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The Elder Scrolls V: Skyrim プレイ記録・6

相変わらずホワイトラン周りを根城にしていますが、少しずつ遠方に行動範囲を広げています。
……いや、広げたというか、強制的に広げさせられたと言うか……
予期せぬ出来事により予定が変更されたり、想定外の事態に巻き込まれたりするのもSkyrimの醍醐味です。

しかし無職にも程があるので、いい加減何かまともな団体に所属したいぞ。
ホワイトランの従士になっても任務や給与が発生するわけじゃないからなあ。
リディアさんとの二人暮らしも悪くないけど、仲間扱いしてくれる人は出来るだけ多い方がいい。
そしてどうせなら馴染んだ場所がいい。というわけで、プレイスタイル的にも所属先は同胞団一択!
今周回ではまだ本拠地にすら行ってないので、近いうちに顔出ししたいな。


呑み過ぎてマルカルス (ホワイトラン~マルカルス)

ダニカさんに苗木を届けた後、残りの持ち物を整理しつつホワイトランの街をぶらつく。
このまま同胞団に入りに行くか、それとも……
ああ、そういえば前に浮浪者から貰った鉄の剣を酒場の床に放り捨てたままだったな。
消えていればいいが、万が一残っていて取り合いが発生してたら事なので回収しに行こう。
バナード・メアの扉を潜り、剣を捨てたと思われる場所を探る。残ってた! しかし誰にも見向きもされていない!
こんなところで何日も埃を被ってしまってかわいそうに……。後で付呪してお店に売ってあげましょう。
酒場に来るのは久し振りなので、あちこち見て回ってみる。
まだ日がある時刻に来たからか、カルロッタと娘さんが夕飯の話をしていたりして和みます。
他にも様々な会話が行われているので、椅子に座ってぼんやり耳を傾けるのも悪くないな。
と、カウンター脇に見慣れない男がいるのを発見。話しかけてみる。
ほほう、呑み比べか。いいじゃないかサム、受けて立とう……って、この展開は……!!

目が覚めました。こんにちはセナさん! 初めまして!
ホワイトランの酒場での呑み勝負を経て意識喪失、ここは何処でしょう。キナレス聖堂よりずっと広いなぁ。
…… いや、知ってる、知ってるんだ、ここが何処かってことは。
友人のプレイ鑑賞中にちょうどこのイベントが発生し、二人して「!?」となったのは記憶に新しい。
また友人の場合は元がリフテンだったので、マップを開いてその大移動っぷりに顎が落ちました。まさかの南東端から北西端。聖堂から出た後、「どこだよ!ここどこだよ!入り口もどこだよ!」と高低入り組んだ街をウロウロおろおろしたものだ。
クエストマーカー頼りにディベラ聖堂を片付け、ついでに立ち入りが禁じられているという最奥聖域にもお邪魔してみる。
ここは女性であっても見咎められるのか。
本来なら死んで償って貰うところです、ってめっちゃ恐いですシスター! 聖職者とは思えない発言です!
どうやらちょうどディベラのシビル(女神の声を聴ける巫女のようなもの?)の葬儀を行っているところだったらしく、困り顔のシスターの話では、後継者となる新たなシビルを連れてきて欲しいらしい。それで侵入した件はチャラだと。殺されるのはイヤなので了承しよう。
それにしても、ここといいキナレス聖堂といい、面子を保つのは大変だなあ。
実際に神様がいるのに現実と同じようなしがらみが発生するのは、見ていて世知辛いものがある。
信仰が力になるならそういう地道な努力も必要なのかな。実際どうなのか分からんが。

