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FF13 プレイ感想

発売日からリアルタイムでつけてた手書き感想メモ丸写し。
言いたいことは色々あれど、結論としては「合わなかった」に尽きるので、後半にいくほど辛口です。
グラフィックはお世辞抜きに素晴らしいし、独創的なATBバトルも嫌いじゃなかった。ただ、シナリオと世界観がな……。
決して悪いゲームじゃないだけに、自力でクリアまで漕ぎ着けられなかったのは残念でした。

※以下ネタバレ&辛口注意!



◆プレイ始め
しまった、簡単にでもメモろうと思ってたのにうっかり第2章までノンストップで進めてしまった。
映像の進化すごいね! オープニングから感嘆しっぱなし。
ライトニングさんかっけーよ! てか動き早すぎて戦闘中コマンド部分しか見えない!
久々のアクティブタイムバトルはやっぱいいなー。
つか今回は主人公(リーダー)死んだら即GAME OVERなのか。FFもついにそうなったか……!
今んとこどのキャラもいい味出してて好きだなー。
ホープ君の成長に期待。でもあんな場面見せられちゃあなぁ……。理屈じゃないもんね、感情は。
お母さんカッコよかったよ! 名前なんて言うんだろ。少し年のいった感じのCGの表現が巧かったな。
落ちて行くシーンは悲しかった。
しかしライトニングさんかっけー。マジかっけー。あとヴァニラが予想以上にかわいい。今回はこの子が語り部なのか?
スノウは典型的な主人公だから、この面々の中ではイマイチあんまり……。
サッズはリアクションおもしろい。雛チョコボがパタパタふよふよ飛んでるのが衝撃でした。
今回のチョコボは飛べるのか!? 黒くないのに!?(飛行するチョコボ=黒チョコボというPS以前の刷り込み)
戦闘はまだやれること少ないし、苦労はしないな。ATBバーを分けるのは画期的な試みに感じた。
ヴァニラの武器がすごくトリッキーな動きで目に楽しいです。
敵が3体以上いるとライトニングやスノウの標準コマンドが範囲攻撃になるっぽい。戦闘中のキャラも綺麗でいいなぁ!
ってかもしかして今回味方のHPって一戦ごとに全快する仕様? これは思い切ったな! そのぶん難易度は上がりそうだけどね。
んー、ヴァニラってファルシ……? 冒頭のコメントが意味深。

◆第3章まで進行
スノウはなんていうかロマンチストで夢見がちだな!(笑)
セラがクリスタルになっちゃうシーンは幻想的でした。トレーラーでは皆?と一緒に逃げるセラの姿があったから、この後全く復活しないってことはないように思うけど。今のまんまじゃライトニングの妹ってだけで人物像もよく分からないしな……。
それにしてもライトニングさんの戦いぶりがカッコいい。警備隊のエリートってすごいのな。
つーか誰か雛チョコボにつっこめよ! それどころじゃないとはいえ、誰も彼もスルーしすぎ! アップで見せてくれ!
しかしアレだな……手塩にかけて育ててきた妹が「ノラは軍隊より強ぇー!」とか言って徒党組んでヒャッホイしてる男と「私たち付き合ってるの☆」なんてことになったらライトニングさんがブチ切れるのも分からんでもない。
将来考えると不安だもんなー…… そりゃ「認めない!」って言うよな。もちろんスノウもこれから成長するんだろうけど。

この湖すごいなー! 自分がこんなところ放り込まれたら一日と経たないうちに滑落死するわ!
段差の昇り方のあまりのダイナミックさにこの世界の人間の身体能力の高さを感じます。
一般市民でさえ重そうな銃を難なくぶっ放してるもんね。きっと造りからして違うんだ。
オプティマの変更けっこう燃えるな! 慌ててアイテム使うより楽しいかも?
クリスタリウムも綺麗。アビリティ優先で育ててるけど、スフィア盤みたいにこの先までは見通せないんだな。

◆第4章半ば?
敵の強さが半端でなくなってきました。昔からFFって慣れてきた頃を見計らって難度上げるよね(笑)
雑魚敵も雑魚と言えないほどに強いので、オプティマを目まぐるしく切り替えながら対応。ホープのプロテスが心強い!
ってか今んとこダンジョン一本道だなー。12で広くしすぎたから今度は逆に狭くしてるとか? それともまだまだチュートリアル?
正直コクーンに思い入れも親近感も湧かないので、早くパルスに行ってみたいです。フィールド走りたい。

