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アラビアンズ・ロストPS2版 プレイ記録・1

届きました!
何やら色々と追加イベントがあるようなのでわくわくします。
それほど事前情報を仕入れてないので曖昧なのですが、EDとかも幾つか増えてるのかな?
せっかくなので簡易二周目感想を含みつつ、PC版と異なっている部分の感想なんかも記していこうと思います。
しかしやっぱり面白いなー。Quin Roseのゲームは女性向けの恋愛アドベンチャーにしては尖ったものばかりですが、その中でもアラロスは比較的安定した魅力がありますね。
CGも構図が多彩で見ていて飽きない。アリスシリーズも次はもうちょっと工夫があるといいなぁ。

ファースト攻略はタイロン=ベイル。
アホみたいに文章量が多いので、読まれる際は休み休みいくといいかもです(笑)

PC版全EDクリア済みの為、未プレイの方はご注意下さい。



Amazonで予約したので、特典のドラマCDがついてきました。これは聞きたかった。
スゥイートボイスCDやら朗読CDやらは正直ピンとこなかったのですが、Quin RoseのドラマCDは主人公不在でもきちんとしたキャラクタードラマになってるので楽しく聞けます。お金に余裕があったら普通のドラマCDも欲しいけど、ラジオと一体なのが難点かな。

しかし、ゲームを開封してまず思ったのが「説明書厚ッ!!」な辺り、我ながら相当Quin Roseに常識持ってかれてると思った。普通のコンシューマゲームから比べたら薄いくらいだけど、アラビアンズ・ロストの説明書と考えると……(笑) だって元のメーカーだといいとこ4頁、最悪1枚なんだぞ!
説明書を読む限りではPS2ならではの工夫が色々凝らされてるみたいですね。
画面の雰囲気自体はPC版とそう変わらないので、違和感なくプレイ出来そうです。
セーブ画面がスクショつきなのが一番助かる!

まず起動してQuin Roseのロゴが出たのに感動。これをPC画面以外で見られるとはなぁ。
タイトル画面は女神シモンでした。これ、後々アイリーンの絵に変わったりするのかな?
どちらも凄く好きな絵だったので、CDの盤面絵だけっていうのは寂しいなーと思ってました。
シモンだけだとしても大画面で見れて良かった! アイリーンもCD盤面になってますしね。
流れてる曲は新しい曲でした。元のOP曲歌ってる人の曲なのかな。声は似てる気がするけど……。
そして何に一番感動したかって、CG・回想モードの整頓具合だよ。
切り替えもスムーズだし、どちらのモードもキャラごとに纏められてる!
お願いQuin Roseさん、次はPCゲームの方もこの形式にしてくれ!
ハートの国のアリスは回想だけキャラごとに纏められてたけど、その分収録されてるイベントが微々たるものだったんだよー。サブイベントも内容濃くて深いものばかりなんだし、ちゃんと纏めて欲しかった……! もったいない!(本音)

さて、意を決してニューゲーム。
名前付け画面の簡素さに仰天しました。さすがにアイリーンの立ち絵を出しての進行は出来ないか。あの演出、効果音込みで結構好きだったんだけどなー。名前はPC版通り「アイリーン=オラサバル」で決定。

オープニングでライル先生と鍵開け。
先生、「・」で表されていた沈黙が3点リーダに変更されています!!
個人的にはどっちでもいいんだけど、この変更はないと思ってたからびっくりした!
PC版に比べて一度に表示される文字数が少ないから、その関係かな?
字体は丸ゴシックかデフォルトのゴシックが読みやすいかな。大きい文字なので、どれでもいけそうですけどね。バックログは一度に見返せるので便利です。ボイス再生機能はないみたいだな……と思ったら巻き戻し機能があった。うわ、これは便利! CG表示まで巻き戻されるんですね。すげー! 初めて見たよ!(興奮)
ツッコミ部分の倍角字がそのまんまだったのには物凄く安心しました(笑)
ルビはさすがに振れなかったみたいでカッコ表記になってますが、特に読みづらくはないかな。

