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カヌチ~黒き翼の章~ プレイ記録・4

ミトシ狙いで二周目、個別ルート第八章まで。
最初は意味不明だった同居生活がだんだん楽しみになってくるのは何の罠だ。

※以下ネタバレ注意!

カヌチ~黒き翼の章~ プレイ記録・3

一周目、タカミEDクリア!
十周ほどした今でも一番好きな黒キャラはタカミな気がします。

※以下ネタバレ注意!

カヌチ~黒き翼の章~ プレイ記録・2

タカミ狙いで一周目、個別ルートに入る直前まで。
黒共通ルートにおける白個別ルートの扱いが未だによく分からない!

※以下ネタバレ注意!

カヌチ~黒き翼の章~ プレイ記録・1

乙女ゲーム(?)としては少々道を踏み外した出来だったものの、当初の購買目的だったW主人公二心同体鍛冶師生活は十二分に堪能できたので、続編にあたる黒き翼の章も楽しみにしていました。
例によって一年経っても未コンプですが、リアルタイム感想メモほぼ丸写しの記事を書きつつ頑張るぞ!
まずはタカミ狙いで一周目~。

※以下ネタバレ注意!

最近のゲーム事情 '09-'10 Mar.

ジャンル混合で思い出せる順から箇条書き。昨年6月時点でクリア済みのゲームに関しては触れていません。
ちょっと長くなりすぎたので、先にタイトル上げると「カヌチ 黒き翼の章/デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 アバドン王/ペルソナ4/真・女神転生3 NOCTURNE マニアクス クロニクルエディション/VitaminX Evolution/真・女神転生 STRANGE JOURNEY/ペルソナ3ポータブル/ワンド オブ フォーチュン/SIREN:NT/テイルズ オブ ヴェスペリア/End of Eternity/FINAL FANTASY 13」の全12作です。
このうち ワンド オブ フォーチュンEnd of Eternity は個人的ヒット作だったので、語り口も熱いかも。
FF13に関しては辛口注意!

~カヌチ 黒き翼の章~
タカミミトシコトヒラオウバシンクガミヒノカクラトカスガ→隠し1イズサミときて現在ストップ中です。
「残りはサナトアクトウキツの順で合間に神話時代」と決めてはいるものの、なかなか再開の目途が立たずに早数ヶ月。
神話時代はともかく、他3人は美味しいものほど後に残したはずが、結果的に残しっぱなしになってしまった形に。
プレイしながらつけてた手書きの感想メモが7割方シナリオへのツッコミで埋まっているというどうしようもない現実もありますが、それでも何故か嫌いになれない摩訶不思議な乙女(?)ゲーム、カヌチ。今年こそフルコンプするぞ!

~デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 アバドン王~
二周目建前上手ルート第五章にてストップ中。
一周目でも序盤は建前上手でしたが、その後一気に正直者へと傾いたので、ここまでくると違う部分も出てきて面白いです。
次はKINGライドウモードに挑戦する予定なので、今のうちに仲魔の仕込みを済ませておきたいところ。
心残りは簡易表記でお送りしていた一周目プレイ記録がどうあがいても続かないことです。
尻切れトンボな記録はこれに限らず沢山あるけど、「続けられない!」と確信したものについてはいい加減ケジメつけないとな。


~ペルソナ4~
一周目、真EDまでクリア。ノーマルEDも良かったけど、真EDはもっと良かった!
しかし強かったですラスボス。一度目に戦った時は、RPGのラストバトルとしては近年稀に見る惨敗を喫した。
メンバーは初期の3人(なんだかんだでバランスいいよね)だったんだけど、敵のメギドラオン一発で回復役の雪子が毎回即死してしまうという絶望っぷり。たまに千枝まで巻き込まれ、残された男二人が呆然と突っ立ってる様をよく見ました。
終いにはSP回復アイテムどころか蘇生アイテムまで1つ残らず消し飛ばされたよ! これぞ完敗の極致!
あまりの悔しさにレベル上げしまくり、アイテムも過剰なほど揃え、打たれ弱い雪子に最大HP底上げのアクセサリを装備させて「これで完璧!」となったはずなのに、再戦時にはやっぱり苦戦しました。難易度EXPERTのラスボスほんと鬼。
花村のマハスクカジャがなかったらリベンジ戦ですら負けてたよ。バトルでもシナリオでもお前輝きすぎだよ陽介愛してる!
彼を含む初期メンバー4人+クマ&菜々子が特に好きだけど、それ以外の仲間たちやコミュキャラもみんな魅力的で大好きです。
コミュの消化率に不満が残るので、そのうち全制覇目指して二周目したい。

~真・女神転生3 NOCTURNE マニアクス クロニクルエディション~
ペルソナ4の次に友人と二人がかりで遊び出したゲーム。
初っ端からHARDという暴挙に走ったせいで最序盤のガキがトラウマになりかけた。もうこれ運じゃねーか!
黒マントな14代目に一発勝利できたのが奇跡としか思えません。まあその前のボスを下すべく、気が狂ったようにレベル上げしてましたからね! イソラいっぱい焼いたからね! これで勝てなかったら泣くよね!
しかしどれだけ完璧にレベル上げしても、気を抜けば(抜かなくても)アッサリ負けてしまうあたり、さすがアトラスというか……。
先にペルソナ4をやっていたからか、主人公がムドでもハマでも死んでしまう点については特に何も思わなかったのですが、これぶっちゃけムドハマなくても死亡回数大して変わらないだろ。 実力勝負でボッコボコにされるよ!
高難度なRPGが三度の飯より大好きで、幾度となく表示されるGAMEOVER画面に滅入るどころか逆に盛り上がってしまう、そんな反骨精神に溢れたプレイヤーにオススメ。
それにしても各種ロードが爆速すぎます。PS2でこんだけロード早いゲームなんて他に God of War しか知らないぞ。ストレスフリー!