オーディン強かった! 1回目はライトニングさんが死んで、2回目は時間切れでやっぱり死んで、3度目の正直でやっと勝てた。
スモッグ系使っても厳しかったよ。アタッカーブラスターじゃ効果低かったのかなー。デュアルブラスターの方がよかった?
とにかくオプティマの適時切り替えが肝ですね。ライトニングさんのヒーラーはぼーっとしてると意味ないぜ!(笑)
ライトニングさんとホープの2人が割と好きだ。サッズとヴァニラも仲良さげでいいね。

◆第5章に入った!
スノウとセラの出会いって語られるのかな。王道でもいいから気になるぞ。
そういやノラの面々ってどうなったんだろう……アバランチメンバーみたいに死に目に遭ってるわけじゃないし、後々出てきそうだけど。
しかしやっぱライトニングさん強いな。ホープ主人公、ライトニングさんヒロインでもいい線いくんじゃね?
武器もちまちま改造してるけど、これボーナスがつく素材はいちいち使ってからじゃないと分からないのか。つかランダム??
とっとかないとマズい素材がないことを祈りつつバンバン消費します。今んとこ他に使い道ないしなー。
そしてパルスに行けるのはいつなんだ……。この調子でずっと続くのかもしかして。ベイグラントストーリーを思わせる……。
それとも今はまだ7で言うミッドガルの段階なのかな。そろそろ一旦どっかで落ち着いて欲しいんですが。
ライトニングさんとホープのやり取りを見てると、ライトニングさん自身も追い詰められて迷ってるんだなーと感じる。
口には出さないけど表情と仕草に表れててハラハラします。
深い心情は物語クリップで補完できるな。ライトニングさんは後悔の人なのね……。

◆第6章に到達
ヴァニラってパルスの人なのかな? ファングとは姉妹かなにか?
セラの逃亡シーンは12日目の回想だったのか。じゃあもう復活しない可能性もあるわけか……。
平原のデカブツは工夫次第で倒せる強さ。でも時間が掛かるから、トレジャー付近の一匹だけ始末しました。
晴れと雨を切り替えられるのには初め「おおっ」と思ったけど、それ以降は別に、なぁ。
デカブツとワイバーンを避けろってことなんだろうけど、どうせ天気変えられるんなら12のギーザ草原くらいのことはやって欲しかった。まぁ拠点もない状況でそんなことやられてもメンドいだけだけど。

◆第7章半ばに到達
ファングとヴァニラってクリスタルから復活したのか。必要性に迫られてファルシが回復したのかな?
ホープのスノウ憎しがどんどん増してってライトさんハラハラ。
ホープ視点で見るとスノウは確かにイラつくかも。この後ひと悶着あるんだろうけど、それで簡単に仲良くなったりするのは御免こうむりたい。ちょっとずつの歩み寄りがいいよね。ライトさん相手みたいなさ。

ホープと父のイベント良かったな。スノウもケジメつけられて何よりだったんじゃないかね。
メンバー3人揃ったし、敵も手強いので、エストハイム邸でちょっくら金稼ぎしました。
レアアイテムのプレミアムチップがなかなか出ないのは分かるんだが、通常アイテムのフェニックスの尾すら出にくい……。
素材のドロップ率が低いのってなにげにストレスなんだな……。最高評価とったら100%ドロップとかでも良かった気がする。
素材一つ一つの存在感の薄さもなんだかなぁ。
比べるべきじゃないかもしれないけど、TOVくらい意味のある作りにして欲しかった。
12のやり方は楽しかったのにな。あれはチェインで取得数ガンガン増やせたし、ここまで確率低くなかった。
今までのFFってここまでドロップ率低かったっけ……?
たとえ低くてもギルはほぼ確実に入手できたし(8と12を除く)、成長制限だらけってこともなかったなぁ。頼むよクリスタリウム。
今回その時点で解放されてるクリスタリウム全部埋めた状態で、かつ何のアイテムも手に入らなかった時の脱力感ハンパねぇー。
それが5回も6回も10回も連続するんだからやってられん。
改造もこれだけやっても今一ピンと来ないし、今はあんまり拘らない方がいいのかな。

◆第8章
8章泣けたー! サッズいい人!
思えばこのゲームで(映像美以外の点で)感動したの初めてだ。
街を少し散策できたのもよかったかも。ゴールドソーサーみたいな場所なのに一切遊べなかったけどね(笑)
でも雛チョコボ探しには癒されたな。