オープニングは先を知ってるとライル先生に同情してしまう。
目の前で恋愛がしたい、普通の愛のある結婚がしたい!なんて言われたら、政略結婚の相手であるライルとしては複雑だよなぁ。ぐしゃぐしゃと髪の毛を掻き乱すシーンのアイリーンが可愛い。やっぱアラロスの絵柄は好みだー。Quin Roseのゲームの中では一番好きな絵です。

謁見の間へ。
こうして大画面で見ると声の迫力も違うなー。これだけでも買った甲斐があった!
他国の人間ならば、そ奴を拘束して婿にとればいいだけのこと。誘拐などお家芸じゃろ。つまらんことを抜かすな
一見気も良く『普通』そうに見えるトータムですが、彼もまたギルカタール人ということですね(笑)

さて、始めに会うキャラ選択ですが、PC版で多くのイベントを見逃してる上、スチュアートより後に攻略したお陰でいまいち印象の薄かったタイロン=ベイルでいくことに。
先にバッドEDから見ておこうかとも思ったけど、まぁいつでも見られるしな。
プリンセスが候補者に罵詈雑言を並べ立てるところは演出そのまんまでした(笑)
見る限り、画面効果や切り替わりもPC版に忠実に作られてるみたいですね。
PCからPS2っていうとひぐらし祭の大幅改訂に慣れてるので(あれは元が同人だけど)、逆に新鮮かも。
OPムービーもそのままでした。これはお気に入りだから嬉しいな。

金稼ぎ開始。
PC版では「×××!」で表されていたアイリーンの暴言が無難なものに変更されていて爆笑しました。「役立たず!」なんてギルカタールでは当たり前そうなので、そんなに窘められない気もするが(笑)
そしてせっかくのお父様のお弁当はこの日のうちに換金されることになるのです。ある意味元手だ。

自由開始。
まずは客室に行ってマイセン・ミハエルと知り合いになります。じゃないとアイテムを高額で買い取ってくれるユウが出現しないからなー。PC版から変わっていたらわかりませんが。
しかし相変わらず喰えない奴らだ。冒頭からプリンセスに謎があることが分かるって意味ではかなり重要な役回りだけど、EDは迎えたくない(笑) 彼ら関係のイベントも強化されていそうです。

タイロンを同行させ、町へ。
いきなり新規のCGが出てびっくりしました。確かにここは欲しかったな!
南の斡旋所に行き、説明を受けてから王のお弁当を売却。それを元に糸玉と、北の斡旋所で回復薬系を幾つか購入しました。いやー、個数選択できると楽だ(笑)
砂漠で戦闘をこなし、夜遊びに出発。ここにも新規CGがありました。この辺は全キャラに用意されてそうだ。
酒場でアルダン・アンド・フュメを注文し、体力を増強。ここでロワイアル・ミラーを飲み続けると最後には全く敵の攻撃が当たらなくなるんだよな……そうなったらどうやって気絶イベントを見たらいいのだろう(笑)

夕方の砂漠でイベントが発生。
これをスチュアートより先に見てればなあ! 改めて見ると相当切ない話だと思う。
タイロンも追加イベントで少しは思い切りのいい面を見せてくれるのでしょうか。駆け落ちEDの煮え切らなさっぷりは、らしいけどその分もどかしかった(笑)
ちなみに、イベントが発生したお陰で体力回復を忘れて次の戦闘で気絶しました。
……ま、どうせ気絶しなきゃならないんだし、いっか……(遠い目)

所持金と相談しながら依頼を受け、ちまちまと達成。
レベル2になった時点でアリジゴクに挑んだら、ピンチになる前に(攻撃を喰らった)タイロンがキレて倒してしまいました。そういえば、タイロンがキレるCGは記憶に残ってなかったなあ。見てなかったのか、見ても夢うつつで忘れてたのか……当時は寝ながらやってたからなー。

