Entry

最近のゲーム事情 '08 Sep.

最近プレイしていて、かつ記録を書いてないゲームに関する雑感です。

~ペルソナ4~
やっとこ序盤を抜けたあたりですが、もう面白くてならない。
ペルソナ初心者にも関わらず難易度EXPERTでぶっとばしています。
このゲームにおける戦闘の比重ってそこまで高くないと思うのですが(基本日常生活中心)、それでいてこの充実っぷりは何事なのか。通常戦闘がここまで楽しいRPGは久しぶりだ! テンポ良すぎて踊っちゃうよ!
仲間キャラもみんな魅力的だし(花村最高)、主人公もいい味出してます。お前その選択肢変だろ。
ダンジョン探索以外にもやれることが盛りだくさんで、シミュレーション系の魅力も感じる。町探索も楽しいです。
何より嬉しいのは、イベント時のポリゴンの芸の細かさ!
携帯を使うときはちゃんとポケットから取り出して開く! 食事するときは箸を動かす! メモを読むときはきちんと手に持つ! 天気予報を見るときはテレビの画面を切り替える! 身振り手振りで誤魔化さない!
簡単なようでいてなかなかないんだよ、こういうの!
リアルじゃなくていい、美しくなくてもいい。荒くても大雑把でも動作が細かければ全部許せるんだ!
リアルなグラフィックに定評のあるFFシリーズに至っては、リアルになればなるほど背景が遠のいてる気がします。7にはこういう感じの魅力があったのに、12なんかキャラと背景の間にバリアがあって触れもしない。なまじ綺麗なだけに無機質に感じて切なかったな。
P4のグラフィックはほんと緻密ですよね。そしてほどよくリアルで現実的。宅電の子機を充電器から取る辺りとか、細かすぎて驚倒しました。舞台が現代(ちょっと未来?)だからより動かしやすいのかもしれないけど、それにしたって凄い。食品売り場で並んでる商品とか家電売り場のポスターとか、温かみがあるってレベルじゃないぞ! 学校の教室一つ取っても無性に懐かしくなる出来栄え。黒板の消し跡にロマンを感じます。
ペルソナも見覚えのあるやつが多々いて入れ込みやすい。魔法のネーミングはちょっと分かりづらいので、ライドウの事前知識がありがたかったです。なくてもヘルプで一個一個参照できるので問題ないだろうけど。(FFTみたいな選択式ヘルプです)
イベントシーンであれだけ活躍したのに、自由行動開始後即行で合体の材料にされたイザナギが不憫だ(笑)
各画面のデザインもセンスがあってカッコイイです。タイトルからメニュー、演出、移動、ショップに至るまで一切の手抜きを感じません。キャラの頭上にチョリーンと出るエモーションアイコンも種類が豊富で可愛い。
全体的にストレスフリーなのも大きなポイントです。ここまでグラフィックにこだわったら普通は重くなるもんなのに、まさか逆とは。各画面の演出が爽快なのもまた快適さに拍車かけるんだろうなー。
BGMもノリノリでカッコイイ。サントラ欲しいな! これもこれで芸が細かいんですよね。
「友人が遊びに来たときに一緒にプレイする」という自己縛りがなければ確実に止め時を見失うゲームです。