~VitaminX Evolution~
真壁翼(N/D/P)→葛城銀児(N/D/P)→風門寺悟郎(N)→二階堂衝(N)ときてSJ発売により一休み中。
DS版で追加された同僚ルートの突っ込み&スルーポイントが微妙すぎてわからねえー!
生徒ルートは初見でも6割はパーフェクト達成できたのに、なぜこうも分かりづらいのか! 大人だからか!
成績不振からトンチンカンなことばかり言う生徒に比べ、先生方のボケは高度すぎます。それはもはや感性の問題じゃないのかと言いたくなるポイントが幾つもあって迷う。攻略なしじゃ一生ノーマルエンドしか見れないレベル。
PS2版(フルコンプ済)をプレイしたのが大分前なので、生徒ルートも思ったより新鮮に遊べています。
一番好きなキャラは瑞希だけど、翼ルートの王道・鉄板・磐石っぷりは何度見ても素晴らしいな!

~真・女神転生 STRANGE JOURNEY~
一周目、ロウルートクリア!
自分で選んだ結果とは言え、終盤のクルー達の人格改造っぷりが怖かった……。
ラボの面々でもウッとなったけど、降車デッキの人まで雰囲気変わった時はさすがに泣くかと思いました。神の歌唱恐ろしや。
最終戦参加メンバーはコウリュウ(全属耐/ラスタキャンディ)、セラフ(素)、オーディン(疾風吸/電撃反)で入れ替えなし。テトラジャの石生玉チャクラポットデクンダの石あたりを湯水のように使いつつ、メギドラオンビックバンの万能ゴリ押しで勝利。
端から見ればあまり美しくない戦法なんだろうけど、今までのメガテンゲーでメギドラオン=敵専用必殺技くらいの認識しかなかったプレイヤーとしては、ラスボス戦で万能祭りというのが逆に新鮮で面白かったです。
オーディンの電撃反射も地味に役立ったので、四属反射メンバーで自滅を狙っても楽しかったかな。(物耐ないと厳しいけど)
パターン掴むまで10回くらい死んだ身で言うのもなんですが、正直ラスボスより道中ボスの方が常軌を逸した強さだった気がする。
ウロボロス戦は一回目も二回目も激戦だった……。序盤のアスラローガは回復手段なくてマジ運だった……。
戦闘の難易度は真3に引き続き歯ごたえ十分。ちょっと油断でもしようものなら一瞬で人間文明が終わります。
悪魔の数も今までプレイしたメガテンゲーの中でダントツに多いので、コンプリートには時間がかかりそう。
大団円的なルートがあるとしたら(あるとしたら)雰囲気的にニュートラルっぽい?
とりあえず次周はカオスルートを狙う予定。ヒメネスとバガブーの関係が好きだ!

~ペルソナ3ポータブル~
一周目、男主人公でクリア。刈り取る者は倒したけどベルベット姉妹は無理だった!
例によって初っ端HARDで臨んだので、全編通して死にまくりました。マハムドとマハンマがP4以上にトラウマになった。
後半はモナドで鍛えたおかげで殆ど苦戦しませんでしたが、それはそれでちょっと物足りなかったかな。
ペルソナ合体はP4より満喫しました。シャッフルタイムの内容はこっちの方が好み! アクシデントフロアも面白かった。
もともとP3は遊ぶ気がなく、P4繋がりでシナリオのネタバレも読んでしまっていたので、PSP移植! 女主人公追加! となった時は微妙にやっちまった感がありました。サントラまでP4と一緒に揃えていたという……。
始めは様子見してたのですが、性別によるシナリオの差や新規BGM、快適戦闘と気になる要素が続々出てきたので、モンハンがひと段落着いたのを見計らって購入。肝心の女主人公は後回しになりましたが、男主人公でも十分楽しめました。
ただ、P4から入ったプレイヤーとしては、全コミュMAXを狙うと例外なく股掛け野郎になってしまうのが嫌だった(笑)
そこらへんは旧作以来の漢仕様らしいので、だったら一番好みな子を初めての恋人にするぜ! と頑張ってたら、うっかり狙ってなかった女の子とコミュレベル4くらいで恋人になってしまい、後はずるずるーっと二股、三股、四股……。
なんかリアルに嫌な男だな……と思いつつ、EDの主人公には物悲しくなりました。
未練が盛りだくさんすぎてお疲れ様とも言ってやれない。男主人公に関してはフェスで確定してしまってるのも痛いなぁ。
キャラはプレイ前から綾時が好きでした。プレイ後も綾時が好きでした。あと主人公も好きでした。荒垣先輩もわりと好きでした。
過去形……ッ!!