酒場でイベント発生。
タイロンの姉は前から気になってます。ビジュアルだけでも出ないかな。留学してるということなので、今後のフルークハーフェン大陸シリーズに出てきそうな気もする。企画が発表されてたのって次は貴族の国だっけ? タイロンの姉がどこに留学してるかは明言されてなかったかな。
厨房は爆発した、というアイリーンのモノローグが何故かツボに入り、暫くの間爆笑してました。
…ともかく、小麦粉と塩を間違っただけじゃ厨房は爆発しない
そうなの?
…多分な。俺も料理はやらないが、小麦粉と塩を間違っても爆発はしないはずだ
二人のずれっぷりがよくわかる会話だ。スチュアートはもっと駄目そうですが、きっとカーティスだったら完璧なんだろうな。ロベルトやシャークは普通に出来そうですね。

出掛け際にイベントが発生。
ヨシュアとの鉢合わせは確かスチュアートの時にもありましたね。アイリーンが女王になったら、彼女もスチュアートもヨシュアを放置してはおかないだろうな。それとも乗り越えていくんだっけ? うーん、さすがに曖昧だ。結局PC版で再プレイしたのもカーティスとロベルトだけだからな。
しかし動物を使った拷問って、鉄のバケツに鼠がどーたら系ですか……? 南怖い、南怖い!
自分の父親だから大喜びで殺しに行く息子って表現もなんか嫌だな(笑)

ヨシュアとスチュアートのすれ違いイベントが発生。
このイベントは短いけど好きです。アイリーンのモノローグと合わせてすごく心に染みる。

依頼達成の為に引き続き砂漠で戦闘。
そういえば、戦闘中にセーブが出来なくなってますね。前はそれで楽が出来たんだけどな(笑)
夕方にイベントが発生。
この二人は二人してスチュアートが好きすぎると思う。幼馴染ネタは昔から好きですが、三つ巴もいいものです。全員が全員を大事にしてると余計にいい。こじれてるのも悪くはないけど、この3人は纏めて仲直りして欲しいところだ。恋愛に発展するしないは置いておくとして、3人EDとかないのかなー。
やりかえさないような奴を殴っちまった俺は、馬鹿みたいだ
あいつが俺達なしでやっていけるように、俺達だってあいつなしで生きられないわけじゃない
タイロンの姿勢は友達として理想的な部類かもしれません。

タイロンに窘められつつオアシスの散策を強行。
無茶さえしなければレベル2でもなんとかなります。砂漠のイベントは2つ起こしたけど、まだ段階があったっけ? 確かオアシスのイベントは一個見逃してたはず。
困ったときの神頼み文句だよな。外敵から隠してくれるのはありがたいが、国民に冷たい女だ
女神様の悪口? 神官に怒られるわよ
女神様、大好きだぜ? 悪人のための女神ってのが、ギルカタールらしい
女神の話題が出るとわくわくするのは、大陸シリーズ共通の性だと思う。

夜遊びでタイロンのイベントが発生。
3人の子ども時代話は見ていて面白いです。本当に3人EDがあればいいのになー。
タイロンの姉で思い出しましたが、タイロンの声優さんってハートの国のアリスのブラッドの声優さんでもあるんですよね。あっちもこっちも姉が強烈だ(笑)
……スチュアートのお父さんと、タイロンのお父さんのどっちが偉いかですって? 私のお父様が一番偉いのよ? ……知ってた?
小さい頃からアイリーンはアイリーン。
この話の何処が切ないって、まだスチュアートがヨシュアを慕ってるところだよなあ。

砂嵐イベントが発生。
こんな時も二人の話題はスチュアートです。二人とも、何を話しててもスチュアートが出てくるのは避けられないんだろうな(笑) それだけ二人にとって今の状態が不自然だということなのかも。
カーティスやロベルトといった、アイリーンと一対一の関係であるキャラ達と比べると甘さが少し控えめに見えるのも立場を考えれば当然か。スチュアート視点で見ると二人とも相当甘そうですが(笑)

