旧こととて - ゲームメモ

バルグルーフの片手斧を携えてホワイトランに戻る。
どうやら既にストームクローク兵が近くまで侵攻し、投石機で街を攻撃してきているようだ。
ホワイトラン衛兵と帝国軍で迎え撃つようだが、混合軍だけあって足並みが少々悪い。仲良くしろよ！
街の人たちは鍵こそかけてないものの、カウンターでの商売は一時お休みして家の奥に引っ込んでました。
衛兵が市民に家に閉じこもるよう呼びかけて回っててちょっと感動。これが戦争か……
って既になんか飛んできてる！　あれが投石機か。ダンジョンでよく見る火炎瓶的なのが入ってるぞ。
このままだとホワイトランが燃えてしまう！

放っとくとやばそうなので、外に出てストームクロークのアタッカーを殲滅する。
駐屯地まで侵攻して投石機とかぶっ壊しまくるのかと思いきや、案外簡単にカタがついてしまった。
バルグルーフ首長の演説はよかったが、なんとなく拍子抜け。まぁ守る側なんてこんなものか……
などと思いながらソリチュードまで報告しに戻ったら、追いかけてきた配達人にさっきの戦いでペラジア農園の人が亡くなったことを知らされました。そ、そんなー！　華々しさはなくとも剣を交えれば人が死ぬ、これが戦争……！
そういやホワイトランでも幾つかの家が投石の被害に遭って炎上してたな。
ヘイムスカーと、あとハンツマンの隣……誰の家だっけ？と思って調べたらペラジアさん家だった。そりゃ死ぬわ！！
ヘイムスカーは戦争中も演説してたから無事だったのか。よかったなヘイムスカー。タロスへの愛が君を救った！

テュリウス将軍と特使の指示を受け、ストームクローク領内の砦を襲撃して帝国軍の支配地域を増やしていく。
作戦成功ごとに審問官、軍事長官とどんどん出世していくのがちょっと嬉しい。帝国兵も「護民官か」と礼を取ってくれます。
無所属状態だと不法侵入扱いされていたグレイムーア砦にも大手を振って入れるようになった。こういう変化いいね！
アグニスさんは相変わらず元気で、帝国軍指揮官に兵士たちの振る舞いについての苦情の手紙まで書いてました。泥のついた足で広間を歩きまわらせるなとかスキーヴァー退治に役に立たない罠を寄越すなとかやけにリアルで具体的。
オーク、吸血鬼、山賊、帝国軍とあらゆる主人に仕えてきた彼女の肝は相当太そうだ。

リフト攻略に際し、今周回で初めてリフテンに足を踏み入れることになりました。
カジートでのお試しプレイの最終地点だったが、街中をくまなく散策するのは初めてだ。
物乞いとブラック企業と貧困労働者と借金取り立て屋と詐欺師と汚職政治家と小児虐待と不倫と麻薬が横行する擦れた街か……フルコースにも程があるな。ここまで濁ってると逆に清々しい印象すら覚える。さすが盗賊ギルドのホーム！
しかしクエストを受ける際の人々の対応は人情味があって好感が持てます。
みんな苦労してるからか、ソリチュードやマルカルスの人たちより温かい。
ギルドの評判はかなり悪いようだが、盗賊として暮らすならここはいい街かもしれない。



各地で工作したり、ハドバルと協力して砦を落としたりしてストームクロークの領地をガリガリ削る。
特使まで出世したあたりで、とうとう残るは敵軍の本拠地ウィンドヘルムのみとなりました。
長い間均衡を保ってたにしてはあっけなかったな。お互い実行部隊不足で手を出しあぐねていたのか。
ブリーズホームに戻って最終決戦に向けた準備を整える。
そういえばミーコが小屋に帰っちゃったぞ！　作戦であっちこっち飛ばされるうちに待機限界がきてしまったようだ。
慌てて小屋に飛んで無事を確認。うーん……このままここに置いといたほうが連れ歩くより安全なのかな。
あまりに誤爆死が多くて自宅待機が増えてたところなので考えてしまう。不死だったら気兼ねなく連れて歩けるんだが。
悩んだ末、ミーコにはこのまま小屋で待機してて貰うことにしました。ごめんミーコ！