~ワンド オブ フォーチュン~
ユリウス(恋愛/悲恋/BAD1種)アルバロ(恋愛/友情/悲恋/BAD4種)アミィノエル(恋愛/悲恋/BAD2種/ユリウス友情エスト(恋愛/友情/悲恋/BAD2種/ノエル友情エルバートビラール(友情/恋愛/悲恋/BAD2種)ラギ(恋愛/悲恋/BAD2種)全属性ラギ友情/パラ不足BAD失敗ユリウス(恋愛) の順で、FD発売日を踏み込しながらもなんとかコンプ。
決して快適とはいえないシステムの中、これだけやり込んだことからも分かるかと思いますが、お、面白かったー!!
キャラ・シナリオ・世界観・グラフィック・ゲームデザイン等々、あらゆる点で好みドンピシャ。
プレイ中何回「買ってよかった」と呟いただろう! たぶんプレイする度言ってた!
散りばめた伏線の回収や、ルートごとの整合性(キャラの性格や背景など)もきちっとしてて、カヌチの後だけに本気で感動しました。
コメディとシリアスの配分も個人的にはベストだった。最終試験は燃えに燃えたし各種BADもなかなかよかった!
キャラクターもルル(主人公)含め、皆どっかセオリー踏み外した個性的な連中ばかりで見てて飽きない。
メインヒーローのユリウスは無口クールな優等生、そんな風に思っていた時期が私にもありました。
主人公のルルも、明るくて前向きで天然で~なんて言うと凡庸とした感じがするけど、実際はなんかこう、たまに末恐ろしくなる感じの子でした。あと10年か20年したら物凄い傑物になってそうな……。そもそも攻略キャラにこんだけ個性的なメンツが集まってるのに、そのうちの誰と組み合わせてもしっくりくる時点で何かがおかしい。「主人公だから」で済むレベルを明らかに超えている!
とにかく可愛いし聡いし、すごくいい子、そして強い子。大好きです。アルバロルートはマジでしびれた。
サブキャラも皆それぞれに魅力的だし、攻略キャラは言わずもがな。背景やCGなどイラスト面の変化もきめ細かくて楽しい。
いろんなところに力の入った良質なゲームだと思います。
ちょっとパラ上げ作業が面倒だったり各種ロードがもたついてたり細かなバグがあったりするが、そんなことは些細なことだ!
些細な! 些細な……! ………… や、自分にとっては些細であるというだけで、誰がプレイしても一切問題ないと言い切る男気はないです。それは男気じゃなくて詐欺です。作業ゲーが嫌いな人には相当キツいゲームであることに疑いの余地なし。
でも面白いんだよホントに!! ファンタジー好きで作業ゲー嫌いじゃない人はマジオススメなので買ってください!
あ、でも自分の好みはちゃんと考慮してね!(※6月にマップ改良されたPSP版が出るらしいよ!)

~SIREN:NT~
頑張ってクリアした。(主に友人が)
難易度はEASYでしたが、ラスト2面あたりは死にすぎて彼岸が見えるかと思いました。もう暫く蜘蛛見たくない。
PS3で初めてプレイ&クリアしたゲームがFF13でもTOVでもなくホラーゲーというのは自分でも予想外だったなぁ……。
友人が遊びに来ている間(一週間弱?)に何とか終わらせられるくらいのボリュームで、全体的な難易度もちょうどよかったです。
無印は超精度を誇る狙撃手による悪夢がな……。零も写真を撮る(攻撃する)タイミングのシビアさがな……。
ホラーゲームはゲーム自体の難易度が高い上、プレイヤー側も恐怖で操作がおぼつかなくってることが多いので、まともにクリアできるジャンルって実はノベルゲーくらいしかないんですよね。コアなファンには物足りなかったのかもしれないけど、そういう意味ではNTはちょっと手強い程度で恐怖心に集中できて楽しかったです。今なら無印もいけるのではないか……等という幻想も湧いた(笑)
無印のキャラとの対応はハワード≒須田くん、美耶古さん≒美耶子ちゃんで、後はある程度ちゃんぽんって感じでしょうか。犀賀さんの背負い込みっぷりに吹いた。でもそれだけじゃなくて、きちんとNT独自のオチもつけてるあたりうまいなー。
あとメリッサママは全編通じて不憫すぎると思います。生き残っても死んでも報われない。
ソルもかなり不憫だけど、あれはあれで個性として成立してる気がするので、ま、いっか。(酷い)
もっともよく考えてみたらこのゲーム、報われてるキャラなんて一人もいませんが。 まさにどうあがいても絶望……。
一応プレイ記録も書いているので、後々編集して表に出せたらいいな。

~テイルズ オブ ヴェスペリア~
SIREN:NTと同時に購入し、恐怖心が極限に達した時の逃げ場所としてスタート。
今のところ真摯に作り込まれた王道RPGという印象で、遊んでいて心地良いです。ストーリーも捻られてて魅力的。
テイルズシリーズはこれまで一作も触れたことがなくて、これが初体験になるのですが、なかなか面白いですね。
各所で「アニメRPG」って言われてるんだけど、まさにその通りだと思う。アニメのいいところとRPGのいいところを両取りしてうまく練り合わせた感じ。アニメ絵のキャラがプレイ状況に合わせた小ネタをわいわい喋る「スキット」なんかはその典型じゃないかな。
戦闘システムも独自色が強くて初めは戸惑いましたが、今では技をどんどん繋げていくのが楽しくて病み付きです。
っていうかFF12でも思ったんですが、最近のゲームはぬるい!ゆとり仕様!ってのは何かの間違いなんじゃないですかね。
だってここ最近のゲーム、どれも総じて難易度高くない!? TOVもボス戦死にまくるよ!? ハードモード断念したよ!?
TOVもFF12もFF13もDQ8も「最近のゲーム」代表格だと思うんだが……。アトラスゲーやEOEは枠外っぽいけど、この四つは確実にそうでしょう。これで簡単ならPS時代のゲームの方がよっぽどぬるいよ。(それともこの場合の「最近」はPS時代に掛かるんだろうか)

キャラの中では主人公のユーリがお気に入りです。清濁併せ持っててカッコいい!
パーティの大黒柱的存在で、シナリオ・システム両方の面で頼りになる主人公って案外少ないですよね。メンバーを叱咤する時も無闇やたらと厳しいこと言わないし、時には一歩引いて見守る優しさも知ってる。大人だなぁ。
他のキャラも皆それぞれ好きだけど、中でもリタは個性的な性格で見てて楽しい。戦闘でも魔法カッコいいし頼りになります。
進行は他のゲームに比べてまったりペースで、最近漸く空を飛べるようになった辺り。
久々のワールドマップ形式にわくわくが止まりません。地図全部埋めたいぞ!