タイロンの悪者イベントが発生。
スチュアートとタイロンのどっちが怖いかって言うと実はタイロンだったりする。
一番怖いのはカーティスだけどな! ミハは色んな意味で論外だ。

オアシスでマンドレイクを退治。
今回も間違い攻撃でタイロンがキレ、そして初めてとなる手助け攻撃も相まって楽に倒せました。強壮剤使おうと思ってたのに拍子抜けだ! 偶然とは言え、ここまでくると甘やかされすぎな気が(笑)
夕方にイベントが発生し、アイリーンの昔の男の話が出ました。
スチュアートと俺は喧嘩ばかりで仲は最悪だったが、共通の宝物があった。ガキらしいだろ?
でも、これで俺も枕を高くして眠れる。今から暗殺完了の報告が待ち遠しいぜ。久々にスチュアートの奴と競争することになるか…
これだけの敵意を向けられてて、未だ生き延びている旅の男ってどんな奴なんだろう。
そこが一番気になるぞ……。

酒場でイベントが発生。
タイロンのお母さんって微妙にアイリーンに似てるような気もします。
性格はたおやかで人がいいって言うけど、スチュアートルートで明かされる話を見る限り、なかなか喰えない人物だったようで。エルザとカミーラの関係は色々と想像を掻き立てられるものがあるよなー。
続く出掛け間際のイベントでも、似た内容の過去回想がありました。
ヨシュアとエルザ、カミーラ、トータムの関係はほんと戯曲にでもなりそうな感じだ。

レベル4になったので洞窟に挑戦。
ここに来ると一気に金が貯まるので、毎回重宝してます。特にエルフが出るとかなり楽。
ここで起こる洞窟イベントは他二カ所に比べてスチュアートの影が薄いので、その分タイロンとの関係に集中できます。何が何でもアイリーンの役に立とうとするタイロン(でも微妙にズレてる)と、そのタイロンをなんとか納得させようと叱咤するアイリーン。心なしか他のキャラに対するよりアイリーンの態度が柔らかい気がする。きっと相手が放っとくと勝手に沈んでっちゃうタイプだからなんだろうな。
思えばハートの国のアリスのユリウスもそんな感じでした。あっちはもっと常識あったけどな!

20日に祭りイベントが発生。
確かPC版では修正パッチを当てないとアイリーンの目覚めのCGが見られないんでした。
パッチを当てたらいきなり見覚えのない色っぽいCGが出てきてびっくりしたな(笑)
祭りイベントは大きく分けて朝・昼・夕方・夜に展開が分かれていて、それぞれ結構な長さです。一日消費しても損した気分にならないのはその所為だと思う。
流れは全キャラある程度共通してますが、それぞれにリアクションがだいぶ異なるので金太郎飴とは程遠いですね。って、以前にも書いた気がするけど(笑)
馬鹿…。捜す必要なんてないわ。私は、あんたを捜していたのよ
え?! 俺を?! マジでか?! ……。まったまた…。お嬢はすぐ持ち上げるんだから…
本当よ。捜してたの。声を掛けてくれてよかったわ。タイロンに予定がないなら、一緒に過ごしてくれない?
カーティスやロベルト、スチュアートに比べるとだいぶ和やかな展開だ。
何よりアイリーンが素直です。基本的にアリスほど捻くれてはないけど、スチュアートルートでの猛撃っぷりは凄まじかったものなー。カーティスの場合は彼が勝手に誤解して殺気立っただけですが。ロベルトルートはむしろアイリーンの方が不機嫌だった(笑)
ここで、微妙にチェイカ&アルメダの関係についてが示唆されてるんですね。始めにタイロンでプレイしてたら二人のルートであそこまで驚かなかったかもしれないな。彼らのイベントやEDは結構お気に入りです。チェイカもアルメダも大人なのに可愛い。
タイロンが私に好意を持ってくれていることに、最近ようやく気付きはじめた。鈍いのかもしれないが、幼馴染ということもある。どうも感性が鈍くなる相手なのだ。
朝のイベント3回目もそうですが、アラロスはこうやって水面下で感情が動いてる感じが強いので、色々と想像するのが楽しいです。表立ってやり合うのもいいけど、こっちの方が大人同士の恋愛という感じがする。
ブランクがあって、よかったのかもしれない。間を置かなければ、一生タイロンをそういう目では見られなかっただろう。
こういう幼馴染関係も大好きです。(もう幼馴染なら何でもいいんじゃないのか)
スチュアートも幼馴染なんだけど、幼馴染としてよりツボにはまるのはタイロンの方かもしれないなー。あっちはあっちでまた惹かれる要素が盛りだくさんなんですけどね。