◆第9章
やっと仲間が全員揃ったよ!
途中ライトニングさんパートでプレミアムチップがたくさん稼げる場所があったので、暫く留まってました。
このゲーム先に進むと後戻りできないからさぁ…… 状況が常に切迫してるのなんとかならないのか?
こういうのはGod of Warとかのアクションゲーム向きで、RPGにはよほど工夫凝らさないと向いてないんじゃ?
少なくともFF13は余り楽しくない。

ジルさんの退場早かったな。もっとあくどく活躍するのを期待していた。
つーか言っていい!? ずーっと我慢してきたけど言っていい!?
皆 考え足りないよね!?
聖府がファルシにおもねってる証拠って何かあった!? 何故レインズを疑わない!?
つーか聖府倒しても結局コクーンの人はファルシがいないと生きられないんだろ? ファルシに喧嘩売って食料とか得られなくなったらどーすんの? 天変地異とか起きたら対処できるの? そういう技術のある人間いるの?
ってか皆ファルシと会話したことあんの? ファルシがどういう精神構造を持つ存在か一握りでも把握してるの?
やたらファルシめファルシめ言ってるけど、それって仮想敵を作ることによる現実逃避と何か違うの?
そんなお粗末なイメージ通りに人間は所詮道具だハーハハハハな言動を見せ付けてくださるファルシにもガッカリだ!
助力してたとかも本当どうでもいい。セラの使命もどうでもいい。
コクーン? 別に思い入れないし滅んでもいいよ。え? 守るの? 別にどっちだっていいよ。シ骸? 知らね。
あとスイッチ押して道繋ぐステージ何か意味あったの?

◆第10章
シナリオがどんどんどうでもよくなっていく……。
レインズ? 夢? へー。 なんか色々イベント起きてるけど一つも胸に響かないな。
あとここのダンジョンつまらない。いやダンジョンの構造自体は今までと何も変わってないんだけど、何故か異常につまらない。
外周ぐるっと回れる意味とかどこら辺にあるんだろう。 え、そうしないと上に戻れない? 戻る必要がどこにあるんだろう。

全てのロールが解放されたところで必要CP多すぎて全然成長させられないし、結局今までと何も変わらん。
他のロールとか別にいいから既存のロールを最後まで成長させろ。いつまで制限つける気だ。
ラストバトル前で全解放とか笑わせる仕様じゃないだろうな。
改造も全然やる気にならないしもーヤダ…… とっとと先に進めようそうしよう。 ハバムート? すごいね!

◆第11章
ついに下界に到着。
サッズが「俺が動かす!」とか言ってた飛空艇が即行ブチ落とされるのには何か意味があるんですかね。
サッズの腕のなさ? パルスの厳しさ?
いや、単にカッコいいムービー流したかっただけだろ。あと後戻りできなくしたかったんだろ。
あ、それと歩かせたかったんだよね。そうだよね。

そして11章にして遂にこれ以上ないやる気減退ポイントを発見。いや、今までも気になってたが見ないフリをしていた……!
何故 変更したオプティマを保存できない。
バトルメンバー変えるたびに再設定しなきゃいけないって何この作業。
自分が良く使うのはフューリアスなんだよ! 初期設定のオプティマの出番はあまりないんだよ!
ボス戦で勝手に編成が変わる上オプティマの追加もできないとかどうかしてる。
あとさ、平原に出て雑魚がやたら強くなったんだけど、これ地味にきつい……。かなりきつい……。
強いってか固いんだよね。今までもそうだったけど輪をかけて固い。んで攻撃力高すぎる。
ディフェンダー必須なんだろうけど、現時点のベストパーティはライトニング・ホープ・サッズなんですよ。武器も彼ら優先で強化してるんですよ。サッズが開幕強化してライトニングさんが突っ込んでホープが追撃するのが基本形なんだよ。
でも今回それやってるとムース以外勝てないっていう……。
あああこれ私が悪いのかなー! でもこれで本当にバランスとれてるのかな!
勝てないのがキングベヒーモスだけだったらここまで言わないよ。エアロラ連発する上にキングベヒーモス呼ぶやつ何とかしてくれよ。狼もうざったいよ。毒治す暇があったらケアルしてないと死ぬよ。オプティマ6個じゃ全然足りないよ。
っつーかオプティマ変更演出うっとおしいいいいいいいい!!
カッコつけて武器振り回してる余裕があったら攻撃しろ! リーダーのコマンド選択させろ!
せめて2回目以降の演出で統一してくれ! あれくらいのタイムラグならまだなんとか許せる。
それが嫌なら雑魚の強さ落として変更必要ないようにしてくれ! 一戦一戦イラつく!!
あとさー、ディフェンダーが挑発してる横にわざわざ出かけていって一緒に範囲攻撃喰らって昇天するライトニングさん何とかなりませんか。12と違って手動で立ち位置調整できないのに範囲とかマジやめて欲しいんだけど。ああこれ10-2でもそうだったなぁ…… あっちはまだ隠し要素的で良心的だったけどね。運が良ければ喰らわないで済む! みたいな。
それでもシナリオや世界観が良ければ向上心持って頑張れるけどさ……それに関しては今さら何も言うことはないしさ……。