来たぞ！ ウィンドヘルム！
テュリウス将軍の号令を受けて街中に侵攻。至るところで煙が燻り、白兵戦が展開されている。
王の宮殿への道は瓦礫や破壊されたバリケードで塞がっているので、襲い来るストームクローク兵を斬り殺しながら迂回します。
前回訪れた時はさんざん迷ったが、地理を把握した今ならば問題ない！覚悟しろウルフリック！
「堕落し、死に瀕した帝国などに、スカイリムを決して明け渡したりはせぬ」
追い詰められた状況でも悠然と玉座に腰掛けたままのウルフリック首長かっこいい。
その心に上級王への欲望があるにせよ、それは目的ではなく、スカイリムを彼の信じる道に導くための手段にすぎないのだろうと思わせる。実際、上級王に選ばれたからといって気を抜いてしまう彼の姿は想像できない。
ストームクロークの思想には賛同しきれないが、その頭であるウルフリックにはさほど悪感情はないんだよな……。
前提が一つでも変わっていれば、テュリウス将軍以下帝国軍と足並みを揃えてサルモールと戦えたのではないだろうか。
大戦の負の遺産、マルカルス事件、若きトリグ王への反発など、どれか一つでも無ければあるいは……等とIFを虚しく考えさせられる。この戦いがノルド同士の内戦であることを考えれば、そうした煮え切らなさがあるのも当然か。
投降を拒否して立ち向かってきたガルマルを殺し、ウルフリックを追い詰める。
「最後に何か要求はあるか？　それを聞いたらお前を…　お前のような連中が死んだら行く場所に送ってやるよ」
「ソブンガルデ…」
ノルドであるリッケ特使の補足めいた呟きにハッとさせられた。
テュリウス将軍はわりと普段「ノルド分かんねぇわー」な態度だし、ソブンガルデの単語もとっさには出てこなかったようだが、それでも相手の風俗や信仰を尊重しようとはするんだな。種族の旗頭となり、名誉と信仰を味方につけ、英雄的なカリスマも持ち合わせたウルフリックに比べるとパッとしない立ち位置（中間管理職）だが、私は好きだよテュリウス将軍！特使にしてくれたし！（我欲丸出し）
ウルフリックの要求は処刑をドラゴンボーンに任せること。
「見事な詩歌が生まれるであろう」、か。
彼が英雄の手にかかって華々しく散ることによって、スカイリムの民の意識にも変化が現れそうだ。
テュリウス将軍から剣を受け取り、ウルフリックにトドメを刺す。
「タロスのご加護を…」「なんだね、特使？」「何でもないわ。お別れを言ってるだけよ」
リッケ特使……！　彼女はもともとウルフリックやガルマルと知り合いだったらしい。
タロスへの祈りを聞き流してくれるテュリウス将軍いい人。

外に出て帝国兵への演説を聞く。
「素晴らしい働きに感謝して、給与と戦死者の遺族に対する補償金を2倍にするぞ」
このあたりは歴史ある職業軍人らしいな。名誉より食い扶持優先。ストームクロークには罵られそうだが、大切なことだ。
終わったあと「演説は嫌いだ」ってぽろっと漏らしたテュリウス将軍に笑ってしまった。
ストームクローク側の内戦クエも同時進行で見たが、演説好きで名誉を全面に押し出していたウルフリックとは対照的だな。
終戦後のストームクロークに関しては、リッケ特使の言い分が当たってるように思える。
彼らを先導（扇動）していたウルフリックがいなくなったことで、熱が覚め、剣を捨てる者も多くいそう。
もともと帝国からの補給があった帝国軍より懐事情は悪そうだし、働かなければ生きていけない。名誉と信仰だけでは家族は養えない。殉教者が出るとしても一握りではないかな。
不満がある者たちも、いずれサルモールと帝国の再決戦が起これば、帝国側で参戦してくるだろう。
そうやって考えると、敵は最初からサルモールだけなんだよなあ。不毛な内戦だった……。

ところで将軍から貰った剣ですが、なんとデイドラの剣（吸血鬼）だったよ！
もうデイドラ装備が普通に手に入るレベル帯なのか。そろそろ鍛冶を鍛えるかな。
自宅に戻り、内戦の間お付き合い頂いたリディアさんとお別れする。
次の従者どうしよう？　アラネアさんを迎えに行くか、新しい人を探すか、それとも……
「戻ったのか！　良かった！　また一緒に冒険に出ようか？」
よしエリク、お前に決めた！
血なまぐさい展開が続いたので彼の朴訥さに癒やされたい。しばらく頭空っぽにして冒険しようぜ！
と、その前にエリク用の新しい装備を調達してやらなければ。
リディアさんと違って軽装だからなーエリク。エルフ装備は弱すぎるし、とりあえず碧水晶装備一式でも買って……　……
ダサい。（確信）
すげーなエリク！似合わないにも程があるよ！　アラネアさんも似合わなかったが更に上を行った！
これはいかん、前途あるノルドの若者をこんなキラキラした姿で連れ回すわけにはいかない。
もっとガチッとした格好良い防具じゃないと……でも黒壇は装備できないし、スケールじゃ弱すぎるし……
これはいよいよもって鍛冶を鍛える時が来たようだ。
というわけで付呪錬金の鍛造上昇アイテムをMAX性能にして鍛冶上げに勤しんできます。
ブリーズホームに溜め込んだ鉱石とインゴットが火を噴くぜ！目指せドラゴン装備！