お祭り続き。
率先してアイリーンを引っ張り回すタイロンと、それについていくアイリーン。
珍しい構図に見えるけど、アイリーンに言わせればこれが本来の姿らしい。
タイロンといると、いつもおおらかな気分になる。物事が思うとおりにいかず悲しいときや苦しいとき、彼が傍にいると乗り切れてしまう。
……。そうよ。見るからに、頼りになるわ
各所でくどいだの繰り返しだの言われていますが、個人的にQuin Roseのゲームの魅力はこの地の文あってこそじゃないかと思う。もうちょっとシステム周りがしっかりしてたら、今のままでも普通に受け容れられるんじゃないかなー。今回の移植版みたいに巻き戻し・早送り機能がついてれば言うことないけど、クイックセーブ・ロードがあるだけで大分違うんじゃないだろうか。ひぐらしとはジャンルが違うので、全画面に文章表示はさすがに厳しいかも知れませんが……でもそれはそれで魅力が生かせそうではある。
……。あの人たち、大切にしなさいよ? いい部下だわ。重く扱ってあげなさい
は? なんだって?
気付かなかったの? あんたのこと、心配していたの
ここのやり取りは初めて見た時もわくわくしました。アイリーンの王族としての器が垣間見られると同時に、タイロン自身の人望についてがよく分かる。ED後のアイリーンは統治者としてかなり盤石な地位を築けそうだ。他キャラ、特にカーティスの場合でも盤石は盤石でしょうが、命はともかく地位はどうだろう(笑)
後でアイリーンの正体を知った部下たちの反応が気になります。案外納得の一言で終わるかな。
お開きの時に手間取るタイロンがらしくて好きです。それでいて砂が吐ける。

酒場で夜遊びイベントが発生。
いつものように昔話に花を咲かせていると、通りがかった(らしい)スチュアートが会話に割り込んできました。
……あれ? この展開は見たこと無いぞ。
OPに出ていたCGなので新規イベントではないようです。てことは、見逃したイベントのうちの一つか。スチュアートの好感度は0のままですし、単に酒場に通うのを怠けてただけみたいだ。
私が、おまえ達に用事などあるわけがないだろう。偶然、通りがかっただけだ
いやお前嘘つけよ。明らかに邪魔しに来ただろ。
こんな女、お前程度にしか合わん。単純で、底が浅い。無様なところまで似合いじゃないか? 祝福してやるよ
アイリーンが自己に厳しい一因にスチュアートの言動がある気がします。EDの印象が強いのでついつい甘めのスチュアートを想像してしまいますが、それまではかなりの毒舌なんだよね。ふとした時の態度が思いっきり裏切ってますが(笑)
……結婚式には呼ぶなよ? 出席するつもりはない
……誰が呼ぶか。案内が来ると思ってる時点で図々しいぜ
……ふん
……っけ
険悪でありつつ、単なる仲の悪さとは違う幼馴染の二人。彼らが和解する日がちょっと楽しみです。3人EDとか本当にないかなあ! アイリーンの恋愛相手は幼馴染でなくてもいいから! カーティスでもシャークでもライル先生でももう誰でもいいから!(問題発言) そういえばカーティスって幼馴染2人に対する接触少ないですね。その分マイセン&ミハエルと絡んでるけど、レアな分見てみたくはある。

