかそりゃ悩むよなぁという納得もあり、悩んでくれてありがとうという感謝もあり……
アザリー・イムラってそういういわれだったのか。それでルルの決断が必要なんですね。
ってか、ルルって自分で言うほど「どこにでもいる女の子」じゃないと思う。
むしろちょっとしたレア物的な女の子だと思う。これは誰が見てもその通りだと思うんだがどうだろうか。
じゃなきゃアルバロなんか釣っちゃうわけない。個性的かそうでないかの最も信頼できる判断基準はここだよな。
選択肢は初めて外れました。(つまり最初にアタリを引いた)
「ほ、本当に……私でいいの……?」
「……アナタでいい、という表現は間違っていマス。アナタでなければ……ダメなんデス」
このやり取りでエストルート前の「エスト【で】いいんじゃなく、エスト【が】いいの」というルルの言葉を思い出しました。
心にじんとくる言葉だよね。
ちなみにルル、というかワンドに関しては、こういう比べ方をしても引っ掛かりを覚えません。
ノエル狙いでユリウス友情行っちまった時くらいかな、申し訳なくて突っ伏したのは!
どのルートでもルル本文が眩しいくらい一途で、攻略対象のキャラたちも皆(?)仲良しだから、無粋を思う必要を感じない。
一途にできるシステムも幸いでした。
「私……」「あなたのことが、大好き」「私、ビラールに応えたい」
ルル……! プレイヤーを泣かせる気ですか!
二人とも良かったね。CGすごく綺麗だー。幻想的だな。
そして夜が明けて……ってオイ! 結局寮には帰らなかったのか!
いや、ちょっと待て、どういうこと? いや、そういうこと?
ま、まぁいいか。いいよな。誓ったしな。誓いだしな。うん野暮だ。
「……そうしげしげと見られては、さすがの私も落ち着かぬのだが」
!? ビラールの口調が王室御用達みたいな感じになったぞ!?
そうか、言葉の壁まですんなり越えるなんて儀式すごいね!
なんか色々直球な表現が耳に入った気がするんだが、そういうのはひょっとして今までカタコトで誤魔化されてましたか。
ビラールにはルルのラティウム語?はどんな風に聞こえてたのかな。
いやしかしビックリした! ビックリしたっ!!
あ、そうか、お互いだけの問題(利点?)じゃなかったのか。これは皆仰天するな!
これ、今までのビラールだと「アナタに迷惑はかけてナイつもりでシタが、気苦労をかけてしまったようデスね。すみまセンでした、ラギ」とかになるわけか。これは全く印象が違うな! やっぱビックリです殿下ッ!!
「絆を結んだ相手が想像と違っていた、などと笑えない理由で嫌われては――困る」
そ、それは確かに笑えない。でもルルなら心配無用だ!
以前と態度を変えたつもりはないと断言してしまえるあたりビラールらしいですよね。アルバロとは大違いだ!(笑)
「やっぱりビラールはビラールだわ。今ね、そう実感してたところなの。大丈夫。……ちゃんと、大好き」
ルル……ルルってなんでこんなに可愛いんだろう。
天使? 天使なのかこの子は? ああもう全力で守りたい!
お、ファランバルドと精霊の話が出たぞ。
ファランバルドが水不足なのに、魔法やそれに近いものが関係してるっていうのは少し考えたことがあった。
オアシスを見つけるとか、どこかから水を引いてくるとかなら現地にいた方が都合がいいものな。一人で水を作り出すとかだと、正直なところ焼け石に水になってしまいそうだし、やっぱり原因があってそれを解決するって展開になるのが一番有り得るんじゃないかと。
「状況を覆すには、この命をかけるほどの重い決断が必要であると私は考えている」
ビラールかっこいいなあ! こんな王族がいる国の人はそれだけでも恵まれているんじゃないかと思うよ。
ああ、BADを見るのが辛い……
「忘れてるかもしれないけど。これは私の試験でもあるんだから。ひとりで決めてしまわないで。そんなの寂しいじゃない……!」
「…………」
「な、なに……?」
「……いや。どうやら私は、これから先妃の尻に敷かれる心配をすべきなのかもしれないと思って」
ビラールが、尻に敷かれる……!?
私、その言葉はまだアルバロの方が近いと思うよ!?
あれだ、メインキャラを尻に敷かれやすそうな順に並べると、
【ノエル > ユリウス > エスト ≧ アルバロ > ビラール】
こうだと思うんだけど!?
ラギは未攻略だけど、多分エスト、アルバロ付近!