聖堂から出てマルカルスを探索。自分の足で歩くとまた違うな。さっそく迷いそうだ。
と、ここで忘れてはならないことがあります。そう、私は知っているんだ……この街で起こる事件のことを……!
市場を見下ろせる高台に走り寄り、下を覗き込む。幾つかの露天と買い物客、そして……いた! 物陰で待機している白シャツの男!
正々堂々を信条に掲げる戦士として、奴がいずれ引き起こすであろう凶行を見過ごすわけにはいきません。
よし、弓矢スタンバイ!ズームして狙う!放つ!! あ、鷲の目perk(構え時任意でズーム)取りました。
初撃は距離が遠すぎて外しましたが、3度目にして見事命中。ハハハ思い知ったか!
この(正々堂々とはとても言い難い)狙撃により、凶行のタイミングを伺っていた男は目的を諦め遁走していきます。ダッシュで追いかける私と衛兵。……ん? 衛兵?
どうやらマルカルス私警隊の中では、狙撃された白シャツの男=悪い奴狙撃した私=良い奴という扱いになっているらしい。正直命中した瞬間しょっ引かれるのも覚悟していたぞ! シナリオ的に都合よく解釈するなら、既に目星を付けていたということになるのかな。真相探ってると忠告されるし、可能性はなくもないか。
逃げた男を追って採掘地区に行くと、衛兵にボコられている目標を発見。ちょっと哀れに思いつつも止めを刺してやる。
仕事は終わったとばかりに悠々と解散する衛兵たちに混じって市場に向かい、凶行の対象であった女性が無事生き残っているのを確認。やあマルグレットさん! 友人のプレイでは何がなんだかわからないうちに串刺し死体になってしまって呆然としたけど、助けることができてよかったよ!
本人にも危ういところだった自覚があるらしく、スカイリムのお土産にと買った首飾りをくれました。結構いいものだ。
こうしてフォースウォーンの陰謀クエストが発生したので、街探索ついでに進めてみる。
マルグレットさんの素性は生き残った本人から聞きました。日記は読むだけ読んで置いていこう。
彼女なら火の傍でぼうっとしてるよ」「かわいそうに」と、周りの人も彼女が生き残ったものとして扱ってくれるのだが、何故かどっかの店の店主だけは「彼女の死体は片付けたらしいな」的なトンチンカン発言をしてました。いや、彼女生きてるから!
あちこち聞き込みして私警隊から警告を受けたあたりで宿屋に泊まり、一旦終了。


遺跡とファルメル (マルカルス~ヌチュアンド・ゼル)

マルカルスで初めての朝。
起きてすぐ帰るのも味気ないので、首長がいるアンダーストーン砦に出向いてみる。
ホワイトランのドラゴンズリーチに比べて広いは広いんだけど、どうも薄暗くて陰気な場所だな。
岩壁の中にあるから当たり前なんだが、ちょっとしたダンジョンにしか見えません。
とか言ってたら実際にダンジョン=ドゥーマーの遺跡に繋がっているらしく、そこここにドゥーマーの遺産が展示してある。しかも置物じゃなくて、明らかにメカ。あれが一斉に動き出して人を襲い始めたらこの街終わるな。
それでもこんな人里近くにドゥーマー、つまり、消え去った種族であるドワーフの遺跡があるのは珍しく、その研究を専門にしている人々もいるようだ。中でもカルセルモは特に熱心で、博物館まで管理している。いいな博物館、じっくり見てみたい。
と、ここでクエスト発生。博物館の鍵をやる代わりに毒蜘蛛を倒して来い、と。まぁ薬も十分あるし、蜘蛛くらいならいいかな。
で、何処だ、そのヌチュアンド・ゼルとかいうラストダンジョンみたいな名前の場所は。

砦の中でした。おい大丈夫かこの街!
ヌチュアンド・ゼル掘削地と言うだけあって幾つか鉱脈があるので、つるはしでカンカンしながら進む。
道中の蜘蛛は出来るだけ弓で倒して魂石を充填しておきます。現在の金策はこれが頼り。
蜘蛛の糸だらけの広間で大物とかち遭うという、ブリーク・フォール墓地を思い出させる展開を経て毒蜘蛛ニムヒを退治。
さすがに楽勝とは行かなかったが、備えにモノを言わせてのゴリ押しでなんとかなりました。
でもこれで解毒薬尽きちゃったな。どうも錬金術では作れないようなので、お店で仕入れてこないと。
さて、依頼はここで終了ですが、更に奥があるようなのでそのまま進みます。
ドワーフ装備が欲しいんだけど、どうかな。

ドゥーマーの遺跡の中を注意深く進む。何処もかしこも金ぴかだ!
そこらに飾ってある壷から通路の区切りまで、とにかく精緻で豪華。
このきらきらベンチ、一個持って帰って家に飾りたいんだが! ああでもカルセルモさんに見つかったら烈火のごとく怒られそうだな。歯車やらコグやら装飾柱やらはいくら持って帰ってもお咎めないのが謎だけど。
何処を見ても歯車がゴトゴトしてるし、宝箱はメカだし、オーブン的なものはあるしで時代が違います。
これで敵もメカだらけだったら最高なんだけど、いるのはファルメルという凄まじいガッカリ。
なんでこいつらドワーフの遺跡に巣食ってるんだ!? 洞窟にいるんじゃないのか!?
ファルメルには友人のプレイを見てた時からあまりいい印象がなかったんだけど、実際自分のデータで戦ってみて更にイメージが下がった。こうなってしまった経緯は哀れなんだが、集団で襲い掛かられると憎たらしいことこの上ない!
過去の経緯から自分たち以外の種族を憎んでるっていうのも、関わりない身からすると「だったらお望みどおり一人残らず斬り殺してやるよォオ!!」としか思えなくなってくるので(悪感情の連鎖)、もうなんていうか滅べばいいのに!(暴言)
10回くらい囲まれて殺された挙句、薬切れで撤退する羽目になったから私怨が大量に篭ってるよ!
幾ら遺跡が予想以上に広かったからって、かなり大量に作ってきたのに……! おのれファルメル!
強めの弓と盾が手に入ったのはいいんだけど、またこれが重いんだ。素材も虫だし微妙な……。ドワーフ装備なら重くてもいいけど、盾しか手に入らなかった。せっかくなのでリディアさんにあげました。