見逃したイベントを拝むべく、ここで一旦オアシスへ。
人が変わったように押せ押せなタイロンとたじたじなアイリーンが珍しい。
やろうと思えばこれだけ押せるのに、なんで駆け落ちEDではああなのかと……!(禁句)
アイリーンの昔の男ってどんな人だったんだろう。一線は越えていないようでしたが、それにしてもギルカタールの王女と関係を持つだなんて相当肝が太いとしか思えない。もし詳細描写があるなら単なるモブじゃすまないだろうな。今後のシリーズに出てきたりして。
俺だって、お嬢のいうような『普通』の男じゃない。大事にするような価値があると思うのか?
そうだとしても、関係ないわ。私には、あんたが大事なの
壊れ物みたいに言うじゃねえか。俺が、壊れるような柔な男だとでも言うのかよ
つながりが壊れるかどうかは別問題でしょう? 私にとって、壊したくないものなのよ
頑なにけじめをつけようとするアイリーンの心情が切ないです。
好きだと思うのにそれがどんな「好き」なのか判断がつけ難い、というのは相手がタイロンの場合に限定される葛藤なんだろうなー。つくづくスチュアートより先にやっておけば良かったと思いますが、それでもPS2版で最初に攻略して良かった。慣れてくると色々飛ばし作業になっちゃうからな。

夕方にヨシュアと対立するイベントが発生。
スチュアートルートの時はどんな内容だったかあまり覚えてないのですが、どっちかと言えばタイロンルートのこのイベントの方が好きだった気がします。絶妙のタイミングで現れて脅しをかけるタイロンが格好良すぎる。見た目の迫力も相当です。
俺とお嬢がくっついちゃ、まずいもんな? スチュアートと結婚するのと同じくらい、あんたにとっては悪夢なはずだ。ライバルの重臣の息子で、しかもあんたを嫌ってる。怖いんだろ、俺が
ライバルの重臣の息子と王女が結婚するのが悪夢というのは分かりやすいですが、息子であるスチュアートと王女が結婚しても同じくらい悪夢というのはなんとも『普通』じゃない話だ。身内に優しいのがギルカタールの気質なら、ヨシュアとスチュアートにとってお互いは身内に入らないのでしょうね。
お嬢が他の奴と結婚するよう、画策してたのも知ってるぜ
これはOPでアイリーンが断るのに苦労したという縁談のことかな。
ちょっと思ったのですが、ヨシュアは別にアイリーンを邪魔には思ってないんですよね。それどころか、いい女王になるとまで言っている。つまり、タイロンとスチュアートさえ選ばなけれ他のどの候補者と結婚してもヨシュアは構わないということなんだろうか。それはそれで邪魔そうなんだけどなぁ。ロベルトの場合は彼が王様になるだろうし、カーティスの場合はアイリーンの良心に全てがかかってる。
私は、どう『普通』になりたいと願っても、ギルカタールの第一王女だ。身分だけでなく、この気性からも逃れようがない。ギルカタールに相応しく、残酷性だってある。だけど、この気持ちが『普通』でないのなら、『普通』の人間のほうがどうかしている。
スチュアートが、彼が切り捨てた(と思ってる)二人の身内からどれだけ想われてるかが分かります。スチュアート自身もそれが分かってるからこそ何も言わないんだろうな。
ねえ、私達が結婚するのが楽しみでしょう。……きっと、面白くなるわ
笑顔のまま、甘く優しく残酷に囁くアイリーン。
いつ見ても背筋がぞわぞわするシーンです。痺れる……!
ヨシュアが立ち去った後でタイロンがアイリーンを嗜めますが、もしこれがスチュアートでなくてアイリーンに関することだったら彼も理性を保ってはいられないんだろうな。むしろスチュアートと相乗してもっと酷いことになりそうな気がする。暗殺者どころの騒ぎじゃないな、きっと(笑)