~End of Eternity~
た、楽しかった……!!
何かの拍子にファミ通.comの情報記事を開き、一目でピピピときて予約したのですが、これが大正解でした。
とにかくバトルが楽しい! そしてキャラが魅力的! シナリオは説明不足感たっぷりで、春発売の設定資料集必携な予感がするけど、その辺りは個人的に大した問題じゃなかった。もう主人公3人が日々面白おかしく過ごしてればなんでもいいよ!
進行度は一周目、いったんラスボス倒してED見て、今は隠しダンジョンに挑戦中です。
試しに入ってみたマップで20回くらい死んだ時はどうしようかと思った。今も勝率は5割……いや、よくて3割かな……。
ランダムエンカウントで出現する雑魚ですら組み合わせによっては詰まるので、セーブポイントから離れられません。
それでも、それでも頑張って突破するんだ! なぜなら二周目がしたいから!! あとHEROゴーグルとCコス欲しい!
EOEを語る上で外せない要素といえば新機軸の戦闘システム能力変動なしのコスチュームチェンジだと思うのですが、実際プレイしてみるとこの二つが巧みに影響しあってて驚かされます。既に見たモーションでも服装が違うだけでなんて新鮮!
今回はレベル上げしたいから趣味丸出しのこの服で……」「今日は強敵に挑むからこの組み合わせで気合を……」等々、選択の幅も広くて素晴らしい。序盤に服を買いすぎて、肝心の銃パーツが悲惨なことになった人も多いはず。
どれだけ服に凝ってもそれを鑑賞する機会が少なければ意味無いけど、そこは心配無用。戦闘中はもちろんのこと、OPとEDを除くほぼ全てのイベントシーンに適用されます。後者は普通にびっくりしたよ! 調整大変だっただろうな……。
ゲーム全体の割合を10としたらそのうち8は戦闘が持ってくようなゲームなので(ちなみにFF13は戦闘4/ムービー5/その他1って感じ)、ただ服が変えられるというだけでも随分と印象が違います。いくら戦闘が面白くても、これだけ繰り返せば普通は飽きるもんだ。
バトルシステムは一見アクションに見えますが、その実シミュレーション色が強いですね。むしろアクション要素はFFより遙かに少ないんじゃないだろうか。今までプレイしたRPGの中ではシャドウハーツ2に一番近いかな? 位置取りとタイミングが重要だ。
自分が動かない限り敵も動かないので、長考しながらでも問題なく進められます。この辺は見た目の印象から誤解が多そうな部分だなーと思う。戦闘中にアクションするのはキャラであってプレイヤーじゃないからね!(笑) コンボとかないからね!
前例がないだけにとっつきは悪いかもしれないけど、チュートリアルと説明書、そして分からないからって即投げ出さないだけの根性があれば問題なく理解できると思います。前述のようにシミュレーション色が強いので、他人のプレイ動画から得るものも大きい。
銃の改造も荒唐無稽で楽しいです。これどうやって撃つのな不思議銃になってもグラフィック反映はないから安心だ!(笑)
最後にキャラ(とストーリー)ですが、これはなんと言うか…… ううん……
少なくとも、公式サイトの紹介文から受ける彼らの印象は、実際プレイしてみて感じる印象からは大分かけ離れてると思います。
主人公3人のTwitterを見ておけば、或いは理解できるかも……。あれ本当そのまんまです。完全に公式です。
バトルの説明にも出したけど、コメディとシリアスのバランスやそれぞれのカラーの深さは完全にシャドウハーツ(特に1)ですね。
まさにPS3版シャドウハーツと言ってもいい。パクリとかじゃないので念のため!
シャドウハーツ好きな人には猛烈にオススメしておきます。そうじゃなくてもRPG、特にSRPG好きな人にはオススメします。
天然小悪魔な慈愛の女神(リーンベル)と思春期真っ盛りな狂犬少年(ゼファー)の前向きな共存関係が好きだ!
オッパイ星人でお金が全てなおっさん(ヴァシュロン)も他二人とは別ベクトルに輝いてて好きだ!
マジでこの3人愛し過ぎるので、キャラ・シナリオ・システム続投のエンドオブエタニティ2が欲しいです。

~FINAL FANTASY 13~
うーん……。これは、なんと感想を書けばいいのか……。
始めに書いておくと、決して悪いゲームではありません。常に進化を続けるFFシリーズの中でも特に斬新な造りなので、好き嫌い自体はキッパリ分かれるかと思いますが、それ即ち欠点かと言えばそうでもない。グラフィック以外にもいいところはあります。
ただ、いざ個人的にどうだったのか聞かれると、つまらなかった」としか答えようがないという……。
詳細はプレイ記録を参照して頂ければ分かるかと思うのですが、とにかくシナリオと世界観が合いませんでした。
上記で熱く語ってるEoEとはいろんな意味で正反対のゲームになるのかな。
EoEが説明不足ならFF13は語りすぎ、キャラクターもギャップ重視か王道重視かに分かれ、イベントシーンの長短も両極端。
私のようにEoEが凄く合ったという人にはFF13は合いにくいだろうし、その逆も然りかと思います。
どちらもゲームとしては一定以上の水準を満たしているので、完全に好みの問題……なのかなぁー。 だといいなぁ本当に!
買って損したと思ったFFシリーズなんて初めてだったので、十年来のFFファンとしては相当ショックでした。
クリア断念したのが自分でも未だに信じられない。しかしこれ以上遊ぶ気にならない。時間の無駄だと思ってしまう。
FF12の雄大な世界観が恋しいな……。そろそろインターナショナル版始めるか。

FF13 プレイ感想

発売日からリアルタイムでつけてた手書き感想メモ丸写し。
言いたいことは色々あれど、結論としては「合わなかった」に尽きるので、後半にいくほど辛口です。
グラフィックはお世辞抜きに素晴らしいし、独創的なATBバトルも嫌いじゃなかった。ただ、シナリオと世界観がな……。
決して悪いゲームじゃないだけに、自力でクリアまで漕ぎ着けられなかったのは残念でした。

※以下ネタバレ&辛口注意!