~世界樹の迷宮2~
ドクトルマグス、ソードマン×2、カースメーカー、ガンナーをメインに全職揃えて攻略中。
前作に比べてFOE戦がキツイので緊張感があります。雑魚敵も凶悪なのが揃ってるぜ……!
システムや画面構成など前より進化していて遊びやすいです。前作でもそこまで不便とは思わなかったけど、今作の快適さに慣れると戻り辛いかも。LRボタンでキャラの切り替えが出来るのと、通常攻撃ラッシュを1ボタンで選べるのがストレスなくて嬉しかったです。
最初は前作で未使用だった職業を使ってざっとクリアし、それから前作ギルドでじっくり遊ぼうと思っていたのですが(だからこそのソードマン×2)、ラスボス到達を間近に控えた現在、ギルドへの愛着は前作に引けをとりません。戦闘こなしつつキャラの設定を考えるのも楽しい。
不満なのはナレーションかな。1の淡々とした感じが好きだったので、妙に力の入った今作のナレについていけなくなることがありました。そんな頭ごなしに言わなくても分かってるよ! 特にクエスト絡みは顕著だった。
あと、前作より若干バランス悪くなっているような気がします。運の要素が強いというか…… それもまた醍醐味の一つとして考えればいいのかな。でもバグスキルの嵐は納得いかない!(笑)
2作目ということで何かと比較してしまいがちですが、裏を返せば正当進化系ということです。
個人的には1の方が好きですが、これは純粋に好みの問題だと思うので、1だけやって迷ってるという方が居られましたら是非。どちらも未プレイの人は1からやると難易度的にちょうどいいかもですね。

~FFT-A2~
シミュレーションRPGが好きです。特に育成の要素が入ってるとたまりません。
世界樹と違って汎用キャラの設定を立てる楽しみはないのですが、それでも十分面白い。
壮大なストーリーや意外性のあるキャラは存在しませんが、地味に手堅く遊べます。寝る前に幾つかクエストクリアして、翌日の夜に続きから再開、幾つかクリアしてまた明日……って感じのプレイスタイルにぴったり。携帯機の土壌がなければお目にかかれないタイプの作品だと思います。
戦闘システムはタクティクス系の基本を忠実に踏襲。アビリティは前作同様装備品で覚えます。
擬似的な異世界だった前作と違い、今作の舞台は現実?のイヴァリースなので、ジャッジやロウもそれに適した設定に変わっています。FF12RW後のヴァンとパンネロに会えたのも嬉しかった。FF12本編よりぐっと魅力的なキャラになっています。本編での役回りも悪くは無かったけど、こっちの方が地に足ついた感じがするかな。
メインストーリーは非常に軽い。主人公のルッソが好奇心溢れる前向きな少年で、世界のしがらみに関しては傍観者的な立ち位置なので、プレイヤーが不安や焦燥にかられる場面はほとんど無いです。と言って、特別影が薄いわけでもありません。薄いというなら皆均等に薄い。
一方、一般クエストをクリアしていくことで見られるサブシナリオはなかなか個性的でした。
連鎖モノの中にはメインストーリー顔負けレベルなものもちらほら。クリアした後で思い出すシナリオとして有力なのはこちらでしょう。もちろんルッソも関わってきますし、他固定メンバーもちょくちょく顔を出します。メインクエストはあくまでゲーム進行の指針であって、シナリオの本質はこちらなのかな?と思わないでもない。
前作の陣地取り合戦に代わるオークションシステムは燃えました。
前作より種族も増え、新規ジョブも面白いものが沢山。グラフィックはとっつきやすく可愛い感じで、専用グラのあるサブキャラも多く、ドットの表現も綺麗。子供から大人まで幅広く遊べるゲームです。
ジョブチェンジを繰り返してアビリティを極める楽しさ、膨大な数のクエストを地道にちまちま消化していく楽しさ、クエストで得たお宝を組み合わせてレアな装備品を作り出す楽しさ、ジャッジによる縛りを忠実に守ることで良い戦果を得て悦に浸る楽しさ……などにピンときた方には特にオススメ(笑)

ハートの国のアリスPS2版」についての雑感は続きから。
ゲーム自体は普通に面白いのですが、PC版開発元に対する愚痴混じりになってしまっているので、苦手な方は回避してください。

Pagination

関連エントリー

Comment

  • コメントはまだありません。

Post Your Comment

  • コメントを入力してください。
登録フォーム
Name
Mail
URL
Comment
閲覧制限
スパム対策:「1111」と入力してください

Utility

Archive

Entry Search

Feed