しっかし、こんな危ない場所から走って十分かからないようなとこでよく政治できるな!
長がいる場所って普通高台だったり堀に囲まれてたり、とにかく守りを堅牢にするのが定石だと思うんだけど、なんでこんな綱渡りしてるんだ。フォースウォーンにばかりかまけてないで、地下にも目を向けた方がいいんじゃないか? 毒蜘蛛云々言ってる場合じゃないだろう。奴らが湧いて出たら真っ先に偉い人が死ぬぞ。
私がフォースウォーンだったら、まず素性を隠して砦に入り、主人公のようにカルセルモから信頼を得てヌチュアンド・ゼルに侵入、単純なファルメル共を誘導して砦に解き放ち、ヒャッハー!な計画を立てるね! 敵の敵は味方だ。
サイドクエストのフォースウォーンの陰謀にそれらしき話があったりしないだろうか。…… うーん、ないだろうな……。
あのクエストの詳細はよく知らないので、いずれ最後までクリアしてみたいところだ。
というかそれ以前にヌチュアンド・ゼルを完全攻略しないことには悔いが残るので、こちらも強くなったら優先的にクリアしたい。今のままだとまだ死んじゃう。あの無残な探検隊の弔いもしてあげたいんだけど、このゲーム、任意で埋葬できないからなぁ。死者の間に依頼することすら出来ず、放置していくしかないのがなんとも。
そういや死者の間でも何か問題が起こってたな。これもそのうち解決しに行こう。
薬もないし、ドワーフ素材を詰めまくったせいで荷物が限界なので、今日のところは一旦帰宅。
そろそろ同胞団に入って落ち着きたいところだ。


激闘!ツルハシ男 (マルカルス~カースワステン~ブロークンタワー)

ホワイトランでいつものように荷物整理し、就寝。
さて今日は何をしようか……と、そういえばディベラ聖堂シビルの後継者連れてきてくれって言われてたな。
確かこれを完了すると戦闘に有利な永続効果が貰えたはずなので、本格的に活動を開始する前に手に入れておきたい。
結局前回はマルカルスから出なかったから、この機にリーチ地方を散策するのも悪くないな。よし、決定!

マルカルスにFTし、馬屋を抜けて街道に出る。
フォースウォーン絡みのごたごたが多いが、今は無視。襲ってくる奴だけ倒して装備を頂く。
フォースウォーンの弓はなかなか強く、重量も軽めなので助かります。
同攻撃力で重いファルメルの弓をお役ゴメンにしたいけど、一応後で魂縛をつけておくか。
目的地の村、カースワステンは少々離れた位置にあるので、辺りに目を配りながら川べりをのんびり歩く。
街道沿いにはジュニパーベリーが大量に生っているので、片っ端から貰っていきます。何に使えるんだっけこれ。重量0.1だから採れるだけ採るが、このままだと50を越えそうだぞ。
飽きたら道を外れ、川を泳いで魚を獲る。それもこれも錬金の為!
たまにニルンルートがうぃんうぃん存在を主張しているので、それも有難く刈り取っていきます。
そういえばどっかの川辺で、明らかに音がしているのに何処にもニルンルートが見当たらないという不思議な事件が発生した。
一際強く鳴ってる辺りを調べたらミニ金庫が埋まってるのを発見したんだが、これのヒントだったんだろうか。中身を頂いても音が鳴り止まないので、首を捻りながらその場を後にしました。崖上まで行って調べても何もなかったな。