最近のゲーム事情 '09 Jun.

最近メインで遊んでるゲームの進行状況と感想まとめ。
ずっと同じ記事タイトルだと見分けがつかないので、後ろに年月だけ追記してみました。

~カヌチ 黒き翼の章~
メインキャラ12人中5人(黒2・白3)まで終了。
この時点でハッキリ恋愛してた!って言えるのが黒1白1の合計2人ってどういうことなの(爆笑)
糖度が低いのは承知の上だったけど、両思いにすらならないとは……予想通り過ぎて逆に清清しいよカヌチ!
シナリオも突っ込みどころが満載なのですが、あまりにもアレ過ぎて気持ちが一回りしてしまったのか、カヌチシリーズそのものに妙な愛着が湧いてきました。後日談ファンディスクとか出ないかなぁ。どの話も起承転結の承だか転だかってところで無理矢理EDに持ってってるので、物足りない感が凄いんですよね。キャラが魅力的なだけに惜しい……。
とはいえ、面白くないわけではないです。むしろゲームとして一定水準に達しているからこその不満である部分が大きい。
鍛冶パートは白より手応えのある作りになってるし、ADVパートのシステムも快適。既読スキップの早さはびっくりしつつも嬉しかった。まだ使ってないけど、イベント自体をスキップする機能も備えているようです。メッセージウィンドウを選べるのも嬉しい。
背景や採取マップ、立ち絵、CG、メニューデザインなどのグラフィック面は文句のつけどころなし。
何より嬉しかったのはちびキャラと会話できること! これだけで8000円分元とったと思いました。グラフィックそのものも可愛いんだけど、シナリオ進行に沿った台詞がとても良い。これがあると無いとでは受ける印象も全然違ったと思います。
ちびキャラで一番好きなのはやっぱカヤナかなー。黒き翼の章ではイベントの殆どがアキ中心なので(白と正反対だ!)、カヤナ側の状況や考えを補完できるのが嬉しい。台詞もアキとのさり気ない日常を伺えるものが多くて、主人公二人(?)の関係が一番好きなプレイヤーにも優しい作りだと思います。自分のことだけど。
欲を言うなら、二心同体であることのメリットをもっと生かして欲しかったな。白黒通してみても余り意味がないような。
シナリオのメインがアキ-カヤナ間の友情なのか、それともアキ-攻略キャラ間の恋愛なのか(もしくはカヤナ-攻略キャラ間の恋愛?なのか)中途半端で分かりづらかったです。これなら異性同士の方が方向性がハッキリして良かったんじゃないかなぁ。ソウルクレイドルじゃないけど……(あれはあれでメリット生かしすぎで乙女ゲーとしてはギグ以外の選択肢がない・笑)
まぁ、「これもっと生かせるんじゃ?」って設定は他にも大量にあるんだけどね! タイトルにもなってるやつとか!(笑)
全体的に美味しい設定スルーされすぎなのがまた物足りなさに拍車をかける……
でも好きだ!

~ガーネットクレイドル~
カヌチ黒の封を切る前に集中プレイでフルコンプ。
美紅(主人公)が可愛かったー!!
「容姿端麗・成績優秀・家柄良しと一見完璧なお姫様、でも性格は普通で恋に臆病」というギャップ設定も良かったんだけど、とにかく恋をしてからのいじらしさが半端ない! 感情移入とかの次元じゃない、直球ストレートな萌えを感じた!
相手役の男性キャラもそれぞれ魅力たっぷりなのですが、それ以上に美紅が……恋する女の子っていいなぁ~。どのシーンでも光り輝いて見えました。乙女ゲー乙女ゲーといいつつ、ここまでど真ん中乙女勝負してきたゲームは初めてかもしれない。
主人公の美紅はもちろん、ののちゃん(友達)や敵役等、サブキャラに至るまで恋愛恋愛してます。ゲームの世界観自体が恋愛で成り立ってる感じなので、プレイする側も変に斜に構えず、素直に浸る方向で楽しむのが吉じゃないかな。
攻略対象の男性キャラは皆好きです。誰が一番とは(いろんな意味で)言いづらい。
シナリオが好みなのはキイチ先輩かな? それともやっぱりサーリヤだろうか。プレイ前&序盤は一番興味がなかった理人先輩は蓋を開けたら一番放っておけないタイプでした。誰だ、正統派王子とか言ったヤツ!(笑) 透矢や楓も王道(?)で良い。
女の子キャラもみんな可愛かったな。ファラーシャが一番好きだけど、敢えて選ぶならののちゃん。椿ちゃんは別格。
全体の世界観から各個人のお話まで程よく丁寧にまとまっていて、読後感も幸せいっぱいでした。
システムもすごく軽かったです。クロニクル画面の宝石と時計の音が印象的。まさか本編プレイ中にも回想できるとは!
既読スキップは高速を通り越した爆速で「さすがPCゲー!」って感じでした。まぁPCゲーでも重いものは重いんだけど。
ラストの展開が全員似通っている(あまり気にならなかったけど)、フルコンプした後も微妙に謎が残る(推測は可能)、と欠点がないわけじゃないですが、それを差し引いても良いゲームだったと思います。今後の展開に期待!