再び夕方にイベント発生。
トータムはギルカタール人だけどいい人だ。本当の意味でいい人ではないんだろうけどいい人だ。何より、いい夫でありいい父親であるのがヨシュアと比べて何よりだと思います。
いいえ。あなたなら構いませんよ、プリンセス。身分のためではなく、あなたになら答えたいと思います。あなたは、うちの馬鹿息子を少なからず思ってくださっているようですからな…
……! どうして……
……その人物を知るだけでは飽き足らず、周囲まで知りたくなる。わしにも、そういう時期がありました
……
アイリーンがEDに向けてタイロンへの気持ちをはっきりと確信したのは、もしかするとこのやり取りがあったからなのかも知れない。二人の間では分からないことも、第三者からすると一目瞭然だったりしますしね。
エルザ=ベイル。ヨシュア=シンクに想われ、トータム=ベイルにも未だ想い続けられている人。タイロンの母親。
エルザの人となりは本当に気になります。
でも作中と同じく、想像の余地を残した感じが一番いいのかもしれないな。


~タイロン駆け落ちED~
アイテムを売らなかった為にギリギリ1000万に届かず、ファーストEDは駆け落ちED。
まずは煮え切らないタイロンを見ておこう(笑)
とは言え、駆け落ちの際にここまで何もかも切り捨ててきたのはタイロンくらいかも。スチュアートもそうと言えばそうだけど、あっちは元から父親と決裂してるし、情を考えるとやっぱりなあ。シャークなんかは一番大人で小狡い方法取りましたよね(笑) あれはあれでメイズを大事にしている彼らしいと思う。
俺はただ…、助けさせてほしいんだ。……一生の思い出になるように
…………
勝手に覚悟を決めちゃってるタイロンに諦観気味になるアイリーン。確かにこれは無理だ。
ここまで可能性を否定してかかられると逆に可愛く見えてくるのが不思議です。実際に好意を持ってるアイリーンにしてみればたまったもんじゃないだろうけど(笑)

でも、なんだかんだでEDのCGはかなり好きです。その他のEDでも冒険者EDが好きなので、諸国を旅して回る二人というのは健康的でいい。愛があるとは言え、屋敷に軟禁されるスチュアートEDとはえらい違いだ。
……いいかげん、やめない? そろそろ、いいと思うの
呼び方のことで注意しようとしたアイリーンのセリフに過剰反応するタイロンが可笑しいやら切ないやら。でも、実際このセリフで恋人に別れを切り出されたらと思うと想像の中だけでも軽く死ねるな。
……これから、ずっと呼んでね
ええ!? そんなの無理……
無理なら……
分かった! わかったよ! 呼ぶから……!
……呼ぶから、どこへも行かないで?
……。……できれば、行かないでほしい。なるべく長く
何処までも信用しないタイロンとの恋路はまるで根比べだなぁ。
それでも、国を出たことで自由になったアイリーンにとって、時間がたっぷりあるという『普通』な状況は飽きるに足らないもののようです。
タイロンも、子どもが出来たり一緒に年老いたりすればさすがに信じる……と思う(弱気)
だって達成EDでは普通にラブラブ全開だったし!

エンドロールとエンディング曲(あれ、だよね?)はPC版からがらりと変わっていました。
最後のアイリーンのCGには見覚えがなかったなぁ。PC版で見落としたうちの一つか、それとも新規のCGなのか。
エンドロール自体はPC版より時間短縮されていた気がします。
クリアデータをセーブして、再び再開。
まずは達成EDを見てから、PC版で取りこぼしたイベントを回収→PS2版の新規EDへと進もうと思います。

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