あ、エルバート先生入れたら先生がダントツ一番ですね。絶対そうだ。
真っ赤になって「……そんなことしないもん……」と反論するルルがかわいい。
クレーネと対面。
「愛しているから」を選んだ時のクレーネとのやり取りが良い。
いよいよ大詰め、緊張するな……!
Bad
すべては、始まった――の前にBAD回収だー!
23週土曜のデータをロードし、水のキャンドルを3個使用+ガラスの人魚プレゼント+アクアハーブのミッションをビラールでクリア。好感度と属性を満たし、パラだけ足りない状態にしておきます。
あ、あと選択肢は正解を選んでいくんだな。
その状態で4日目まで進み、クレーネとの交渉を無事に切り抜けたら、あとは6日目の破局を待つばかり……ああ、胸が痛い。
しかし相変わらずあっさりだなパラ不足BADは。
長々やられても壮絶に凹んでしまう気がするから助かるっちゃ助かるんだが、今回のBAD、前回と完全に被ってるだろ!(笑)
悲恋ED……悲恋EDなのかこれ?? まぁ悲恋と言えなくもない……か?
個人的にやっぱりその辺はアルバロが一番だと(以下略)
でも、どのBADでもルルだけは助かっているから、そこはビラールルートらしくていいかも。
切ないけどね。
Perfect
よし、後は恋愛EDに向けて突き進むだけ!
ビラールに寄り添って決意を示すルルが凛々しくてかっこいい。
「ひとりで頑張るんじゃない。ふたりで頑張るのよ――」
ルル……! 今回のお話はそれに尽きるよね。よく言った!
クレーネもビラールのみならず、ルルとビラール二人の絆まで認めてくれたのか。よかったよかった!何よりだ!
「綺麗な水のお姫様。私たちの確かな絆の証となるもの。――あなたの名前は、【リアン】よ」
クレーネの新たな名前はリアン、か。ルルちょっと妃の貫禄出てきたかも?
3人娘との会話もあってよかった!
シンシア達、眠ってたからビラールの変化知らないんだよね。さぞびっくりしただろうな(笑)
[全身を包み込むのは、生命の営みを支える柔らかな潤い。誰もが当然のように求め、そして誰もがその身の内に蓄えるもの。世界を巡り、身体を巡り、常にどこかへの流れていく癒しの力――]
この時の属性の形容はどれも深くて大好きです。
水もいいなー。誰もが身の内に蓄えるってとこが的を射ていていい。
歓声を上げるルルを有無を言わさず抱きしめるとはさすがビラールですね!
ここってだいたいルルから相手に抱きついてなかったっけ(笑)
細かいところもそのキャラらしく仕上がっていて嬉しいな。
エピローグ!
そうか、ルルはこの試験を経てしっかりした目標を手に入れたんだ。
一国の王子の妃になるんだから、そりゃ頑張るよな。
リアンも一緒にいるみたいでよかった。そしてビラールのゴーイングマイウェイっぷりも相変わらずみたいでよかった(笑)
まぁリアンもいるし、大丈夫だよ、うん。
「理解できぬといえば部屋のことだ。私と妃の寝所がいまだ別れているのは、やはりどう考えてもおかしいだろう」
「ううん、おかしくない! 全然おかしくないわビラール!」
だ、大丈夫だよな?(一抹の不安)
ラギは本当にご愁傷様です……! 全力で逃げ出す様が目に浮かぶようだ。
ビラールのお兄さんってきっと頼りになる皇太子様なんだろうな。
齢は若いんだろうか? ビラールが21歳だから、30前後くらい?
いや、弟妹が覚えきれないくらいいるってことは年子の兄でもおかしくないのか。むしろそっちの可能性の方が高いかも。
ビラールって俺様じゃないけど王子様だよね(笑)
「大丈夫、大丈夫」が健在でホッとしました。ルル苦労しそう!
前借りってどういう表現なんだ、本当に多少なのか、とか色々言いたいことはあるけど、二人とも幸せそうでよかったです。
アルバム!
おまけCGのビラール爽やかだ。後ろで寝てるのはラギかな? この後朗らかに叩き起こされてそうな気がする!
最後のメモリスはもう……さすがビラール、いや殿下としか……
「愛でたいと思うときに愛でる」だの「どれほど愛しても足りない」だの「3度に1度は耐えている」だの、顔から火が出るよ!
他のキャラと違ってルート中で既に結ばれているだけに、糖度の上がり具合が半端なかったです。
王子すげーよ! 微塵の手加減もないと思ったらあれでも手加減してたとか本当すげーよ! 恐れ入りました!
……いやー、しかしびっくりしたな。アルバロ以上にびっくりしたかもしれないルートでした。
お、お幸せに……!