道中ドラゴンの襲撃に遭うも落ち着いて撃退し、カースワステンに到着。
ここもモーサルよろしく揉めてるぞ! これ以上首を突っ込んでも手に負えないので、話を聞くのは後回しだ。
それにしてもモーサル以上に何も無い村だな。村というか、鉱夫たちの拠点なのか?
畑も見当たらず、イヴァルステッドほどの生活感もない寂しい場所。こんなところに後継者の女の子がいるのか。
あちこち話を聞きまわるうちに、溶鉱炉の前で「娘がフォースウォーンに攫われた!」と言っている男を発見。
どうやらエンモンという名の彼がフョトラ(後継者)の父親らしい。
娘の救出に付いてきたがったので、モーリス自然の祝福で会ったキナレスの巡礼者)の件も考えて同行を許可。
これからフォースウォーンの砦に突っ込もうと言うのに作業着+つるはしという手落ちスタイルなのはこちらへの挑戦か何かか。まだつるはしを持ってるだけモーリスよりはましだが、気をつけないと死んでしまいそうだな……。

ブロークンタワーに到着。
付近でタロス信者を護送中のサルモール高官に出くわし、一旦は解放を試みるも、エンモンが袋叩きに遭ったのでロードして見送りました。囚人よ、助けてあげられなくてすまない。だが私にはこのツルハシ父ちゃんを無事娘さんのところに送り届けるという使命があるんだ。娘さんは無敵だろうけど、父ちゃんの方は普通に死んでしまうんだ。許してくれ!
ちなみに砦の外に屯していたフォースウォーンは高官たちの魔法でなぎ倒されていたので、苦もなく砦に入ることができました。ありがとうサルモール! NPC同士の戦闘を見守るのも楽しいな。特に魔法戦は派手でいい。

砦内に侵入し、出来るだけ弓で先制しながら攻略していく。
うっかりするとエンモンに矢をぶっ刺してしまうんだが、あの父ちゃん自分の装備も省みず真っ直ぐに突っ込んでいくので、突撃すると更に困ったことになるんだ。娘が心配なのは解るがまずは落ち着け!
敵に気付かれる前(=エンモンが敵に気付く前)にどれだけ削れるかが勝負です。
罠もばんばん踏んでいくから気が気じゃないぞ。目を合わせたら案の定瀕死状態だし、おまけに自然回復してないし……しょうがないな、治癒の手してやろう。ホラちょっとそこに立って。
ありがとう、必要かどうかわからないが
必要だからやってやってるんだろ! 何言ってんのお前このツルハシ野郎!(半切れ)
脳筋ノルドを目指す都合上、魔法なんて灯火くらいしか使わない私がわざわざ治癒してやったというのになんという……! お前こっちのマジカ幾つだと思ってるんだ!? 100だぞ! 初期値なんだぞ!!
救出した娘さんに父親の骸を見せたいわけじゃないなら大人しくしててくれ!

幾度かの父親戦死の危機を乗り越え、大ボスも開幕総攻撃で無事撃破。
道が険しかっただけに父娘の対面シーンは感動的です。あんな無謀な突撃を繰り返すほど娘が大事だったのだから、さぞかしドラマ性のある別れになるのだろう…………う?  ……なんか思ったよりあっさりだな。
フョトラが何処か冷めてるのはディベラとの繋がりがあるからということで納得できるんだが、エンモンまで何故そんなに落ち着いてるんだ。っていうか母親いたのか。
さすがに号泣するとまでは思ってなかったが、こうも淡々と進むと拍子抜けするなあ。まあ仕方ないか……
私どもの元に訪れていただき、とても光栄です!
!!!!????
なッ、何だ今の商売人的な愛想全開台詞は!?
え、今のって父親が娘に言ったんだよな!? ほ……ほ……翻訳ぅううう――――!!!!
いや、言いたいことは解るんだ! びっくりしすぎて詳細はうろ覚えなんだが、多分「ディベラのシビルであるお前が私達の元に生まれてくれて、私や母さんはとても光栄に思っているよ」とか、意訳すればそういうことを言ってたんじゃないかと思うんだ!
多分訳した人は売買時の応対台詞か何かだと思ったんだろうな……。
シュールすぎて一瞬意識が飛んでしまった。意訳も過ぎると批判され易いが、ここはもうちょっと柔軟に訳して欲しかったよ。そんな拘りが許されるようなボリュームじゃないから仕方ないんだろうけど、一生懸命連れてきたのに会話がこれじゃ切ないよ……。
今まで見てみぬ振りしてたが、エンモンの通常時の台詞も結構カチンと来るんだ。
娘を救出したところで態度は改善されず、娘と二人連れまわしても反応はない。娘の方がよっぽど喋る。
翻訳がしっかりしてたらまだ好きになれたかなーと思いながらディベラ聖堂を潜り、二人と別れました。
さすがにカースワステンまでエンモンを護衛していく気力はないや。無事に辿りついてくれ。

シビルの後継者を連れてきたことで司祭に認められ、異性に対してのダメージが増加する特殊効果、ディベラの使徒を入手。これで少しは楽になるかな。

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