なんかなー、主人公達の行く末に少しも興味が持てないっていうのはRPGとして致命的だと思うんだよ。
それこそ死のうが生きようが最早どうでもいいというか。全滅EDになったら「ああ可哀相だなー」くらいは思うかもしれないけど、それって感情移入とは違うよね。クリスタルとかシ骸に至ってはもうどちらでも好きにしたらいいんじゃないのとしか……
そもそもプレイヤーの人生には全く関係ないことだし。(これを自覚させたらゲームは終わりだと思ってる)
ライトさんやスノウの行動理由になってるセラも、結局「ライトニングの妹」以外に特筆した個性はなかった気がする。
そのライトニングさんの背景さえ大して知らない(公式サイトの小説くらい?)プレイヤーにとっては、「セラ? 誰それ話したことない」レベルだよ。ジョブ名「ディリータの妹」であるティータ(FFT)の方がまだ親しみがあったぞ。アルマに至っては比べ物にならない。
なんだろうなー、個々のイベントはそこまで……うん、語らずの妙とか完全に無視してるにしろ、そこまでは悪くないんだけど、全体の流れと構成がなぁ……ヒドすぎるよな……。そもそもオープニングに持ってくるシーンからして間違ってる気がしますよ。

◆第13章
惰性のままに進めてなんとか13章まで到達。
途中ライトニングさんがスノウに歩み寄ってたり、ライトニングさんの本名が明らかになったり、覚醒ホープが微妙に電波だったりいやこのゲームの登場人物全員電波か、シドが復活したと思ったらまたすぐ死んだり、キモいセラが出てきたり、ハイスピードすぎて何やってんのかよく分からん美麗ムービーが流れたり、とまぁ色々あったけど、正直だからどうということもなかったな。
ただ、オーディンが強制参加する辺りのボス戦でブレイクしないとダメージ0ってのにブチ当たった時には電源切りそうになりました。
どこがどう面白いのか分からんあの戦闘。雑魚敵にも似たようなのいるけど、いつも顰めっ面して片付けてます。
あ、あと今の今まで忘れてたけど、12章終わりあたりで誰か一人死にましたね。ロッシュだっけ?
敵の人間キャラの中では見せ場があって報われていた方だと思います。スノウをそこまで買う理由はサッパリ分からないが。
だってあの人大体においてヘタレてるかノーテンキ電波かの二択で大して役に立たないぞ……。
ちなみに、コクーン市民は最初から最後までそこらへんに転がってるオブジェ(たまに喋る)以外の何物でもありませんでした。
愛せないにも程があるこの世界観!!

雄大なグラン=パルスを疾走するのは楽しいんだけど、このゲームで楽しく思える要素ってホントにそれくらいなので、13章でパルスに戻れるようになったらその後クリアまで漕ぎ着ける気力が根こそぎ消失しました。
友人がプレイするらしいので、それを横から見せてもらおうかと思う……。
冥碑のミッションも 面倒くさい>面白い で今一ハマらないなー。ダンジョン奥の冥碑とか表示見るだけでゲンナリします。
テレポ冥碑もないよりはマシ程度で、根本的な利便性向上には大して貢献していないような。
チョコボに乗れるようになれば多少は楽しくなるかな。自分はそれで大分気力が長らえました。 だがもう限界だ。