~モンスターハンターポータブル2ndG~
去年の冬に購入してから早半年、ようやくG級入りできました。
ババコンガ(村下位)に何回挑んでも勝てず、頭抱えて唸っていた頃を思えば成長したものだ。
イャンクック・フルフル・ガノトトスあたりは普通に倒せたのに何故桃毛獣ごときで詰まったのだろう……。
牙獣系のモンスターは今でも余り得意じゃないなぁ。
プレイヤーキャラの性別は男性。たまには女性にしようかとも思ったけど、段差登りモーションのあまりの豪快さに絶望して以来褐色ジジイ一筋です。ジジイサイコー! 全フェイスタイプ中もっともイケメンだと思うんだ!(個人的に)
武器は近接:狩猟笛、ガンナー:で臨機応変。その他の武器は訓練で使うくらいかな。
たまに協力プレイする友人が双剣ボウガン使いなので被らないようにした結果……だったと思う。
狩猟笛は鈍器なだけに甲殻種との相性が物凄くいいです。あとリーチが長いので攻撃しやすい。移動速度強化が効いてる間は素晴らしいスピードで走れるし(訓練所で他の武器使ってあまりの遅さに愕然とした)、各種旋律スキルも小回りが利いていい。
大型飛竜種(ティガレックスとか)の頭をしつこくぶん殴ってピヨらせるのが好きだな。アカムトルム戦は笛じゃないとクリアできる気がしません。鳥竜種の脚を狙うのも面白いよね。剣士防具はレックスシリーズが最愛だけど、G級では色々使ってみたいです。
いちいち装備揃えなくても風圧完全無効とか吹いてカバーできるし、補助はもちろん攻撃面でも結構優秀な武器だと思うのに、今一マイナーな感じで寂しい狩猟笛。やれることが多すぎるのがダメなのかなぁ。わりとソロ向きだと思うんだけどな。
の場合は「狩猟してる!」って感じが強いのがお気に入りです。完全な遠距離戦より中距離遊撃戦の方が性に合っているので、この選択は大正解だったと思う。各種属性、状態異常に拡散・連射・貫通と、揃えれば揃えるほど敵に合わせて選ぶ楽しみが増えるのも嬉しいです。この点は笛の旋律も同じかな。現時点で作れる武器は強化前のもの以外だいたい持ってるはず。
メイン武器二つの使用頻度ゲージを揃えるために一時期弓ばかり使っていたので、思い入れ具合は笛に引けを取りません。
村上位は甲殻種とアカム以外ほとんど弓でクリアしたんじゃないかなぁ。
ガンナーだと部位破壊しやすいのも助かります。レウス・レイアあたりは笛で行ってもいいんだけど、追加報酬目当てについ弓を担いでしまう。どっちにしろ尻尾はブーメラン乱舞しないといけないけどね(笑)
あと、ボウガンと比べると地味に経済的なのもいい。弓自体が素材による強化式だし、矢数も無限、ビンは全部店売りしてて安い、回復薬はあまり使わない(ガンナーは避けてナンボだから)。節約するには最適な武器です。ボウガンの弾の多彩さや圧倒的な攻撃力は端から見てると憧れるんだけど、ボウガン使いの友人がいつも金欠でひいひい言ってるのを見ると躊躇してしまう(笑)
基本オトモアイルー引き連れてのソロ狩りですが、たまにする協力プレイの楽しさは神がかってます。
気の合う友人とのコミュニケーションツールとしても使えるし、狩猟対象のモンスターもそれぞれ魅力的でいいゲームだと思うな。
PSPでやりたいゲームは他にも幾つかあるけど、当分はモンハン専用機のままになりそうです。

~セブンスドラゴン~
プリンセスナイトメイジヒーラー(+クエスト用ローグ)の少数精鋭ギルドで裏ボス撃破。
グラフィックの好みで選んだメンバーが蓋を開けたら鉄板構成…… なんか前にもこんな事あったな!(世界樹1)
雑魚戦はだいたいメイジの全体魔法で一発KO。炎オンリーじゃ心もとない気がして無属性魔法も習得したら本格的にメイジ無双になってしまいました。月明かりの唄(毎ターンMP回復)のおかげで燃費切れを気にする必要もないという……。
ボス戦は調教プリンセス+盾役ナイトが獅子奮迅の大活躍だし、全体的にメインシナリオはさくさく進んだ気がします。
クリアしてみての感想を一言で表すなら「古き良き正統派RPG」かな。王道に沿ったシナリオ展開もそうですが、船を手に入れる→調子こいて遠出する→突如格上の雑魚が現れて瞬殺される、の流れを自然に体現してしまうあたりが凄くそれっぽい。
各所にいる町人も無駄にエピソード豊富で輝いてます。正直な話、メインシナリオで大活躍な大統領補佐官より、そこらへん歩いてる通行人の方がキャラ立って見えた。我らが主人公ご一行も長話クエストのフリーダムっぷりを見るにそっち側な気が。
戦闘は世界樹でおなじみの対面式だけど、自軍側のちびキャラがちょこまかアニメしてて可愛いです。動きもさくさく!
エンカウント率低下等の効果時間がマップに表示されなかったり、そのエンカウント率も若干高めだったり、クエストが一度に3つまでしか受けられなかったりと不便なところもあるんだけど、そこは次作で改善されるのを期待してます。
裏ボスの意味ありげな台詞からして、次への展望は既にあると思うんだ!
携帯機で2DRPGって時点でかなりの高ポイントなので、是非ともシリーズ化して欲しいです。