ドラゴン防具出来たぞー！
軽装も重装も無骨なカッコよさで満足。鱗足りてよかった！
重装はデイドラシリーズの方が若干強いようだが、これからメインクエストだからドラゴンが一番似合うだろう。
武器は無かったので、そちらはデイドラで作成しました。
テュリウス将軍から頂いたデイドラの剣（吸血鬼）は強化してエリクにあげた。25ポイント吸収回復は頼りになりそう。

鍛冶スキル上げはオークから黒檀が長くて大変でした。
自宅に溜め込んだ素材で足りるかと思ったら全然だった。
おかげで途中からバニッシュダガー（売り物）を抱えて全国行脚する羽目に。各要塞の店の場所と開店時間はもうバッチリ！
FTと旋風の疾走で休みなく走り回るドヴァキンはさぞ狂人じみてたに違いない。
モノ作り用に強化した服（付呪）と薬を用意しておいてこれだから、一から上げようとしたらスカイリムを何周すればいいのやら。
黒檀開通後は片手斧作って強化してたらすぐMAXになって拍子抜けしたので、もし今後レジェンダリするならドワーフとオリハルコンの素材を十分集めてからが良さそうだ。

ついでに付呪もレジェンダリして100まで上げ直しました。
副産物として手元に残ったバニッシュダガー（200本以上）をメインクエ完了までに売り切れる気がしない。
今やゴールドは腐るほどあるのだが、金欠時代に羅患した道行く商人の所持金を消し飛ばしたい病が治らないので、今日もちまちま売り捌いて回るのであった。ダガーは嵩張らなくていいね！

出来上がったドラゴン装備に改めて付呪し、最終装備完成！
エリクの装備にもNPCに有効な付呪をかけました。攻撃系のスキル上昇はほぼ効果なしだが防御系はいけるらしい。
体力やスタミナ強化も普通に反映されるようなので、その辺を優先的に付呪。これで死ににくくなったと思いたい。
鍛冶と付呪上げの結果、ドヴァキンのレベルも10近く上昇したので、新装備の試しも兼ねて暫く各地をフラフラするか。

というわけで、適当なクエストを指標にして放浪の旅に出発。
以下成果一覧。

◆コルスケッガー鉱山：フォースウォーンの牛耳る金鉱山。試し切りしたデイドラの剣が強すぎて吹いた。
◆吟遊詩人の跳躍：ハグレイブンによるブライアハート誕生の儀式を目撃。
霊体化のシャウトを入手。滝から飛び降りたら幽霊に話しかけられて話術スキルが上がる。
◆ヴァルスム：シャウト情報に惹かれて潜入したらドラゴンプリーストのクエストが開始。
最初に話しかけてきたやつが実は敵で、最後の最後に裏切るのかと思いきやまっとうなやつだった。
スカイリムには蘇ると世界が大変なことになる悪が多すぎやしないか？　オーラウィスパー揃った！
◆恋人の石碑：発見
◆ペライトに捧げる祠：きれい好きのケッシュにペライトと話すための香料について教えてもらう。デイドラクエのようだ。
◆ドラゴントゥース火口：地面に落ちたドラゴンを遥か山の上から射殺後、降りる道が分からず遠回りする。
やっと発見したがソウル吸収できず、生身のドラゴンがそのまま横たわることに。激しき力のシャウト獲得。
◆ハームグシュタール：コルナルスとかいう魔術師がクモで何やら実験してた場所。
謎エフェクト発生にビビった。スカイリムにはクモ嫌いな戦士が多いようだ。
◆ブルカズリープ要塞：フォースウォーンの根城。短い。

合間に各地の要塞で内乱終結後の変化を確認したり、ダガーを売り捌いたりしました。
ウィンドヘルムにストームクローク派の元首長たちが揃っていて、一斉に罵倒された時は悪いと思いつつちょっと笑った。
しかし誰も彼も印象が薄いな……帝国派は言わずと知れた我らがバルグルーフ首長だったり、モーサルの異能持ちおばちゃん首長だったりと濃いメンツが多いのだが、ストームクローク派はメイビンに騙されてたライラ首長しか名前が出てこない。
帝国派の新首長にも挨拶に行ったが、一番ハマってたのはやはりメイビン首長でした。
首長になって何か変わったことはあるか？と尋ねたら「もともとこの街は私が動かしていたので特に変わりませんね」と返された時はこのヒト本物や！と感心した。だいたいあってるどころか十割あってる。
首長メイビン・ブラック・ブライア…いい響きだと思いませんか？とか名言が多すぎるメイビンさん。ドのつく悪人だけど好きだ。

ところで、テュリウス将軍が「内乱終結後は自由にしてていいがストームクローク見つけたら殲滅しろ」みたいなこと言ってたのに、遠目に見かけたストームクローク兵をスナイプしたら賞金掛かったのは何故なんだ……？
帝国軍特使として当然のことをしただけなのに！解せぬ！