◆適当に総括
思えば、今回のFFは描写が緻密になりすぎてプレイヤーが触れない世界っていう12の個人的残念ポイントを極限まで高めたゲームでもあったんですね。それがグラン=パルスで少し和らいだわけだから、思い入れがパルス>コクーンになるのは至極当然か。
もともとRPG……というかゲーム自体FFから入ったクチなので、多少好みから外れててもFFなら楽しめる、少なくとも買って損したと思うことはない、等と無意識に信じ込んでいたんだと思います。だから余計に辛口になっちゃったのかな。
それとも、自分が大人になったせいで好みの傾向が固まり、新たなものを受け入れる柔軟さが薄れたということなのか……。
いやでもヒドいよなぁこのシナリオ。クリップで一気に読めばそれほどでもないけど、実際プレイしてみると相当ヒドいよな。 全編通して「共感性? んなもん知らねぇよ!」って感じだよな……。
ここで「何言ってんだよ超良シナリオだよ!」等と突っ込まれようものなら管理人はショックで寝込みかねません。
12もヴァンが空気だったり伏線生かしきれてなかったり終盤の展開が強引だったりとシナリオ面もったいなかったけど、13はもう別次元な気がする。10-2のメインシナリオ(雷平原で私と握手!あたり)も相当電波だったけど、今回はそれを更に濃縮して加速させた感じだ…… や、10-2はなんだかんだ言いつつ好きでした。戦闘楽しかったし、メインはともかく、サブシナリオの連鎖が面白かった。
あと12や10-2(というか10)は世界観がしっかりしてたので、そこも良かった。個人的な好みも含んでの断定になってしまうけど、13の世界観はFFシリーズの中でもトップクラスに狭小で希薄かつ曖昧だったと思う。セカイ系とでも言えばいいのか……。主人公達の身の回りの出来事が全てで、大人が持つ社会的な視点があまり感じられなかったな。

シナリオ面で唯一良かったと思ったのは8章でした。あそこは普通に感動して涙ぐんだ。
その影響かサッズとヴァニラ、特にサッズ(+雛チョコボ)は他に比べて好印象なままです。
この二人は後半あまり電波なこと言わないのがいい。もちろん同意はするけど、表立っては言わないからスルーできる。
他のキャラも嫌いなわけじゃないんですが、そもそも人間味が感じられないので、こちら側が抱く感情も自然と薄くなってしまう。
んー…… やっぱ構成がダメなんだと思うよ。
今のままのキャラ達でも、演出と構成次第ではもっともっと感情移入できるように持っていけたはず。
そうすれば、似たような台詞言ってても受ける印象は全く違ったんじゃないかなぁ。
少なくともイベントの度にプレイヤーが「電波……」と呟くようなことにはならかったはず……。
まぁあくまで個人の感覚だし、今さら言っても仕方ないか……。

バトルシステムはなんだかんだ文句つけましたが、基本的には躍動感あって好きでした。
ボス戦含む強敵戦は燃えた。小さめのアダマンタイマイ(アダマンケリス?)を皆でボコボコにできた時は嬉しかったなー。
雑魚戦があそこまで作業じゃなければ、この戦闘システムだけでも頑張れたかもしれません。
あ、あと、そのバトルシステムを取り巻く要素がもっと魅力的だったなら、きっとそれだけでも頑張れた。
改造とかミッションとかクリスタリウムとか。特に改造は何が楽しいのか、派生武器を幾つも作った今となってもサッパリ分からない。
クリスタリウムも上限つけまくりで達成感がないし、途中からは必要CPのインフレが激しすぎて、そんなにプレイヤー側の強さを限定したいのかと邪推してしまいます。確かに一戦一戦全快する仕様上、敵とのバランス取るのは大変なんだろうけど、「だったら潔くアクションゲームにしろ!もしくはオートで成長しろ!」と1プレイヤーとしては思うわけで……。
冥碑のミッションもなー、とっくの昔に死んだ人間たちの遺言を読んで強敵を討伐する、というただそれだけなので、12で言うモブ狩りのような本編そっちのけの楽しさを感じるまでには至りませんでした。
どんなに強い敵を倒しても、お礼を言ってくれる人はいない。報われる人ももういない。
虚しいなぁ……。

というわけで、当ブログのFF13プレイ記録はこれでおしまいです。
後々EDを見たら追記するかも。しないかも。
一人でクリアまで遊ぶ気はもうないですが、グラン=パルスはたまに走り回ってもいいかな。
ジャボテンダーとちびオチュー?とでっかいアダマンタイマイが倒せなくて悔しいです。

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