~グリムグリモア~
買って即行クリアしたきり棚に仕舞いこんでたのを引っ張り出して再プレイ。
後半コンティニュー三昧になりましたが、なんとか全マップNORMALでクリアしました。
前回はドラゴンモーニングスター等の大型ユニットでゴリ押ししてたので、今回はファントム大量召喚で数の暴力戦法に。本当はフェアリーを使いたかったんだけど(精霊魔法贔屓)、フェアリーだと打たれ弱すぎてすぐに数が減ってしまう……。
敵が悪魔か錬金術メインならアストラル最強だと思います。ホムンクルスがいるとあっという間に駆逐されるけど。
ループを繰り返すごとに技術と度胸が身につき、最後には悪魔さえも手玉にとってしまうリレ(主人公)が好きだー。
アマレットとの絡みも美しくてドキドキしたんですが、その分ヒーロー役であるはずのバディドはワリを食ったよな。
個人的には並みいる人間キャラを押しのけて燦然と輝くアドヴォカート先生(悪魔)が見られただけで満足なのですが(笑)
ストーリーの完成度を高めるにあたり、削ぎ落とされた枝葉が多そうな印象はあります。
他ではあまり見ないRTS戦闘、本格ハイファンタジーなお話、呼吸すらしてのける美麗なグラフィックとオススメどころ盛りだくさんなんだけど、シナリオそのものがさくっと終わってしまうのが惜しいなぁ。テンポよく進むだけに終わるのも早い。
ゲーム進行と同時に出現するフリートライは癖の強いものが多くて面白いんだけど、特に追加要素があるわけでもない上に本編を凌ぐ歯応えだったりするので、敢えて手を出す人は少ないかも。シナリオの追加がなくても、一面クリアするごとに設定画が見られたり、全クリアの後に集合絵が表示されたりするだけで大分違ったんじゃないかな。
逆に言えば、戦闘以外の部分のボリュームの薄さ(物足りなさ)以外はすごくよく出来てるので、そこさえ気にしなければ大抵の人は楽しめると思います。今ならBestPrice版が出ていて手頃だし、ファンタジー好きな方は手を出してみるといいかも?

カヌチ~白き翼の章~ 総合雑感

後編にあたる「黒き翼の章」が届き、さぁやるぞ!と封を切りかけたところで前編の総合雑感がまだだったことに気付きました。
ハハハハハこうなると思った。
いや全員クリアは去年のうちにちゃんとしたんだよ! 本当だよ! 雑感書くのを忘れていただけなんだよ!
せっかく取っておいたメモを無駄にするのもなんなので、後編を始める前に一気書き。
ついでに白き翼の章のイベントも見直しました。これが後編でどのように決着するのか楽しみだな!

※以下ネタバレ注意!

最近のゲーム事情 '08 Nov.

最近メインで遊んでるゲームの進行状況と感想まとめ。
世界樹2→ペルソナ4→アバドン王とプレイしてきて、どうもアトラス製RPGに落ちた気がする今日この頃です。
アドベンチャー系は来春発売のカヌチ後編が楽しみだ!
「放課後は白銀の調べ」のPC移植版も欲しいけど、先にPS2版の攻略を済ませておくか悩むな。
※アヴァロンコードに関しては辛口めなのでご注意ください。

~デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王~
一周目クリアしたぞー!!
プレイ開始から約二週間半、空き時間を全て費やして遊びきりました。
最初から最後までずーっと楽しくやれた! クリア後の満足感といい、これぞゲームって感じだ。
ライドウの属性は途中まで建前上手で、中盤~終盤にかけては正直者一直線でした。他の属性による展開も見たいので三周確定。だが全く苦にならない! むしろもっともっと悪魔と遊んでいたいです。
次の周で仲魔を鍛えて、三周目でKINGモードに挑戦するのもいいな。正直者ルートももう一回やりたい。
プレイ時間の半分は交渉→忠誠度上げ→レベル上げ→合体→交渉→忠誠度(以下略)のループに費やしていた気がしますが、それがまた楽しかったんだこれが。悪魔の数は前作の倍越えてるし、しかも今作は好きな悪魔を思いっきり鍛えられる仕様で嬉しすぎます。次はモコイさんとイッポンタダラを育てるぞ!
システム面のストレスがほぼ0に近く、戦闘も爽快感があって楽しいので、複雑な悪魔合体も苦にならないんだよなぁ。P4と比べるとカテゴリーも少ないし、個々に特徴があるから覚えやすい。精霊・御霊合体は本当助かった。
ストーリーは大正っぽい奇想天外さに伝奇絡みのエログロ・ナンセンス、旧時代の義理人情と利害関係、オッカルト満載な探偵もの、威風凛々主人公、神魔入り乱れて闇鍋状態な人外たちに時間跳躍パラレル等々、もはやちゃんぽんすぎてわけわからん。だが面白い。雰囲気はタイトル見た瞬間に把握できます。
序盤のチュートリアルやキャラ解説が親切なので、前作やってなくても充分楽しめるんじゃないかな。
もちろんやってればやってるで小ネタにいちいちニヤっと出来るし、前作ネタバレ喰らわなくてすむし(笑)、システムの進化っぷりに驚愕できるしで利点有り。ささやかながら引継ぎ特典も有ります。ただ、アバドン王→超力兵団はシステム的に辛そうなので、超力兵団→アバドン王の順番で遊ぶのを推奨……って当たり前か。
同梱のメガテン3マニクロはアバドン王の二周目が終わったら手をつける予定です。こっちも楽しみだ!
しかしラスダンの色合いが二作揃っておめでたい感じなんだが、これ確か世界樹でもそうだよね。
好きな組み合わせなんですか、アトラスさん。気になる……。


~カヌチ 白き翼の章~
アバドン王が一段落ついたので再開。残すはシンの優勝ルートのみだ!
アドベンチャーゲームは途中で一年以上放置とか余裕なので(あれ、RPGもそうか?)今回プレイヤー頑張った方です。美味しいものは後に回す主義の為、品評会非優勝ルートも全キャラ終了済。
やーしかし、全部で何周したんだこれ。6+6+1で13周か。プレイタイムはとっくにカンストだし、毎周依頼やってたらお金も一千万越え、余った時間でコロの素材生み対応リストまで作成できてしまった。この上隠しキャラのバッドルートまで見る余力はさすがにないぞ!(笑)
乙女ゲームとしてはなんだかんだでアレな出来ですが、悪くないです。面白い。恋愛を主眼に置かないキャラ・シナリオづくりには説得力がありました。乙女ゲームとしては間違ってるけど。(擁護できない!)
恋愛要素は旧アトリエシリーズくらいの分量で、しかも発展しない」と考えておかないと大ブーイングですが、そこさえ念頭に置けば普通に良作だと思います。あ、あとW主人公要素か。勧める上での懸念はそれくらいかな。
システムは既読スキップが遅い他は快適だし、おまけも充実。グラフィック面は至れり尽くせり。これで上記の懸念さえなければもっと流行っただろうに、惜しいなぁ! 好みで片付けられる要素じゃないですからね。
恋愛要素の薄さは前編だからOKとしても、W主人公のやり方は個人的にも頂けなかったなー。前情報だと前編の主人公がアキ、後編の主人公がカヤナで攻略対象はそれぞれ別って感じだったのに、明らかに違うし。
どちらも主人公と言いつつ、カヤナに感情移入させようという気が欠片も感じられないのもなぁ。昔から二兎を追うものは一兎をも得ずって言うじゃないか! カヤナ・アキどっちも好きなのにもやもやが残ります。W主人公はW主人公でも、EVER17みたいな視点切り替え・攻略対象分け構成だったら言うことなかったんだけどな。
恋愛ゲームって難しいですね。

~ペルソナ4~
中盤、仲間が全員揃ったあたりまで進めました。相変わらず面白い!
話もだいぶ佳境に入ったのに、次々と新コミュが出来ておおわらわです。こりゃ一周目で全コミュMAXは無理だ。花村と雪子ちゃんはMAXになったけど、その他はまだまだ。直斗なんか出来てもいないぞ(汗)
前回に引き続き戦闘が楽しくて仕方ないのですが、日常生活のシミュレーション要素も突き詰めるとたまらんです。こういう「決まった期間内で行動をやりくりする」系のゲーム、もっと増えないかなー。
ダンジョンはキツネの機嫌さえ良ければ(笑)一日で攻略できるのがいい。逆に言えば、そこだけ一極集中して挑んでも飽きが来ないシステムなんですよね。難易度EXPERTでも理不尽にインフレしない良バランス。
戦略性の高い戦闘、現実感たっぷりな田舎生活、主人公を取り巻く人々の人間らしい温かみ、とっつきやすくお洒落なグラフィック、歌だらけのカッコイイBGMなどなど、どの要素もかなりの水準満たしてます。これだけ幅広く押さえてると大抵の人はハマれる気がする。個人的には堂島一家のエピソードが一押しだ!
ちなみにこのゲーム、女性キャラのコミュを進めていくと恋人関係になれて、しかも選択肢次第で何股もかけられるんだけど、これは周回の手間を省くための配慮でしょうか(笑) いいんだ、うちの子は最後まで雪子一筋だ! ――というか、あんなに良いお兄ちゃんで頼れる主人公が実は二股野郎なんて矛盾もいいとこだよ(笑)

~アヴァロンコード~
やっと五章入った辺りなのですが、どうやら自分には合わないようです。
マップ探索や情報埋めなど、面倒くさい作業大好きなはずなのに、この作品に限ってはかったるくて仕方ない。
どうしてなのかを半日かけて熟考した結果、自らの分身たる主人公を欠片もかわいく思えないからだということが判明しました。ごめんユミル! 「君と君の創る世界のために冒険がんばろう♪」と思えるようになるには、プレイヤーの脳内補完スキルがあと10はレベルアップする必要があるみたいだ。
預言書の操作が煩雑だとか戦闘つまんねーとかシナリオうんことかその辺は工夫次第で乗り越えられる気がするんだけど(一部言いすぎた)、これだけは好みの問題なので如何ともし難い。グラフィックは可愛いんだが、なんていうか……駄目だ。マップ探索中はボリュームオフにしないとイライラしっ通しです。しんどい。
今すぐにでもデータ消して女主人公に切り替えたいのですが、ナナイと付き合うまでは頑張って耐えるよ!
肝心の主人公がプレイヤー目線ではのっぺらぼうに見えるけどな!
キャラの表情の豊かさと人間味の有無は比例しないことがよくわかりました。むしろ反比例してた。
ゲームの雰囲気やアイデアはかなり良いと思うし、コード操作もコツが分かれば楽しいんだけどね。素直にティアからやればよかったか。預言書の力を使うくだりも女の子ならまだ自然な気がするし、何より可愛いし、着せ替えの楽しみもありそうだもんなぁ。あの気持ちの悪い無個性さは男女共通なのでしょうが。
そういや恋人候補もヒーロー連中の方が好みっぽいのが多いという予想外の事態になってるな……。
ヒロイン候補で好きなのはナナイさんにネアキ&ミエリ。ファナも好きなんだけど、カムイとくっついた方がお似合いな気がしてきて困った。ドロテア様は皇子が好きだし、シルフィは……うーん、シルフィは可愛い。
戦闘が今一楽しくないのは、直前までゼルダやってた影響が大きい気がします。
ゼルダ楽しかったんだよゼルダ……スコップでそこら中掘り返したり、意味も無くハンマー振り下ろしまくったり、限られたマップの中で目一杯遊んでる感覚がたまらなかったんだ。この後にアヴァロンは正直きつい。
ジャッジメントリンクも悪くはないんだけど、MP回復の為だけに繰り返してるとぶん投げたくなるぜ。
シナリオ的には序盤~中盤ってとこだろうし、この先ユミルに感情移入できるようになるといいな。

デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王 プレイ記録・3(ここまで)

第四章簡易感想です。

※以下ネタバレ注意!

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